1 :
774RR :
2005/05/08(日) 23:42:40 ID:+rM0Erez 男も女も、バイクがあったからこそ生まれた、
グッとくる恋愛話を聞かせてくれ…。
過去スレ・まとめサイトは
>>3 以降を参照。
-------おやくそく--------------------------------------------------
・長文、短文どちらでもOKです。
・フィクション/ノンフィクションの区別は書き込んだ本人しかつきません。
ココでは無粋なツッコミは控えめに...スレが盛り下がります。
・他人の書き込みにいちいち文句を言わないように。文句をいうなら貴方が
文章を書き込んでください。
・少々書き込みが遅れても煽らないこと!
・基本的にsage進行でお願いします。E-mail欄に「sage」と入力するだけでOKです。
上げると荒らされる場合が多いので。
・書き込む際は捨てトリップを付けると本人証明にもなり、読み手も安心できます。
付け方は
>>2 参照。(もちろん強制ではありません)
・書き込みが少ないなと思ったら「バイクにまつわるモテない話」でもOK。
2 :
774RR :2005/05/08(日) 23:43:26 ID:xJkrTXvM
3 :
774RR :2005/05/08(日) 23:43:48 ID:+rM0Erez
4 :
774RR :2005/05/08(日) 23:44:09 ID:xJkrTXvM
5 :
774RR :2005/05/08(日) 23:44:58 ID:xJkrTXvM
点プレ邪魔したか,スマ スレたて乙
6 :
774RR :2005/05/08(日) 23:46:23 ID:+rM0Erez
7 :
774RR :2005/05/08(日) 23:46:45 ID:DihKUPes
8 :
774RR :2005/05/08(日) 23:54:04 ID:s0cJKycI
9 :
774RR :2005/05/08(日) 23:55:25 ID:Rp47pVf6
10 :
774RR :2005/05/08(日) 23:57:02 ID:XigX0ikf
11 :
774RR :2005/05/09(月) 00:16:44 ID:vRZ5T5Lu
バイク乗りらしく Zです!
12 :
774RR :2005/05/09(月) 00:26:03 ID:ADP7rDKJ
13 :
774RR :2005/05/09(月) 00:28:31 ID:OoyLa0zX
スレ立て乙です。 >>前々々スレ846氏 お仕事忙しいのでしょうか?空き時間にでもぜひ続きお願いします。英国編キヴォンヌです >>変態乗り氏 まだまとめ中でしょうか?終わりましたらぜひお願いします。 他にもまだ書き途中の人何人もいたような気がします。ぜひ書き込んでください。
14 :
774RR :2005/05/09(月) 00:33:55 ID:te992f3z
もつかれちゃんです。
15 :
774RR :2005/05/09(月) 00:42:50 ID:n8WeCcAw
俺の記憶が正しければ、完結していないのは、 ・SRX氏 ・前々々846氏 ・ボナンザ氏 ・変態乗り氏 ・DQN男爵氏 の5人かな?他にもいらっしゃいましたっけ?
16 :
774RR :2005/05/09(月) 00:45:09 ID:j0h86Rq1
17 :
774RR :2005/05/09(月) 00:57:13 ID:n8WeCcAw
>>16 いや、風氏は・・・風氏は・・・。゚(゚´Д`゚)゚。ウァァァン
18 :
774RR :2005/05/09(月) 02:12:14 ID:TsFzk3QB
そ、そりゃ無いよ〜男爵氏。。。 他の書き手さんもきっと楽しみに読んでくれてるって。 もちろん、他の書き手さんの続きも禿げしく気になってる。 男爵氏も含めて他の書き手さんも、変な遠慮しないでドンドン書き込んでちょ〜だいよん。 毎日楽しみにしてるんだからさ〜。って、勝手な意見でした。
19 :
774RR :2005/05/09(月) 03:35:24 ID:HWiH3BzU
皆さんが書きたい時にうpして頂ければ幸いです。あたしゃ気長に四円するのみなので。
20 :
774RR :2005/05/09(月) 05:33:43 ID:4hI8/HeL
21 :
774RR :2005/05/09(月) 08:57:20 ID:n8WeCcAw
>>20 ごめん、今読み直したら、完結してるっぽいね。
ついつい、結婚がゴールだと思い込んでたんで、
勝手に完結してないと判断してしまってた。
22 :
774RR :2005/05/09(月) 20:04:22 ID:PJbTCc37
>>15 芋ZZRのGWジョシコーセー乗っけてマスツー話が聞きたいのは俺様だけだろうか…?
23 :
774RR :2005/05/09(月) 21:09:20 ID:jBN4hbCF
>>22 漏れも激しく聞きたい
待ってるぜ芋ZZR氏
24 :
774RR :2005/05/09(月) 21:49:37 ID:A45Vt2xA
あ〜あ 前スレの馬鹿のせいでさびれちゃった。 男爵さんカムバック!!
25 :
774RR :2005/05/09(月) 22:19:27 ID:rIOLnqol
まったく毎回毎回よけーなこと言うチンカスのせーでよぉ
26 :
774RR :2005/05/09(月) 22:31:37 ID:zXuczxjC
書き手は叩かれてもキニシナーイ 漏れたちがついているよ
芋スレ18ですが続きってかノロケ書いても良い? 書き手の皆さんが書き込み続けたくなるの判った気がする。
男爵芋、かむばーっく!
29 :
774RR :2005/05/09(月) 23:20:38 ID:jBN4hbCF
>>27 パンツ下ろして正座した状態で待ってるから早く書いて!!
29だけに限定投下w ちなみに以前の書き込みは数ヶ月前の話です。 もうちょい過去の話が続きます。 それからおばかなメール交換が続いた。 出会った次の金曜、Sからのメール。 S「こんばんは。今暇?」 オレ「暇すぎて溶けそう。」 S「w。あいすくりーむかよ!」 オレ「三村かよ!」 S「わかった?突っ込み返しもらったw」 オレ「別にあんたにはナニも突っ込んだ事ありませんから。残念!…なオレw」 S「お?ナニってか?シモネタ?」 オレ「ゴメン。メールだとそっちに走る傾向があるw」 S「嫌いじゃないから。」 オレ「よかった。以前のメールの最後の「chu!」で起ってたオレが救われたw」 S「起ってたのかw」 オレ「早くてごめん。」 S「起てるのは早くても構わないけど、入れてからはガンガッテね!」 「ガンガッテ」だと?こいつ2ちゃんねらか?
オレ「Sさん、ひょっとして2ちゃんとか見てる?」 S「うん。バイク板とか。」 ヤヴァイ、ヤヴァイよ。ネタバレする〜。 って事で今までカキコできませんでした。
そんなこんなで出会ってから3週間後、3回目のデートの話。 夕日が眩しい公園のベンチで、 オレ「Sさん、今フリーならオレと付き合ってください。」 すごく緊張しながら言った。生まれてから今までで一番緊張してたかも。 (童貞じゃないけど自分からの告白は初めて。) S「いいよ。」 オレ「俺の決意に比べてずいぶんあっさりだな。」 S「駄目なのかよ!」 オレ「嬉しいよ。告白って初めてだった。我ながら頑張った。感動した!」<当たり前だろw S「小泉かよ!ってのは置いといて、嬉しかったよ。」 オレ「ホントに?」 S「あたりまえじゃん。告られて嬉しくない女の子なんていないって!ましてや良いなって思ってた相手からならね。」 オレ「Sさんもオレの事、イイと思ってくれてたの?」 S「知らないよ。てか、判んなかったの?」 オレ「判んなかった。」 S「あんまり鈍いと振られるよ?」 オレ「エェ〜(AA略」 そこでSの顔が近づいてきて、 S「メールの「chu!」を今実現したいのですがいかがでしょうか?」 オレ「え?いかがと言われても…どうぞ…」 … 軽く触れる程度の可愛いキスだった。 次の瞬間、オレはSを抱きしめて覆い被さるようにお返し。
33 :
774RR :2005/05/09(月) 23:35:19 ID:LgsC9Zzu
>32 全米が勃起した! 続きキヴォンヌ!
S「人が見てる…」 オレ「うん…」 いい年して恥ずかしい奴だ。 S「Mってさ、今までどんな恋して来たの?」 オレ「寂しいもんだったよ。こんな風体だし。」 S「いろいろ聞きたいな。」 オレ「オレもSの事色々聞きたい。」 S「ゆっくり話していこう。でもあまり過去の事にこだわらないでね。」 オレ「それはオレも同じ。」 俺の過去なんて犬に追いかけられた以外、人気(犬気?)になった事は無い訳だがw そんな感じで展開していきます。 以下次号と言って誤魔化してみるw
35 :
774RR :2005/05/09(月) 23:37:14 ID:ChUaXHlX
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
36 :
774RR :2005/05/09(月) 23:39:19 ID:AQjs6CXV
つC円
>>33 いや、起たないと思うんだが…。
すっげーありがとう。こんな話でよかですか?
>>35-36 もthx
続き思い出して作文しておきます。
ありがとサンガリアw
39 :
774RR :2005/05/09(月) 23:48:39 ID:Ox5pvY1K
>芋18氏 書いて大丈夫なのかい?>彼女に 取り敢えず つD−@
40 :
774RR :2005/05/09(月) 23:50:26 ID:LgsC9Zzu
>38 >ありがとサンガリアw 全米が唖然とした・・・ よんえん
41 :
774RR :2005/05/09(月) 23:58:01 ID:1wJl1Sz1
つうか、書くなよ。。彼女の許可取った?ばれる可能性高いし、嫌な人はいやだzp↑
42 :
774RR :2005/05/10(火) 00:05:26 ID:kBROtrvE
ん?芋18氏の彼女の中の人か?
メールのやり取り晒してみる。 S「ひまー」 オレ「おれもー」 S「でーとしちくりー」 オレ「え?でーと?」 S「ちゅーしてやるから。」 オレ「ちゅー以上は?」 S「それはその時のクオリテーによる」<=クオリテーだと?vipperか?w オレ「どしよっかなー?」 S「君が相手してくれないなら街角でナンパ待ちする。」 オレ「をい!」 S「じょーくだよ。jake w」<=メール文まんま。ジェイクだと思うw オレ「jokeだろw」 S「冗談でなく遊び行くぞ!」 オレ「待て!30分待て!」 S「さっき誘ってきた男となら、30分あればあんな事やこんな事…」 オレ「彼氏泣かせて楽しいか?」 S「泣いてんの?」 オレ「マジ泣くぞ!」 S「ゴメン。嘘だから。早く迎えに着てね(はあと」 オレ「バス停で待っててくれ。後15分で行く。」 S「所要時間が半分になった件についてw」 オレ「途中で捕まったら所要時間が2倍にも3倍にもなる件についてw」 S「w。やっぱねらだなw」 オレ「おまいモナーw」 こんな俺たちの明日はどっちだ w
45 :
774RR :2005/05/10(火) 00:15:47 ID:1pWZzbFX
それが2chカポークオリティ
46 :
774RR :2005/05/10(火) 00:16:45 ID:jjySmSUr
なんかバカップルな上痛いぞ.. この時間にほんとに二人でいるわけではないよね? がんがんばっちこーーーお
47 :
774RR :2005/05/10(火) 00:22:27 ID:BjIJitbl
>>芋スレ18氏 紫煙。できれば2人の簡単なスペックキボン
48 :
774RR :2005/05/10(火) 00:30:38 ID:luOJK6WL
自転車で追突事故食らったひと?
49 :
774RR :2005/05/10(火) 00:43:17 ID:6sI0QI0Z
50 :
774RR :2005/05/10(火) 01:13:12 ID:8qRf06FB
>>49 違う、原付2段階右折で偶然、同時期に捕まって知り合った人だろ
女子高生にオカマ掘られた芋ZZR氏、光臨願います!続きが気になるぅ!
51 :
774RR :2005/05/10(火) 12:08:05 ID:BQ0u329X
50 違うぞ、48の通りだぞ。
52 :
774RR :2005/05/10(火) 13:33:35 ID:QpxNHHnU
53 :
774RR :2005/05/10(火) 19:33:19 ID:slE7GLAa
bura
54 :
774RR :2005/05/10(火) 19:34:17 ID:slE7GLAa
>56 書き逃げはしません、今も書いています。必ず続きを書きこむことを約束します。 読み手の皆さんの応援を裏切ることはできません。ただ数日は静観します。 自分も読み手としてみなさんの話を聞きたい、というのがひとつの要因です。 それでは失礼します。
56 :
774RR :2005/05/10(火) 20:37:35 ID:KCu+tyK8
>>54 心ない脳みそもないあほな奴らが
余計な事言った為
57 :
774RR :2005/05/10(火) 22:06:10 ID:1FoCgxGb
>>男爵タン 楽しみにしてますぞ。 横浜血戦編。
58 :
774RR :2005/05/10(火) 22:07:00 ID:jjySmSUr
今日、投下してクレ〜 あとある程度煽りは仕方がないかも…他のじゃまには なってないと思うよ。夜のテレビ小説の方ですら煽る人もいるし。気にするな
59 :
774RR :2005/05/10(火) 22:56:27 ID:PVh/X6NC
60 :
774RR :2005/05/10(火) 23:19:16 ID:m7o0EaGY
>男爵氏 エネルギーが充填するまでお休み下され。 でも男爵氏続編を 希望! 待望!! 切望!!!
61 :
774RR :2005/05/11(水) 00:41:31 ID:UygPCk1T
なあ一目惚れってした事あるか?
62 :
774RR :2005/05/11(水) 00:49:22 ID:Vs8OBAY8
63 :
774RR :2005/05/11(水) 00:54:23 ID:mVKGnrZq
>61 正直言うといつも一目ぼれなんだけど。 女の子見て、あっかわいいなって思ったらそれが一目ぼれだと思ってる、俺。 それともお米の話?
64 :
774RR :2005/05/11(水) 00:58:58 ID:UygPCk1T
あんまバイクと関係ないけど。少し吐き出させて。 教習所の先生?教員?に一目惚れしたっぽい? 教習所っつってもタイヤが倍ある方な。 まだ一時限しかその人に教わってないんだケドナ・・・。
65 :
61 :2005/05/11(水) 01:01:44 ID:UygPCk1T
スマソ。64=61です。 あと米は関係NEE
66 :
774RR :2005/05/11(水) 01:02:32 ID:MqZ2JjZ5
>>64 指名しろ!
全く関係ないけど、路上教習中にコース外れてエチーに行く教官もいる。
もちろん、合意の上だが。
そんなんでハンコ押してしまうらしい…。
こんばんわ。なかなか書けなくてすいません。 仕事は今日やっと落ち着いたので、明日からまた書きます。 冗長してるわけではありませんが、色々と書いておきたいこと があったので長くなってしまいました。なるべく、早く終われるように 一気に書いて一気にうpします。レスくれる方、読んでくれてる方 いつも有り難うございます。 名前が、気付くと前々々になってしまいました。さすがに読みにくいので 前スレで、「サボテン」と提案してくれた方がいたので、明日からサボテン とします。ありがたく使わせてもらいます。 今日は他の従業員と打ち上げをして今帰ってきました。明日は休日に したので他の人たちは、朝まで飲むらしいです。お酒が飲める人がちょっと 羨ましいです。 おやすみなさい。
68 :
774RR :2005/05/11(水) 01:17:58 ID:gyYYtEwg
>67 ごゆるりとー。気長に待ってますからねー
69 :
774RR :2005/05/11(水) 01:18:30 ID:rAEe5YKs
お久しぶりです。明日が楽しみだ♪
70 :
61 :2005/05/11(水) 01:31:27 ID:UygPCk1T
>>66 指名とかなくて完全にランダムな所なんでなんとも。。。(汗
勝手な淡い思いを抱きつつ今日も次郎丸(YZF-R1)で逝ってきます
誰か俺に話しかけるチャンスと勇気をっっ・・・;
71 :
774RR :2005/05/11(水) 01:33:50 ID:MqZ2JjZ5
>>70 ホントに?
パンフとかに書かれてなくても、指名出来る教習所多いよー。
俺が行ってたところも指名制度なかったけど、すごく気の合う教官がいたのでお願いしたよ。
事務所とかで聞いてみたら?
俺の場合男の教官だったけど(w
次郎丸の後ろに乗っけるようになったら話聞かせてね!
72 :
774RR :2005/05/11(水) 01:37:53 ID:SWQLHT+D
73 :
774RR :2005/05/11(水) 01:40:22 ID:mVKGnrZq
>70 女の子との経験はどのくらいなの?たった一回教習してもらっただけで 話しかけるのって俺みたいな話苦手な人には不可能だよ。 でもぜひやってもらいたいな。ちなみに横浜の三ツ沢んとこにある教習所は毎回ランダム だった気がする。俺もバイクで車取りに行った。 >67 待っていました。期待しています。
74 :
774RR :2005/05/11(水) 01:42:40 ID:dDPbyqNF
75 :
774RR :2005/05/11(水) 01:50:36 ID:mVKGnrZq
>74 ドッピオな俺が言うのもなんだけどDQN男爵=ディアブロなんだ。わかる? 先が読めるんだよ。
76 :
774RR :2005/05/11(水) 11:38:08 ID:Al08segV
>>55 ヒャッホ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
続きが読めるなら静観休憩なんでもあり
77 :
61 :2005/05/11(水) 16:02:26 ID:UygPCk1T
まだ次郎丸に乗せれる段階ではないが軽く報告。
>>71 今日行って確認してきますた。
指名?キャバクラじゃあるまいしそんなもんNeee!って言われ(´・ω・`)ショボーン
>>73 女の子との経験って?
ていうかおまい様は俺ですか?
