バイクにまつわる恋愛話 14th Love

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982エリ ◆OAyPn2Aft2
家で父に英二さんの事を聞かれたので、順を追って説明すると
「そうか少し気が早かったな。」と照れ笑いしていたのを今でもはっきりと覚えています。
その夜、携帯番号とメアドを交換していたので、
「今日はどうもありがとうございました。今度は私の手料理を食べてください。」
とお礼のメールを打つと、
「お礼だなんて気にしなくていいけど、肉じゃがと鯖の味噌煮が食べたいな。」
と5分後に返信がありました。
翌日、普段料理などしない私は書店で料理本を買いました。

料理本を見ただけでは心許ないので母に料理を教わり、次の週末に英二さんのマンションを訪ねました。
(続く)