【ATに限る】新・AT限定免許について語るスレ10
198 :
774RR:
ここは東西新聞社文化部。俺、山岡士郎はいつのもごとく仕事をするフリして居眠りを決め込もうとした時だった。
「山岡ぁ〜!」と、いつ聞いてもムカつく甲高い富井副部長の俺を呼ぶ声が響き渡った。
「何ですか〜副部長」
「山岡ぁ、今度の帝都新聞社の『至高のメニュー』の題材が決まったそうだ。今度の至高のメニューの題材は『女体盛り』だそうだ。我が社も負けておれんぞぉ。頼むぞ山岡ぁ!」
「な、なんだって!女体盛りだって? おのれ雄山のヤツ、とんでもない題材を選びやがったな!」
話を聞いた同僚の栗田ゆう子君が駆け付ける。
「山岡さん、女体盛りって、まさか…」
「そうだよ。裸の女性の体に刺身を盛った、視覚と味覚と性的興奮を併せ持つ究極の魚料理だ。あの雄山がどんな女体盛りを作って来るのか…。生半可な事では勝てないぞ」
199 :
774RR:2006/05/07(日) 16:02:21 ID:igIxTXWH
俺は早速対決の準備にかかる。だが早くも問題が持ち上がった。刺身には最高級の青森『大間の本マグロ』を使う関係で、女体盛りの“器”である女性を雇う予算が無くなってしまったのだ。
女体盛りにとって器である女性は最も重要な要素だ。当然モデル並のプロポーションと美形なルックスを持ち合わせた女性でなければならない。だがそんな予算は…。
仕方なく俺は社内の女性社員達に依頼して回った。
「あ、すみません。アナタに今度の至高との対決で女体盛りの器になっていただきたいんですが」
と、言うなり「バカ!」と言って「バシッ!」とビンタが飛んできた。そんな事を数人に繰り返した俺の顔は試合後のボクサーの様に腫れあがっていた。
あとはもう彼女しか…
「ねえ栗田君、もう頼めるのは君しかいないんだよ! これまで一緒に雄山と闘ってきた仲じゃないか。頼むよ、お願いだよ栗田君!」
だが栗田君もそんな申し出を承諾するわけがない。
「絶対に嫌です!そんなこ事できる訳ないじゃないですか!」とにべもない。
だが思わぬ助け船が入った。どこで事情を知ったのか、我が東西新聞社の大原社主が直々に栗田君を説得してくたのだ。
「栗田君、我々は至高のメニュー側に負ける訳にはゆかんのだ。我が東西新聞社の究極のメニューは後生に残すべき文化事業なんだよ。君は歴史に残る器となるのだ。これは光栄な事なのだぞ。頼む!このとうりだ栗田君!」
社主直々の頭を下げての説得に、さすがの栗田君も断る訳にはゆかず、渋々ながらOKとなったのだった。
そして至高のメニュー側との勝負の日が来た。
200 :
774RR:2006/05/07(日) 16:03:54 ID:igIxTXWH
海原雄山はいつもと変わりない尊大な態度で審査員の賓客達に料理のプレゼンを始めた。
「お集まりの方々、今回の題材である『女体盛り』。まず我が至高のメニュー側から味わっていただこうか」
控え室の扉が開き、大きく長いキャスター付きワゴンで女体盛りが運ばれてきた。
その途端、会場の人々から「おお〜」というどよめきの声が上がった。
ん? 女体盛りの器になっている女性はどこかで見たことのある…あああっ!屋田亜希子(仮名)じゃないか!
なんてこったい! 今旬の女優が全裸で女体盛りの器になっているとは…。信じられん。
よくこんな仕事を受けたものだ。大方、今付き合っているヤリチンジゴロを食わせる為に稼がなくてはならないのだろうが、
雄山のヤツいったい幾ら大金積んだんだ!