トーク下手で全然話せません。
今日授業の合間にすれ違った時、
K(先生)「こんにちわ〜」
俺「・・・(俺の事覚えてる?ただの挨拶?でも・・・)ちゎっす」(軽く流す感じ)
もうおまいら俺をなんとかして下さい!(`_`;)
ちなみに今日は20分くらい前に着いて捜索(・∀・)
初めて私服見たYo!ボーダーシャツ&ジーパンでした
若ーい!っていっても俺のが多分年下だけど、もう(*´▽`*)ハァハァ
78 :
774RR :2005/05/11(水) 17:02:56 ID:mVKGnrZq
>77 気持ちわかる。2階に住むおねぇちゃんの落とす衣類を時々拾って階段のところにかけておくんだけど (恥ずかしくて届けることはできない。)、ある時ばったり会って「いつもありがとうございます」 とか言われた。でも俺恥ずかしいから「そんなことないです。えと、それじゃ」とか言ってバイクで速攻逃げた。 実際は話したかったし、あわよくばセクロスとか考えていた。 つまりさ、話しかけられるであろうことを前提にこちらからも話をふる練習しておく。一日100回。これなら たぶんちわっす以外にも話せるはず。 モテナイ俺が必死に考えた答えだから間違いない。がんばって、 いつかここで書いてください。
79 :
774RR :2005/05/11(水) 17:08:16 ID:vBWRXi8m
>>78 2階に住むおねぇちゃんの落とす衣類を時々拾って
階段のところにかけておく件について
く わ し く
80 :
774RR :2005/05/11(水) 17:08:21 ID:lqp4Z/Sc
>読み手の皆さんの応援を裏切ることはできません。ただ数日は静観します。 >自分も読み手としてみなさんの話を聞きたい、というのがひとつの要因です。 >それでは失礼します。 はぁ?なにが裏切ることは出来ない だ?( ゚Д゚) 書く側にとって書くのは一種の自慰行為 これが分かってない書き手はほんとだめだな"(((( ´,,_ゝ`)))) ププッ それをなに?「皆さんのため」見たいな言い方( ´Д`) 夫毎もう書かなくていいよ このスレの住人は全然節操無いから すぐ忘れるし、新しい書き手が来れば飛びつくからね ノ~~~
81 :
774RR :2005/05/11(水) 17:13:07 ID:Bj900Rnv
むしろ80がこのスレには必要ない件について(笑)
82 :
78 :2005/05/11(水) 17:24:16 ID:mVKGnrZq
>79 体調悪いんで会社休んだ俺様が来ましたよ。 ガッカリさせるようで申し訳ないのだが、ハンカチとかハンガーとかその程度。 パンティーとかブラは一回も無い。むしろパンティーは拾えない。かなり気まずそう。 つい先日もハンカチが落ちていた。対面すれば次回こそは話そうと思うが部屋まで 押しかける勇気は無いし、勘違いされたら怖いので絶対無理。 つまらなくて申し訳ない。
83 :
61 :2005/05/11(水) 17:28:49 ID:UygPCk1T
>>78 こんな駄文読んでくれてありがとう・゚・(つД`)・゚・
でも練習できる話題が思い浮かばない。。。
てか先生も休憩時間短いだろうしとか考える俺はダメですかorz
とりあえず今宵は話題を考えながら寝ます
>>82 ぱんつ拾ったら返さないから気まずくないだろ。
85 :
774RR :2005/05/11(水) 17:47:40 ID:mVKGnrZq
>83 モテナイ俺がアドヴァイスするのも気が引けるんだけど例えば 「車(あるいはバイク)何乗っているんですか?」とか 「免許取ったらBIPカー乗ろうと思ってるんですけどどう思います?」 とかでいいと思う。そんなたわいのない話ができないから俺は女に縁が無いんだと思うんだけどね。 そういう小さい会話を積み重ねるのが重要だと思う。 まぁ俺はモテナイんだけどね。 >84 実際はドッキリを気にして拾えないだろうと思う。ただもう一度話したいな。俺会話苦手だし 礼儀しらないからここに越して来たとき実は挨拶回りしてない。だからそのおねぇちゃんと話したのは それが最初で最後。隣人ともおはようございますってやつが5回くらいしかない。もう1.5年住んでいるのに。 まぁお話できるようになったらここに書き込もうかな。まぁモテナイから無理だけどね。
86 :
774RR :2005/05/11(水) 19:28:41 ID:EsSpG2mU
87 :
774RR :2005/05/11(水) 19:34:48 ID:hS/G7KYE
ふむ、男爵氏とかサボテン氏が来るまで俺の恋愛話でも書こか? つっても脳内だがな。
88 :
774RR :2005/05/11(水) 19:44:40 ID:kXj1nply
>>87 ごめん、脳内の話は間に合ってるんだ。俺の脳内にいっぱいあるから。
89 :
774RR :2005/05/11(水) 19:52:25 ID:fYNbrQFg
>>61 最初は他愛の無い話しで様子見するんだよ。
61「今日はいい天気ですね〜」(何気なく言う感じで)
指導員「そうですね」(無愛想)
61「こんないい天気の時は出かけたいですね。
天気がいいのに仕事をやっていて、やる気出ますか?」(ちょっと明るく)
※この先のパターンは無限だから下記は例。
指「いえ、そんな事は無いですよ」(女性の場合だとこんな感じの返事が多そう)
61「あ、そうなんですか。"仕事だから天気よくてもしっかりやらなくちゃ"
みたいな感じですか?」(ちょっとテンポよく明るく喋る感じ)
指「そうですねぇ」
次の会話が思いつかない場合はちょっと間を開けて、
61「指導中にも、こういう風に話し掛けてる方はいるんですか?」
指「うーん。色々な方がいらっしゃいますね」
まぁ、こんな感じで会話を繋げていくんだ。目の前にある状況を話すネタとして
やればそう辛い事は無い。ただ、女性の前でテンぱっちゃうのはどうしようもない。
俺も、同性ならこういうネタが考えられるけど、女性の前だと考えられない(´・ω・`)
>>78 別にパンツやブラとかが落ちてきても俺はピンポーンして渡しちゃうけど。
落ちたパンツを洗濯したりするのは異常だけどな。つか、落ちて回収したまま
とか落としっぱなしはいい印象を持たれないし、失礼に当たると思うけどな。
拾った時の気遣いは重要なんだな。例えば落ちた下着をそのまま渡すと女性は
恥ずかしいじゃん?だから、軽くゴミを落とす程度はたいて、特に畳まずに
スーパーの小さな袋に入れて「あの、落ちていたので渡しに来たんですけど」と
言えばGOOD。袋に包むと言うのも中々の評価になると思うけどな。
90 :
774RR :2005/05/11(水) 20:17:50 ID:mVKGnrZq
>89 とりあえず袋に包むアイデアは頂いた。今度やってみる。ナイスアイデアありがと。
91 :
774RR :2005/05/11(水) 20:52:52 ID:efuRjy/d
服屋のロゴなんかが入った紙袋につつんであげると おしゃれな感じがでるかと. スーパーの袋じゃ少し生活臭でてる希ガスる. けど袋はいいアイデアでちね(・∀・)
92 :
774RR :2005/05/11(水) 21:08:11 ID:mVKGnrZq
>91 スーパーの袋でやろうとしてた・・・_| ̄|○ 自分ひとりの判断ではこの先不安なことがわかった。 紙袋は紙袋でもソフマップとかはまずいんだよね?何となくわかってきた。 とりあえずありがと。
93 :
774RR :2005/05/11(水) 21:27:52 ID:HgGGO2xQ
まちがっても「アニメイト」とかダメだろうね。
>>84 逆に疑われて気まずくなる悪寒。
>>92 育ちのいい女性なら、下着類は防犯上外に干さないと思う。
袋は中が透けないやつなら特に問題ないか、と。
パンツはともかくキッカケがあるだけチャンスだよ、がんがってな。
95 :
774RR :2005/05/11(水) 21:45:51 ID:pGhHG6/L
78よ。 よく考えて見れ。今の世の中便利グッズがイパーイあって ハンガーを飛ばないように止める洗濯バサミもあったりする。 ハンカチやハンガーなんてそう何度も頻繁に飛んでいくものではない。 それに何度も飛んでいけばそれに対処するのが普通である。 じゃあなんで、そのおねいちゃんは対処をしないんだ? 答えは一つだ!おまいの所に飛んでいくのを期待している。 それはナゼか?そう、おまいなら分かるはずだ。 ガンガレ!超ガンガレ!!おまいには漏れたちがついている。 洗濯男として立ち上がれ!!! そしてその経過をここにカキコしる!
96 :
774RR :2005/05/11(水) 22:28:28 ID:9XTqNY4g
>>95 「洗濯男」ワラタ
本人が必死に洗濯しているみたいな印象を受けるから、
「 洗 濯 物 男 」ジャネーノ?
97 :
774RR :2005/05/11(水) 22:36:44 ID:UGaW2Civ
あ
98 :
774RR :2005/05/11(水) 22:40:02 ID:ohExPcd0
>>78 でもさでもさ、もしホントにパンツとか落ちてたら
匂いとか嗅いじゃうんじゃないの?
99 :
78 :2005/05/11(水) 22:41:08 ID:mVKGnrZq
とりあえずバイク関係ないからここには書かないよ。まぁバイクの半径1m以内にいつも落ちてるんだけどね。 でも今度見つけたら頑張ってみる。 とりあえずサボテン男氏に期待。
100 :
78 :2005/05/11(水) 22:41:59 ID:mVKGnrZq
絶対に嗅がない!・・・はず
101 :
774RR :2005/05/11(水) 22:55:07 ID:pGhHG6/L
>>96 (・∀・)ソレダ!!
>>99 バイクの上に洗濯物が落ちていたことにすれば無問題
そして一度でもタンデムでツーリングすれば完璧
102 :
774RR :2005/05/12(木) 00:15:48 ID:urWziQgn
>>「洗濯男」よ 俺んとこもアパートの2階に若い女が住んでる 俺は2階から落ちてきたパンストを紙袋に入れて窓の格子に挟んどいたよ そしたら・・・ (クンクンはしてないぞ)
103 :
774RR :2005/05/12(木) 00:17:55 ID:4LY0dGed
+ + ∧_∧ + (0゚・∀・) ワクワク (0゚∪ ∪ + テカテカ と__)__) +
104 :
774RR :2005/05/12(木) 00:19:55 ID:61/Ai9qj
>102 くんくんはしていないが、ぐんぐんなったと、そういうわけだな?
105 :
サボテン :2005/05/12(木) 00:25:33 ID:4b7TBxoJ
俺は飲めいないアルコールをチビチビと飲みながら直美ちゃんと話し を続けた。「なんだかロンドンに住みたくなっちゃった」と窓の外を見 ながらつぶやいた。ははっと笑いながら俺はイスから立ってCDを入れ替 えた。YMOのワイルドアンビシャスが流れ始める。ちょっとだけ、ムード ある曲をわざと選曲してみた。直美ちゃんはそれに気付く訳もなく、ウ ィスキーあおった。「あまり飲み過ぎない程度にね」と言ったが。えへ へと締まり無い笑みを浮かべて更に飲んだ。顔がうっすらと赤くなって いた。普段あまり見ることのない表情に少しドキッとした。 気付けば最後のウィスキーも尽きていた。オレンジジュースを飲もう としたが、直美ちゃんがウィスキーをオレンジジュースで割ったらしく て、それも空になっていた。直美ちゃんは蛇口から直接水を飲もうとし ていた。「今、スーパーで飲み物買ってくるからちょっと待ってて」直 美ちゃんは、自分の財布をもって上着を着た。「私も連れてって」と 少しよろけながら、ドアの前に立った。一人で部屋に残しておくと、何 かありそうな感じがしたので、一緒に行くことにした。 つづく
106 :
サボテン :2005/05/12(木) 00:26:26 ID:4b7TBxoJ
スーパーは歩いてだいたい15分くらいのところにある。その15分 の間、直美ちゃんと一緒に歩けるのがとても嬉しかった。「はぁ、外の 空気にあたったら酔い覚めちゃった」直美ちゃんはふーっと息を吐いて そう言った。「覚めた方がいいって。あんなに飲んで大丈夫?」と心配 して聞いた。「大丈夫。最近多く飲んでも大丈夫になったから。女だか らってバカにしてるでしょ?」そう言って笑いながら俺を小突いた。 「バカにはしてないけど、大丈夫かなと思って」と言った。本心か ら心配だった。男友達や他人だったらどうでもいいことだが、自分の 好きな人だから心配で当然だと思う。 スーパーに着くと人がまばらにいるくらいで、買い物しながらおしゃ べりするのに最適だった。「何買うの?」とカートを押しながら直美ち ゃんが聞いてきた。笑顔が最高に可愛かった。きっと買い物が好きなん ろうなと思った。「まずはジュースか何か飲み物と・・」と言いかけた ら直美ちゃんが俺の言葉を阻んだ。「ビールとかは???」と直美ちゃ んは聞いてきた。「お酒は明日。今日は十分飲んだから」と言ったら直 美ちゃんは、「ちぇ」と笑いながらまた小突いた。「外国製のジュース とかって何か変な物入ってそうだよね」と聞かれた。確かにそういう物 もある、どう考えても不自然な色の炭酸飲料や以上にしょっぱいスナック 菓子とか。「確かにあるけど、俺はあまりジュース類は飲まないから」 と言うと、「じゃ、これ」と直美ちゃんは一本のペットボトルをカート に入れた。それは、眩しくて目をそらしたいほど蛍光の黄緑色だった。 どうやら、青リンゴの炭酸飲料らしかった。「こういういかにもな色 ってひかれるよね〜」と、今度は真っ赤なサクランボの炭酸飲料を カートに入れた。 つづく
107 :
サボテン :2005/05/12(木) 00:27:07 ID:4b7TBxoJ
お菓子や飲み物を買ってスーパーを出た。「何か魚とかヤバげなものと か多くない?」イギリスのスーパーでは新鮮な魚介類はあまり無く、ロン ドンに来たての頃は困った。「確かに新鮮な物はないね。野菜とかは比較 的に日本に近いけど、キュウリとかは大味だからあまり食べないね」直美 ちゃんはかなり興味があったらしく、スーパーの中でもいろいろな商品を 見ては日本の物と比べてるようだった。「スプリングオニオンってあった けど、これはネギみたいな物?」直美ちゃんは試しに一本買ったらしくて 袋から、スプリングオニオンを取り出して見せた。「そうそう、それは ネギだよ。日本のと同じだよ。よくみそ汁に入れて食べてるよw」と言うと なんだか残念そうだった。「ねぇ、日本に帰りたい?」突然聞かれてびっく りした。直美ちゃんの顔を覗くと笑顔が消えていて、まじめな表情が見え た。「帰りたいけど、まだ勉強中だから・・・」小さな声で答えた。自分の 心の中では、直美ちゃんと一緒に日本に帰ってしまいたいと思っていた。そ して、こんな楽しい生活を日本でもしてみたいと思ってた。「そっか、勉強 でイギリスに来たんだからね」直美ちゃんはニッと笑って見せた。そして 直美ちゃんは俺の手を握った。何も言わずに俺も直美ちゃんの小さな手を 、植物のシブやハサミの傷が付いたゴツゴツした手で握った。手は荒れ放題 でガサガサしてたからちょっと気が引けた。 つづく
108 :
サボテン :2005/05/12(木) 00:28:29 ID:4b7TBxoJ
二人とも少しうつむき加減で歩いていた。特に会話も無く、お互い目が合う と視線を逸らした。すこし気まずい雰囲気で、手を繋ぎながら歩いた。小さな 公園が見えてきた。ここまで来るとアパートはすぐそこだった。「あそこって 公園とか?」直美ちゃんが沈黙を破った。「そう、公園だよ」と言うと、直美 ちゃんは公園へと俺の手を引いた。街灯がぼんやりと公園を照らしていた。二 人ともベンチに腰掛けた。直美ちゃんはため息をついた。俺はどうすることも できず、ただベンチに座るだけだった。ふと背中が痒くなったのに気付いて背 中をかこうとしたが、右手で手を繋いでいる上に痒いところに左手が届かなか った。気になり出すと止まらなくて、余計に痒くなっていくような感じがして いた。直美ちゃんの顔を覗くと、ちょっとうつむき加減で地面をただ見詰めて いた。痒みは限界に達していた。「ごめん・・・。背中かいてもいい?」直美 ちゃんはキョトンとしていたが、すぐに大笑いしていた。「せっかくなんかい いムードだったのに」と、ゲラゲラ笑っていた。少し照れながら背中をかいた。 それから、また仲良く手を繋ぎながらアパートに向かった。 つづく
109 :
サボテン :2005/05/12(木) 00:29:13 ID:4b7TBxoJ
いかにもな色の炭酸飲料を飲み比べした。それを混ぜたりして飲んだり、罰 ゲームで飲んだりした。端から見れば子供だ。時計は、夜中の12時半を指し ていた。先に直美ちゃんがシャワーを使ってる間、俺は日記を書いた。とにかく 二人の思い出を全て書き記しておいた。 直見ちゃんがシャワーから出てきた。恥ずかしいので意図的に時計を見て、腕 時計の時間を修正してる振りをした。「シャワー空いたよ」と言いながら後ろの イスに座った。「あ、わかった」と、直美ちゃんを見ないようにシャワーを浴び に行った。 シャワーから出ると直美ちゃんはすっかり寝ていた。バイクの雑誌を見ていた らしく、雑誌を開いたままで寝ていた。ページを見ると、ツーリングに持っていく 必需品が紹介されていた。「ツーリングいいなぁ」とぼそっと独り言をつぶやいて から、直美ちゃんを抱き上げてベットに寝かせた。自分も眠かったからすぐに布団 に入った。直美ちゃんの寝息が隣から聞こえてくる。 つづく
つ【支援】
111 :
774RR :2005/05/12(木) 00:35:02 ID:61/Ai9qj
支援です。待ってましたぁ
112 :
サボテン :2005/05/12(木) 00:42:12 ID:4b7TBxoJ
寝ているとトントンと肩を叩かれた。目を開いてみると、暗闇に直美ちゃんの 目が浮かんで見えた。「ねぇ、そっちの布団入ってもいい?」と聞かれた。俺は 困惑した。突然こんな事が起きるとも思っていなかったし、まだそんなに深い関 係になっていないと思っていたからだ。「だめ?」と聞かれた。少し寝ぼけたふり をしようとしたが、すぐばれるだろと思いやめた。「いいよ」一言そう言うと俺は少 し端に寄った。俺は何を話すわけでもなくまた寝ようとしていた。一緒の布団で 誰かと寝るのは、小さい頃母や姉と寝たとき以来だった。肉親と寝るのならどう という事はないが、今隣で寝ている直美ちゃんは肉親ではない人間だ。当然の ことながら、緊張してきた。寝ようとしたが結局だめだった。直美ちゃんは俺との 距離を更に詰めて、俺の背中にぴったりとくっついた。そんな体制が何分続いた だろうか?疲れもたまっていたので自分もまた眠りに落ちた。 朝、カーテンの隙間から差し込む日の光で起きた。直美ちゃんは昨日と同じ 体制のまま寝ていた。俺が動くと直美ちゃんが起きる恐れがあったから、自分も その体制のままでいた。 どうしていきなり俺の布団に入ってきたのだろうか?二人はもうそういう仲に なったのだろうか?いろいろな事が頭に浮かんでくる。取りあえず、布団の中 から手を伸ばして、テレビのリモコンを取ってテレビの電源を入れた。BBCの ニュースが流れていた。それをぼんやりと見ていると直美ちゃんがむくっと、起 きた。「おはよう・・・」と眠そうな顔をこっちに向けてポツリと言った。俺も応じて おはよう、と返した。直美ちゃんの頭が大爆発していた。それを見て俺は大笑い した。「自分の髪だってすごいよ、ぺったんこになってるよ」と言われて後頭部を 触るとぺったんこになっていた。昨晩、スーパーの帰り道のような気まずい雰囲気 にはならず、とても気持のいい朝を迎えられた。 つづく
113 :
サボテン :2005/05/12(木) 00:45:24 ID:4b7TBxoJ
取りあえず今日書きためておいた物をうpしました。明日もうpしますので 読みたい方は読んでみて下さい。 今日はここまで・・・。 おやすみなさい。
114 :
774RR :2005/05/12(木) 00:46:04 ID:pv11x+7D
その状況になってまで、エ、エチーry ハァハァ支援
115 :
774RR :2005/05/12(木) 00:50:51 ID:xjHc4vCw
リアルで・・・ つ@B
116 :
774RR :2005/05/12(木) 00:54:33 ID:qkO1L7Bn
乙です!支援です!
117 :
774RR :2005/05/12(木) 01:13:57 ID:Yre6ZnGt
置いときますね つC
118 :
774RR :2005/05/12(木) 02:54:04 ID:T+8mAfI2
乙です! やばいここの人達の物語を読んでるとすげえ恋愛したくなった…。 てか何で今俺は一人の夜を過ごしてるんだろうか…。 おいっ!!おまいらっ!! 恋愛してますか?
119 :
774RR :2005/05/12(木) 04:21:35 ID:4NHzW1Wn
なんと…サボテン氏はバージン(当時)だったのか?
120 :
774RR :2005/05/12(木) 08:50:08 ID:9cBCsoW4
>>118 俺は、昨日終わった。
3年前、同じ歳の四国の女の子とチャットで知り合った。
そして、自然消滅しかけたけど3年間メールが続いて深い関係になった。
今年のゴールデンウィークを使い関東から四国までバイクで会いに行った。
会った当時に俺は童貞を捨てた。それほど深い関係だったんだと思う。
しかし、その子には数年続いてる彼がいた。その彼とは、
連絡も取ってないし引越しをして居場所も分からないらしい。
要するに、一方的に好きらしい。
そうなると俺の立場は中途半端になってしまう。
いい加減に若い(18)俺達の将来を考えたり、更に深く入り込むには、はっきりしたいと思い、
・今の関係を続けるなら連絡は一切取らないし、もう会いに行かない。
・俺の彼女になるなら今より関係が深くなる。
と言った。
返ってきた答えは「○○(俺)はすごく好き。友達に相談したら"彼と別れてその人(俺)と一緒になった方がいい"と
言われたけど、彼が好きなの」と言われた。
「何で彼が好きなの?」と聞いたけど「分からない…」
と言われた。あと「どっちにも選択できない」と言われて
「今後は一切、連絡を取らないって事?」と聞いたら
「うん」と答えられた。
携帯だし簡潔に終わらせようと思ったら長くなった_| ̄|○
121 :
774RR :2005/05/12(木) 10:30:24 ID:mBnzDuLe
>>120 (゚ε゚)キニスナ!!
18さなら、もーまんたい(へんかry
28歳ニートいるし
122 :
774RR :2005/05/12(木) 10:32:07 ID:3g+euvYO
>>サボテン氏
乙です。支援!
その状況下で手を出さないなんて・・・
>>120 なんか可哀そうだな。
15歳の時から3年間、メールだけのやりとりだったの?
時代を感じるなぁ・・・
相手の女は何がしたいんだろうな?
