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713将来化学博士志望
ちなみにアボガドロ定数について回る『mol』っていうのは、
0.012キログラムの炭素12の中に存在する原子の数と等しい構成要素を含む、系の物質量なんだよね。
その事を『炭素スケール』って言うんだけど、過去の酸素基準と分けて呼ばれる事もあるんだ。
molを用いる時は要素粒子を指定する必要があるんだけど、それは『原子』『分子』『イオン』『電子』その他の粒子、またはこれらの粒子の集合体であっても良いんだよ。
ちなみにmolの定義には1980年に国際度量度衡委員会(CIPM)でちょっとした補足が加えられてるんだ。
この定義の中では炭素12は結合せず、なおかつ静止していて基底状態にあるものを基準とする事が想定されているんだ。
化合物分子を構成する成分元素の数の比は整数比をとるので化学反応を調べる場合、原子の数を調べるのが一番なんだけど、実際の人間の尺度では数えることができないので、ある原子量の元素の比較的精度よく測定できる大きさの質量の物質量を物質量の単位にする。
ってなってるんだよ。
話しは戻って1molに含まれる構成要素の数をアボガドロ定数って言うんだ。
おわかりか?
バカ共。
714将来化学博士志望:2006/10/15(日) 00:22:35 ID:7fiq1/WN
いきなりごめーん。
俺化学は超得意だよ!

アボガドロ定数はイタリア出身アメドロ.アボガドロにちなんでアボガドロ定数って付けられたんだよな。
アボガドロ定数の測定としては初期のロシュミットによる気体の分子数の測定やブラウン運動から求められてきたけど、今はファラデーと素電荷との比から求めたり、プラトンの核磁気回転とかから求めたり、x線回析と結晶の密度から求めたりするんだよね。
その中でもx線回析と結晶の密度から求めるのが一番正確だよ〜。けど、この方法にはちょっと問題があって現実の結晶には不純物とか欠陥がある事。これが格子定数の精度を落としてるんだよ。
いかに完全結晶に近い結晶を作成して観測するかがアボガドロ定数の鍵になってるよ!
ちなみに今最も不純物が少なくて欠陥も少ない結晶は単結晶シリコンだよ。真球度50nmの単結晶シリコン製の密度標準原器をx線干渉計で測定する事で200ppmのオーダーで格子定数が決定できてこの方法を使えば10-8っていう精度でアボガドロ定数が測定できるんだよね!
化学は奥深いぜ!
715将来化学博士志望:2006/10/15(日) 00:23:34 ID:7fiq1/WN
いきなりごめーん。
俺化学は超得意だよ!

アボガドロ定数はイタリア出身アメドロ.アボガドロにちなんでアボガドロ定数って付けられたんだよな。
アボガドロ定数の測定としては初期のロシュミットによる気体の分子数の測定やブラウン運動から求められてきたけど、今はファラデーと素電荷との比から求めたり、プラトンの核磁気回転とかから求めたり、x線回析と結晶の密度から求めたりするんだよね。
その中でもx線回析と結晶の密度から求めるのが一番正確だよ〜。けど、この方法にはちょっと問題があって現実の結晶には不純物とか欠陥がある事。これが格子定数の精度を落としてるんだよ。
いかに完全結晶に近い結晶を作成して観測するかがアボガドロ定数の鍵になってるよ!
ちなみに今最も不純物が少なくて欠陥も少ない結晶は単結晶シリコンだよ。真球度50nmの単結晶シリコン製の密度標準原器をx線干渉計で測定する事で200ppmのオーダーで格子定数が決定できてこの方法を使えば10-8っていう精度でアボガドロ定数が測定できるんだよね!
化学は奥深いぜ!
716将来化学博士志望:2006/10/15(日) 00:24:58 ID:7fiq1/WN
ちなみにアボガドロ定数について回る『mol』っていうのは、
0.012キログラムの炭素12の中に存在する原子の数と等しい構成要素を含む、系の物質量なんだよね。
その事を『炭素スケール』って言うんだけど、過去の酸素基準と分けて呼ばれる事もあるんだ。
molを用いる時は要素粒子を指定する必要があるんだけど、それは『原子』『分子』『イオン』『電子』その他の粒子、またはこれらの粒子の集合体であっても良いんだよ。
ちなみにmolの定義には1980年に国際度量度衡委員会(CIPM)でちょっとした補足が加えられてるんだ。
この定義の中では炭素12は結合せず、なおかつ静止していて基底状態にあるものを基準とする事が想定されているんだ。
化合物分子を構成する成分元素の数の比は整数比をとるので化学反応を調べる場合、原子の数を調べるのが一番なんだけど、実際の人間の尺度では数えることができないので、ある原子量の元素の比較的精度よく測定できる大きさの質量の物質量を物質量の単位にする。
ってなってるんだよ。
話しは戻って1molに含まれる構成要素の数をアボガドロ定数って言うんだ。
おわかりか?
バカ共。
717将来化学博士志望:2006/10/15(日) 00:26:57 ID:7fiq1/WN
いきなりごめーん。
俺化学は超得意だよ!

アボガドロ定数はイタリア出身アメドロ.アボガドロにちなんでアボガドロ定数って付けられたんだよな。
アボガドロ定数の測定としては初期のロシュミットによる気体の分子数の測定やブラウン運動から求められてきたけど、今はファラデーと素電荷との比から求めたり、プラトンの核磁気回転とかから求めたり、x線回析と結晶の密度から求めたりするんだよね。
その中でもx線回析と結晶の密度から求めるのが一番正確だよ〜。けど、この方法にはちょっと問題があって現実の結晶には不純物とか欠陥がある事。これが格子定数の精度を落としてるんだよ。
いかに完全結晶に近い結晶を作成して観測するかがアボガドロ定数の鍵になってるよ!
ちなみに今最も不純物が少なくて欠陥も少ない結晶は単結晶シリコンだよ。真球度50nmの単結晶シリコン製の密度標準原器をx線干渉計で測定する事で200ppmのオーダーで格子定数が決定できてこの方法を使えば10-8っていう精度でアボガドロ定数が測定できるんだよね!
化学は奥深いぜ!
718将来化学博士志望:2006/10/15(日) 00:28:31 ID:7fiq1/WN
ちなみにアボガドロ定数について回る『mol』っていうのは、
0.012キログラムの炭素12の中に存在する原子の数と等しい構成要素を含む、系の物質量なんだよね。
その事を『炭素スケール』って言うんだけど、過去の酸素基準と分けて呼ばれる事もあるんだ。
molを用いる時は要素粒子を指定する必要があるんだけど、それは『原子』『分子』『イオン』『電子』その他の粒子、またはこれらの粒子の集合体であっても良いんだよ。
ちなみにmolの定義には1980年に国際度量度衡委員会(CIPM)でちょっとした補足が加えられてるんだ。
この定義の中では炭素12は結合せず、なおかつ静止していて基底状態にあるものを基準とする事が想定されているんだ。
化合物分子を構成する成分元素の数の比は整数比をとるので化学反応を調べる場合、原子の数を調べるのが一番なんだけど、実際の人間の尺度では数えることができないので、ある原子量の元素の比較的精度よく測定できる大きさの質量の物質量を物質量の単位にする。
ってなってるんだよ。
話しは戻って1molに含まれる構成要素の数をアボガドロ定数って言うんだ。
おわかりか?
バカ共。