【久々に】村上春樹風@バイク板【復活】

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1774RR
一度しか言わないからよく聞いておいてくれよ。

僕は・バイクが・好きだ。

2774RR:2006/05/17(水) 18:46:32 ID:/OU3Yy6K
2ゲト(・∀・)v
3774RR:2006/05/17(水) 18:52:11 ID:HTAiBoiq
まったく やれやれだ
4774RR:2006/05/17(水) 20:02:30 ID:hGQoONAF
こんなスレが立っていることに僕はひどく混乱した。そして僕のベニスは堅くなっていた。
5774RR:2006/05/17(水) 20:17:56 ID:R2V1JhUZ
「あなたは2000年の夏、何に乗っていたの?」
「カワサキに乗ってたよ。」2000年、我らが年。
「調子はどうだった?」
「好調が長く続く事は無かったね。」
「幸福だった?」
「遠くから見れば、」僕はグラスに新しいビールを注ぎながら言った。
「大抵のカワサキユーザーは幸福そうに見える。」
6774RR:2006/05/17(水) 20:24:49 ID:+vg4l8Ty
バイク板に村上春樹かよ!
 昨日 風の歌を聴けを久々に読み返したとこだ。

 北海道あたりにある 「いるかホテル」に行ったことある人
いる?
7774RR:2006/05/17(水) 20:42:25 ID:FCeQllCU
まさか次スレ立ててくれる人がいるとは思わなかったw
前スレの締めには満足してたから自分で立てるつもりは無かったけどちょっと嬉しい
8774RR:2006/05/17(水) 20:49:38 ID:Vx16S/nW
前スレなんてあったの?
見た記憶が無い・・・
9774RR:2006/05/17(水) 20:54:58 ID:FCeQllCU
>>8
JANE用のログでいいならうpしようか?
59レスしかないけど
10774RR:2006/05/17(水) 22:00:04 ID:Vx16S/nW
>>9

よろしく。
11774RR:2006/05/17(水) 22:24:03 ID:Uv4VwY9U
たしか知床あたりに「いるかホテル」があったと思う。
作品中のそれとは全然違うが。
12774RR:2006/05/17(水) 22:28:20 ID:FCeQllCU
>>10
ほい
ttp://www.vipper.org/vip257665.zip.html
受信パス 1970
解凍パス 8/8
13774RR:2006/05/18(木) 00:06:32 ID:Vx16S/nW
いるかホテルって具体的なモデルはあるの?
14774RR:2006/05/18(木) 00:49:26 ID:ATTJytNd
OK、認めよう。カブは世界一だ。
15774RR:2006/05/18(木) 08:56:40 ID:3EpwM62y
「やれやれだ。」
ミラーに映る赤い回転灯を見てボクは思わずつぶやいてしまった。
「次に『やれやれ』なんて言ったら撃ち殺すわよ。」
ミニパトに乗った彼女は、そう言い残すと
ボクを一人ぼっちにして行ってしまった。
16774RR:2006/05/18(木) 09:07:16 ID:L4TCDpAj
不幸なことにスズキ自身は全ての意味で不毛なメーカーであった。
乗ればわかる。
スタンスは独特で、スタイルは出鱈目であり、訴求対象はごく少数的だった。
しかしそれにもかかわらず、スズキは営利性を重視せずに戦うことが出来る数少ない非凡なメーカーの1社でもあった。
ホンダ、ヤマハ、そういった他のメーカーに伍しても、スズキのその戦闘的な姿勢は決して劣るものではないだろう、
と僕は思う。
17774RR:2006/05/18(木) 10:12:04 ID:lge6s97j
「あなたはずいぶんスズキが好きなのね」
彼女はそういうと、ピスタチオの殻をむいた。
「僕にもよく分からないんだ。なぜこんなにスズキが
僕をひきつけるのか。ホンダやヤマハに興味がないのは
なぜなのか。
僕の心の中にある、スズキを求める光のようなものが灯っている
としか思えないんだ。」
「そうね。私もあなたを見ているとそう思うわ。
でも、一言だけ言わせてくれないかしら?」
「なんだい」
「変態」
18774RR:2006/05/18(木) 13:07:53 ID:3EpwM62y
「変態かぁ・・・。そうだねボクは変態かも知れない。」
「あなたは変態よ。」
「それでは変態なボクと付き合っている君は何なんだい?」
「私も変態よ。」

彼女は、そう言うとシャンパングラスに注いだミモザを
一気に呑み干した。
1910:2006/05/18(木) 19:06:13 ID:F6XZNzTx
>>9

Tks
20774RR:2006/05/18(木) 21:13:10 ID:L4TCDpAj
「すごい。まるで神の言葉みたいだね。光り輝いている。
記者会見をやるべきだね。そして『私が入っているのは自賠責保険だけです』って宣言するんだ。
みんな感動する。総理大臣に表彰されるかもしれない」

「いや、ノーベル平和賞だってもらえるんじゃないかな。なにしろ『私が入っているのは自賠責保険だけです』
って世界に向かって宣言するんだぞ。普通の人間にちょっと出来ることじゃない」

「受賞の挨拶をスウェーデンの王様の前でやる」

「皆様、私が入っているのは自賠責保険だけです、ってね。感動の嵐だ。雪雲が割れて太陽が姿を見せる」

「氷が溶け、バイキングが平伏し、人魚姫の歌が聞こえる」

「感動的だ」
21774RR:2006/05/18(木) 21:38:37 ID:K/Qziu+4
>>20

ちょっとふいんき(←なぜか変換できない)が違う気が・・・
22774RR:2006/05/18(木) 21:44:13 ID:L4TCDpAj
>>21
ダンスダンスダンスの1シーンの改変なんだけどここだけ抜き出したら
雰囲気(←なぜか変換できた)伝わりにくいな
登場人物2人が酒飲みながら冗談を絡めて自分の悩みを話しあってる場面
とりあえずダンス〜を読んでみることを勧めておく(ていうかできれば青春3部作から)
23774RR:2006/05/18(木) 22:58:06 ID:QQEoxwoC
「今はどうなの?スズキにはのっているの?」
「いや、」と僕は言った。
「寂しくないの?」
「慣れたのさ、訓練でね。」
「どんな訓練?」
僕は煙草に火を点けて、煙をメーターの五十センチばかり上に向けて吹いた。
「僕は不思議な星の下に生まれたんだ。つまりね、ほしいと思ったバイクは何でも必ず手に入れてきた。
でも、何かを手に入れるたびに別の何かを踏みつけてきた。わかるかい?」
「少しね。」
「誰も信じないけどこれは本当なんだ。3ヶ月くらい前にそれに気づいた。そしてこう思った。
もうホンダしかのるまいってね。」
彼女は首を振った。「それで、これからずっとそんな風にホンダにのるつもり?」
「おそらくね。余計な金をかけずに済む。」
「本当にそう思うんなら、」と彼女は言った。「カブにでものっていればいいわ。」
素敵な意見だった。
24774RR:2006/05/19(金) 00:49:04 ID:QS7oaUgZ
>>21
(辞書的に)正しくは
「ふんいき」らしいですよ。
「ふんいき」と「ふいんき」で検索すると
いくつか出てきます。
25774RR:2006/05/19(金) 01:06:43 ID:LoRFuSwj
>>24
わざとやってることなのに、そーやってマジレスするなんて…、君は2ちゃんがわかってないようだ。
やれやれだ。
26774RR:2006/05/19(金) 02:00:28 ID:6y7s/uCc
>>24
「やれやれだ。」
27774RR:2006/05/19(金) 09:29:24 ID:/NAdY4qI
>>25
>>3>>15もおまいだろ。君は村上春樹の文体がわかってないようだ
やれやれ
28774RR:2006/05/19(金) 11:05:35 ID:/aBO3LWQ
>>27