俺の周りでも似たようなタイプの女がいるよ。
連絡先も分からないのに前カレの事をずっと思っている女。
俺はそういうヤツ見てるとムカついてくる。
123 :
774RR :2005/05/12(木) 11:22:43 ID:Yre6ZnGt
>>118 昔の事ちょっとだけ書きます。
ある年の秋、日帰りのソロツー途中に休憩しに寄った道の駅で、
250ツアラーにまたがり、ダブルのジャケットをカコヨク着こなした、
小柄で可愛いオニャノコに思い切って声をかけた。
俺は2stオフで林道フル装備、
見た目は185センチ95キロで人に言わすと熊みたいな大男。
更にメットを脱いだ顔は実にむさ苦しい体育会系。
んで最初彼女は明らかに引いていた、でもジャンルは違えどバイク乗り同士、旅や温泉の話題で小一時間盛り上がり、自然にアドと携帯を交換して別れた。
ここは雪国で冬の間はまず乗れないので、
一日おきくらいにメールの交換をした、
彼女は東京の人でふたつ年上、仕事の都合でこっちに来てると言う。
内容は春になったら一緒に走りたいねとか他愛の無い話が主だった。
春になると二人であちこちに日帰りで出掛けて、
当たり前のように付き合い始めた。
手を繋いでツーリング先の湖畔を歩き、木陰でキスしたりした帰りに初エチーした。
このもてない俺に初めて彼女ができた!
しかも夢にまで見たバイク乗りカポー、俺は有頂天だった。
124 :
774RR :2005/05/12(木) 11:26:54 ID:kHwZO7LN
仕事ちゅうだが私怨しておこうか。
125 :
120 :2005/05/12(木) 11:39:36 ID:9cBCsoW4
高校入学直前に出会って、3年弱メールだけだった。正直、メールで3年も続くと思わなかった。 そして、会わなくても電話やメールのみで人を好きになって、 四国まで会いに行くとは思わなかった。 今、「時代を感じる」とレスを読んだら改めて多様な時代と感じたよ。 頭が、ふわふわつーか、ぼーっとと言うか…変な感じ。
126 :
774RR :2005/05/12(木) 15:35:42 ID:0ntO8hYq
バイク仲間が欲しくてチームに入った。 もし私がチームに入ってなければ、あなたと出会えてなかったね 人生ってどこで出会いが待ってるかわからない… 今は仲良く一緒にカスタムしたり、ツーリング行ったり、タンデムデートしたり あなたと居ると本当に楽しいです。ありがとう! これからもたくさん思いで作ろうね!
127 :
774RR :2005/05/12(木) 18:04:04 ID:n23LOxoH
>>126 まずは話を聞こう(゚∀゚)エヘ
っというか聞かせてくださひ(゚Д゚)ゴルァ
128 :
774RR :2005/05/12(木) 23:15:13 ID:61/Ai9qj
今日はサボテン氏来ないのかな?英語どのくらいしゃべれるんだろう?
129 :
サボテン :2005/05/13(金) 00:43:26 ID:mb5vrDSW
直美ちゃんはまた布団に横になりすーすーと寝息をたてていた。起こさないように そーっと布団から出て俺は、洗面所で顔を洗い歯を磨いた。歯ブラシを口の中に入れ ると、オウェッとえづいた。直美ちゃんに気付かれてはいまいか気になり、ドアからそっ と見てみると、相変わらず寝ていて安心した。 取りあえず朝食を作ることにした。男一人で生活してきたから作れる物はたかが知 れている。スクランブルエッグにベーコンとトーストをテーブルに置く。よく見ると いつもより上手に作れているような感じがして悦にはいっていた。そろそろ和食が恋 しくなっていた。直美ちゃんを起こそうと顔を見てみると、口元からヨダレを垂らし て寝ていた。思わず声を出して笑いそうになったが、必死に堪えてタオルでぬぐって から起こした。「またおはよう」と眠そうに言った言葉を今でもしっかり覚えている 。それから、朝食を食べながらその日一日の予定を考えた。直美ちゃんは明日帰るの で、まずは荷物をまとめることにして、外を適当にブラブラすることにした。 朝食を食べ終わった後、直美ちゃんは自分の荷物をまとめ始めた。昨日スーパーで 買ってきた花を花瓶に飾ってると直美ちゃんに呼ばれた。後ろを向くと、直美ちゃん が何か包みを抱えて立っていた。「これ、ハロッズで買ってみたんだけどプレゼント だよ」と包みを俺に渡した。「何かな?ありがとう」もっと気の利いた感謝の言葉を かけてあげれば、と思ったがやはり照れて言い出せなかった。包みを開けると、うす ピンク色のシャツが出てきた。「お花屋さんで仕事してるんだから、オシャレなシャ ツ着て仕事するのもいいよ。サイズはどう?」言葉がなかった。嬉しくて涙が出そう になった。着てみて、と促されて着てみた。サイズはぴったりだった。いつもは白い シャツだったり、青いシャツだったからピンクはとても新鮮だった。自分ではないよ な感じがした。 つづく
130 :
サボテン :2005/05/13(金) 00:45:01 ID:mb5vrDSW
ちょっと派手な感じもしないでもなかったが、とにかく気に入った。「サイズちょ うどいい?」直美ちゃんはちょっと、心配そうな面持ちで俺を見ていた。「大丈夫 だよ、ちょうどいい。本当にありがとう、嬉しいよ」そういったとき、涙がまた出そ になりあくびをしてごまかした。きっと直美ちゃんは不慣れな英語で、俺にシャツを 買ってきてくれたと考えると、嬉しいような恥ずかしいような気持になった。直美ち ゃんは、俺が着ているシャツを引っ張ってしわを伸ばすようにしていた。「おお、い いねぇ、似合うよ〜」直美ちゃんはニヤッと笑いながら俺をしげしげと見ていた。 俺はファッションなんかには全く興味が無いから、偉そうなことは言えないけど、 コットンのパンツとピンクのシャツは合ってるような気がした。 そのまま二人で散歩に出かけた。ちょっと曇っていたが、二人とも天気を気にする ことなく歩道を歩いた。「ねぇ、スーパーに行ってみたいんだけど」直美ちゃんが、ち ょっと恥ずかしそうに俺に言った。なぜスーパーなんだろう?と思うと、笑いがこみ上 げてきた。「スーパーで何か買うの?」と聞くと、直美ちゃんは日本のスーパーとじっ くり比べてみたいと言った。昨日と違うスーパーに行くことにした。どこがいいかと 考えてみた。ちょっと高級な人が行くマークス&スペンサーというスーパーを知ってい たので、そこに行ってみることにした。地下鉄で行けばすくなのだが歩きたいと言うので 歩くことにした。 バイクが走ってくると、直美ちゃんは「あのバイク格好いい!」とはしゃいでいた。や はりバイクが好きなんだ、と思うと自分も早くバイクで走りたいなと考えていた。時間に してどれくらい歩いたかは忘れたが、結構な時間だったと思う。目的地のマークス&スペ ンサーに着くと、早く行こう!と直美ちゃんは早歩きになった。直美ちゃんはカートを 押しながら、色々と見ていた。「あ、衣料品もあるんだ!」とすぐにそっちの方に行って 見ていた。直美ちゃんの後ろにくっついて歩いてると、下着のコーナーにたどり着いて しまった。「俺、あっちの方見てくるから」とごまかした。「何?恥ずかしいの?」と 茶化された。しっかり分かっていたようだ。 つづく
131 :
サボテン :2005/05/13(金) 00:47:35 ID:mb5vrDSW
直美ちゃんが衣料品を見ている間、俺は適当に果物や雑貨を見て回っていた。デザート を見ているととても美味そうだったので、何個か買った。少しすると、直美ちゃんがやっ てきた。「いいものあった?」と聞くと、カートの中を指さした。よく見ると、下着が入 っていた。「あぁ。。いい買い物だね」とぼそりと言うと、直美ちゃんはふっふと笑って いた。「これは何?」と何かを手にとって直美ちゃ「んは俺の目の前に差し出した。紛れも なくブラジャーだった。「え?ブラジャー?」とストレートに言ってしまった。「そんな 率直に言わなくても・・・」と大笑いしていた。ブラジャーだからブラジャーだと言った のだが、失敗した。 デートでスーパマーケットと言うのも悪くない。そう思いながら、カートを押しながら 買い物をした。何故かトウモロコシを買ってみたり、ラーメンのような物を買ってみたり して、二人ともかなり無駄使いをしていた。結局、日本のスーパーマーケットと比べる、と いう目的は忘れ去られて、ただの買い物になってしまった。それはそれで楽しいのでよしと した。 歩いてると時計屋の前を通りすぎた。はっと思い直美ちゃんを誘って時計屋に入った。直 美ちゃんはぽかーんとしていた。シャツのお礼に何かプレゼントしたかったら、時計屋に入っ た。「どんなのがいい?」と聞くと直美ちゃんは、キョトンとしていた。「シャツのお礼」 と、言うと。ニヤーと笑い、ショーケースに張り付いて時計を選び始めた。かなりの時間を 待った。「ねぇ、これどう!?」と直美ちゃんは俺に時計をつけた腕を見せた。かなりゴツイ クロノグラフだった。「バイクで走ってるときでもタイム計れそうだよ!」と、満面の笑みだ った。「あー、似合うかも!それいいね!」と言いつつ、値段を見てみるとびびった。直美ち ゃんはイギリスの通貨の感覚があまり無いから仕方無いと言えば仕方ない。「大丈夫?高い?」 と直美ちゃんは心配してくれたが、後には引けず買ってしまった。手持ちでは足らずにクレジットカードで買った。 つづく
132 :
サボテン :2005/05/13(金) 00:52:53 ID:mb5vrDSW
今日、仕事で庭を作りに行ったお客さんの家に、なんとクラウザーのドマーニ が置いてあって焦りました。奇妙な形にひかれてちょっと乗ってみたくなりましたw 時計を買ったときの事は未だに忘れることのできない思い出のひとつです。日記 を読みながら顔を真っ赤にしてしまいました。日本円に換算すると、だいたい3万 ちょっとくらいだったと思います。当時はお金がなかったので、たかが3万でも大変 な出費でした。日記に、「正直痛い出費だ」と書いてありました。ウェンガーの女性 向けの時計だったと思います。 また明日。おやすみなさい。
133 :
774RR :2005/05/13(金) 00:58:04 ID:otPTHL88
>サボテン氏 乙!
134 :
774RR :2005/05/13(金) 01:06:57 ID:b1qnrdTX
そこを引かずに買ってあげたサボテンさんはエライ! 直美さんはいまでも大事に持ってらっしゃることでしょう
135 :
774RR :2005/05/13(金) 08:16:54 ID:43eRAs3u
>>サボテンさん 電車から乙!
136 :
774RR :2005/05/13(金) 09:28:08 ID:wFgkunMy
>サボテン氏 今後の展開、期待!
137 :
774RR :2005/05/13(金) 15:21:07 ID:jQWmQnIE
>>123 ちょ、おま、すごい消化不良なんスけど!
続き頼む!チンチン
138 :
123 :2005/05/13(金) 15:41:54 ID:MiEo0Z2k
>>137 つづくって書いとくの忘れてましたorz
いま書いてるとこですスマソ
早ければ今晩あたりにうpしますんで。
139 :
774RR :2005/05/13(金) 16:07:31 ID:gch7uYes
>>123 続くの支援
+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワク
(0゚∪ ∪ + テカテカ
と__)__) +
140 :
774RR :2005/05/13(金) 17:24:45 ID:ibGtsf4G
最近いい燃料ないから、よろしく頼むぞ
141 :
774RR :2005/05/13(金) 21:38:43 ID:LPd3grU9
test
(皆様お久しぶりです。前スレの続きからアップします。前のスレッドがもう無いようなので初めて読む方には 必要でしたらダイジェスト見たいな感じで何らかの対処をします。それではまたよろしくお願いします。) 俺「キスはやばいって。」 ミユキ「何で?」 俺「記録に残っちゃうじゃん。誰か見たらどうするの?」 ミユキ「じゃぁ抱っこ。」 俺「一緒だって。もうちょっとなんつーか、健全なやつで。」 とりあえず俺たちは2人揃って笑顔を作り、プリクラを撮った。 俺「よし、探索再開な。」 ミユキ「割れなくて、部屋に飾れて・・・」 俺「大き目の額縁は?大きい写真とか入れられるやつ。」 ミユキ「あーっ、いいね。で私とお兄ちゃんの写真引き伸ばして飾っておこう。」 俺「まぁ何入れるかは別として、それに決定な?」 ミユキ「うん。」 そして俺たちは雰囲気のある額縁を選んだ。俺は店員にマジックペンを借りた。 俺「ミユキ、メッセージ書くぞ。」 ミユキ「何て?」 俺「思ったこと書けよ。」 俺とミユキはそれぞれ透明なアクリル板の下のほうに小さくメッセージを書いた。ミユキはとんでも無いことを 書いたが俺はそのままにしておいた。 俺「ミユキ、さっきのプリクラ貼ろうぜ。」 ミユキ「今日のお兄ちゃん冴えてるね。」 俺「そうそう、いつもはドジでマヌケで・・・」 ミユキ「タンス漁ったり、ブラいじったり、・・・」 俺「タンスは漁ってねぇよ。」 ミユキ「やっぱりブラはいじるんだ。ふ〜ん。まぁいいや、こんな感じ?」 俺「う〜ん、いいね〜。」 俺たちはそれを贈り物用に包装してもらった。 俺「さぁじいちゃんの家行くぞ。」
143 :
XL9623 :2005/05/13(金) 21:48:00 ID:I/Qfo7CI
リアル紫煙
インターホンを押した。 俺「アキヒロだよ。」 ミユキ「ミユキだよ〜。」 じいちゃん「お〜アキヒロか。ヒロマサ(俺の父ちゃん)からこっちに来るって聞いてたぞ。」 ミユキ「ちょっと、おじいちゃん、私もいるんだからね。」 じいちゃんは年齢のせいか毎年同じ顔だ。 俺「ばあちゃんは?」 じいちゃん「琴の稽古に行った。」 ミユキ「はい、私たちからのプレゼント。」 じいちゃん「あぁありがとう。」 ミユキ「・・・ちょっと、おじいちゃん、しまわないで今開けてよ!」 じいちゃん「あぁ、すまんな。そういえばそうだ。」 じいちゃんはバリバリと無造作に包装を破いていく。たぶんこの大雑把さが俺の父ちゃんに遺伝したんだろう。 俺「その下に貼ってあるのは俺とミユキの写真だよ。大事にしてね。」 じいちゃんは嬉しそうだった。 ミユキ「おばあちゃんはいつ帰ってくるの?」 じいちゃん「たぶん終わったあとお茶とかしてくるからな、夕方だろ。」 俺「じゃぁそれまで俺は肩揉むかな。ミユキはお掃除な。」 ミユキ「うん。」 ばあちゃんの帰宅後マッサージをしてあげ、一緒に温泉に行った。孫が2人も来たんだから、いい孝行になったと思う。 ところで、ミユキの書き込んだメッセージにはじいちゃんもばあちゃんも特に気にしないでいたが、その家に飾って あるということが後々ちょっとしたイベントを引き起こすことになる。
帰宅後夕食をとり叔母さんに今日の報告をしてミユキの部屋へと引き上げた。 俺「さてと、今夜がミユキと過ごせる最後の夜になるのかな?」 ミユキ「えっ?どういうこと?」 俺「横浜行ったらミユキはうちの実家に泊まるだろ?俺はそこに住んでいるわけじゃないからね。 横浜から函館に戻ってきたらまたしばらく会えなくなるな。」 ミユキ「そういえば、そうだね。でも、また函館に来てくれないの?」 俺「ツーリングを建前に来ることはできるけど、冬になったらそれは通用しないだろ。 ミユキだけに会いに来るのはなんだかまずいような気がするんだよね。俺の言いたいことわかる?」 ミユキ「うん、じゃぁ今日は一緒に寝よ。」 なんだか誘導しちゃったみたいだな。 俺「叔母さんがそんなこと許すわけ無いだろ。」 ミユキ「別にえっちするわけじゃないんだから。」 俺「まぁ、そうだけど。でもどうやって?いつの間にか2人が一緒に寝ていたら叔母さんは疑うだろうし、 それとも叔母さんに許可取るの?それも怪しいよな。」 ミユキ「う〜ん、お母さん帰ってこなければ良かったのに。」 俺「冗談でもそんなこと言うなよ。」 ミユキ「ごめんなさい。」 結局その日は別々に寝ることにした。そして俺はその夜またとんでもない体験をしてしまうことになる。
146 :
774RR :2005/05/13(金) 21:54:06 ID:5niBnM0J
支援 伏線盛り込むの上手ですねー
俺「・・・ミユキ。何してんだ?」 ミユキ「来ちゃった。」 俺「来ちゃったって・・・。」 ミユキ「布団入っていい?」 俺「いいよ。後でちゃんと2階に帰るんだよ?」 ミユキ「うん。」 ミユキはそっと布団を捲りゆっくりと布団の中へ入る。 俺「眠れないの?」 ミユキ「そういうわけじゃないんだけど。」 俺は何となく察した。俺はミユキの手を握った。俺が力を入れるとミユキも握り返す。それを何度も繰り返していると 眠くなる。しかし、すぐに唇に触感を感じてまた目が覚める。俺もお返しした。いつの間にか両腕をミユキの腰にまわしていた。 ミユキの柔らかい胸はパジャマ越しに俺の体に密着している。経験の少ない俺でもわかる。これはもう確実にイケル状況だった。 ダブルリーチで変則4面待ちしているくらい確実にイケル状況だった。しかし、こういうのを地獄というのかもしれない。 俺は叔母さんに"行動に責任を持つ"約束をしている。俺の葛藤が始まった・・・
