【2006】MotoGP総合 89周目【ポルトガル】

中野真矢の「コニカ・ミノルタ・ホンダ」入りが確実となった。
同チームはＭｏｔｏＧＰに参戦し今年で２年目。
これまでは玉田誠を起用してきたが、昨年ランク１１位、今年もここまで同１３位と低迷し、
来季の構想から外れ、チームとスポンサーは新しいライダーの選考に入っていた。

　中野サイドは沈黙を守っているが、関係者の話をまとめると、数人に絞られた候補者から、
この２年素晴らしいパフォーマンスをみせてきた中野が選ばれたもの。
中野にしてもＭｏｔｏＧＰ界で常にタイトル争いをしているホンダに乗ることはさらに有利な状況を生むことになる。
これまでトップチームからのオファーも断ってきており、また、ホンダチームの中でも、
グレッシーニからは３年連続でオファーされていたが、スポンサーの意向などで実現しなかった。
一方、「コニカ・ミノルタ・ホンダ」はスポンサーが日本の会社ということもあり、日本人起用に積極的。
今年で契約が終了するカワサキとは更改に向け、交渉を続けてきたが、前戦日本ＧＰ後に移籍を決断したもよう。