・・・。
29774RR:2006/05/19(金) 18:37:59 ID:66loxCHm
そろそろ村上麗奈の登場に期待するしかないのか。。。
30774RR:2006/05/20(土) 00:03:49 ID:QS7oaUgZ
>>25
2ちゃんをよくお分かりのようで、かっこいいですね
31774RR:2006/05/20(土) 09:47:14 ID:AOcOcTDO
「なかなか良さそうなバイクじゃない」と彼女は言った。
「良さそうなバイク?」と僕は聞きかえした。
「こぢんまりとしていて、余計な物もなさそうだし」
「余計な物」と僕は言った。
「君の言う余計な物というのはセンタースタンドとか、しっかりと効くブレーキとか、 グリップ力のあるタイヤとか、
燃料系とか、ハザードランプとか、タコメーターとか、そういうもののことなんだろうね」
32774RR:2006/05/20(土) 12:00:43 ID:VP1nNiKg
>>31
何のバイクだろ。気になる。
33774RR:2006/05/20(土) 12:31:44 ID:Zkrjmt77
アフターダークに出てくる本田の大型ってやっぱブラックバード?
まぁ 俺の妄想ナンダガ。
34774RR:2006/05/20(土) 12:37:44 ID:fGms8fYT
「これね、あなたのバイク」
「12R。」
「ふーん、いくらなんでも大き過ぎない?これ」
「いいバイクだよ」
「なにこのクチバシみたいなの」
「悪くない、と思うけど・・・」
「ばかみたい」
「やれやれ」
35774RR:2006/05/20(土) 19:55:40 ID:AOcOcTDO
「ワタナベ君、あなたそのカブで何kmくらい走ったの?」
と直子がふと思いついたように小さな声で聞いた。
「18万km」と僕は正直に答えた。
レイコさんが練習をやめてギターをはたと膝の上に落とした。
「あなたまだ19歳でしょ?いったいどういう生活してんのよ、それ?」

直子は何も言わずにその澄んだ目でじっと僕を見ていた。
36774RR:2006/05/21(日) 09:00:20 ID:SCsVn6UL
つC
37774RR:2006/05/21(日) 09:41:36 ID:VbgGOZ30
実はあなたにちょっと見て頂きたいバイクがあるんです。僕は二ヶ月ばかり前にこれを手に入れたんですが
僕はそういうものについての知識がからっきしないもので、誰かに見て貰ってそれがどの程度のものなのか、
だいたいでいいから教えて貰いたいとおもってたんです。もしご迷惑でなければ、ということですが。

彼はガレージから長さが2m程の大型バイクを取り出して、それを僕の目の前に置いた。
それは、幾分古びては居たが、前身を包み込むカウリング、有機物のようなスタイル、
そして、シートの後ろ側に不自然に並べられたボトルが印象的なバイクであった。

中略

「このバイクに乗ってみて頂けませんか?」と彼は言った。
得に断る理由もなかったので、僕はそのバイクにのり、近くのワインディングを走った。
それは、ぴたりと路面に吸い付くような走りと、どこまでも伸びるエンジンを持ったバイクだった。
少し勢いよくアクセルをひねるとよくわかるのだが、それはどこまでも加速した。

「いいバイクだな」「この加速性能と作られた年代、そしてこのリアシートのボンベ、これナイトロだろ?
まさかこれがあのGSXN・・・

(この書き込みは国家公安委員会により削除されました)
38774RR:2006/05/21(日) 11:57:21 ID:x17TkdSa
「たとえ今日バイクが盗まれても僕たち中国人は悲しまない。」中国生まれの物静かな男はそう言った。
「僕たちはその分だけバイクが手元にあるうちに愛しておくのさ。後で後悔しないようにね。」
「先取りして愛しておくってわけだね?」
「君たちの使う言葉はよくわからないな。」と彼は首を振った。
「本当にそううまくいくのかい?」と僕は訊ねてみた。
「そうでもしなければ。」と彼は言った。「中国は悲しみで埋まってしまう。」
39774RR:2006/05/22(月) 01:16:27 ID:qqTvQDOb
「どうしたっていうのよ?」 と彼女は僕のヘルメットごしに囁きつづけていた。
40774RR:2006/05/22(月) 11:36:15 ID:K01f+rKs
さあ考えろ、と鼠は自らにいいきかせる、逃げてないで考えろよ、
80万・・・、このスクーター1台のカスタムに費やした金額。
チョイノリが10台以上買える金額だぜ、こいつにそれだけの値打ちがあるかい?
ないね、一台分だってない。ペットボトルにおまけでついていたバイクの模型ほどの値打ちもない。
・・・よせよ、下らないメタフォルはもうたくさんだ。何の役にも立たない。
考えろ、お前は何処かで間違ったんだ。思い出せよ。・・・わかるもんか。
41774RR:2006/05/22(月) 20:23:27 ID:dIKzZqD8
「何故ビクスク乗りが嫌いだと思う?」
タバコに火を点けながら彼は言った。
「どうしてだろう?わからないな」と僕は首を振った。
「はっきり言ってね、奴らは何も考えないからさ。オーディオとネオン管がなけりゃ自己主張さえ出来ない」
彼はタバコの煙を吐き出しながら続けた。
「バカスク乗りは雷に打たれて死ぬべきだ」


42774RR:2006/05/22(月) 21:27:39 ID:K01f+rKs
「あたしも二十一年間いろんな家をまわったけどね、こんなのって初めてだな。」
「何が?」と僕は訊ねた。
「つまりね、ん・・・・・、色も年式も同じバイクを3台も所有してる人なんてのはさ。ねえ、旦那も大変でしょ?」
「そうでもないよ。」と僕は2台目のオイル交換に取り掛かりながら言った。
「本当に?」
「本当さ。」
「彼ってすごいんだから。」と双子のうちの1人が言った。
「3台とも同じ日に購入したのよ。」と双子のもう1人が言った
「参ったね。」と男が言った。
43774RR:2006/05/22(月) 21:55:59 ID:roULdfGp
お題

XN85 と プロレス+少しワンダ-ランド
44読者:2006/05/23(火) 08:36:20 ID:sQwVstzh
おまいさん達、もっと書け。

オモシロス
45774RR:2006/05/23(火) 08:42:12 ID:AT3NQZYT
「なるほど」 と僕は言った。
「自分じゃこんなもの乗らない。僕自身はもっと小さいバイクが好きだな」
「ドゥカティ?」 と僕は訊いた。
「MVアグスタ」 と彼は言った。
「僕はそれよりもう少し小さいバイクが好きだけど」 と僕は言った。
「CB?」 と彼が訊いた。
「スズキ」 と僕は言った。
「スズキ」 と五反田君は言って、肯いた。
46774RR:2006/05/23(火) 09:15:32 ID:s0uQRYAa
ぽまいらwwwwwww、朝っぱらからナニやっとんのじゃwwwwwwwww
47774RR:2006/05/23(火) 13:22:10 ID:gWAzMAeF
世界の終りとハードボイルド・カワスキーランド
48774RR:2006/05/23(火) 21:15:53 ID:BSrkKS4k
僕はため息をついた。
「君の気持ちはわかる」
「いえ、わかってませんね」と、彼は僕の言葉をさえぎって続けた。
「だいたい、工具を一通り買い揃えたくせに自分でオイル交換すらせずに
全てバイク屋に任せるなんて、せっかく買った工具にはいったいなんの意味があるんですか?
あなたは一度も工具を使わずに錆びつかせてダメにしますよ、賭けてもいい。
そんなことなら工具なんて買わずにその金でライディングギアでも買った方がよほど意義があると思いますよ」