しばらくキスをし、体を委ね合った。たいていは男が相手に同意を得てこの先に進むのがセオリーだ。 しかし、踏み切れない。首から下の理性は全開で吹っ飛んでいた。しかし脳における理性だけが歯止めを かけている。このまま何も起こらなければミユキに対して失礼だし、下手したら傷ついてしまうかもしれない。 俺「ミユキ、上に叔母さんいるしやばいよ。」 ミユキ「寝てるよ。」 俺「俺だって、本音はすごくしたいんだよ。」 ミユキ「・・・いいよ。」 俺「いや、だから。」 ミユキ「ミソラさんとしたのに私とできないの?」 俺「ミユキわかってくれ、俺は堂々とお前を手に入れたいんだ。」 ミユキ「お兄ちゃんの一番好きな人は?」 俺「ミユキだ。世界で一番好きだ。一生をかけて守りたいと思ってる。お前を正式に手に入れて、 お前がこの世に生まれてきて俺に会えて良かったと思えるような生活を与えてあげたい。 本当に愛してる。一時の感情で失いたくないんだ。わかってくれ。今ここでお前を抱いたら俺は 堂々とお前を奪うことができなくなる。」 ミユキはじっとこちらを見つめる。俺も見つめ返した。 ミユキ「・・・ありがと。気持ち伝わったよ。」 俺「ごめんな。」 ミユキ「ううん、嬉しいよ。」
翌日の午前中に皆で家を出た。二人はタクシーを拾い空港へ向かった。俺はまだ時間があったので 市場で早めの昼食をとり、雑誌や軽食を買い港へと向かった。バイク乗りが結構いた。やはり女性は少ない。 俺は話しかけられないように距離を置いた。手続きをした後椅子に座りつい数日前に別れたミソラのことを考えていた。 そういえばメールも電話もしていなかった。ミソラの言う通りなら彼女の家は俺のアパートからバイクで30分も走らずに 着けるはずだ。しかし今はミユキがいる。ミユキを悲しませたくない。俺は連絡はしないことにした。 船上では今回の旅のことを考えていた。旅と言ってもほとんど函館に居ただけだし最北端に行って帰って来ただけだ。 だが色々なことがあった。今でも信じられない。自分が体験したこと一つ一つが信じられなかった。俺はフェリーに乗っている、 ミユキは横浜へ向かっている、ミソラは横浜へ帰った、ケータイを見ればプリクラが貼ってある、 二人とも笑顔のプリクラが貼ってある、俺は今夢ではなく現実にいる。トラブルや葛藤もあったが幸せな方向に 向かっている…はずだ。いつの間にか甲板にいるカップルを呆然と見ていた。俺は船内に入り、幸せなはずなのに 不安におののく心を鎮めるため眠ることにした。
アパートに着いたが疲れていたのでミユキにはメールもせずにその日は寝た。 次の日父ちゃんからの電話で目が覚めた。実家に来いということだ。 言われんでも行くつもりであったがわざとらしく渋々感を出しておいた。 実家で飯を食っていた。俺とミユキは山下公園などへ行くという流れになった、 というかした。そして車に乗り横浜中心部へ向かうのであった。 ミユキ「うまく行ったね。」 俺「なんだか親の視線が痛かった気がするけどな。お前が10歳くらいならもっと自然に遊びに行けたんだが。」 ミユキ「ロリコン?」 俺「そういう意味じゃないから。」 ミユキ「どこ行くの?」 俺「どこかに車停めて散歩しよう。」 横浜でミユキとドライブしていることがすごく新鮮だった。そう、地元にいるということは現実を感じさせてくれた。
俺「ミユキが生まれる前、ここからボートに乗って叔父さんの仕事場まで遊びに行ったことがあるんだよ。 俺は泳げなかったからボートが恐くてね。よく覚えてるよ。」 ミユキ「ふ〜ん。」 俺「前の仕事の時は日本中飛び回ってたそうだからね・・・。港の見える丘公園行こうか?」 ミユキ「うん!」 元町通商店街に寄り道してアイスを食べながら歩いた。一杯の掛けそばは悲しいが、 一つのアイスを2人で食べるのは幸せだ。外人墓地を通り、遠回りして港の見える丘公園に着いた。 夏の暑さが海からの風で緩和される。 ミユキ「お兄ちゃん、座ろうよ。」 俺「そうだね。」 日陰のベンチに腰掛ける。 俺「まだ正式に言葉にしてなかったけど・・・」 ミユキ「何?」 俺「俺と付き合って下さい!!」 なぜか敬語だった。お巡りさんを"まわりさん"と言うのがおかしいのと似たようなもんだ・・・と思う。 ミユキ「いいよ。付き合ってあ・げ・る!」 俺「ありがと。俺、ミユキのこと大事にするからね。」 ミユキ「私幸せだよ。」 俺「俺のほうが幸せだって!」 ミユキ「あはは、じゃぁ同じくらいね。」 俺「そうだね、同じくらい大きいんだ。」 この日、兄と妹から正式に彼氏彼女になった。
ミユキ「明日はディズニーランド行ける?」 俺「大丈夫だよ。」 ミユキ「仕事はいいの?」 俺「同僚に休み交換してもらったから問題ないよ。ミユキのいる間は毎日逢えるよ。」 ミユキ「やったね。」 少しの間ベンチに腰掛け、お互いに寄り掛かりながら眠った。 じっとりとした汗が体中を覆い、目が覚めた。いつの間にかベンチには陽がたっぷりと差し込んでいた。 俺「中華街行こうか。着く頃にはお腹も空くはずだから。」 ミユキ「さんせ〜い。」 坂道を手を繋いで下りる。お互いを見て存在を確認し合う。時々軽くキスを交わす。でもついつい考えてしまう。 こんなに幸せなことがあっていいのだろうか?"このまま時間が止まればいいのに"そのありふれた言葉の意味が理解できた。 幸せが続くことを願うのではない、目の前にある幸せが終わらないように願うのだ。幸せに程遠い人生を送って来た自分には、 幸せの存在を素直に受け入れることができなかった。
ミユキ「おいしかったね。」 俺「二人で食べたからだよ。」 ミユキ「うん、うん、私もそう思う。」 俺「陽も落ちて来たけどまだやりたいことある?」 ミユキ「お兄ちゃんち行きたい。」 俺「う〜ん、どうしようかなぁ。」 ミユキ「えっちな本とか気にしないよ。」 俺「いや、そういうことじゃなくて。まぁそんな本も無いんだけどね。」 ミユキ「見るだけだって。」 俺「見たらすぐに帰るの?」 ミユキ「え〜と、ちょっとお茶するだけ。」 俺「お茶したらすぐに帰るの?」 ミユキ「じゃぁちょっとお話する。」 俺「指きりしよう。」 ミユキ「何で?」 俺「お互いに理性的な行動をとること。」 ミユキ「私そんなえっちかなぁ?」 俺「違う、俺がやばい。だって叔母さんいないんだぜ。二人きりなんだぜ。だからミユキも責任重大だよ。ちゃんと拒否しろよ。」 ミユキ「自信ないなぁ。」 俺「やっぱ実家戻ろう。」 ミユキ「えぇ〜。わかった頑張る!」
俺「ここだよ。」 ミユキ「綺麗だね。」 俺「ふっ。」 ミユキ「?」 俺「はい、ようこそ。恐怖の館へ。」 ミユキ「ぎぇ〜、これは、汚い!」 俺「だろ?」 ミユキ「今度大掃除しようね。」 俺「そうだな。じゃぁ中へどうぞ。」 ミユキ「うわっ、座る場所ないよ〜。」 俺「すごいだろ?これが世間一般で言われている"独身男性の部屋"ってやつなんだよ。」 ミユキ「じゃぁシャワー浴びるね。」 俺「はぁ?何言ってんだよ。さっき約束したばかりじゃん。」 ミユキ「汗かいたからシャワー浴びるだけだよ。勝手に妄想しないの!」 俺「あ、ああ・・・そうだな。ごめん、でもこれが"独身男性の性(さが)"ってやつなんだ。」 ミユキ「はいはい、ところでタオルは?」 俺「はい、どうぞ。」 ミユキ「覗いちゃ駄目だからね、独身男性さん。」 俺「覗かないって。」 ミユキ「ブラいじっちゃ駄目だからね。」 俺「・・・」 ミユキ「ふふふ、なんでそこで沈黙するのよ、もう。・・・でも一緒に入る?」 ミユキはさっきの約束忘れたのだろうか?とか考えつつ、返事もせずに神速で衣類を脱ぎ バスルームへと飛び込む俺がいた。俺の方こそ約束忘れてる。
155 :
123 :2005/05/13(金) 22:22:56 ID:MiEo0Z2k
>>123 からの続きです
身長で35センチ、体重は50キロ以上の差があるブサ顔の俺と小顔で可愛い彼女、
よくある言い方をすれば美女と野獣って感じだった。
俺たちは休みが合うたびにいろんな所にバイクで連れ立って出掛けた、
雨が降った日は俺の車でドライブ、
彼女は人の多い有名な観光地などにはあまり行きたがらない、
訳を聞くと、私は東京生まれの東京育ちなので人が多いのには飽き飽き、
とにかく静かな所がいいと言う。
それを聞いた田舎者の俺は、都会の人とはそんなものなのかなと、
深く考えずに納得した。
それに俺の方も静かな場所で二人きりになるのは嬉しいので、特に異存は無かった。
そんな訳で誰もいない海岸、辺鄙な場所にある森林公園などが定番のデートスポットだった。
んでチャンスがあればどこでもキスばかりしていた、全く見事なバカップルだ。
その内互いが読書好きの活字中毒なのも分かり、
バカデートするだけでなく持っている本の貸し借りもする様になった、
話題の新刊本を同時に読んで感想を語り合ったりした。
俺は彼女のことが好きで好きで堪らなかった。
付き合い初めてから二ヵ月間くらい、
まるで夢を見てるみたいだった。
つづく
+ + ∧_∧ + (0゚・∀・) ワクワク (0゚∪ ∪ + テカテカ と__)__) +
157 :
774RR :2005/05/13(金) 22:37:22 ID:ud66Mu9K
現在二面待ち状態です。
158 :
774RR :2005/05/13(金) 22:46:42 ID:1ihsV5Uu
>156 ワロタ
159 :
774RR :2005/05/13(金) 22:52:58 ID:4CDDSZpz
160 :
123 :2005/05/13(金) 23:06:04 ID:MiEo0Z2k
携帯から必死に書いてたから、 男爵タソ降臨に気付かなかったorz 空気読めなくてスマソです >男爵タソ つC
161 :
774RR :2005/05/13(金) 23:16:31 ID:0ILGWG2N
男爵氏 降臨!v(~0~)/ お待ちしておりますた つC
162 :
774RR :2005/05/13(金) 23:20:28 ID:zzl0P5mF
二人とも紫煙
・・・本当に、本当に綺麗だった。ありふれた表現になってしまうが、ハリのあるみずみずしい、 そして透き通るような美しい肌だった。ミソラと比べると若干幼さは残るが胸の大きさ、形、体のライン 全てが及第点だった。時々軽く浮き出る腹筋に健康的な美しさを感じる。 できるだけ自分を落ち着かせゆっくりとキスをした。シャワーに濡れた髪が少し顔を覆う、 それをかき分け唇に軽く何回か触れたあと、より深いキスをした。自分のアパートで起きている 出来事なのに現実感がなかった。ふわふわとしていて夢見心地だった。体を洗ってあげたかったが 俺のようながさつな男が触れるにはあまりに美しく芸術的すぎた。俺は自分とはあまりに対照的な"作品"に 劣等感を覚えた。なんだか居心地が悪くなり、結局さっさと体を洗い先に出てしまった。数分後にミユキは出てきた。 ミユキ「どうしたの?突然上がっちゃって。」 俺「いや、別に。」 ミユキ「お願い教えて。」 俺「・・・。」 ミユキ「お兄ちゃんが隠し事しててもすぐわかるんだよ。」 俺のうそを見抜けるのはミソラだけじゃなかった。やはりミソラに連絡しないで良かった。 態度でばれていただろう。例えミソラと恋人としてではなく、友達として会ったとしてもだ。 ミユキ「どうしたの?私何かしちゃった?」 また泣かせてしまいそうだ。俺ってなんでこうなんだろう。自分では一生懸命生きているつもりなんだけどな。 人と一生懸命の基準が違うのかな?違うんだろうな。俺は頑張っても頑張っても1年前の俺と変わらない。 変わるのはふけ顔がさらにオヤジ面になるだけだ。実は禿げてはいないがおでこは広いし、生え際が 同年齢の人より明らかに後退している。金さえあれば紀尾井町に行って毛根増やせるのに、そんなこと考えていた。
ミユキ「何とか言ってよ。」 俺「ミユキ、俺不安なんだよ。」 ミユキ「何で?」 俺「おまえは顔もスタイルも頭も運動神経もいい。社交的だし友達も多い。それに比べて俺はどうだよ。 お前俺の何がいいんだ?かわいそうだからつきあってやってんじゃないのか?いとこだから邪険にできないのか? もしそうなら謝るよ。いつの間にかお前にプレッシャーかけていたのかもしれないしな。」 ミユキ「お兄ちゃんのこと大好きだよ。なんでそんなこと言うの?」 俺「だから!何が好きなんだよ!俺はかっこいいのか!そもそも何でお前は俺がシャワーに一緒に入るのを 拒まないんだよ。他の男ともそんなことしてたんじゃねぇのか?」 俺は、はっとした。またやってしまった・・・。死にたい。いや、死ぬ前にミユキを俺の暴言を聞く前のミユキにまで 時間を戻してあげたかった。ミユキだけは悲しませたくない。もう終わったと思った。ミユキは泣いていた。 ミユキ「・・・お兄ちゃんが好き、小学生の頃ピアノうまいって言ってくれた、かわいいって言ってくれた、 アイスくれた、私のことちゃんと考えてくれてる、函館の最後の夜にお兄ちゃんが言ってくれたことすごく嬉しかった・・・」 ミユキは泣きながら続けた。 ミユキ「好きなところなんてまだまだいっぱいあるもん。何でお兄ちゃんがそんなこと気にするのかわからないよ。 それに男の人の前で裸になるのだって今日がはじめてだもん。私そんな軽い女じゃないもん。」
俺は謝りたかった。しかしどうやって謝ったらいいかわからなかった。むかつく女と別れるときくらい、 いやそれ以上の暴言を、俺の大好きで大好きで大好きな最愛の人に吐いてしまった。俺は猛烈な勢いで 床に頭を何度もぶつけて謝った。じゅうたんが無ければ頭が割れたんじゃないかってくらい床に打ち付けた。 頼めるなら殴って欲しかった。顔面に、みぞおちに思いっきり殴って欲しかった。こんなに汚い言葉を 熱くなっていたとはいえ吐いてしまったことが悔やまれた。ミユキは何かしゃべっていたような気がするが ひたすら頭を床に打ち付けていた。気がつくとミユキがそれを必死に止めようとしていた。 そして軽く眩暈がして体勢を崩した。・・・意識はあった。ミユキを見上げた。泣きながらおでこをさすってくれている。 こんなクズのためにこの天使は泣いてくれている。
俺「・・・ミユキ、ごめん。全部・・・全部俺が悪い。お前に吐いた暴言を消し去るような 謝罪の言葉が見つからないよ・・・。たぶんそんなもの存在しないと思う。それくらい酷い事 言ってしまった。今・・・お前に何をすべきかわからない。本当にすまない・・・」 ミユキ「ちょっと待っててね。」 ミユキはタオルを湿らせて俺のおでこに当ててくれた。 俺「痛っ!」 ミユキ「あっ、ごめんね。」 俺「あっ、違う、違うんだよ。ありがとう。」 ミユキ「お兄ちゃん・・・」 俺「はい・・・」 ミユキ「心配しないで。」 俺「ごめんなさい。」 ミユキ「お兄ちゃんの優しさはわかってるから。見た目とかじゃないよ。」 俺「やっぱかっこ悪いの?」 ミユキ「うん。」 俺「そうか・・・、いやわかってたけどね。」 ミユキ「お兄ちゃんの本当の良さ知ってるから。誰にも渡さないよ。でもかっこ悪いから私は安心だけどね。」 俺「かっこ悪いことが初めて役に立ったよ。」 ミユキ「でも今度一緒に洋服とか買いに行こうね。あまりに気にしなさすぎだよ。」 俺「うん、お願いします。」 ミユキ「変なの。」 俺「ミユキ・・・」 ミユキ「何?」 俺「これからもよろしくお願いします!大事にします!感情的にならないように気をつけます!本当に大好きです!」 ミユキ「うん。よろしくね。」 俺はバスタオル姿のミユキとベッドの上に寝転んだ。ただ抱き合っているだけですごく安心できた。 不思議と行為に及びたいとは思わなかった。真夏の夜の暑さも俺たちの前では裸足で逃げるくらいの熱い抱擁を続けた・・・。
とりあえず今日は終了です。土日はたっぷり流せそうです。仕事の合間にも書いていました。
あまりに感情移入しすぎて本人を”ミユキ”と呼んでしまいそうなのが怖い今日この頃です。
>>160 続きキヴォンヌです。携帯からだと文字打つのつらいかも知れませんが時間があるならぜひ!
168 :
774RR :2005/05/13(金) 23:38:49 ID:25yxQGgs
男爵氏まじでおもろいね 続きに期待!
>168 感想もらえると本当に嬉しいです。どんどんおだててください。やる気出ますし実際書いていて楽しい! これからもよろしくです。
170 :
774RR :2005/05/13(金) 23:52:11 ID:jzC3SQU4
>>男爵氏 >本人を”ミユキ”と呼んでしまいそうなのが怖い今日この頃です。 今 も ラ ブ ラ ブ で 暮 ら し て い る の か ! ! ?
171 :
774RR :2005/05/13(金) 23:53:33 ID:zzl0P5mF
男爵乙! これが無性に気になる! >あまりに感情移入しすぎて本人を”ミユキ”と呼んでしまいそうなのが怖い今日この頃です。 これはいったい… ってことは…、うわ何をする!kぁsdぴとqづjlヴぁjksdvふじこd
172 :
774RR :2005/05/13(金) 23:54:08 ID:zzl0P5mF
かぶったorz
173 :
774RR :2005/05/14(土) 00:00:33 ID:JA5AJKcG
切ないな…
174 :
774RR :2005/05/14(土) 00:07:59 ID:f/VnHKfR
>>男爵さん 今、お子さんはお幾つなんですか? 乙です!つか、dこmふぁそkmfヵsmどふぁおdfまおdmふぉあぢ
175 :
仮り〜だ〜 :2005/05/14(土) 00:25:19 ID:KZaRjzCG
>DQN男爵氏 毎度ながらZです。 いつも楽しく拝見しております。 読んでいてとても惹きこまれるのでサラサラっと読めますが、読んだあとに なんか大きいものが残るというか・・・これは次への期待でしょうか?w 次回はチーム員全員でDQN男爵氏を応援しながらレース参戦します。 トラソポには巨大ステッカーを貼る予定ですw 最後まで応援していますよ!
