日本自動車工業会がまとめた二輪車市場動向調査で、50歳代以上の“中高年ライダー”
の割合が増えていることがわかった。
2005年度のオートバイユーザーに占める年代別割合で、50歳代以上が36%と、
前回03年度の調査から5ポイント上昇、逆に10歳代の若いユーザーは4ポイント
低下して8%、20歳代は3ポイント下がって16%となった。
団塊世代が定年退職時期を迎え始め、余暇が増えた中高年が増えている反面、
少子化の影響で若年ライダーが減少しているとみられる。
車両タイプ別でみると、「50cc以下のビジネスバイク」のユーザーは、
50歳代以上が55%を占めた。
30、40歳代が最多を占める「401cc以上のオンロードバイク」でも、
50歳代以上のユーザーが前回調査から9ポイント増えて18%となり、
中高年の本格派ライダーが増えている。
(2006年5月8日12時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060508it05.htm