僕は怒るわけでもなく、ただそこにいる彼を眺めた。

「――すみません、言い過ぎました」
彼は言いたいことを言ってしまうと、少し落ち着いたようだ。
「いや、いいんだ。気持ちはわかるよ」

彼は一瞬何か言おうとしたが、あきらめたようだった。

49774RR:2006/05/23(火) 21:31:58 ID:XiY31VjB
「俺は、お前にだから言うけど、4社のバイクの中ではスズキがいちばん好きなんだ。他の会社には悪いと思うけど、それはたしかなんだ。
スズキとは気が合うし、信用できる」
50774RR:2006/05/23(火) 21:47:00 ID:0MvPxFFU
一人が席を立ってエンジンをかけた。スズキの「GSX400FW」だった。
「こんなバイク買った覚えないぜ。」 僕は驚いて叫んだ。
「私たちが買ったの。」
「もらったお金を少しずつ貯めたのよ。」
僕は首を振った。
「スズキは嫌い?」
僕は黙っていた。
「残念ね。喜んでくれると思ったの。」
「ごめんなさい。」
一人が立ち上がってエンジンを止め、大事そうにキーをはずしてからポケットにしまいこんだ。
三人は黙り込んだ。僕はため息をついた。
51774RR:2006/05/23(火) 21:50:23 ID:BSrkKS4k
風の歌〜ダンスシリーズからのネタ出しが多いな
52774RR:2006/05/23(火) 22:42:35 ID:XiY31VjB
コブラ乗りだと聞いただけで人々は反射的にこう思うのだ。こいつはスズキっ子だから、
頑固で、Mっ気があって、おそろしく変態な青年に違いない、と。
人々のそういったステレオタイプな反応は僕少なからずうんざりさせ、傷つけた。
しかし青年時代の僕を本当にうんざりさせ傷つけたのは、彼らの言っているのがまったくの事実であると言う点だった。
そのとおり、僕は事実頑固で、Mっ気があって、おそろしく変態な青年だったのだ。
53774RR:2006/05/24(水) 00:42:02 ID:8ytiAY4y
>>51
その辺りの文章が一番村上節らしいからじゃないでしょうか。
54774RR:2006/05/24(水) 01:15:45 ID:cx5DWTDu
「できればかたちのあるものがいいんだけどな」 とがっしりしたほうが言う。
「そのほうがわかりやすくていい」
「たとえばアップハンドルのようにね」 と背の高いほうが言う。「ところで君の名前は?」
「鈴木カタナ」 と僕は答える。
「鈴木カタナ」 と二人は言う。
「変わった名前だ」 と背の高いほうが言う。
「たしかに」 とがっしりしたほうが言う。
そのあとの道を、僕らは黙って走りつづける。
55774RR:2006/05/24(水) 09:43:01 ID:iVOmUr9s
「素朴な疑問なんだけど、、、」と川崎がおもむろに口を開いた。
「このスレのほとんどが
 村上春樹風にスズキを語っているのどういうことなんだい?」
そこにいた他の二人が顔を合せ、少し微笑みながらこう答えた。
56774RR:2006/05/24(水) 12:43:29 ID:VMKK8nzQ
「スズキ と キズキ の間には ほんの少しの違いしかないからよ。」と208が言った。
「世界はあなたが考えているよりずっとシンプルに出来ているの。」と209が言った。




57774RR:2006/05/24(水) 13:02:40 ID:OYJdRFya
「鈴木車とはどうなったの?」
「別れたね」
「幸せだったの?」
「遠くから見れば、大抵の物は綺麗に見える」
「今はどうなの?鈴木車に未練はあるの?」
「いや」
「寂しくないの?」
「慣れたのさ、訓練でね」
「どんな訓練?」
「僕は不思議な星の下に生まれたんだ。つまりね、欲しいと思った鈴木車はなんでも必ず手に入れてきた。でも、鈴木車を手に入れる度に変態と言われてきた。わかるかい」
「少しね」
「誰も信じないけど、これは本当なんだ。三年ばかり前にそれに気付いた。そしてこう思った。もう何も鈴木車は欲しがるまいってね」
「それで、一生そんな風にやってくつもり?」
「恐らくね。誰にも迷惑をかけずに済む」
「本当にそう思うんなら、本田車と生きればいいわ」
58774RR:2006/05/24(水) 21:08:38 ID:wJzNzCnf
スレ復活おめでとう、と58は言った。
59774RR:2006/05/24(水) 21:24:24 ID:oHS/6iYX
ネタが思いつかないから前スレで一番好きだったやつを転載


「でも走りつづけるしかないんだよ」と彼は言った。
「それもとびきり上手く走るんだ。みんなが感心するくらいに。
走るんだ。走りつづけるんだ。何故走りつづけるかなんて考えちゃいけない。
意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。
そんなこと考え出したら足が停まる。一度足が停まったら、もうあの頃の情熱はなくなってしまう。
だから、走りつづけるんだよ。燃え尽きるまで、時間の許す限り。」
60774RR:2006/05/24(水) 22:09:31 ID:iT9Pk7QI
「誰にもまだ言ってないけれど、しばらくルマンに行っていたんだ」と僕は言った。
「ルマンがどこにあるかは知ってるよね?社会科の時間にビデオの教材で見たことがあったね。
西ヨーロッパ、フランスにある。6月には4輪の24時間レースが行われる。
でも遊びで行ったわけじゃない。仕事で行ったんだ、ヤマハのバイクに乗ってレースをしにね。
でも残念ながらエンジンの火が消えてしまった。ただし静かに消えてしまった。煙みたいに」
ビアッジは口を少しだけ開いて、ぼくの顔を見ていた。
表情はまだ硬く死んでいたが、目には少しだけ光が戻ってきたようだった。彼は僕の話をちゃんと耳に入れているのだ。
61774RR:2006/05/25(木) 18:08:21 ID:waqeKucZ
「いつだってそうだ!理解されない。同じバイクなのに。」
そう彼は言った後 スコッチをいっきに飲み干しグラスを叩き付けるように
テーブルに置いて続けた。
「バイクにsuzukiってロゴがあるだけで しかも彼奴らはsuzukiってバイクを
乗ったこともない。」
僕は心の中で やれやれと思う。
周りを見渡す。そして小さな声で彼を 説得に入る。
    