176 :
123 :2005/05/14(土) 00:32:35 ID:0dTFjXUl
>男爵タソ 乙です! 漏れも頑張って書きますよ! あらすじ程度の雑なカキコでスマソですけどw
>176 熊男氏 携帯文字打ち辛いでしょうが、ぜひお願いします。 >175 次へ期待してください。実は名前をちょこっと変えようと思ったのですが仮り〜だ〜氏のステッカーを 思い出し改名はやめました。今後もこの名前で終わりまで頑張ります。またステッカー作ったらアップ してください。ちゃんと保存してます。 >170-174 ストーリーの都合上ゲフンゲフンそういうのはゲフンゲフン何ていうかゲフンゲフン応援よろしdさfjぴjふじこ.com
178 :
仮り〜だ〜 :2005/05/14(土) 00:55:34 ID:KZaRjzCG
>DQN男爵氏 次期ステッカーはまだ製作中なので、改名するなら今のうt(ry いや、なんだか漏れが改名を阻害しているようなのですがお気になさらず 改名してくださ〜い。 枠枠。
179 :
774RR :2005/05/14(土) 05:21:36 ID:h6TF5pY/
男爵め 貴様の北海道数奇譚に触発された漏れは、今日この日に教習所の入所式である。 あああんんんうらやましいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
180 :
774RR :2005/05/14(土) 06:33:48 ID:2HIo2vgF
(・∀・)つI 釣りはいらねぇ |彡 サッ
181 :
774RR :2005/05/14(土) 07:42:43 ID:LshIw4uZ
>>180 何この金持ち
俺も、こんなに愛されたいものだorz
182 :
774RR :2005/05/14(土) 09:13:37 ID:6rgjQcCA
漏れもバイクにまつわる恋愛などしてみたい喃。 あれだ、王道パターンの出会い頭にぶつかってご免なさいから 始まる恋愛とかね。 まあヘタすりゃ怪我と廃車だけどね。
183 :
774RR :2005/05/14(土) 10:08:51 ID:udwsZqvC
>>182 出会い頭にぶつかってといえば、
遅刻しそうでパンくわえて走ってた女の子にぶつかって「いったーい。どこ見てんのよ!」
転校生として同じクラスになって「あー、あの時の!」
が王道だろ。
184 :
774RR :2005/05/14(土) 10:26:36 ID:JgeE5ZUd
185 :
774RR :2005/05/14(土) 10:26:50 ID:W4K9HDdu
186 :
774RR :2005/05/14(土) 12:21:36 ID:L6r0Seb1
187 :
123 :2005/05/14(土) 17:54:42 ID:0dTFjXUl
>男爵タソ 支援どうもです、熊男って俺の事すか? 今日も楽しみにしてますよ! 俺は邪魔にならない様に、 早めにカキコします。 以下続き↓ 夢見るような毎日でも、さすがに付き合い始めてから3ヵ月くらい経つと少しは冷静になってくる。 するとこれまでは気にならなかった彼女の行動や言動になにか違和感とゆうか、 不自然を感じる様になってきた。 たとえばデートはいつも昼間だけ、 晩御飯を食べに行こうと誘っても明日仕事が早いからとか、同僚と飲み会だからとか言って断られ続けた。 アパートで一人暮らしと言っていたが、一度も部屋には呼んでくれない。 訳を聞くと散らかっているからとか、今日は東京から友達が来るからとか言ってこれもまた毎回ダメ。 当然泊りのツーリングの誘いも断られる、キャンプツーが何より大好きな俺はこれが一番悲しい。 誰かに相談したかったが、俺の友人は俺と同じく体育会系の筋肉馬鹿ばかり、 この手の相談ではアテになりそうにない。 そして同じような事が何度も続くと、 俺の中にある不安が芽生えてくる。 図体はでかいが小心者の俺の不安は疑心を呼び込む、 それを放置しておけばいずれは彼女との間に暗鬼を産んでしまうだろう。 そうなる前に何とかしなければ・・・ 続く
188 :
774RR :2005/05/14(土) 18:34:16 ID:T769NqeI
|∀゚)つC
189 :
774RR :2005/05/14(土) 19:01:38 ID:vzmbgu6T
+ * ∧_∧ * (0゚・∀・) + ワクワクテカテカ oノ∧∪ ∪ (0゚(0゚・∀・)+ ワクワクテカテカ ∪(0゚∪ ∪ /ヽ_と__)__)/ヽ + (0゚ ・ ∀ ・ ) ワクワクテカテカ (0゚ ∪ ∪ + と______)______) + + +
190 :
774RR :2005/05/14(土) 19:13:28 ID:vRfgPLDu
191 :
774RR :2005/05/14(土) 19:14:08 ID:vRfgPLDu
あげてしまった、スマソ
192 :
774RR :2005/05/14(土) 19:17:19 ID:FgDolMp9
_ ∩ ( ゚∀゚)彡 それからっ!どした! ⊂彡
>187 そうです。今”男”をつけるのが流行っているみたいです。 っていうか彼女人妻・・・なのだろうか?ドキドキクマクマ >179 おめでと。バイクは楽しいです!一緒にハマリましょう。 >178 このままDQN男爵で行きます!ステッカー期待してますよ〜。 (これから流します。今日もよろしくお願いします。) 翌日朝早くにミユキをピックアップしに実家へと向かった。 俺は両親と二言三言交わし、叔母さんにも意味深な笑顔で見送られ車を発進させた。 ミユキ「伯父さんから聞かれたよ。」 俺「何を?」 ミユキ「"アキヒロとつきあっているのか?"って。」 今お茶を飲んでいたら見事に吹けたと思う。自分では隠していたつもりだったが、 やはり俺のような女と縁の無い人間がかわいい姪と仲良くしていることに違和感を感じていたのかもしれない。 俺「で、何て答えたの?」 ミユキ「はい、そうです!って。」 俺「内緒にしようって俺言ったよな?」 ミユキ「あのね、昨日皆で話しててお兄ちゃんの話になったのね。」 俺「ほ〜、で?」
ミユキ「伯父さんが、"あいつは奥手だから結婚できなさそうだな。"って。」 失礼な親だ。まぁ実際に奥手だし話すの苦手だし顔も良く無いし運動も苦手だし…って、俺へこむ。 ミユキ「それで私に言ったの。"ミユキ、アキヒロの嫁さんになってやれ。"って。」 俺「なんだかすごいことが起きてたんだな。父ちゃんは本気そうだった?」 ミユキ「笑いながら言ってたけど本気かどうかはわからない。でもそんなこんなでさっきの話題になって。」 俺「気が弛んじゃったのか?」 ミユキ「そんなに気にすることじゃ無いのかな?って思って言っちゃった。」 俺「まぁ、言っちゃったんならしょうがないな。叔母さんと母ちゃんはどんな反応だった?」 ミユキ「お母さんは別にいつも通り。伯母さんはちょっと表現し難い。」 俺「微妙だな。ま、でも俺の家族はあまり問題無いんだ。問題なのはミユキの家族のほうだからな。」 ミユキ「どういうこと?」 俺「つまり俺は男でお前は女だってこと。」 ミユキ「?」 俺「俺は例え家族が反対しようとミユキのためなら意志を貫く。でもミユキが家族と不仲になるのは嫌だ。 ミユキの家族にとってみればたった一人の娘、そして妹だからな。」 ミユキ「私達つきあえないの?」 俺「まぁつきあうだけなら、問題無いだろ。問題になるのはその先だよ。 とりあえずミユキはお兄ちゃんたちには秘密にすること。」 ミユキ「うん。」 俺「今日みたいに口滑らせないようにね。」 ミユキ「あぅ、ごめんなさい。」 俺「ははは、そんな責めて無いよ。」
俺「着いたよ。」 ミユキ「着いたね、デートだよ。」 俺「昨日もしたじゃん。」 ミユキ「なんか昨日は散歩だったから実感湧かなかったんだよ。好きだよ、アキヒロ。」 俺「何それ恥ずかしいじゃん。お兄ちゃんでいいよ。」 ミユキ「私達恋人なんだからね。」 実は名前で呼ばれたことは嬉しかった。俺の友だちいない人生において女の子からファーストネームで 呼ばれたことはほとんど無かったからだ。すごく新鮮だった。でもやっぱ"お兄ちゃん"がいいのは秘密だ。 この日は俺たちが知り合ってから一番楽しんだと思う。ミユキが小学生の頃に会っているから知り合ったと 言うのはおかしいな。女になったミユキと知り合ってから、というのが妥当な表現だろう。しっかりと手を繋ぎ、 アトラクションに並んでは軽くキスをする、アイスを二人で食べ、お土産を楽しそうに選ぶ。大切な人と感情を 共有することの素晴らしさを知った。今まで人との接触を避け続けて来たことが悔やまれた。 俺「さぁ、帰ろうか。」 ミユキ「楽しかったぁ。」 俺「足がガクガクだよ。運動不足がたたった。」 ミユキ「大丈夫?おじいちゃん。」 俺「頼むから冗談でもそれはやめてくれ。ふけ顔の俺にとってそういうのマジで辛いんだよ。」 実際ビジュアル面で不安のある自分は時々恐くなる。このまま結婚もできずに年をとってしまうのか、と。 もちろん男は顔だけじゃないがそれ以外に何かあるかと言ったら何もなかった。給料は安いし、財産も無いし、 将来性も無い。ある時履歴書を書いていた。資格欄に"運転免許証"しか書けないことに恐怖を覚えたことがある。 職歴もアルバイトと肉体労働しか無い。しかも時々海外に旅行に行っていたので仕事を長続きさせたことがなかった。 こんな虫食い状態の職歴に感心を示す企業などあるはずも無く、結局今の誰でもできるような仕事をすることになった。
196 :
774RR :2005/05/14(土) 20:52:24 ID:KTmDaP3m
支援だよ。 今日も頑張れ。
197 :
774RR :2005/05/14(土) 20:52:44 ID:n4L16Owl
リアルつ@@@@
…駐車場は帰りの人たちで賑やかだった。北海道までとは行かないが関東地方なりに星は綺麗に輝いていた。 気持ちの良い真夏の夜だった。俺たちは車に乗り込んだ。 ミユキ「暑いよ〜。」 俺「クーラー入れたからもうすぐ涼しくなるよ。」 涼しくなってくると当然起こるべきことが起きて、そしてそんなことをゆっくりと続けていた。 ミユキ「う〜ん、帰りたくないよ。」 俺「また明日も会えるだろ。」 ミユキ「そうだけど…。」 俺「そろそろ帰ろう。心配されちゃうよ。」 ミユキ「…うん。」 渋滞した高速でインターFMをBGMにミユキは寝てしまった。俺はボリュームを落とした。ブレーキを踏み、 停まるたびにミユキの寝顔を見た。自分の隣でぐっすりと寝てくれる女の子がいる。これは自分にとって すごく嬉しいことだった。これは信頼だと思う。自分には程遠いと思われたものだ。そのうち渋滞を抜け、 ブレーキの踏む必要のない流れになった。 ミユキ「…おはよ。」 俺「夜だけどな。」 ミユキ「アキヒロくん。」 俺「何だよ。」 ミユキ「照れてるね。」 俺「まぁな。」 ミユキ「今日も一日あっという間だったね。」 俺「ホントだよ。仕事してると中々一日って終わらないのにな。」 ミユキ「仕事つまらないの?」 俺「つまらないわけじゃ無いけど、生活していくためにやっているだけで何も得られることが無いんだ。」 ミユキ「好きな仕事やれば?」 俺は自分が職を選ぶ立場に無いことを言いたく無かった。 俺「そうだね、今勉強してるやつの資格がとれたらそれを活かせる会社に就職しようと思ってるんだ。」 ミユキ「そうなんだ、頑張ってね。」 俺「ああ。」 嬉しかった。好きな人に言われる"頑張ってね"という一言がこんなにも大きいとは思わなかった。 親に頑張れって言われたことは腐る程あるが何も感じたことは無いし、期待には応えられなかった。
俺「ミユキ、そろそろだよ。」 ミユキ「何が?」 俺「横浜の名物を通過するよ。」 ミユキ「名物?」 俺「ベイブリッジだよ。本当はランドマークあたりのホテルから見ると綺麗なんだけどね。ほらっ。」 鶴見つばさ橋を過ぎベイブリッジにさしかかった。俺は桜木町のビル群が見えるように追い越し車線へと移った。 俺「ほらっ、あっち見てごらん。あの目立つ建物がランドマーク。」 ミユキ「あっ、知ってる。綺麗だね。」 俺「ランドマークは展望台上ったことある?」 ミユキ「無い。行きたい。連れてって!」 俺「よし、じゃぁ明日はランドマーク行こうな。」 ミユキ「やった!」 他愛も無い会話をしているうちに実家に着いた。軽くキスをする。玄関ではあまり親達の方を見ずに早々に別れを告げた。 ミユキとの仲に言及されることを懸念していたからだ。 毎日実家に通いミユキを楽しませた。俺はいつも幸せで、ミユキもいつも笑顔でかわいかった。しかし刻々と帰らなければならない日は近付いてきていた。そして、前夜。
ミユキ「帰りたく無い。」 俺「俺だって離れたくないよ。でもしょうがないだろ。数カ月の我慢だよ。」 ミユキ「お兄ちゃんは何で平気なの?」 俺「全然平気じゃねぇよ!ホントは今すぐにでも結婚して一緒に住みたいくらい好きだっつうの!」 ミユキ「どうしよう?」 俺「どうしようも何も帰って学校卒業しないとまずいだろ。」 ミユキは泣いた。ずっとここ数日は泣かなかったのに。ミユキを抱き締めしばらくそうしていた。 ミユキ「…したい。」 俺「何?」 ミユキ「えっちしたい。」 俺「せっかく我慢してきたんだぞ。」 ミユキ「だって、このまま離れて…うまく言えないけど・・・繋がりが欲しい。」 俺「じゃぁ、中華街行こう。」 ミユキ「何で?」 俺「アクセサリー屋があるんだ。そこでお揃いのアクセサリー作ろうぜ。それ見てお互いを思い出すんだよ。 その後おれんち寄ってから実家行こう。」 ミユキ「うん。」 俺は服装のセンスとか無いし、アクセサリーもつけない。その店は前に家族で来た時に見つけた店だった。 ミユキに選ばせた。貴金属ではなくてアジアンテイスト溢れる手作りの輪を作った。二人で綺麗な石やらガラスやらを ヒモに通していった。恥ずかしいけどミユキのアクセサリーには俺の名前、俺のアクセサリーにはミユキの名前を入れた。 ミユキ「いつもつけててね。浮気防止だよ。」 俺「ミユキもな。他にも買う?」 ミユキ「これだけで充分だよ。」 俺「じゃぁ行こうか。」 ミユキ「うん!」 俺の家ではずっと抱き合っていた。キスして、少ししゃべり、ぎゅっと抱き合いお互いの存在を確かめる。 そんなことをひたすら…ひたすら…ひたすら繰り返していた。
翌日ミユキと叔母さんを迎えに行った。空港に着いても叔母さんがいるせいか なかなかいつものように会話ができない。そのうち叔母さんがお土産を買うからと 人込みに消えていった。俺達は人目もはばからずにキスをした。こんなに寂しい 別れに周りなんぞ見えるはずも無かった。時間を忘れてキスをしていた。 ミユキは何も言わず泣いている。しばらく抱き合っていた。叔母さんが戻って来た。 叔母さん「こらっ、大事な娘泣かすんじゃないよ。」 でも叔母さんはいつもの陽気な調子だ。 俺「一緒になれたら絶対に泣かしません。本気です。」 俺ははっきりと、そして少し大きめの声で答えた。 叔母さんは無言で笑った。そして出発の時刻はやって来る。 俺「笑えよ。思い出した時に泣き顔しか思い出せないじゃないか。」 ミユキ「うん。」 俺「うん、って。笑ってないじゃん。」 ミユキ「ふふっ、そうだね。」 ミユキは笑った。 2人がゲートの奥に消えるまで後ろ姿を見送った。俺は飛行機が離陸するのを 待たずに横浜へと車を走らせた。この気持ちを走ることで払拭できればと思ったからだ。 窓を全開にし腕のアクセサリーに滲む汗、そして溢れて止まらない涙を飛ばしながら俺は走った。 まだまだ暑い日は終わりそうになかった。
202 :
774RR :2005/05/14(土) 21:03:08 ID:G+zAgXfq
つ【4円札】
203 :
sage :2005/05/14(土) 21:06:08 ID:iDpNxxSN
もうテッカテカですよ
204 :
203 :2005/05/14(土) 21:06:58 ID:iDpNxxSN
すまん・・・
後でまた流します。ちょと用事・・・
206 :
774RR :2005/05/14(土) 21:52:16 ID:TZlEBCY3
紫煙!私怨!試演!!
207 :
774RR :2005/05/14(土) 22:11:27 ID:v9edgWf+
男爵氏のオハナシはあだち充的匂いがするのう。 大人板 “みゆき” っつう感じの。 実は男爵とミユキタンは血の繋がらない従姉妹で・・・ あってもなくても問題ないかw
208 :
774RR :2005/05/14(土) 22:19:30 ID:f/VnHKfR
何で
>>205 になったかを想像した俺。
ミユキ「○○をお風呂に入れて〜」
俺「おう、分かった」
で、「ちょっと用事」になったと。
うわ・・・。書いた直後に感じたけど、俺バカじゃん・・・orz
>208
○○=
ttp://www.tsumura.co.jp/products/ofuro/bathclin/ >207
本名がミ▽□ということとあだち充の”みゆき”からミユキに決めました。
この漫画は生涯で一番大好きです。少なからず影響を受けました。
リアル妹じゃないんで血の繋がりはあまり気にしないですね。
ミユキが北海道へ帰った。毎日メールや電話をする。しかしミユキはそばにいない。
毎日のように、ミユキのことを考えていた。日中に来るメールには時々、雅ややよいの
メールも一緒にあった。ミユキがメールを打つと一緒にメールを始めるのだろう。
雅は相変わらず礼儀正しく、やよいも相変わらずフレンドリーなメールを送ってくる。
ミユキからは一度写真つきのメールが送られてきたが俺のケータイでは見ることが
できなかった。近いうちに機種変更することを返事した。毎日メールをしていると話題も
枯渇してくる。俺は一生懸命話題を探した。そばに居れば抱いたりキスしたりできるが
メールはそれができない。メールというのは意外に辛いものだと知った。でもそれが
良かったのかもしれない。ミユキのために自分の時間を割けたから。今はメールと
電話だけの関係だからミユキを泣かせてしまう心配も無かった。ちゃんと元気に
暮らしているようだ。
平和に、静かに、そして着々と時間は過ぎて行く。
(トリップ変えてみました。) 師走らしい忙しさに追われ寒さも本格的になって来た頃、父ちゃんから電話が来た。 じいちゃんが入院したと言う。末期の癌だった。俺は会社に休みをもらい北海道へと 向かった。病室には、ばあちゃんだけが居た。俺は手を洗うように言われ消毒した後 じいちゃんのベッド脇へと座った。じいちゃんの手を握った。何かしゃべっているが 聞き取れなかった。言葉になっていなかった。 俺は、実はじいちゃんに会いに北海道へ行ったのは記憶にあるものではほんの数回だ。 それ以外は幼い頃に家族に連れられて来たことがあるそうだが覚えていない。じいちゃんは 好きだが特に遊んでもらった記憶も無かった。昔は警察署で柔道だか剣道だかを教えていた そうだ。年寄りなのに体格はがっちりしていてかっこよかった。でも目の前でしゃべっても言葉に ならないじいちゃんを見て悲しくて涙が止まらなかった。ばあちゃんはずっと俺の頭をなでていた。 家族が遅れて到着し、俺は無言で病室を後にした。
ミユキから着信がいくつも入っていた。マナーモードにしていたため気づかなかった。 しかし、こんな状況でミユキと会ったらじいちゃんに申し訳なかったので放って置いた。 メールもいくつか入っている。それも放って置いた。身内にこんなことが起こるのは 初めてだった。ばあちゃん曰くいつ亡くなってもおかしくないそうだ。 俺は病院を出た。ちらほらと降る"積もるまでも無い"雪の中突っ立っていた。 数十分ほど立っていたと思う。雪は徐々に多くなってくる。雪の降る空を見上げると すごく幻想的だ。天上の中心部から放射状にふわふわと自分に向かってくる。呆然と 空を見上げていた。寒かったけど悲しみのせいでそれは中和できた。普段はミユキ以外 誰からも来ないケータイがさっきから着信回数が増えていく。俺は全て無視して空を見上げる。 そのうち病院入り口の街灯が灯った。車寄せにタクシーが停まる。ミユキと叔母さんだった。 二人はこちらに気づき叔母さんは中へ入った。ミユキが雪と泥の混じったコンクリートの上を 子供みたいにばしゃばしゃと走ってきた。抱きついてきた。俺は両の手を下に垂れ落としたまま 抱きつかれた。やはり嬉しかった。ミユキは俺の首の後ろに手を回し、そしてキスをした。 やっとミユキが口を開く。
ミユキ「電話したんだよ。」 俺「うん。」 ミユキ「メールも。」 俺「うん。」 ミユキ「中入ろ。風邪引いちゃうよ。」 もう一度空を見上げたと同時に、ミユキが俺の手を引っ張り中へ連れて行く。 ミユキの学生靴は泥だらけになっていた。俺はハンカチでその汚れを拭き取ろうとしていた。 ミユキはそんなことしなくてもいいと言う。でも俺は無言で拭いていた。 ミユキ「お兄ちゃん?」 俺「服も靴も濡れちゃったな。ごめん。」 ミユキ「気にしないで。」 俺「じいちゃんのとこ行かないでいいのか?」 ミユキ「一応昨日も来たの。行こっ。」 病室の前に俺の家族、そしてミユキの家族、つまり兄たちも揃っていた。俺とミユキが揃って現れた ことが不思議だったに違いない。父ちゃんから、さっきから俺を探していたことを告げられた。 今夜泊まるところの話し合いをしていたようだ。ばあちゃんのところに俺の家族が泊まることになったが 狭いので俺がいとこの家に行けということだった。うちの兄と弟は比較的社交的だし友達もいる。 俺は非社交的で友達もいない。しかし実際奇妙なことだが"いとこ"と一番接触のあるのが俺だった。 それにツーリングで泊まっていることもあったので自然な流れだった。俺は親に適当に数日過ごした後 帰ることを告げた。叔父さんはいつまにか消えていた。
翌日ミユキの兄たちは帰ることとなった。次に来るときはじいちゃんが亡くなった時だろう。 俺とミユキと叔母さんと3人で病院へと向かった。ばあちゃんや俺の親たちは既に来ていた。 兄と弟はもう帰ったそうだ。俺とミユキはおじいちゃんの手を握り、叔母さんをおいて病院を後にした。 ミユキ「お兄ちゃん、大丈夫?」 俺「・・・ああ。」 ミユキ「もうすぐクリスマスだよ。」 俺「友達とパーティでもやるの?」 ミユキ「お兄ちゃんと一緒がいいな。」 俺「俺も一緒に過ごしたいけど不自然だよ。」 ミユキ「何で?」 俺「じいちゃんのそばに居てあげたいし、ばあちゃんのそばにも居てあげたい。 でも何もしてあげられない。長居する理由が無いよ。」 ミユキ「浮気はしてない?」 俺「な、なんだよ突然、全く問題ないよ。浮気したくても毎日メールで忙しいからな。」 ミユキ「浮気したいの?」 俺「言葉の綾だよ、ミユキとのメールがそれくらい忙しいっていう。」 ミユキ「メールいや?」 俺「違うって。ケータイで文字押すのが慣れなくてね。パソコンのキーボードなら楽なんだけどな。 ミユキは浮気してないか?」 ミユキ「何人か言い寄ってくる人いたよ。」 俺「で?」 ミユキ「好きな人がいるのでごめんなさいって、断った。」 俺「そんなに好きなの?」 ミユキ「うん。」 俺「じゃぁ、キスしてあげなよ。」 ミユキ「はいっ、どうぞ」 ほっぺたにもらった。"ほっぺちゅう"は久しぶりだった。 ミユキ「おうち行こうよ。いっぱいキスしたい。」 俺「じゃぁ、マックかなんかで食い物買って帰ろうか。」 ミユキ「さんせ〜い。」
家に着いた。叔母さんはまだ帰ってきていないようだ。俺とミユキは部屋に入るや否や 激しく抱き合った。キスも荒っぽい。時々音を立てて歯があたる。ベッドに倒れこみ そのまま床へと転がった。夢中だった。数ヶ月の空白を埋めようと必死だった。 ミユキも同じような気持ちだったと思う。時間も忘れてそんなことしていた。 そして、徐々に時の流れが緩やかになる。 ミユキ「まだ足りないね。」 俺「そうだな。あまりにも逢えなさすぎた。」 ミユキ「できるだけ帰る日延ばしてよ。」 その時ノックがした。俺とミユキは素早く離れ不自然な位置で部屋に座り込む。 叔母さんが覗く。居間へ呼ばれた。
予想とは逆のことを言われた。もう少しここにいて欲しいということだった。 また叔父さんのところへ行くそうだ。ミユキを1人にするより俺が居た方が まだましということだろうか?俺は胸を撫で下ろした。その後叔母さんを送り、 家に戻った。ミユキと"恋人"になってから初めての2人きりの夜だった。 俺たちは居間のコタツでテレビを見ていた。 ミユキ「お兄ちゃん、同棲してるみたいだね。」 俺「そうだね。」 ミユキ「大学受かったら一緒に暮らせるかなぁ。」 俺「無理だろ。俺がミユキの親だったり兄だったら絶対に許さないよ」 ミユキ「いつ一緒に暮らせるの?」 俺「大学卒業したらかなぁ。」 ミユキ「後4年以上あるよ!」 俺「しょうがないよ。ミユキは箱入り娘だもん。」 ミユキ「お兄ちゃんのアパートから近いとこに住む!」 俺「大学から近いところの方がいいよ。4年間通うんだから。まぁ、キャンパスが 分かれているところは2年間とかだけどな。」 ミユキ「近くに住みたくないの?」 俺「いや、ミユキのためを思って言ってるんだよ。遠くてもバイクで逢いに行くし。 俺のためにわざわざ苦労することは無いよ。それに近すぎたら怪しいだろ。 何で大学から遠くて俺の近くに住むんだろうってね。」 ミユキ「・・・お兄ちゃん、私たちロミオとジュリエットみたいだね。」 俺「コタツで暖まるロミオとジュリエットか。絵にならないな。」 ミユキ「もう〜、全然ロマンチックじゃないなぁ。」 俺「ロマンチックにしてやるよ。」
216 :
774RR :2005/05/14(土) 23:05:51 ID:in4NDxdk
リアルキタ(゚∀゚)!!キタ(゚∀゚)!!キタ(゚∀゚)!!キタ(゚∀゚)リアルキタ━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)`Д´)-_-)冫、 )ノД`)=゚ω゚)━━!!!