雄山は続けて言う。
「左様、器には皆様ご存知であろうCM女王でもある今が旬の女優を使った。刺身は三崎漁港から取り寄せた最高級マグロだ。
さあ召し上がって頂こうか」
そう雄山に言われた審査員は箸と小皿を手に、「ゴクリ」と唾を飲み込みながら屋田亜希子の優美な肉体の上に盛られた
マグロの刺身に箸をつける。
しかしさすがに雄山…いや屋田ちゃんというべきだろうか。大きくはないが形が良く、OMに散々吸われて少し黒くなりつつある
乳首がエロい乳房。そしてこれまたOMにイジられ過ぎたのか、恥毛を綺麗な逆三角形に整えた割れ目から少しハミ出た色の濃い小陰唇は、
審査員が赤貝と間違えて箸を付けないか心配な程いやらしい器だ。また凍らせたツマの上に刺身を置き、体温で刺身が温まらない工夫も見事だ。
人徳ある著名な文化人の審査員達とはいえ、今最もオヤジ受けする旬の女優の全裸に興奮し、ズボンの股間を膨らませながら、
好色の目で器の裸体を眺め、乳房と割れ目部付近の刺身を我先にと箸を付ける様は正に男のサガを体現していて情けないなあと思う。
201 :
774RR:2006/05/07(日) 16:05:31 ID:igIxTXWH
試食した審査員は口々に、
「刺身自体も最高に美味ですな」「しかも器が全裸の屋田亜希子ですから旨さ倍増ですな」
と賞賛を始めた。
試食が一段落したところで雄山は言った。
「さて士郎。今度は究極のメニュー側の女体盛りを披露して貰おうか」
さあ勝負だ。俺は控え室に行き女体盛りにされた栗田君に「さあ出番だ。頑張ろう」と声を掛けて会場に搬入した。
だが会場に入り審査員方の目前に披露した途端、落胆の声らしいざわめきが聞こえだした。
「器の娘は誰ですかな」「ありゃ確か究極側の山岡士郎の同僚の記者ですな。しかし何であんな野暮ったい普通の娘を器に…。有名美人女優の後では興醒めですな」
と、言いたい放題だ。
俺はそんな声を無視して、
「さあ今度は我々究極のメニュー側の女体盛りです。刺身は青森は大間の最高級本マグロです。器は我が東西新聞文化部の栗田ゆう子君です。どうぞご賞味下さい」
と試食を促す。
「ふむ、さすがは大間の本マグロ、美味ですな」「ですが器がねえ。まだ男性経験が少ないのか乳もアソコも洗練されていませんなあ」
と審査員の批評は厳しい。
そして雄山も栗田君の乳房の辺りの刺身を一片口に入れると横柄な高笑いをしてから俺にこう言い放ったのだった。
「甘いぞ士郎! こんな物が究極の女体盛りだとは片腹痛いわ! 日頃大口を叩く貴様がどんな女体盛りを出すのかと思えばこんな物か」
「よいか士郎、女体盛りという物はな、器の淫靡さと味覚、そして視覚的興奮による総合芸術なのだ! 刺身はともかく、この器はなんだ!」
そうだそうだとうなずく審査員達。可哀想に栗田君は半べそかいている。
202 :
774RR:2006/05/07(日) 16:07:04 ID:igIxTXWH
だが俺は言う。
「雄山、確かに器の栗田君は普通のOLだ。だが女体盛りの器として、
女優の肉体よりも勝る理由があるんだ!」
「審査員の皆様、器で優劣を決めつける前に、屋田さんと栗田君、
それぞれの割れ目部分の刺身を食べ比べてみて下さい。
本当に美味しいのはどちらでしょうか?」
「う〜んそう言えば…屋田さんよりも栗田君の割れ目の刺身の方が
新鮮な風味が引き立っているような…」
食べ比べ終えた審査員達は口々に言い出した。
「そうでしょう。その理由をお教えします。実は栗田君は処女なのです。
処女の割れ目が醸し出す処女特有のフレッシュなフェロモン。
それが刺身の風味を増しているのです。清純そうな顔の裏でヤリチンジゴロと
セクース三昧の割れ目にフレッシュなフェロモンが出せるでしょうか?
刺身の命が鮮度だと言うのなら…体型やルックスで劣るとしても素人のフレッシ
な処女の器の方が背徳感で萌えわしないでしょうか?」
俺がそう言い終わると、陶芸の人間国宝であり、雄山も一目置く陶人先生が言った。
「うむ、確かに士郎のいう通りじゃ。刺身を味わうという意味では、ヤリチンに散々ネブられ、
いやらしい雌の風味が付いた器よりも優れているやも知れぬ。雄山、どうやらお主は屋田君が
OMとタダレた関係なのを知らず、CM女王というだけで器に選んだようじゃの。
雄山、今回はお前の負けという事にせい」
203 :
774RR:2006/05/07(日) 16:08:35 ID:igIxTXWH
そう言われた雄山は両方の割れ目部分の刺身を食べ比べると、
「フン、まあ今回の勝負はワシが引いてやろう。だが士郎!
お前は運が良かっただけなのを忘れるな。もしその女が割れ目を
綺麗に洗わない女だったとしたら
…食えたものではなかったはずだからな!」
と捨て台詞を吐くなり会場を去っていった。
俺は「栗田君、ありがとう! よく頑張ったね」とねぎらうと、
栗田君は羞恥と緊張から開放されたのか泣き出してしまった。
俺は初めて栗田君を可愛いなと思った。
その後。雄山との幾多の勝負の中で愛を育んでいった俺と栗田君は結婚したのであった。
だが結婚しても俺はあの女体盛り勝負でのゆう子の痴態が忘れられず、
ある夜、嫌がるゆう子の割れ目を器にしてマグロの刺身を食ったのだが…。
原稿の締め切りに追われ二日間徹夜をしたという割れ目の器では無理だったのだ。
俺はマグロとゲロを吐きながら「雄山、お前は正しかったよ」と思ったのだった。