後は任せた。
62774RR:2006/05/25(木) 23:11:41 ID:MXK2zrEG
「レーサーレプリカ」を信用しないというわけじゃないよ。ただ俺は時の洗礼を受けて
ないバイクに乗って貴重な時間を無駄に費やしたくないんだ。人生は短い」
「永沢さんはどんなバイクが好きなんですか?」 と僕は訊ねてみた。
「XZ550、GL1100アスペンケード、KZ1100Spectore、GS750G」 と彼は即座に答えた。
「あまり今日性のあるバイクとはいえないですね」
「だから乗るのさ。他人と同じバイクに乗っていれば他人と同じライディングしかできなくなる。」
63774RR:2006/05/26(金) 00:14:55 ID:7LQK91i0
スズキはいくつかの相反する特質をきわめて極端なかたちであわせ持ったメーカーだった。
スズキは時として僕でさえ感動してしまいそうなくらい安く、それと同時におそろしく速かった。
びっくりするほど高性能な機構を持ち合わせていると同時に、どうしようもない低品質だった。
他社を率いて楽天的にどんどん斜め前に進んでいきながら、
その心は孤高に悲惨な販売数の底でのたうっていた。
64774RR:2006/05/26(金) 20:29:40 ID:pRx1Hwm1
スズキはもうおなかいっぱいだよ・・・
65774RR:2006/05/26(金) 20:45:40 ID:SsDNpjox
おいスズキ、ここはひどい世界だよ
66774RR:2006/05/26(金) 22:31:37 ID:Hh3lYQ1I
それは バイク乗りなら一度は考えること。
67774RR:2006/05/27(土) 05:55:17 ID:t2gnW0fQ
あるいはそうかもしれない
68774RR:2006/05/27(土) 11:49:54 ID:LJnkvZ0Z
僕は自分のバイクについてあれこれと説明したあとにこう付け加えた。
「こいつはずっと平凡なバイクだったし、これからだって同じさ。でもそれが気に入らないというわけでもない。
要するに仕方ないことなんだよ」
「でも今あなたのしゃべったことがそのバイクのすべてというわけでもないんでしょう?」
僕はメンテナンススタンドに乗せられた相棒をしばらく眺めた。
「もちろんすべてじゃない。どんな平凡なバイクでも言葉だけで語り尽くすことはできないからね」
69774RR:2006/05/27(土) 12:11:06 ID:t5iRPWrn
「たとえそれがチョイノリであっても、僕のライディング・スタイルにはいささかの曇りもないよ」
と僕は付け加えた。
「そうね」 彼女が言った。
「あなたスズキをライディングするとなると、私の存在なんかどっかいっちゃうものね。たとえそれが
その奇妙な乗り物であっても、レザー・スーツに身を包み、もう二度と会えないとでも言いそうな顔
して出て行くじゃない?」
70774RR:2006/05/28(日) 01:41:52 ID:r8gGbUCY
僕は3回か4回そんな風に山を上り下りした後にで,膝すり小僧に質問してみた。
こんなことを毎日のように続けていてむなしくならないのかと、と。
「お前がこういうのを空しいと感じるなら、それはお前がまとももな人間である証拠だし、
よろこばしいことだ」
と彼は言った。
「レプリカで山を走って得るものなんて何もない。
疲れて、自分が嫌になるだけだ。そりゃ俺だって同じだよ」
「じゃあどうしてあんなに一所懸命に膝を擦るんですか?」
「それを説明するのはむずかしいな。
ほら、ドストエフスキーが賭博について書いたものがあっただろう?あれと同じだよ。
つまりさ、可能性がまわりに充ちているときに、それをやりすごして通り過ぎるのというのは大変にむずかしいことなんだ。
それ、わかるか?」
「なんとなく」
と僕は言った。
71774RR:2006/05/28(日) 11:27:12 ID:eWgrabJD
彼の日課はオートバイで図書館に通うこと、ただそれだけ
72774RR:2006/05/28(日) 21:51:58 ID:aMDuMKiI
「じゃあこんなテクニックも、全部雑誌見て習得したの?」 と僕はびっくりして訊いた。
「あとはお金を貯めてちゃんとしたサーキット走りに行ったりしてね。それで膝の擦り方覚えて。
私ってけっこう勘はいいのよ。論理的思考って駄目だけど」
「誰にも教わらずにこれだけのラップタイム出せるってたいしたもんだと思うよ、たしかに」
「そりゃ大変だったわよ」 と緑はため息をつきながら言った。
73774RR:2006/05/29(月) 03:36:12 ID:SGp+saTb
ライディングスタイルには大きな差がなくても 周を重ねる毎に大きな差になる。           ライディングスタイルは幾つかあり その全てが正しくもあり間違っている。 だが大きく相違すれば死に至ることもあるだろう。
彼はそう言うとコルトレーンの絞りだすようなサックスの音に似たバイクにまたがり サーキットを何周か回った。
74774RR:2006/05/29(月) 18:22:41 ID:U36LaeAq
笹原メイ?って彼氏と2ケツしてて目隠しして殺したよね。
自分だけ生き残って。
75774RR:2006/05/29(月) 21:03:04 ID:gJgFUFM3
確かそれで小指が無くなったんだよな
2年前に読んだはずなのに内容ほとんど覚えてないや
元軍人の昔話がグロかったのははっきり覚えてるけど
76774RR:2006/05/30(火) 22:45:02 ID:GgcCl+Cm
「実をいうとね、わたしにはライディング・ハイというものがよく理解できないの」、すみれはあるとき
(プロダクション・レースをやめる少し前だったと思う。彼女はバナナ・ダイキリを5杯飲んでかなり
酔っぱらっていた) ぼくに、すごく難しい顔をしてそううちあけた。「その成りたちみたいのが。
あなたはどう思う、そのことについて?」
「ライディング・ハイというのは理解するものじゃない」 とぼくはいつも穏当な意見を述べた。
「それはただそこにあるものなんだ」
77774RR:2006/05/31(水) 01:03:34 ID:aAZThbml
「どこへ行くの」と、彼女がきいた
「どこへでも」
「え?」
「どこへでも」
「どういうこと?」
「どこへ行こうと、自由なんだ」
「うわっ、いいんだ」
怒鳴るように、彼女は言った
78774RR:2006/05/31(水) 03:35:30 ID:GLDv+Elh
見つかりっこないさ。首都高は君が考えているよりずっと広いし、
バイクだって何千台もいるんだよ。そんな中からどうやって一台の速度超過を見つけ出せばいい?
不可能だよ。たとえそのバイクのカウルにNSRと書いてあるとしてもさ
79774RR:2006/06/01(木) 09:03:46 ID:G5BWIyBR
「NSR、TZR、RGVΓ。」
「ふうむ」
「KRは?」 と僕は訊いた。
「わたしにはわからないわ。あなたがカワサキを愛してることは知っているけど、
これはどうしようもないことなのよ。」 キューバ・リブレのストローを指先で回しながら彼女は言った。
80774RR:2006/06/01(木) 11:29:23 ID:70KC5TTT
「おい、鬼太郎!」
いや、なんでもないんだ。
ぼくはぬるくなったピナコラーダを一口飲んだ。
81774RR:2006/06/01(木) 11:57:20 ID:8qh5oq/E
 ・・それでは次のニュース・・・
82774RR:2006/06/02(金) 02:52:07 ID:WWkgi5kw
「過酷な原チャリツーリング?」
「そう」
「なんで原付なの?」
「楽なのよ。スクーターは」
「おもしろいか?」
「なんでよ」
「スクーターなんか片手だけで面白くないよ」
俺は2人の会話を聞きながら心の中でつぶやいた。
「どーでもいいやん」
83加納マルタ:2006/06/03(土) 10:42:59 ID:p00WBuky
ラジエターの水を採取させていただきます
84774RR:2006/06/03(土) 13:01:12 ID:uBpq79CV
>>83
ワロスw
85774RR:2006/06/04(日) 20:52:29 ID:3yPmTsQX
「ねぇ」直子は風で乱れた髪をおさえながら僕を見た。
「16年一人の人を思い続けるのってどんな気分」
僕は黙って美菜子と1987年式GB250を思い出していた。
86 :2006/06/05(月) 15:29:16 ID:/TeQ/y+D
「もし君がバイク乗りだとする」と僕が言った。
「そしてバイクに乗るのがすごく気持ち良くて好きだとする。
 でもいろんな事情でたまにしか乗ることができない。
 そうだな、天候とか、風向きとか、あるいは季節とかによって。
 乗れたり、乗れなかったりするんだ。
 でも乗れない日が続くと力も余るし、苛々してくる。
 自分が不当に苛められているような気がしてくる。
 どうして乗れないんだと腹も立ってくる。
 こういう感じわかる?
「わかる」と彼女は言った。「いつもそんな風に感じてる」
「じゃぁ、話が早い。それがバイクなんだ。」
87774RR:2006/06/06(火) 21:20:58 ID:paiDMoY6
鎖骨を折り明日から入院です。このスレがのびてたら僕は嬉しい。
88774RR:2006/06/06(火) 23:51:18 ID:uCDzJnYy
>>87
大丈夫かい?
君の為にも僕達は踊らなきゃならない。
お ど る ん だ よ 。
89774RR:2006/06/07(水) 23:25:46 ID:wb9KSJMR
ライディングスクールに嫉妬する
90774RR:2006/06/08(木) 19:54:34 ID:JtrGPMLw
カミカゼするよりは マシだよね。明日手術です。
今日は 間違って 龍のほうを読みました。
91774RR:2006/06/08(木) 20:53:56 ID:tRWKKltb
>>90