俺は適当にクラシックCDをデッキにセットした。知らない曲だが気にしない。 俺「立てよ。踊ろうぜ。」 ミユキ「えっ?うん。」 ミユキはそそくさと立ち上がる。 ミユキ「お兄ちゃん、ダンスできるの?」 俺「できない!けど、適当に映画で見るようにやってみようぜ。あんなの適当だよ。」 俺はミユキの手を取り、狭い部屋を一緒に踊る。ぎこちないけど気にしない。 俺のかわいいミユキと映画のようなダンスをしている、それだけで幸せだった。 俺「どう?」 ミユキ「おもしろいね。適当なのに楽しいよ。」 俺「良かった。実はこういうの初めてだったんだけど俺も楽しい。」 ミユキの手を引き寄せ適当にポーズをつけ、キスをした。ミユキは、はにかんで こちらを見つめる。本当に楽しかった。くるくるとうまくは回らないし、足も時々もつれる、 でもそれは幸せで思い出に残るようなダンスだった。
ミユキ「お風呂入ってくるね。」 俺「いってらっしゃい。」 ミユキ「一緒に入る?」 俺「2人入ったらきついんじゃないか?」 ミユキ「大丈夫だって。」 俺「じゃぁ、一緒に入ろうか。」 ミユキ「うん。」 ミユキ「久しぶりだね。」 俺「そうだね。」 初めて一緒にシャワーした時は喧嘩してしまった。いや、違う。俺が一方的にキレてしまった。 その時の話題には触れないようにした。寒いのでお互いにさっさと体を洗い湯船に浸かった。 ミユキ「温泉は一緒に入れないから家で入るのもいいね。」 俺「もうちょっと広さが欲しいけどな。」 俺が座ってその目の前にミユキが同じ方向を向いて座る、そんな感じで狭い湯船に浸かっていた。 ミユキ「これくらいが丁度いいの。そう思わない?」 俺「そうだな。言われて見ればその通りだ。」 ミユキ「幸せだよ〜。」 ミユキは俺の肩に頭を乗せた。素直に幸せを噛み締めたいが何かが引っかかる。 そういえば、ミユキを引き止めて置けるだけの何かが俺にあるのか?まだ最後の一線を 越えていないというのがひとつの要因なのだろうか?これだけ接近しているのに、 不安は"ある大きさ"のまま一向に小さくなることはなかった。
ミユキ「お〜い、お兄ちゃん、どうしたの?」 俺「ミユキ。」 ミユキ「なぁに?」 俺「俺のこと捨てないでくれな。」 ミユキは体を捻り上半身を湯船から出してこちらを向いた。 ミユキ「どうしたの?」 俺「不安なんだよ。ミユキと一緒にいられる時間がいつまで続くのか・・・。」 俺は少し見上げながら答えた。 俺「風邪引くから湯船に入りな。」 ミユキは腰を落とし、俺たちはお互いに向き合って足をクロスさせる。 ミユキ「ずっと一緒だよ。」 俺「うん。ずっと、いつまでも一緒にいたいんだ。」 ミユキ「一緒にいようね。」
今日はこれでおしまいです。読んでくれてありがとうございました。 また明日もアップします。それではごきげんよう。
221 :
774RR :2005/05/14(土) 23:28:21 ID:vRfgPLDu
お疲れさん。 明日も楽しみにしてるよ〜。
222 :
774RR :2005/05/14(土) 23:29:58 ID:ThZMhlta
男爵氏乙! つC
223 :
774RR :2005/05/14(土) 23:32:41 ID:ViofH5W4
男爵氏、あんた、すばらしいっ! マジ、作家んなれっ! 誰かスカウトしたれっ!
224 :
774RR :2005/05/14(土) 23:37:51 ID:z6O3Yq+3
毎度のことだが、DQN男爵の話面白すぎ。 支援してまっせ!
225 :
774RR :2005/05/15(日) 00:12:36 ID:5ZXtBTf0
置いておきますね C
226 :
774RR :2005/05/15(日) 00:25:47 ID:qHqRX3lg
ところでお二人は裸で一緒にお風呂入ったんですよね? それでおかしなことにならないなんて… どうしてそんなに自制心があるんだー! スバラシイ愛です。
227 :
774RR :2005/05/15(日) 10:36:55 ID:roL5lY/B
俺なんて読んでるだけでたってくるのにな・・・
228 :
774RR :2005/05/15(日) 10:39:40 ID:oKcGOCYh
男爵氏の話が完結したら、誰かまとめサイト作ってね☆
>>227 同意w
229 :
774RR :2005/05/15(日) 11:11:24 ID:ef3Di1cU
>>228 まとめサイトって一応あるんだが・・・(´Д`;)
230 :
774RR :2005/05/15(日) 12:15:48 ID:u8WW7liY
更新止まってね?
231 :
774RR :2005/05/15(日) 12:36:05 ID:y7eBKt69
スゴイよ男爵タン あんたスゴイよ (・∀・)つ獅媛
232 :
774RR :2005/05/15(日) 13:11:40 ID:l/RrbWIp
ボナンザたん カムバック
>男爵タソ 乙です、名前有り難く頂く事にしました! 初コテなんですけど、ちゃんと入ってるかな? 今晩も楽しみにしてますよ! 俺はこれから用事で出掛けてきます、 遅くなりそうなんで今夜のカキコは無理かも・・・
234 :
774RR :2005/05/15(日) 13:43:21 ID:uXYwL8xn
>>233 のんびりでいいですよ〜
期待して待ってます ノシ
235 :
774RR :2005/05/15(日) 18:19:52 ID:3ZejNE0F
まだ〜?
236 :
774RR :2005/05/15(日) 18:47:15 ID:WKbDlNOj
>>男爵さん 。・゚・(ノД`)・゚・。 |-`)っC
>223 書いていて楽しいので仕事にできたらいいですね。ちゃんとした仕事に就きたいです。 >226 その心情は今までアップした中や、今日アップする文章にも書いてあります。読んでみてください。 >227,228 同意 >221,222,224,225,231 今日も頑張ります。支援応援やる気が出ます。 >229,230 名無しZ氏とか最近のストーリーは載って無いですね。 >233 今日でも明日でも待っています。名無しに戻った後も応援してますよ。名前使ってくれてよかったです。 >235 もうすぐです。 >236 ・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ヨチヨチ ナゼナクノ? ではこれから流します。よろしくお願いします。
そして時は過ぎクリスマスとなる。今日は家で小さなパーティをすることとなった。 俺とミユキはコタツで足を絡ませながらテレビを見ていた。インターホンが鳴る。雅がやって来た。 雅「お久しぶりです、お兄さん。」 俺「はい、こんにちは。大きくなったね。」 雅「あはは、そんなわけないじゃないですか。お邪魔しますね〜。」 ミユキ「やっほ〜、やよいは?」 雅「遅れて来るって。」 3人でコタツに入る。 雅「ミユキ、今日は彼氏は?」 ミユキはちらっと俺を見る。俺は雅を見た。そして雅は首を傾げてミユキを覗き込む。 ミユキ「あのね、ホントはね、前の彼氏とはとっくに別れてて…。」 雅「お兄さんといい仲なんだ。」 ミユキ「そうなの。ごめんね隠してて。」 雅「ミユキ、いつもお兄さんのこと話していたものね〜。」 ミユキ「そんなことないよ〜。」 雅「でも、うまくいっていたみたいで良かった。ミユキさ、こっちから聞かないと彼氏のこと話さなかったものね。でもお兄さんのことは聞かないのに話して来るし。」 ミユキは顔を赤らめている。かわいいやつめ。 ミユキ「ジュース持ってくる。」 雅「お兄さん、良かったですね。」 と小声で言う。 俺「君のおかげでもあるんだよ。ありがと。」 雅は笑顔でこちらを見た。インターホンが再び鳴り、今度はうるさい奴がやって来た。 やよい「遅れてごめんね〜。ワイン選んでたらすごいたくさん種類があって。あっ、お兄さん。 久しぶりです。あ〜、寒い、寒い。ミユキ、グラス4つね。」 ホントにぎやかな子だな。っていうかワインって、こいつらうまいと思って買って来てるのか? 俺なんか未だにアルコール弱いし特にうまいとも思わないのにな。 ミユキ「乾杯はまだだよ。お料理まだできてないんだから。」
雅「じゃぁ、始めようか。お兄さんはここでテレビ見ていてくださいね。」 やよい「私もテレビ見てる。」 雅「だ〜め。」 雅がやよいを引っ張って台所へ連れていく。そして、台所からは楽しそうな会話が 聞こえ始める。学校でもあんな感じなのかな?親友がいるミユキが羨ましかった。 ミユキは俺みたいな対人スキルの低い人間を何とも思わないのだろうか?俺に 友だちがいないことを何とも思わないのだろうか?ついつい比較してしまう。 普段の生活では時々しか感じることのない劣等感も、ミユキの前ではあふれ出してくる。 前の彼女に対してはそんなこと思わなかった。なぜなら俺が劣等感抱く程可愛いってわけでも なかったし、スタイルがすごくいいってわけでもなかった。ついでに言えば性格とかも引っ込み思案だったし、 社交性も俺と似たようなものだった。似た者同士がくっついていたわけだ。 しかしミユキは、彼女の持つものは、何であろうと全てにおいて平均を大きく上回っていた。 いわゆる高嶺の花というやつだ。言葉に表すと惨めになるが、俺はそのような身分の違う女性と 付き合えるなんて思うほど自分に自信は無い。普通に暮らしていたならばヒエラルキーの異なる 俺たち2人は出会うことなど無かったであろうし、接触しようとも思わなかったに違いない。 2人のベクトルは一生交わることの無い"ねじれ"の位置にあったはずだ。だが、"いとこ"という 繋がりが2つのベクトルを結び合わせた。しかしながら接点はできたもののそれは2人が釣り合うと 同義ではないことは俺でもわかることであり、すなわちミユキと一緒にいるということは常に不安も 一緒にあるということでもあった。
ミユキ「はい、あ〜ん。」 俺「ん?あ〜ん。」 ミユキ「おいしい?」 俺「うん、おいしいよ。」 今は目の前の幸せを味わおう、俺は思った。 やよい「本当においしい?」 俺「うん、何で?」 やよい「毒味成功だよ〜。」 俺「えっ?」 やよい「あはは、冗談冗談。」 また3人は台所でわいわいと料理を始めた。なんだか妹が3人できたみたいでいい気分だった。 そのうちクリスマスらしいおいしそうな料理が運ばれて来る。俺はテーブルを軽く片付けて 盛り付けられた皿を適当にアレンジしていった。そしてみんなコタツに入る。 「高校最後の冬にかんぱ〜い。」 皆でワインを飲む。みんな少しだけ口をつけてグラスを置く。もし俺が今ころっと逝ってしまったら たぶん満面の笑みで死亡していることだろう。友だちのいない俺はクリスマスパーティとか小学校以来 やったこと無い。誘う友だちもいないし、当然誘ってくれる友だちもいない。しかし今俺は楽しんでいる。 もしかしたら幸せというのは人間に平等に与えられる物なのかも知れない。無神論者の俺だけれども ジーザス・クライストに心の中で感謝をした。
やよい「お兄さん、ワイン嫌い?」 俺「いや、アルコール弱いんだよ。見て判ると思うけど一口で赤くなっちゃうんだ。やよいは飲めるの?」 やよい「普通かな、雅がすごいよ。」 雅「私だって酔うよ。」 やよい「酔うけどいくら飲んでも眠たくならないし、いつもの調子だよね。」 雅「でもあまり記憶ないけどなぁ。ミユキはすぐだよね。」 ミユキ「うん、すぐ酔っちゃう。」 俺「ミユキ、あまり飲みすぎるなよ。」 ミユキ「大丈夫だよ、今日はお兄ちゃんと一緒だし。」 そういえばあの時は酔っ払っていたな。ミユキを1人きりにさせてしまったんだっけ。もう悲しませたくないな。 やよい「お兄さん、彼女は?」 俺はミユキの方を横目で見る、から揚げを食べている。雅を見る、ワインを飲みながらニコニコしている。 俺「あ、ああ、いるよ。」 やよい「どんな人?」 俺「かわいい、かな。」 やよい「写真は?」 俺「無い…ね。」 やよい「結婚は?」 俺「まぁ、時期が来たら、したいかな・・・。」 俺はワインの入ったグラスを持て余した。 やよい「で、お兄さんいつからミユキとそんな仲なの?」 口の中に何も入っていなくて良かった。危うく料理すべてをダメにするところだった。
俺「え〜と、それはどういう意味かな?」 やよい「ミユキ、もうえっちしたの?」 今度はミユキに言った。ミユキは少しむせた。 ミユキ「ばれちゃった?」 やよい「あんた隠し事できるような性格じゃ無いでしょ。ばればれだよ。」 なんだかすごいことになってきた。しかしミユキの若干不器用な面を知って嬉しかった。 結構しっかり者だと思っていたけど3人の中ではまるで俺のような不器用さを見せる。 やよい「で、どうなの?」 ミユキ「?」 やよい「えっち。」 ミユキ「まだだよ。」 もぐもぐしながらミユキは答えた。そしてやよいは続ける。 やよい「お兄さん、ホント?」 俺「あ、うん、本当だよ。」 やよい「信じられない。ひとつ屋根の下にいて…。」 雅「純愛なのよ。」 俺「そうそう、それ。」 なんだか恥ずかしくなって来た。俺の中では女子高生というものはそういう話をもうちょっと 恥ずかしく語るか、あるいはそんなこと話さないイメージがあった。もちろんガングロイケイケで ナウでヤングな女子高生はふしだらな"やから"がいてもおかしくは無いと思っていた。 しかしこの子達は一応お嬢様だ。雅もいつも通りな感じだし。俺は女子高生を少々神聖化しすぎていたようだ。
やよい「ミユキはしたくないの?」 まだ続けるか、この子は。まぁ、実は楽しいからいいんだけどね。 ミユキ「したいよ。でもお兄ちゃんがダメだって。」 相変わらずもぐもぐと、から揚げばかり食っている。 やよい「お兄さん、何で?」 俺「まぁ、色々事情があるんだよ。」 やよい「ふ〜ん。」 やよいはそれ以上は聞いてこなかった。俺としてもそれ以上聞かれても答え難かったので良かった。 ここで俺の決意を話しても場がつまらなくなるだけだ。雅はあまり食べずにワインばかり飲んでいる。 聞かれっぱなしもなんなので、やよいに聞いた。 俺「やよいは彼氏いるんでしょ?」 やよい「うん。」 俺「えっちするの?」 やよい「女の子にそんなこと聞くかなぁ、普通。」 おいおいおい、なんだよそれ。…まぁでもそうだよな。 俺「いや、ごめんなさい。」 やよい「会う度にえっちしたがるのよね。」 話すのかよっ!俺は心の中でダイナミックに突っ込みを入れた。 雅「本当、男ってみんな一緒ね。」 ほ〜、君んとこもそうなのか。ミユキが上目遣いでこっちを見る。輪に入れないミユキかわいそう。俺だって辛いんだよ。
そんなこんなで時はあっという間に過ぎた。彼女達は今夜他の用事があるそうだ。たぶん家族や彼氏と過ごすのだろう。 ミユキ「すごい余っちゃったよ。雅もやよいも持って帰りなよ。」 雅「私達は家に帰ったらまた食べなくちゃいけないんだから。持って帰れないよ。」 やよい「そうそう、明日食べればいいじゃん。」 俺「おばあちゃんの家に持って行こうぜ。」 ミユキ「それもそうだね。」 ミユキはそこら辺のタッパにどんどん詰めていく。 俺「みんな忘れ物無い?」 「は〜い。」 前回同様2人を送ることになった。やよいを送り、雅を送り、病院へと向う。 じいちゃんを見舞い、ばあちゃんを家に送り、そして家に帰ってきた。 俺「叔母さんはいつ帰ってくるんだ?」 ミユキ「ん〜、わからない。」 俺「このままここに居たらお正月になっちゃうよ。」 ミユキ「一緒に初詣行こうよ。」 俺「まぁ、それもいいとは思うんだけど。ミユキの兄ちゃんたち帰ってくるだろう?そうすると俺とミユキの関係がさ・・・。」 ミユキ「この前会った時は問題なかったでしょ。」 俺「叔母さんいたし、一日で帰っちゃったからな。正月になったらたぶん数日はいるんじゃないか?」 ミユキ「私は気にしないけどな。」 俺「俺が気にするんだよ。」 ミユキ「とにかく早めに帰っちゃうのは駄目だからね!」 俺「わかってる、俺だってずっと一緒にいたいんだ。」 ミユキが両腕を前へ広げる。抱いてのサインだ。ミユキと抱きしめあうと安心する。すごく気持ちいい。 このまま何時間でも抱き合っていられそうな気がする。時々キスも交わせるなら一日でも抱き合って いられそうだ。夏にミユキが北海道に帰り、そして今回俺が北海道に来るまでは耐えられた。 あまりに遠い場所に住んでいたから。今は手を伸ばせばすぐに届く位置にいる。 だから触れてしまう、キスをしてしまう、抱きしめてしまう。もっと、もっと、欲しくなる。 目の前に居るのに、俺の理性は大した事無いのに、将来への希望を守るためミユキを守る自分が居る。 ミユキとは一緒にいたい、でも早く離れたかった。幸せなのに、辛い。この日々から抜け出したかった。 でも結局は待つしかないんだ。ミユキが大学に入れば非日常のような今という時が、いつもの日常になるはずだから。
245 :
774RR :2005/05/15(日) 19:26:48 ID:OydAnMlB
>>853 俺も白(清純派)希望
これにNチビホイールの白(ニーソ)なんか履かせれば
もう(*゚∀゚)=3ムッハー!ですよ
246 :
245 :2005/05/15(日) 19:27:36 ID:OydAnMlB
すまん誤爆した・・・
叔母さんから年明け前には帰るという電話を受けた。 飛行機の予約もなんとか取れミユキと二人で叔母さんの帰りを待った。 ミユキ「何でもっといてくれないの?」 俺「叔母さんも帰って来るしあまりベタベタしているところ見せたく無いよ。」 ミユキ「やだぁ〜。」 俺「泣くなよ。夏から数カ月我慢できたんだし、卒業まで3ヶ月だよ。」 ミユキ「何で、何でこんなに辛い思いしなきゃいけないの?」 俺は少し考えた。理由を言ってもしょうがない、ミユキだってわかっているはずだから。 俺「もう少し、もう少しだよ。」 ミユキを抱き締めた。本当に辛いことだ。一緒にいてもいい、仕事なんてまた探せばいい、 ミユキを安心させてあげたい。でも俺がここに残る理由が無い。じいちゃんに関しては 既に絶対安静の状態だ。ばあちゃんだってそう簡単に会えない。このままこの家にいる妥当な理由も もちろん無い。帰るしかなかった。 俺「ミユキ。」 ミユキ「何…?」 俺「腕を見せてごらん。」 ミユキは少し考えたあと俺の言動を理解し、アクセサリーを着いている方の腕を俺に差し出す。 俺「ちゃんと学校でも着けてる?」 ミユキ「当然だよ。」 俺「俺も毎日ちゃんと着けてるよ。」 ミユキ「私だけ見てね。」 俺「ミユキ以外は見えないよ。」
248 :
仮り〜だ〜 :2005/05/15(日) 19:28:41 ID:yqrAcmVD
叔母さんの帰りが遅いので俺はミユキをおいて去った。年が明け、いつも通り一人きりの正月を過ごす。 実家はバイクで簡単に行ける所にあるが、行ってもすることが無いという理由でもう何年もこんな感じだった。 ミユキが来ている時は足繁く通っていたのに、正月に会いに行こうとしない俺は親から見たらやはり変なヤツに 見えていたことだろう。 1月も終わりそうな頃じいちゃんの訃報を聞いた。父ちゃんから身内だけで葬式をやるとか聞いていたが 俺は行かなかった。別に親も来いとは言わなかったし俺の中で葬式に行かないことは"なぜか"気にすることでは 無かった。今思えば俺は身内だから行くべきだったし、父ちゃんは俺に是が非でも来いというべきだったと思う。 でも日常のよくある出来事のように普通にそれは過ぎ去った。俺がじいちゃんに対して流した涙は何だったのだろう? 俺はミソラに打ち明けた"雨の日の老婆の話"を思い出していた。 やはり俺には何かが足りない。自分の中に垣間見える冷酷さと他人への無関心さに俺は不安になった。 心の根底にあるものを簡単に変えることが難しいのはよくわかっていたからだ。
ミユキとの電話やメールでのコミュニケーションはずっと続いていた。受験勉強に関しては 問題なく進んでいるようだったし、不安とかストレスとかそういうものも感じていないようだ。 まだ高校生なのにそういう面では精神的にしっかりしている。一方俺は過去に3流大学に 落ちた後浪人した。次の年のセンター試験の二日目にドラクエ6が発売された。 俺は悩んだあげく二日目をサボりドラクエを買いに行ったことを思い出した。 結局今は高卒の身分だ。このエピソードに関してはミユキにはもちろん話していない。 もし話したらどうなるのだろう?ミユキとは好きな音楽、好きな映画、好きな食べ物いろいろと話した。 しかし前述のようなどうでもいい、それでいて話す必要の無いことはまだまだたくさんあった。 俺のこと全て知ったらどうなるのだろう?また不安は増えていく。ミユキは安心を得るために、 俺は不安を消すために、二人は二ヶ月後を待ち望んだ。
光陰矢のごとし。あっという間に二ヶ月は過ぎた。二ヶ月前は待ち望んでいたから永く感じたのだろう。 俺は年なんか取りたく無いがあっという間に20代後半になってしまった。実際は月日の過ぎるのは"早い"のだ。 早速物件探しにミユキと叔母さんは上京して来た。幸運なことに俺はネットでの物件探しは毎年やっている。 それを活用する名目で実家に行った。親の前ではあえて自然な振りをする。そしてネットに繋ぐために 俺とミユキは他の部屋へと移る。 ミユキ「会えたよ。」 ミユキは小声で言う。 俺「会えたね。」 俺も小声で応え、軽いキスを交わす。 ミユキ「ちょっと問題があるの。」 俺「何?」 ミユキ「お母さんも一緒に住むことになったの。」 俺「それは、なんだか、まぁ、いいんじゃない?大した問題じゃないよ。」 ミユキ「お泊まりできないよ〜。」 俺「昼間逢えばいいよ。」 ミユキ「・・・うん。」 俺「場所はどこらへんがいいって?」 俺は検索ページで条件を入力していく。いくつかに絞り叔母さんを呼んで見てもらう。物件も検索ページも たくさんあるので数日はミユキと会う口実ができた。その時はミユキと逢えた嬉しさで気付かなかったのだが、 なぜ叔母さんが一緒に住むのかということをちゃんと考えておくべきだった。後々そのことがミユキを大きく 苦しめることになるとは夢にも思わなかった。
