ノーヘル厨房が盗難バイクで転んで死亡

２５日午前零時３５分ごろ、徳島県阿南市領家町の県道で同市内の
市立中学３年の少年（１４）と同級生の少年（１５）が乗ったミニバイクが
タクシーと衝突。２人は対向車線に投げ出された後、乗用車にはねられ、
頭を強く打つなどして死亡した。

　阿南署によると、２人は事故の直前、ヘルメットをかぶらず２人乗りして
いるところをパトカーに見つかり、追跡されていた。事故当時は見失っていたという。
　タクシー運転手の男性（４６）と乗用車の男性（３６）も軽いけが。
　調べでは、パトカーは赤色灯を作動させ、マイクで「止まりなさい」と警告しながら
約２００メートル追跡したが、細い道の交差点でバイクを見失った。
バイクは数分後、路地から県道に出る際にタクシーと衝突した。
　２人のどちらが運転していたのかは分かっていない。
バイクはナンバープレートがなく、盗難車の可能性があるという。
　阿南署の沢口光資郎副署長は「パトカーはスピードも出しておらず、
無理な追跡ではなかった」としている。

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