鎖骨の人?
まぁ難しい手術じゃないと思うけど頑張ってな。
無事復帰したらまた書き込めよ。
92コワルスキー:2006/06/08(木) 23:35:43 ID:k/rYhins
「ハングオンするんだよ。なぜ?何て考えちゃいけない。
考えたらギアを抜いちゃう。みんなに上手だねって言わ
れる位、踊るんだよ。」
93774RR:2006/06/08(木) 23:39:43 ID:k/rYhins
直子はもういないのに・・・
タンデムで行った、海岸は昔のままだった。
もう、17年も経つのに海は生きていた。
94774RR:2006/06/08(木) 23:42:16 ID:k/rYhins
「ねぇ。悲しいの?」
「うん。」
「眠りなさい。」
僕はGB250と、SR400の間で眠った。
95774RR:2006/06/08(木) 23:48:04 ID:k/rYhins
彼女のブァギナは、温かく湿っていた。
僕のペニスは、4ストローク・シングルのブァイレーション
で固くなっていた。
96774RR:2006/06/09(金) 00:36:46 ID:GTtwyVw8

片岡先生のご冥福をお祈りします
97774RR:2006/06/09(金) 00:52:06 ID:qWF5m1Jt
「suzukiのことしか考えられないの。うまく眠れないし、
眠れば嫌な夢を見るし、ろくでもない便秘になる。
文章なんてただの一行も書けない」
「そういうのはsuzukiに乗るときに誰もが経験することだよ。
一時的に、多かれ少なかれ」とぼくは言った。
98774RR:2006/06/09(金) 01:40:12 ID:hqUTL+DH
緊張してチンコが小指の先ぐらいしかありません。
さっぱり 寝れない。
明日というか今日手術で全身麻酔を全裸で受けます。
記号みたいな眠りにつきますよ。
99774RR:2006/06/09(金) 09:35:47 ID:rdhWNj2f
全麻は、あとで喉が痛くなるみたいだよ。
はやくよくなるといいね。
大丈夫、マイフレンド。答えは、風の中にある。
100銀のスカG@雪国:2006/06/09(金) 20:15:59 ID:umNlIRTT
>>92
この先で検問やってるから別のルートで行け。

>>96
片岡と聞くと東陽を思いだすorz
101774RR:2006/06/10(土) 08:49:33 ID:kywXThGI
ほしゅ
102774RR:2006/06/11(日) 17:08:41 ID:QDp5j9xc
あげ
103774RR:2006/06/11(日) 18:06:43 ID:z9d/kLYK
やれやれ
104774RR:2006/06/11(日) 18:41:20 ID:pCrrqu/W
やれやれ やっと明日、退院です。
105774RR:2006/06/11(日) 19:52:58 ID:y00HMa4V
いつだってそうさ、終わりの始まりに祝福を。
106774RR:2006/06/11(日) 20:31:00 ID:zfjvxUHf
「ピース」と緑は言った。
107774RR:2006/06/13(火) 00:24:36 ID:rlQvDCFD
結局五反田君はスズキに乗って帰っていった。僕は彼のMVアグスタを駐輪場に入れた。
敏感でアグレッシブなバイクだった。反応が鋭く、パワフルだった。スロットルをちょっと
開けると月まで飛んでいってしまいそうだった。
108774RR:2006/06/13(火) 22:11:38 ID:trQ4NObb
月まで飛んでいきそうならそうすればいい。
地球まで持って帰ってくる必要もない。月に放置したってちゃんと保険はおりる。
心配しなくてもいい。そうしたら次はGSX1400Zを買う。
GSX1400Zを売りたがってるエロ本書きがいるんだ。
109774RR:2006/06/13(火) 22:18:52 ID:5M6V9TIG
大学生の頃、村上信者だった。
「ノルウィの森」100回くらい読んで買い直した。
このスレ、オモシロ杉。
110774RR:2006/06/14(水) 18:16:51 ID:s/UVYaqP
ほしゅ
111774RR:2006/06/14(水) 22:46:40 ID:GXUgq7a9
22歳の春にすみれは生まれて初めてバイクに乗った。
広大な平原を真っ直ぐ突き進む竜巻のような激しいバイクだった。
それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、
片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、
完膚なきまでに叩き潰した。
そして勢いをひとつまみもゆるめることなく大洋を吹きわたり、
アンコールワットを無慈悲に崩し、
インドの森を気の毒な一群の虎ごと熱で焼き尽くし、
ペルシャの砂漠の砂嵐となってどこかのエキゾチックな城塞都市を丸ごと一つ砂に埋もれさせてしまった。
みごとに記念碑的なバイクだった。
バイクは2ストロークエンジンのレーサー・レプリカで、RGV-250Γだった。
さらに付け加えるなら、スズキだった。
それが全てのものごとが始まった場所であり、
(ほとんど)すべてのものごとが終わった場所だった。
112774RR:2006/06/14(水) 23:59:50 ID:sO2S7JGx
「便宜的バイク乗り」 僕はそのとき、ふと思ったのだ。
113774RR:2006/06/15(木) 20:54:46 ID:vwM1ikrL
ほしゅ
114774RR:2006/06/16(金) 02:05:26 ID:ZJkrZdqx
age
115774RR:2006/06/16(金) 08:27:09 ID:cOGIsXU0
「もしも不安だったら 自分でバイクを運転したら?もちろん免許を取得してだよ。」
彼は そう言うと彼女をタンデムシートに座るようにポンポンとタンデムシートを叩いた。
「ただ、このままだと。あなたの好きな場所にしか行けなくなるから、、」  彼女はそんなことを呟くとしぶしぶメットを頭に被った。
116774RR:2006/06/16(金) 11:01:19 ID:iLxPWoIZ
カッコウ
117774RR:2006/06/16(金) 21:36:20 ID:TiwDq9z7
でーたフソクノタメ、カイトウフカノウ。
トリケシきいヲオシテクダサイ。
118774RR:2006/06/16(金) 21:40:31 ID:wQHhieYI
カティサーク
119774RR:2006/06/16(金) 23:06:43 ID:0enUAK+U
「失って初めてわかることがあるって言うよね」
僕は誰ともなしに呟いた。
「今までそんな事信じちゃいなかった。でも、VTR1000SP2を手放して初めてわかった。
正確には、わかったような気がする。」
「あなたにとってそれは魂の欠片となったいたのね。手放したあとのあなたは別人のようだったわ」
全てを知っているかのように彼女は答えた。
120774RR:2006/06/17(土) 07:42:19 ID:UL7V3VWQ
「ageってなんなんですか?」 私は訊いた。
「Artificial Gearing Effective-systemの頭文字です。
簡単に言って新型の自動変速装置ですな。『組織(ホンダ)』のとも『工場(ヤマハ)』のとも
違うギアボックスです。」
「ライダーの脳に小型のセンサーを埋め込むです。それをとおしてギアは適切にシフト・アップ、
シフト・ダウンする」
「とすると『組織』はカブに、『工場』はメイトに “age” を利用しようとしているわけですね?」
「もちろん」
「やれやれ」 と私は言った。
121774RR:2006/06/17(土) 19:33:55 ID:OBQ/i5Md
そういや春りんの小説でバイクが出てくるのって無いね。

中島らもの本で「バイクのアクセルを踏み込み」って出て来た時は萎えた…
122774RR:2006/06/17(土) 19:41:50 ID:75uM3UtQ
>>121
結構出てきてるぞ
今思い出せるだけでも
・鼠が高校生の時に乗ってた
・ダンスダンスダンスのユキの親父の家に置いてあるバイク
・ねじまき鳥のメイが彼氏とタンデム(目隠しして事故らせた)
他にもあったはず
123774RR:2006/06/17(土) 21:36:33 ID:/WstDuau
酔えれば いいのさ 酒もバイクも
124774RR:2006/06/17(土) 23:47:29 ID:RWNoXYDw
アフターダークでも出てきたよね