住むところも決まり引っ越しも終了した。ミユキは自由に出かけることができるようになった。 俺はミユキを"デート"へと誘った。と言っても通学路を一緒に歩いたりそこら辺で飯を食ったりというものだった。 ミユキ「お母さんが今日はゆっくり遊んでおいでって言ってた。」 俺「あ、そうなんだ。」 どういう意味だろう?夜遅くなってもいいってことかな? ミユキ「大学も受かったし、引っ越しも一段落したし、後は…。」 ミユキは俺の腕を両手で掴み上目遣いにニィと笑って見上げた。そう、俺だって待っていた。 ミユキの高校卒業と言う制約はクリアされ、誓約は解禁されたのだ。 俺「ミユキ、服買いに行かないか?」 ミユキ「いいよ。でもどうしたの突然?」 俺「ミユキに失礼だからだよ。これからは俺もミユキに相応しい男になれるように中身も外見も いい男になるよ。とりあえず今日は見た目を変えよう。」 ミユキ「かっこよくなったらモテちゃうじゃん。」 俺「そんな簡単にモテるようになんてならないよ。」 ミユキ「浮気しちゃダメだからね。」 それは俺のセリフだった。俺こそ言いたかった。でも何度も言うのはかっこ悪いし惨めなのでそういうのは控えていた。 俺「どんな女もミユキの前じゃ霞んじゃうよ。浮気なんて考えもしないって。」 ミユキは無言で俺の手をぎゅっと握った。 俺「じゃぁ、お店探そうか。」 ミユキ「うん。」
店員とミユキはああだこうだ言っては、俺に着せ替え人形のようにいろいろ着せる。そうこうするうちに決まったようだ。 はっきり言って俺はこれがかっこいいのかどうかはわからない。でもミユキも店員も納得している。こういう時に感じる、 やはり俺ってセンスないんだろうなって。その後、他の店でミユキにも自分の服を選ばせプレゼントした。 さりげなく俺の趣味が反映されるように誘導したのは秘密だ。二人は着て来た服を紙袋に入れ、買った服を着て歩いた。 普通の恋人のように手を繋ぎ、普通の恋人のように語り合い、普通の恋人のようにキスを交わした。 そして恋人だからお互いを欲しかった。表通りから一本裏に入ると、活気の無い冷たいコンクリート群が それぞれの存在を場違いなデザインや下品な彩りで主張して建ち並んでいた。繋いでいたミユキの手に力が入る。 俺はミユキを見る。ミユキは下を向いている。俺達はその"街並みに微妙に不釣り合い"な建物に入った。
ミユキ「・・・来ちゃったね。」 俺「うん。大丈夫?」 ミユキ「ずっと待ってたんだもん…。」 俺「シャワー浴びておいで。」 ミユキ「…一緒に入ろ。」 俺「…そうだね、今までも何度か一緒に入ってたもんね。」 ミユキの家と違ってここのお風呂は二人で入りやすい。しばらくの間お互いの存在を抱き合うことで感じ合った。 そして風呂を出て無言で体を拭き二人ともバスタオルのままベッドへと向かう。ミユキがふわっとベッドに仰向けになり バスタオルがはだけた。そして両手を俺の方へ広げた。俺は上に覆い被さる。しばらくお互いを抱き締めあう。 そのうちキスが始まる。もう止まらなかった。いつものブレーキは今日は必要無かった。障害となる物も何も無かった。 好きなように思ったままに進めばいいだけだった。たった数時間なのに、今までの数カ月間に知り得ることのできなかった ミユキのかわいらしさ、しぐさ、表情などをたくさん発見した。ミユキに逢うまでの人生すべてを凝縮しても、 今という時の密度には敵うはずもなかった。至福というやつだった。 ミユキ「いや〜ん、恥ずかしいよ〜。」 ミユキは俺をポカポカ叩く。もう外は薄暗くなりかけていた。いつもの夕暮れが今日だけの夕暮れになった。 目に入る街の景色、空のグラデーション、ミユキの表情、すべてを記憶できるくらい精神が落ち着いていたように思える。 俺「ミユキ、これからもよろしくね。」 ミユキ「うん、アキヒロ大好き!」 ミユキは俺が倒れそうなくらい勢い良く飛びついて来てキスをした。俺はミユキをしっかりと受け止め、 その"人通りはあっても決して賑わうことの無い"通りで少しの間見つめ合う。 建物と建物の間から、地平線へと沈み行く夕日のオレンジがミユキの顔へと差し込む。 最高に美しかった。そして俺はミユキの唇を軽く奪う。 俺「今世界中で一番幸せな人って誰だろうな?」 ミユキ「お兄ちゃんと私!」
255 :
774RR :2005/05/15(日) 19:42:49 ID:Ww9a0cuN
まとめサイトいつになったら更新するの?
とりあえず《第一部完》ということで。少しの間名無しに戻ります。またこのスレッドが閑散としてきたら 再びアップさせてもらいます。みんなの励ましだけが書く原動力でした。どうもありがとうございました。
257 :
774RR :2005/05/15(日) 19:50:40 ID:oKcGOCYh
>>256 えぇ〜マジで〜
まぁ、何はともあれ、乙でした!!
このスレが閑散とするのはイヤだけど、閑散としないと男爵氏が書かないってのもなぁ・・・
258 :
774RR :2005/05/15(日) 19:51:32 ID:ttJOrsf0
誰かが新たにまとめサイト立ち上げるわけにはいかんの? もしオケなら俺が管理人やってもいいけど…
259 :
774RR :2005/05/15(日) 20:00:04 ID:Ww9a0cuN
>>258 こまめに更新してくれるんなら、お願いします。
>>4 のサイトは当てにならん。
260 :
774RR :2005/05/15(日) 20:10:27 ID:u2Ir8Drg
DQN男爵、激しく乙! でも含みを持たせて一部終了なんて憎いね〜。
261 :
258 :2005/05/15(日) 20:24:05 ID:ttJOrsf0
さっそくスペースを確保しました。
作成・うpは明日以降になります。
ただ、6th love以降の過去ログしか持ってないんですが…
(しかも8thは
>>977 までしかない…orz)
恋愛スレの過去ログをゲトできるところ、どこかありますか?
262 :
774RR :2005/05/15(日) 20:28:22 ID:Ww9a0cuN
>>261 過去ログはこっちで用意しますよ。
Part6,7,8,9でOK?
('A`).。oO(個人的にバイクにまつわるモテない話もうpしてほしいが
263 :
774RR :2005/05/15(日) 20:42:19 ID:Ww9a0cuN
264 :
774RR :2005/05/15(日) 20:48:43 ID:Ww9a0cuN
265 :
258 :2005/05/15(日) 21:35:57 ID:Ncx4VOmV
>>262-264 dクス
ぴたははさんの所から全部ダウンロードしました。
サイト作りは初心者なのでショボイものしか作れませんが、更新だけは
こまめにやっていきたいと思います。
266 :
774RR :2005/05/15(日) 21:39:38 ID:VoKggk6a
>>258 サソ
期待してます。
ここんとこイイ感じの長文エピソード続いてましたし、
ぜひともキレイにまとめて頂きたいですね。
よろしくです。
267 :
774RR :2005/05/15(日) 22:21:25 ID:qHqRX3lg
は〜〜〜〜〜〜ええ話やぁぁぁぁぁ。純愛や〜〜 女の子と抱き合いたい。。。裸で 笑 第一部、ごっつあんです!!楽しく読ませていただきました。 次を楽しみにしています。あぁこの二人はどうなるんだろう
268 :
774RR :2005/05/15(日) 22:58:11 ID:enqTdU6h
男爵乙ですた。 最初から最後まで楽しく読ませてもらいますた。 再開楽しみにしてます!
269 :
774RR :2005/05/15(日) 23:08:47 ID:ZrNsEXHX
激しく乙! 禁断症状がー!!DQN男爵先生、薬の投下を! (((゚Д゚)))っ゙゙
270 :
774RR :2005/05/15(日) 23:12:06 ID:GYYox48c
DQN男爵氏 乙です!! 展開がドキドキでワクワクでガーっと一気読みしてしまいます。 2部に期待!!
友人の結婚式帰りでヨパラーイの俺が来ましたよw >男爵タソ 烈しく乙! 第二章も楽しみにしてますよ〜
先日の件も無事片付き、引越し作業等も終わり 新居で二人の生活が始まった。 T子も仕事を辞め目標一本に絞って活動することになり幸せな生活が始まりました。 (オレの意見が多分に含まれてましたが) オレもなんとか○ナソニックの工場で評価試験の仕事が決まり万々歳。 仕事が仕事な為、家を空けることが多くなるので二人で話し合った結果 ワンコを迎い入れる事に! 個人のブリーダーの方から里子に出してもらい二人で悪戦苦闘しながら 育て、楽しい日々が過ぎていました。そんな時何気なくHP巡回をしていると・・・・・ オレ「○○やっぱカッコいいなぁ〜」 T子「前から欲しいって言ってましたねw」 オレ「欲しいけどメチャ金無いし(泣」 T子「またお祭りとかツーリング連れて行って欲しいですねぇ〜♪」 この一言で火が付きました(^^; とりあえず安いので良いから何かないかなぁ〜っと探してると・・・ あった! CB750FA!!7マソ!!こりゃ安い!っと速攻で見に行きましたがレストアベースのEG不動・・・・(==; こんなん雑誌に載せるなよ・・・・ っと思って他のバイクを見ていると何やら気になるバイクが・・・・ Vmaxとの出会いだった。 知り合いも乗ってるしなぁ〜と思い、その時は見るだけになりましたが。。。 やっぱり気になりVmaxのことを調べていくウチに乗りたくなってきました(///▽///) T子にも写真を見せ、感想を聞くと T子「格好良いバイクですね〜♪」 オレ「そお!?」 T子「kさんよりSさんの方が似合いそうですけどw」 オレ「そうかなぁ〜?オレにはどんなんが似合いそう??」 T子「やっぱり○○とかがいいんじゃないですか?」 オレ「高過ぎるし!!!(泣」 そんな他愛ない会話をしつつVmaxを買うことに決定w
273 :
774RR :2005/05/15(日) 23:30:35 ID:7QqdZiwd
そしてK.R.Pのイオンなく絶好調なV魔を掴まされる変態乗りタソ… 試演
T子と安いモノは無いかと探し歩いた結果 結局程度は悪いが一番安かったトコロで購入ケテーイ♪ とりあえずローンだなぁ〜っと店員さんと話していると T子「このくらいなら私が貸しますから!」 オレ「え!!・・いや、でも悪いし(^^;」 T子「私貯金イッパイありますからたまには頼ってください♪」 オレ「でも女に金借りるのって抵抗あるなぁ・・・・・」 T子「一緒に暮らしてるんだし、もう他人じゃないじゃないですか^^」 オレ「・・・・・んじゃ10回払いでおながいすます(恥」 そんなこんなで購入決定♪ 以後、買い物にツーリングにVmaxは大活躍をするのでした♪ しかし、まあ、買ったバイクがバイクなもんでどうしても盆栽に走ってしまう 自分が居るワケで・・・・・・・(^^; 気が付けば結構イジリ倒していました。 パーツの購入にお金を取られるワケで工賃など払うのは勿体無い! と良く自宅前で悪戦苦闘していました オレがVmaxを弄っている間にT子が寂しい思いをしているとは知らずに・・・・・
とりあえず今日はもう寝ます。 なるべく端折って話終わらせるのでDQN男爵タンの続きキヴォンヌ!w
276 :
774RR :2005/05/16(月) 00:12:04 ID:GD1XY2Ce
>275 端折らないで! でも敬語な彼女いいですね。
277 :
774RR :2005/05/16(月) 00:37:08 ID:p77omMOF
変態乗り氏乙! 無理に端折る必要ナシ! マイペースでカキコよろ (・∀・)つ紫煙
278 :
サボテン :2005/05/16(月) 01:01:42 ID:HxzEwGYX
それから、仕事仲間とよく行くレストランで昼食をとりブラブラしながら 帰った。帰り道を歩いてると、話すことも無くなり二人とも無言になってし まった。何か喋ろうかとかなり悩んでいた。直美ちゃんは真っ直ぐ前を見な がら歩いていた。意を決して話しかけた。「歩き疲れた?」結局出てきた台 詞はこれだっった。「まだまだ歩けるよ。疲れた?」意外に明るく話してき たので、こっちも明るく答えた。「俺もまだ大丈夫」直美ちゃんは少し早歩 きになった。俺もそれに必死について行ったが、実は少し疲れていた。ふく らはぎのあたりが少し張っているのを感じた。 ふ、と手を繋ごうと思った。どうしようか迷ったが、いつも迷ってる自分 に気づき一気に踏み出した。「手繋いでいい?」そう言うと直美ちゃんは笑 顔で手を差し出してくれた。そしてアパートまで手を繋ぎながら帰った。前 回は何となく気まずい雰囲気で手を繋いで歩いていたが、今回は楽しい会話 があったから心の底から楽しかった。 アパートに付くとどっと疲れがやってきた。イスに座ると眠くなり少し寝 てしまった。寝たのは数十分くらいだったと思う。ふと、ステレオから流れ てきた音楽に起こされた。好きなYMOの東風が流れていたと思う。(マッド ピエロだったかも知れない)「何か私の知らないCDばっかだね」と言われて しまった。流行ってる曲は知らないし、勿論歌えない。直美ちゃんに言われ たから、少し聞いてみようかな?という気になった。ワルキューレの騎行だ ったり、YMOだったり・・・。今考えると少し恥ずかしい。 つづく
279 :
サボテン :2005/05/16(月) 01:05:23 ID:HxzEwGYX
晩ご飯の準備を済ませてテーブルに向かった。直美ちゃんとイギリスで夕食 を食べるのは今日で最後だ。そう思うと少し落ち込みそうになったが、最後こ そ楽しく過ごそうと思った。「お酒飲む?」直美ちゃんに聞いいてみた。きっと 今日も沢山飲むんだろうなと思っていた。「今日はいいや。最近飲みっぱなしだ ったから」と、らしくない答えが返ってきた。取りあえず、いつものオレンジジ ュースと冷したお茶を出した。 会話に、明日帰ることは出てこなかった。それえはそれで良かったかもしれな いが、もっとそういうことも気軽に話せたらなと、思った。直美ちゃんがシャワ ーに入ってる間にまた日記を書き出した。書き出したはいいが、考え事の方が先 になってしまい、思うようにペンが進まなかった。その時点で俺は、直美ちゃん とつき合うことを決心していた。きっと直美ちゃんとならうまくやれる。そう思 っていた。高志のことや色々あったけど、そんなことはどうでもよくなってしま っていた。高志とは一応和解したしいいだろう。そんなことを考えていた。だけ ど、どういった形であれ高志には、しっかりと二人のことを話しておこうと思っ た。何でそんな答えになったかは良く思い出せないが、高志だけには隠し事をし たくないと思ったからだろう。 つづく
280 :
サボテン :2005/05/16(月) 01:06:13 ID:HxzEwGYX
直美ちゃんがシャワーから出てきた音がした。俺は、ぼーっと窓の外を見てい たが、考え事を悟られそうに思い、日記を書いている振りをした。直美ちゃんが 後ろを歩いている、シャンプーの香りがしてきた。ふ、と後ろを向くと直美ちゃ んが髪を拭いていた。直美ちゃんは俺が直美ちゃんを見ていることには気付いて いなかった。だから、少し見とれていた。「シャワー空いたよ」そういわれるて 慌てて、視線を逸らした。 シャワーから出ると直美ちゃんはテレビを見ていた。冷蔵庫からビールを取って 直美ちゃんに渡した。「飲むでしょ?ビール」そういって渡すと、直美ちゃんはニ ヤと笑い、缶を開けて一気に飲んだ。「あぁー、美味しい〜。やっぱ飲みたいよね 〜」と幸せそうだった。俺は一気に飲むことは出来ないから、チビチビと飲んで いた。「お酒あんまりだめなんだよね?」直美ちゃんは飲みながら、俺に聞いて きた。飲めないわけではないが、沢山飲めないしすぐに酔う。「あまり好きなほ うじゃないけど、あの時のゴタゴタの時はやけ酒みたいにウィスキー、をボトル ごと飲んだよ」明るく答えたが、また失敗した。直美ちゃんはケラケラ笑ってい た。 つづく
281 :
サボテン :2005/05/16(月) 01:07:11 ID:HxzEwGYX
いつも失敗続きの会話。ここまで来ると自分を責められずにはいられなかっ た。自分に思いっきりムチを打ち込みたい気分になった。それでも直美ちゃん は楽しそうに笑っていた。きっと、心の中ではあのゴタゴタを思い出してるん だろうな、と思うと居たたまれなかった。「でもねぇ〜、あの時は私も変に焦 ってたんだよね」直美ちゃんが笑ったままそう言った。「もっと、あんたの事 考えてればあんなに急がなかったかも」直美ちゃんの顔から、少し笑顔が消え た。俺は少し間をおいて喋った。「いや、そんなことないよ。あれだけ人に好 かれたことは無かったから、正直嬉しかった」今度は失敗しなかった。ゆっく り落ち着いて話すことができた。直美ちゃんはうんうんと頷いていた。いつも の直美ちゃんらしい明るい笑顔だった。 俺が洗濯して、日記を書いてる間に直美ちゃんは寝てしまっていた。ゆっく りと起こさないように、抱き上げてベットに寝かせた。起こさないようにした つもりだったが、直美ちゃんは気付いて起きた。「あ、寝ちゃってたね。ごめ ん」と目をこすりながら言った。散歩してるときは「まだまだ歩けるよ」と言 っていたが、結構疲れてるようだった。「ゆっくり休んだ方が良いよ」と一言 言うと、頷いてそのまま眠った。俺も眠かったから、床に敷いた布団にもぐり こんだ。いろいろと考え事をしてるとやはり眠れなかった。そうこうしてると 直美ちゃんが起き出した。「まだ起きてる?」そういわれて寝たふりをしよう かと思ったが、振り返って直美ちゃんの方を向いた。「そっち行っていい?」 昨日と同じ状況になった。「いいよ」一言いうと直美ちゃんは俺の入ってる布 団に入ってきた。 つづく
282 :
774RR :2005/05/16(月) 01:07:56 ID:G+hu/10B
サボテン氏 深夜乙です! (・∀・)つ紫煙
283 :
サボテン :2005/05/16(月) 01:07:57 ID:HxzEwGYX
昨日も同じことがあったから既に慣れていた。と、言えば嘘になる。緊張 で体が冷えていくのが分かった。直美ちゃんは昨日と同じように、俺の背中 にくっついていた。直美ちゃんの吐く暖かい息が背中に伝わってくる。緊張 が何だか解けていくような気がした。「こっち向いてよ。いいムードなんだ から!」少し強めに言われた。ゆっくりと直美ちゃんの方に寝返る。意識的 に直美ちゃんとあまりくっつかないように距離を取った。体の半分が布団か らはみ出てしまった。「足出てるよ。もっとこっち入って」そう言われ、少 しくっついた。目と鼻の先に直美ちゃんがいる。汗をかくまでではなかった が、緊張して喉が渇いていた。「結果はどっちでもいいから、返事必ず聞か せて」直美ちゃんは決して今すぐとは言わなかったが、今すぐ言ってしまい たかった。「好きだから、つき合ってくれないか?」言ってしまった。直美 ちゃんに初めてきちんと自分の思いを伝えることが出来た。そして、少しの 間沈黙が流れた。直美ちゃんはゆっくりと俺に手を回してきて抱きついてき た。俺も自然に直美ちゃんに手を回して抱いた。「ありがとう。その言葉ず っと待ってたよ」直美ちゃんの声は少し震えていたような感じがした。きっ と泣いていたのだと思う。自分の好きな子を泣かせるまで待たせた自分が情 けなくて、悔しくて自分も泣けてきた。「待たせてごめん」ただそれしか言 えなかった。それ以上何かを言おうとすると、声をあげて泣いてしまう感じ がしたからだ。 直美ちゃんは俺から離れて、俺の腕を引っ張ってそれに頭をのせた。直美 ちゃんは俺の胸のあたりにくっついた。好きな人がこんなにそばにいると思 うととても穏やかで、何か優しい気持になった。そして直美ちゃんはそのま ま眠った。直美ちゃんが日本に帰るまで、あと時間はどれくらいだろうか? そう思いながら腕時計を見ようとしたがやめた。こんな時間がずーっと続け ばいいのになぁ。そう思っていると、自分もウトウトしてきて眠ってしまっ た。 つづく
284 :
サボテン :2005/05/16(月) 01:10:48 ID:HxzEwGYX
こんばんわ。何とかもう少しで終われそうです。あともう少しですので おつき合いよろしくお願いします。 いつも読んでくれる方、いつもレスしてくれる方。本当に有り難うございます。 こんな、まとまりのないダラダラした文章を読んでくれるのは本当に有り難い 限りです。 おやすみなさい。
285 :
774RR :2005/05/16(月) 01:15:46 ID:sLUnap5r
こんなところで続かれると日曜の夜が眠れなくて明日に差しつかえるぜ。
286 :
774RR :2005/05/16(月) 01:48:53 ID:p77omMOF
サボテン氏乙!