江國香織の小説で、高速二輪解除まえに高速タンデムしてて笑った。
125774RR:2006/06/18(日) 00:06:01 ID:wAwqm9gr
短編で妹が結婚するろくでもない男がホンダの2サイクルに乗っているという話もあった。
たしか、ファミリーアフェアーっていうタイトルだった。
126774RR:2006/06/18(日) 00:18:03 ID:t8CDudtP
ろくでなしイコールバイクっていう発想がいやだな
127774RR:2006/06/18(日) 00:55:29 ID:v56kTlsW
ワタヤ ノボルだっけ?
なんでここでこいつなのかとおもたよ
128774RR:2006/06/19(月) 00:04:52 ID:c4mMzXRY
「ハイオク、それともレギュラーがいい?」
「ハイオクがいいな。シエットGP1ならなおいい」
129774RR:2006/06/19(月) 12:24:28 ID:f0LcSqPh
キズキくんは赤いヤマハじゃなかったか?
130774RR:2006/06/19(月) 12:28:05 ID:f0LcSqPh
あとあれだ、ファミリー・アフェアの「僕」の妹の彼氏
本田の500?600ccだったか?不吉な音をさせてやってくるってやつ。

だいたいにおいてバイク・マニアというのは能書きが多すぎる。とかなんとか。
131774RR:2006/06/20(火) 19:15:09 ID:adi9egtJ
ほしゅ
132774RR:2006/06/20(火) 20:30:06 ID:c0FoXcWt
このスレ、すごく気に入ってるんだけど、なかなかネタを考えるのが難しいよねえ。
133774RR:2006/06/20(火) 22:30:24 ID:LtWciG67
「あなた、どんなライダーが好きなの?」
「クロスビー」
「クロスビーはそんなにたいしたライダーじゃないわ。時代遅れだし」
「そうかもしれない」と私は言った。
「でも好きなんだ。マクラフリンとウエス・クーリーも良いけど」
134774RR:2006/06/21(水) 09:03:37 ID:lL8byznc
「クロスビー、同名のミュージシャンがいたんだ」
「どんな感じの?」
「CS&Yってグループを結成したんだけど、その前に在籍していたバーズってバンドが
好きだったんだ。僕がまだ高校生の頃の話さ」

135774RR:2006/06/21(水) 16:59:36 ID:TWb8BOoq
バーズといえばイージーライダーだな。
そういや村上春樹は卒論でイージーライダーについて書いたらしい。
136774RR:2006/06/21(水) 22:11:48 ID:KebzSFUc BE:116787825-#
  ∧∧ ∩
 ( ´∀`)/ ∧∧ ∩
⊂   ノ  ( ´∀`)/
 (つ ノ  ⊂   ノ  ∧∧ ∩
  (ノ    (つ ノ  ( ´∀`)/
        (ノ   ⊂   ノ
             (つ ノ  ∧∧ ∩
             (ノ  ( ´∀`)/
                _| つ/ヽ-、_
              / └-(____/
               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
137774RR:2006/06/21(水) 22:12:39 ID:KebzSFUc
申し訳ない・・・誤爆です。
138774RR:2006/06/21(水) 22:20:29 ID:Q/q+eowc
>>135
マジかww爆笑
139774RR:2006/06/21(水) 23:17:05 ID:lL8byznc
「バイクに例えるなら」
「The Byrds(これでバーズと読む) はスズキのようなものさ」 僕は2杯目のビールを
グラスに注ぎながら言った。
「どんなふうに?」
「ミスタータンバリン・マン、ターン!ターン!ターン!、霧の8マイル、
そしてイージーライダーのバラード。どれも素晴らしいんだ。しかし何かが欠けていたように
思う。」
「欠けている?」
「時代を切り開きながら、そこから先へ進むことができなかった。
メンバーチェンジも多かったしね。スズキのラインナップに近いものがある」
「その欠けている “何か” をあなたは求めているのね?」
「わからないな。ただ、僕の中の心象風景には、常にGSXRがある。これは変えようのない
事実なんだ」
140774RR:2006/06/22(木) 00:13:23 ID:bhJnZAlF
僕は直子の前で激しくオナニーをし昇天した。

これくらいしかおぼえてない。
141ネタ系しかかけません:2006/06/22(木) 02:51:11 ID:2Bug/dH3
僕がCBR1000RRの写真を貼ると、「ねぇ、渡辺くんさ、ぼ、ぼくはこういうの余り好きじゃないんだよ。」
といってそれを剥がし、代わりにRF900Rの写真を貼ったのだ。
「突撃隊はこれ見ながらマスターベーションするんだよ」と僕は言った。
冗談のつもりで言ったのだが、みんなあっさりとそれを信じてしまった。
142774RR:2006/06/22(木) 22:29:46 ID:bhJnZAlF
鼠トライアンフ
143774RR:2006/06/22(木) 22:34:11 ID:bhJnZAlF
そして「僕」はスバル車だ。
144GB250〜SR400:2006/06/22(木) 23:44:17 ID:WVwpLEL9
GB250の走行距離は、85,000kmを超えていた。
「ねぇ。どうして同じバイクに18年も乗っているの?」
美菜子は、不思議そうにトリップメーターを見ながら僕に尋ねた。
僕は、何も言えずに台風が去った後の海を見ていた。
良いバイクと、インディアンは死んだ。墓石に走行距離を刻むために?
まさか。
145774RR:2006/06/23(金) 22:15:04 ID:U/AKxMzl
ホス
146774RR:2006/06/24(土) 01:21:18 ID:X2nG78mC
私スズキのこと好きよ
147774RR:2006/06/24(土) 01:35:51 ID:HtHVAxQg
フルフェィスの中で、目の前が真っ暗になった。
僕は、激しく動揺した。
「待っていたよ。」
僕は、白いワゴン車に誘導され赤色の紙を渡された。
羊男だとおもったのに。もう〜いけず〜。悔しくて本日、オナニー5回目ナリ
148774RR:2006/06/24(土) 11:45:23 ID:41y+5D80
不吉なカーブ再訪
149774RR:2006/06/24(土) 11:57:34 ID:A0rpGPSY
「現行モデルを信用しないというわけじゃないよ
ただ俺は時の洗礼を受けてないものに乗って貴重な時間を無駄に費やしたくないんだ。人生は短い。」

「永沢さんはどんなバイクが好きなんですか?」と僕は訊ねてみた。

「SW-1、ドリーム50、ズーク、モトコンポ」と彼は即座に答えた。
150774RR:2006/06/24(土) 14:35:10 ID:1RSVWq3P
ごらん。
この小さな醜い珍走を。
  
ごらん。
この哀れな珍走を。

見てごらん、ほら。
…直管の音が響いてる…
  
確かにいるのね 珍走いたぶる「私」が、
確かに、ここに、
150馬力の愛に包まれて傲慢な「私」が。
151774RR:2006/06/24(土) 14:36:06 ID:1RSVWq3P
緑色の獣より ちょっとマイナーか?
152774RR:2006/06/24(土) 20:43:37 ID:GjXzJLuS
スパゲティ
153774RR:2006/06/24(土) 22:12:54 ID:Rfog5O4l
>>149
それは洗礼に耐えなかったバイク・・・
154774RR:2006/06/25(日) 19:15:25 ID:XB3etz2W
そして突然この男の首を絞めてしまいたいような
激しい怒りに駆られた。
お前のホンダカブがなんだっていうんだ?
俺はYZF-R1を失ったんだ!
あれほど美しい車体がこの世界から消えてしまったんだぞ!
それなのにどうしてお前はそんなホンダカブの話なんてしてるんだ?
155774RR:2006/06/26(月) 01:14:46 ID:nb40k3BI
僕は何冊かのバイク雑誌を持って居間に戻り、それを開いてみた。
グラビアの紹介写真は「ラグナ・セカ」だった。ケニー・ロバーツの最後のレースで、USヤマハも
全面的に応援していると書いてあった。
156774RR:2006/06/26(月) 23:19:23 ID:E33BuCrt
そこに挟んであった別のグラビアで僕は激しく抜いてしまった。

下宿に帰ると、突撃隊も橋のポスターの前で果てていた。

僕はウイスキーを持って給水塔の上にのぼり、
157774RR:2006/06/26(月) 23:32:53 ID:u9b9cnLv
綿谷ノボルが似合うバイクは?
158774RR:2006/06/27(火) 02:18:21 ID:0l4Jwwdd
BM以外ないんじゃね?
159774RR:2006/06/27(火) 02:49:49 ID:maRRVt95
160774RR:2006/06/28(水) 00:48:28 ID:VhEF2qrw
「便宜的ネズミ捕り」と僕は言った。
161774RR:2006/06/28(水) 19:50:08 ID:0Kuu2RGI
みどり「わたしコレに乗ってるの」
162774RR:2006/06/29(木) 00:36:14 ID:TbWwAjjY
みどり「わたしコレダに乗ってるの」
163774RR:2006/06/29(木) 11:53:29 ID:xFw6PeqS
似合う
164774RR:2006/06/29(木) 21:30:49 ID:kqZ3CwKS
ありがとう 手術は上手くいったみたいだ。
165774RR:2006/06/29(木) 22:38:19 ID:xFw6PeqS
ダンディ坂野
166774RR:2006/06/29(木) 22:39:06 ID:xFw6PeqS
「ダンディ坂野」
僕は言った。


167774RR:2006/06/30(金) 09:01:30 ID:5BX3JYTq
掟ポルシェ
168774RR:2006/06/30(金) 22:37:44 ID:3yWMEfLS
「起きて」と彼女が言った。
169 :2006/07/01(土) 01:46:41 ID:aCZaarkn
「もし君がトレーニングをしているとする」と僕が言った。
「そしてトレーニングするのがすごく気持ち良くて好きだとする。
 でもいろんな事情でたまにしか鍛えることができない。
 そうだな、体調とか、仕事とか、あるいは季節とかによって。
 筋トレできたり、できなかったりするんだ。
 でもできない日が続くと力も余るし、苛々してくる。
 自分が不当に苛められているような気がしてくる。
 どうして鍛えられないんだと腹も立ってくる。
 こういう感じわかる?」
「わかる」と彼女は言った。「いつもそんな風に感じてる」
「じゃぁ、話が早い。それが筋トレなんだ。」
170774RR:2006/07/01(土) 11:10:34 ID:jbEyFFDc
「失礼?」
「筋トレって、あの筋トレ?」
171774RR:2006/07/02(日) 16:23:52 ID:rrRTsxOa
ぼく    「カワサキはもう持ってるよ。さらにドカ999RとハスクTE450が欲しいんだ、五反田君」
五反田君「じゃおごるよ、経費で落ちる」
172774RR:2006/07/03(月) 14:07:30 ID:FhM5+2gq
10分でわかりあえる?
173774RR:2006/07/04(火) 00:13:30 ID:3/BM/XNY
ここって住人同士の交流って無いの???
174774RR:2006/07/04(火) 10:04:42 ID:TMYbAFnI
あるいはそうかもしれない。
175774RR:2006/07/04(火) 11:30:21 ID:g2Vha9f2
またあるいはそうじゃないのかもしれない。
ただ、「そんな場所があってもいいんじゃないか」と
彼は少し悲しそうに言った。
176774RR:2006/07/05(水) 02:04:19 ID:u/jGUf7A
「173の言わんとすることはわかる」と僕は言ってトルクレンチを
作業台の上に戻した。
177774RR:2006/07/05(水) 10:26:07 ID:vxxhIwkm
『何がわかったって言うの?何もわかっちゃいないのよ。あなた』
『だってそんなレス、変だと気付かなかったわけないわよね?』
と彼女はマイルドセヴン・ライトに火を点けた。
178774RR:2006/07/05(水) 11:07:24 ID:vWPqCTCQ
交流でありますか
ナカタはその辺りのところはわかりません
カブで猫さんを探しに行ってまいります
179774RR:2006/07/05(水) 13:06:56 ID:BYTQDoMl
掟ポルシェ
180774RR:2006/07/06(木) 01:30:55 ID:VIJwZPZg
***お題***

ジェイ風で。
181774RR:2006/07/06(木) 01:32:40 ID:VIJwZPZg
age忘れた・・・
182774RR:2006/07/06(木) 12:57:09 ID:MTU/KuIQ
「スズキといえば、ひとつ奇妙な思い出があるのよ」
とすみれはふと思い出したように言った。
「小学校の二年生くらいのとき、買ってから半年くらいの
綺麗なGSXがうちにあったの。わたしが夕方に縁側で本を読んでいると、
そのGSXが庭に建っていたガレージの中ですごく興奮してブリッピングしてた。
よくGSXがやるでしょう。なにもないのに一人でウォンッてふかしたり
パッシングを繰り返したり、クラクションを鳴らしたり。
GSXはあまりにも興奮していて、わたしが縁側から見物していることに気づかない
みたいだった。それは不思議な情景だったので、わたしは本を置いてGSXの様子を
じっとうかがっていたの。GSXはいつまでもその一人遊びをやめなかった。というか
時を追うごとにそれは真剣味を増してきた。まるで何かに取り憑かれたみたいに」

すみれはグラスの水を飲み、すこし耳を掻いた。
183774RR:2006/07/06(木) 13:12:24 ID:MTU/KuIQ
「見ているうちにだんだんわたしは恐くなってきた。というのは
GSXにはわたしには見えないものの姿が映っていて、それがGSXを異常に
興奮させているんじゃないかって思えてきたから。やがてGSXはガレージの
周りをグルグルと走ってまわり始めた。すごい勢いで、まるで絵本に出てくる
バターになっちゃうトラみたいに。そしてひとしきりそれを続けたあとで、
公道に向かって一気に加速していった。わたしは縁側から大きな声でGSXの名前を
呼んでみたの。でも聞こえないみたいだったわ。
やがて日が暮れてきて、秋の終わりの冷たい風が吹き始めた。わたしは縁側に
座ったままGSXが帰ってくるのを待っていた。変態的なバイクだったし私が
そこにいればやがて帰ってくるだろうと思って。でも帰ってこなかった。
アクラポヴィッチの排気音すら聞こえない。あたりはどんどん暗くなっていった。
わたしは恐くなって、家の人に知らせに言ったの。みんなは『そのうちに帰って
くるから放っておきなさい』って言った。でもGSXは結局もどってこなかった」

「もどってこなかったの?」とミュウは訊ねた。

「うん。まるで煙みたいに。みんなは『変態だから』って言ってたわ」とすみれは言った。

ミュウは目を細め、いつもの小さなしわを作って微笑んだ。
184774RR:2006/07/06(木) 13:17:42 ID:MTU/KuIQ
「このスレはageるべきなのかい?」

こんな馬鹿げた質問に答えるものなどいない。

いや、そんなことは分かっていた。

スズキが変態であるようにごく自然な事象だ。

まったく、やれやれだ。
185774RR:2006/07/06(木) 13:22:50 ID:plHxdpDR
「そろそろいったほうがいいよ」と。バロンの店員がいった。「ここにいてもどうにもならない」
実に現実的な言葉だった。確かにその通りである。
僕は店から出なければならない。好むと好まざると関わらず。
「最後にひとつだけいいかな?」と、僕はいった。
「なに?」
「このバイク、名前はなんていうのかな?」
僕が尋ねると、彼はバイクのタンクを黙って指差した。 そこにはYAMUDAとかかれたエンブレムがある。
「…ヤマハ?ホンダ?」と、 僕は尋ねた。だが、彼はそれに首をゆっくりと振った。
「・・ヤムダ」
「え?」
僕は聞き返す。

「ヤムダだよ。ホンダとヤマハの合いの子なんだ」
「ありがとう」
僕は礼をいって、その場を離れた。そして、それきり二度とレッドバロンに行くことはなかった。
186774RR:2006/07/06(木) 20:20:54 ID:89tSO5zA
 結局、僕は何を得て何を失ったんだろう。
 失ったものは容易に数えられる。お金、時間、免許の点数・彼女・廃車に
 したバイク・バンクセンサー・まな板・昔の金華山の風景。
 そして得たものは幾ばくかのテクニックと喪失感。きっとこれが30代独身
 バイク乗りなのだろう。
187774RR:2006/07/06(木) 20:23:45 ID:89tSO5zA
コース走らないの? と彼女が訊ねる。
やらない、と僕は答える。
何故?
56秒というのが僕のファステストラップだった。覚えてる?
覚えてるわ。私のファステストラップでもあったんだもの。
それを汚したくないんだ、と僕はいう
188774RR:2006/07/06(木) 21:22:27 ID:+cYZykIT
僕は初めて手にしたバイクにまたがる。とても興奮している僕はペニスが硬直しているのがわかる。
ガソリンスタンドで店員さんが僕のものにそっと手を伸ばす。僕はそれを拒まない。
「ねえ、店員さんは僕のお姉さんだよね。」と僕は言う。
「そんなこと関係ないわ。これはメタファーよ。」と店員さんは言い、そっと僕を迎え入れる。
189銀のスカG ◆HAWK2rcsg2 :2006/07/06(木) 22:08:22 ID:x3NtYdGt
>>178>>188
それ、タイトル何だっけ?


僕はナカタさんにテラワロスした。
190774RR:2006/07/06(木) 22:20:28 ID:qbz/7+rd
突撃隊だっけ?
191774RR:2006/07/06(木) 22:33:29 ID:ltenKed/
突撃隊がこんなに滑らかに喋るわけないだろ
192774RR:2006/07/06(木) 23:06:38 ID:89tSO5zA
ワ、ワタナベ君もさ、い、一緒に起きて、やるといいのにさ
193774RR:2006/07/06(木) 23:09:00 ID:CkSdDUMp
オススメの作品を教えてください。
村上ラジオはつまんなかったです。
194774RR:2006/07/06(木) 23:11:33 ID:UudpLR7L
「『海辺のカフカ』で語って」と直子が言った。
195774RR:2006/07/06(木) 23:12:59 ID:ltenKed/
>>193
風の歌を聴け
っていうか鼠三部作とダンスダンスダンス
196774RR:2006/07/06(木) 23:23:53 ID:CkSdDUMp
おk。
今度買ってくる。
197774RR:2006/07/06(木) 23:24:49 ID:CkSdDUMp
あげまくってすまんかった。。
198銀のスカG ◆HAWK2rcsg2 :2006/07/06(木) 23:40:59 ID:x3NtYdGt
>>194
「ありがとうございます。でもナカタは頭が悪いのでよくわかりません」とナカタさんは言った。
199774RR:2006/07/07(金) 00:30:57 ID:2anYGHWh
突撃隊とナカタさんはおれもタラワロス
200774RR:2006/07/09(日) 20:33:45 ID:RYpBtr5K
「トレンディーじゃないんだ」
201774RR:2006/07/09(日) 20:53:23 ID:Xi4e2b9V
リレーカキコ。
どんどんかっこよくつなげてください。


「我々にとって」



202774RR:2006/07/09(日) 23:49:59 ID:RYpBtr5K
カワサキに乗るのが最大の美徳だった。
203774RR:2006/07/09(日) 23:57:20 ID:FnjXk/M8
「しかし、カワサキに限らず」
204774RR:2006/07/10(月) 00:05:00 ID:ffqVlD+E
と、僕はどこでもない場所のまん中から
205774RR:2006/07/10(月) 08:33:33 ID:qDsu7Qoo
「素敵」 と彼女は言って微笑む。「タイヤの空気圧を量って、オイルを交換して、
プラグの焼け具合を見てくれる?」
「もちろん。喜んで」 と僕は言う。
「私のいちばん好きなことって何だと思う?」
「正直言って見当がつかない」
「私がいちばん好きな事、何かというとね」 と彼女は僕の目を見ながら言う。
「冬の寒い朝に嫌だな、起きたくないなと思いつつ、カストロールの香りと、タイヤからの
プシューっていう空気のゴムの匂いと、プラグレンチのラチェットのカリカリって音に我慢
しきれずに、思い切ってさっとベッドを抜け出すことなの」
「よろしい。やってみよう」 と僕は笑って言う。
206774RR:2006/07/10(月) 16:11:27 ID:sJp0ON6w
warota
ディープなスレだな此処
207774RR:2006/07/11(火) 10:32:00 ID:RWCeUKNY
ありがとう、マイ・フレンド。
208774RR:2006/07/11(火) 20:22:00 ID:6SlWuoeX
>>207
「川西蘭風@バイク板」
の方がしっくりくる気がする・・・

209774RR:2006/07/12(水) 22:36:13 ID:iU3DiSXu
正直、面白い
210774RR:2006/07/12(水) 23:25:47 ID:Xe80bwuo
age
211774RR:2006/07/13(木) 08:15:26 ID:6OT3eNes
「馬鹿みたい」 と彼女は言った。「私、そんなバイク乗らないもの」
「それはまあ一つの見識だな」 と僕は言った。そして駐輪場からスズキを出した。
「でも人は理不尽にバイクに乗りたくなることがある。より好みできないこともある。
それがバイクというものだ。君もヘルメットを買ってもらえるくらいの歳になったら
たぶんそれがわかる」
212774RR:2006/07/14(金) 09:12:58 ID:wDL2/ov2
まるでバイクのあるべき姿を具現化したバイクの精みたいだ、と僕は思った。
213774RR:2006/07/15(土) 11:34:06 ID:a9mYEadw
「ユミヨシさん、ガス欠だ」 と僕は囁いた。
214774RR:2006/07/16(日) 04:28:42 ID:/WyA/lVd
やれやれ下がりすぎだ
215774RR:2006/07/17(月) 20:43:40 ID:9amvqHg1
「そうかもしれない」
216774RR:2006/07/17(月) 22:11:32 ID:ffs2Q+4t
僕らの言葉がkawasakiであったなら
217774RR:2006/07/18(火) 10:50:40 ID:tAoATALX
『おいおい待ってくれ!ここはsuzukiの
 場所だってことは君も知ってるだろう・・』
218774RR:2006/07/18(火) 21:26:02 ID:M+EDTGIX
官能的洗車
219774RR:2006/07/18(火) 23:30:23 ID:fBEQSIjw
気違い乙>>1-218
220774RR:2006/07/19(水) 01:03:42 ID:RH0IHEvp
僕はたしかにレースを観戦するのは好きだったが、
あえてレーサーを志すほどのライディングの才能があるとは思えなかったし、
かといってモータージャーナリストや解説者になるには好みが激しすぎた。
結局のところ開発向きの人間でもなかった。

そんなわけで僕は、いわば消去法的なプロセスを経てバロンの営業マンになることを選んだ。
僕はもともと営業マンになりたいと思っていたわけではなかった。
でも実際に営業マンになってみると、この仕事に対して予想していた以上に深い敬意と愛情を抱くようになった。
いや、それよりはむしろ、深い敬意と愛情を抱いている自分をたまたま発見することになった、
という方が表現としては正しいかもしれない。
221774RR:2006/07/19(水) 01:12:34 ID:+PL3gZAs
そんなわけで僕は、いわば消去法的なプロセスを経てパロマの営業マンになることを選んだ。
222774RR:2006/07/19(水) 01:44:47 ID:p8aE9MWY
>221
君の行く先は不透明な擦りガラスのようだ
223774RR:2006/07/19(水) 11:20:33 ID:NOb0IeGE
「でも歳とともにだんだん上手くいく確率は向上する」
と僕は続けて説明した。
「コツがわかってくる。制動距離や限界速度を測れるようになってくる。
しかし通常それに比例してバイクに乗る時間そのものは減少してくる。
そういうものなんだ」
「惨め」とユキは首を振りながら言った。
「実に」と僕は言った。
224774RR:2006/07/19(水) 21:59:43 ID:PaZSUEHX
なにこの自慰スレ・・・
225774RR:2006/07/21(金) 09:45:19 ID:qz3tbabo
やれやれ
226774RR
猫山さーーーーん!