(・∀・)つC
>>285 まったくだ。漏れてもこの時間まで起きてて一気に読んでしまった。
でもいいもんだよな。これだけワクテカさせられるのも。
287 :
774RR :2005/05/16(月) 04:25:02 ID:XomU+MHL
>>587 それ凄いよく分かるよ。
私も満員電車にパンツはかないで乗るし
太ももから手をはわしてきた人がアッて言ってよく驚くよ。
お返しに男の人の股をスリスリするとたまにイッちゃう人とかいるしw
カッコいいとやっぱねー。
288 :
774RR :2005/05/16(月) 04:25:53 ID:XomU+MHL
ごめんなさい誤爆しました ><
289 :
774RR :2005/05/16(月) 05:54:42 ID:0yIIE0Bu
>>287 詳しく聞かせて!
誤爆でも、暴発でも、不発であろうと、あなたを私怨しまつ。
290 :
774RR :2005/05/16(月) 06:03:26 ID:YucxXr1g
誤爆に見せた釣りじゃね?
291 :
774RR :2005/05/16(月) 08:44:06 ID:sSnCc+Kc
292 :
774RR :2005/05/16(月) 10:04:56 ID:GD1XY2Ce
>284 全然ダラダラしていないですよ!!!一気に読めました。 イギリス行ったこと無いので雰囲気も伝わってきて良いです。 続き待っています。
293 :
774RR :2005/05/16(月) 12:00:28 ID:c+Hbff/B
携帯から紫煙
294 :
774RR :2005/05/16(月) 13:10:26 ID:QLN2bV5S
さぽてん氏の話、あと少しで終わっちゃうのかぁ。 もう少し読んでいたいような終わりを知りたいような。 男爵氏は文の中での比喩表現や伏線の張り方、読んでいる人に話の先を気にさせるような作りが巧いね。 ということで共に支援
295 :
774RR :2005/05/16(月) 15:58:36 ID:iiDQh+2e
>258 もうサイトを用意しているところかもしれないけど今さら提案。 まとめサイト運営ってけっこう大変だから、Wikiみたいな編集がカンタンなものにして、 そして何人かボランティア編集人募って数人で更新するような体制を作った方がいいと思う。 そしたら俺も貢献できるし。
296 :
774RR :2005/05/16(月) 17:40:20 ID:tQXz0qDY
>>295 さんに同意
初期の人の話だったら三人ほどまとめたものを持ってるので貢献できそうです
297 :
774RR :2005/05/16(月) 21:11:50 ID:6eVLkwY2
>>男爵氏 シャワーのやり取りで涙ぐんだのさ 涙もろいのよ(⊃д`) >>サボテン氏 (・∀・)っC
そんなこんなでT子への返済も終わり数ヶ月。 T子の実家へは大型連休の度に一緒に帰るのが普通になっていた。 お正月、T子の実家にて夕食&晩酌をしながら父上と話していると T父「K君、タバコを吸いに外に出よう」 オレ「はい、付き合います」 っとT子とT母を残し外で一服。 一緒に外でタバコを吸うのは慣れていたので夜空を眺めながら 至福の一時を満喫していると T父「それでな、K君はいつコッチに越してくるつもりなんだ?」 オレ「・・・・・・・え!?」 T父「一緒に住めとは言わないがな、やっぱりいつまでも娘と離れ離れだと 母さんも寂しがるしなぁ」 ぃぇ、お父さん。 貴方が寂しいのも存じております。 オレ「感嘆には言えないんですが・・・・オレ自身はいつコッチに越して来ても 構わないと思ってます。・・・・ただ・・・・」 T父「T子の目標のことか?」 オレ「ハイ。出来ればT子さんの目標が叶うか、自分で諦められるまでは 好きにやらしてあげたいと思ってます」 T父「ん〜・・・それでもなぁ・・・オレも母さんも歳だし、 いつまでも元気ではいられないからな。。。正直孫の顔も見たいしなw」 ・・・・確かに・・・・オレのじいちゃんと同年代ですからね。。。(==; T父「率直に聞こう。KくんはT子の目標は届くと思うかね?」 オレ「そうですね。。。このままのペースで成長すれば間違いなく。 付き合い出した頃に比べれば腕も売り上げも倍増してますし。 諦めなければ届くと思ってます、いや、そう信じてます」 T父「・・・・・そうか。我侭な娘だがどうか良くしてやって欲しい。」 っと深々と頭を下げられた。 オレ「いや!!どちらかといえばボクの方がしっかりしなくちゃいけませんし!」 オレの中に新たな目標が出来た。
299 :
774RR :2005/05/16(月) 23:16:27 ID:lvCz33EM
私怨
300 :
C円 :2005/05/16(月) 23:43:45 ID:GD1XY2Ce
あれT子タンは何の仕事だっけ?何をメザシているんだ?
301 :
774RR :2005/05/16(月) 23:45:11 ID:49J0RGtQ
実家から二人で住む部屋に戻り日は進む。 仕事が休みになれば二人でツーリングしたり買い物に出かけたり。 たまに愛犬をドッグランに連れて行ったりと幸せに過していた。 T子は自宅で目標の為の勉強に余念が無かったし オレは仕事や新しく出来た友人とのツーリングなどに出かける事が多くなってきた。 そうそう、仕事はT子の実家方面へ引っ越すまでの間は現場作業の方が収入を得られる ので転職もしました。 途中何度もケンカやすれ違いも生じたがオレとT子であれば乗り越えられると信じて 何度も仲直りをした。 しかしそんなケンカやすれ違いが何度も起きたことがT子との溝を深めていったのだろう。 Vmaxへお金をつぎ込むのもイヤだった、ツーリングに行くのも寂しかった 何度か朝帰りしたのも納得出来なかった。 愛してるけどもう付き合えない。 唐突な別れの宣言だった・・・・・・・・・・・・・・・・ その後の話も少しだけありますがあまりにも自分が見苦しいので書けないのを許してください 結果自分の悪いトコロが多分にあるのは分かっている上で他人を信用出来なくなりました。 T子と別れてから何人もの女性と関係を持ち 付き合うことも何度かありましたが心から信用することができず、結局スグに別れるのを繰り返し。 ただ、T子と過した数年はオレの人生で一番幸せであったと思います。 ダラダラと書きましたが変態乗りの話はコレで終わりです。 また名無しに戻ってROM専になりたいと思います。
303 :
774RR :2005/05/17(火) 00:00:09 ID:GD1XY2Ce
まとめサイト登場人物詳細もあったらいいな、なんて・・・
304 :
774RR :2005/05/17(火) 00:04:29 ID:EiE8j00z
誰だって彼女に朝帰りされて説明もされなかったら不安になると思います。 それでも一番最高のパートナーだったと思えるなんて・・・恋愛経験の少ない自分にはちょとむずかしい。 とにかく、変態乗り氏お疲れ様でした。
ぃゃ、朝帰りしたのはオレっす(^^; あ、T子タンの仕事や目標はわざと伏せてます。 人物特定しやすくなっちゃうと思うんで(><;
306 :
774RR :2005/05/17(火) 00:11:20 ID:s4iWSh+h
>>304 変態乗り氏が朝帰りしたことに対して彼女が納得できなかったんだよね?
307 :
774RR :2005/05/17(火) 00:14:26 ID:EkteawIr
人を信じれなくなった君は、まず自分を信じることからハジメヨウ! 変態乗り氏お疲れ!
308 :
306 :2005/05/17(火) 00:14:28 ID:s4iWSh+h
あ、本人様とかぶった…。失礼しました。
309 :
774RR :2005/05/17(火) 00:18:32 ID:EiE8j00z
>305 こらー、そら彼女かわいそうやがな・・・
310 :
774RR :2005/05/17(火) 00:23:15 ID:EiE8j00z
わかった!!! Vmaxへお金をつぎ込むのもイヤだった、ツーリングに行くのも寂しかった 何度か朝帰りしたのも納得出来なかった。 愛してるけどもう付き合えない。 ↑コレ彼女の別れの言葉ね?納得した。
311 :
774RR :2005/05/17(火) 01:06:49 ID:2nQfA9I8
んー 理由としては充分だよなw
312 :
774RR :2005/05/17(火) 03:03:41 ID:tGICsrvM
女の場合、そういう「理由」なんて後付けだよな。 過去のある時点でスイッチ入っちゃうと、あとは“「もう、この人イヤ。」物質”が MAXまで溜まり続けるだけ・・・なんだよな。 ある程度溜まって、もう手遅れってトコまで来ねぇと気がつかねんだよな、オレなんかもさ・・・
313 :
774RR :2005/05/17(火) 10:23:13 ID:1Dnh1j6S
>>312 おまいは漏れか・・・・(´Д`;)
そして気がついた時には遅かったんだ。ああ、良く分かるぞ・・・。
314 :
774RR :2005/05/17(火) 12:23:59 ID:EiE8j00z
まとめサイトのヒゲカメラってやつ読んでいたんだが・・・ 途中で終わっているジャマイカ!先が気になるなり。 途中ものと完結ものは分けて欲しいかも・・・とかサイト作れない俺が言ってみました。
315 :
774RR :2005/05/17(火) 13:31:48 ID:2JBlpzmD
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/out/1103780836/ 名前:底名無し沼さん[sage] 投稿日:2005/05/16(月) 00:07:58
★コット大好きオニャノコ共和国
屁ネシー八ンモックマンセー自作自演大将軍サマの偉大なるお言葉です!
782 名前: 底名無し沼さん 04/12/16 19:03:34
キャンプは落ち着いて寝られないからって、女は嫌がるもんだが
キャンプツーリングに使える携帯ベッドがあると、全然違うぞ。
女はキャンプでも快適に気持ち良く、なるべくきれいに過ごしたいんだ。
だいたいオニャノコを薄い銀マットなんかの上で寝させるなんて、野蛮だろ。
第一、思いやりが無い。
キャンプ場でヤルことばかり考えている犬男とは違うという所を
こういうときに見せつけてこそ、その後の予定も埋まるというものだ。
童貞君には、そういった「心遣い」がまったくわからんだろうから
闇雲に否定するだけしかできんだろうがね。アヒャヒャ
783 名前: 底名無し沼さん 04/12/16 20:13:47
>>782 スレ違いです。
784 名前: 底名無し沼さん 04/12/16 20:48:46
スレ違いじゃないだろーが。
キャンツーの話してんだから。
お前、脳みそ大丈夫か?
ちゃんとした理由があるなら
理路整然と言えよ。
バカのひとつおぼえみたく
スレ違いスレ違いって、アホか。死んどけ。
気に入らないならコットの話してるレス削除依頼出してみろや。
それで削除されたら納得してやるから。
316 :
774RR :2005/05/17(火) 14:00:02 ID:KYyE7ALn
>>312 その通りですね…
よく分かってらっしゃる♪
317 :
774RR :2005/05/17(火) 16:20:33 ID:t5y80QVX
>>314 あの人は確か事故って長期入院した後に一時復活したんだよね
一時復活してまとめに載ってない部分を少し書いたけどまた止まったのね
今どうしてるかは不明
318 :
774RR :2005/05/17(火) 19:52:27 ID:EiE8j00z
まとめサイト全部読んだ。新まとめサイトに期待。 >317 もしかしたらもっとひどい事故に遭ってしまったのかも。
319 :
774RR :2005/05/17(火) 22:51:32 ID:cUDqOdIu
俺もそろそろブラジャー被ってみるかな・・・ Σ(´д`)親と姉のしかねぇorz
320 :
774RR :2005/05/17(火) 22:52:06 ID:F6QEs1N0
>319 詳しく
321 :
774RR :2005/05/17(火) 23:08:10 ID:EiE8j00z
>319 親がアンダーフォーティーならあり。 姉なら問題なくあり。 イングランドの政治家であり哲学者でもあるアルジャーノン・シドニーは言った God helps those who help themselves. 有言実行!
322 :
774RR :2005/05/17(火) 23:11:50 ID:PMF9PU6D
>>319 親のは萎えるが姉のなら萌え!
それだけで飯3杯食える!!
姉のいない漏れだが…(´・ω・`)ショボーン
323 :
319 :2005/05/18(水) 07:04:39 ID:ZvMyfJJo
>>320 詳しくも何も、言葉の通りですorz
>>321 君は重大なミスを犯した!親:50近い男女 姉:激しくふくよかで、ブス'`,、('∀`) '`,、
>有言実行!
メーデーメーデー
>>322 脳内だけなら・・・現実は人を裏切るもんですよ。
友達の妹はスゲー可愛いけど、性格きつすぎ(何人かのお墨付き)
324 :
774RR :2005/05/18(水) 07:07:00 ID:Pxpw2Sa6
>>322 実際にいないからこそ萌えることができんだよ。
おれは姉貴いるが、奴とryなんて考えただけでオェッー!
逆に妹はいないが、妹とryなら、まぁいいかな、くらいには思えてしまう。
325 :
TDN :2005/05/18(水) 12:57:26 ID:bKOlTyTH
考えただけでアッー!
326 :
774RR :2005/05/18(水) 16:03:59 ID:yON0p+tG
>>324 漏れの場合は逆だな。漏れは姉と仲が悪くて、警察沙汰になった事も多数あり。
だが妹とは仲が良いと言うか、やましい意味じゃないが、ほぼ毎晩一緒に寝てるなぁ・・・。
漏れも、ちゃんとしててステキな姉が欲しかったよ(´・ω・`)
327 :
774RR :2005/05/18(水) 16:37:38 ID:/7FRNdiV
>>326 >ほぼ毎晩一緒に寝てるなぁ・・・。
く わ し く !
(;´Д`)ハァハァ
328 :
774RR :2005/05/18(水) 17:01:57 ID:IQYF5b6F
>326 >漏れは姉と仲が悪くて、警察沙汰になった事も多数あり。 く や し く
329 :
326 :2005/05/18(水) 18:02:44 ID:yON0p+tG
>>327 別にハァハァする所じゃないと思うが・・・(w
やましい事は全く無いし、漏れは困ってるぐらいだ。
漏れがベッドで寝てると、妹が入り込んでくる。
狭いベッドなので、漏れがベッドから押し出される…妹、我が物顔で横で寝てるって感じ。
>>328 当時付き合ってた恋人の名前を騙った姉が、同棲してた悪意ある男と漏れの部屋を荒らし携帯を盗んで捨てた。
それ以前にも恋人名義の怪文書などを漏れに送り付ける。
ぶち切れた漏れが同棲宅に親父と乗り込むと、奴等反省する所かニヤニヤとして嘲笑。
そこで親父共々ぶち切れて、一連の事件(携帯窃盗、名前騙りの悪戯など)と共に警察に通報…以下省略。
その後も今に至るまで色々と衝突が続いてるが、漏れはそんな姉を許すつもりは全く無い。
漏れも当時はリアル工房で恋人一筋だったもので・・・怒鳴り込んだ行為はDQNだったが、反省はしていない。
分かり難くてスマソ。恋人と別れる原因になったその時の事を思い出すとムカムカしてしまいまつ・・・(´・ω・`)
まぁ、恋人と別れて鬱になってた漏れを救ってくれたのが、その時から乗ってる原付なんだが(w
330 :
774RR :2005/05/18(水) 18:04:46 ID:E8M8jwJO
331 :
774RR :2005/05/18(水) 18:19:26 ID:IQYF5b6F
>329 >その時から乗ってる原付なんだが(w く や し く
332 :
774RR :2005/05/18(水) 21:20:23 ID:jgVadSx2
333 :
774RR :2005/05/18(水) 21:41:32 ID:apbVeKsa
失恋話を語るのは、いくら過去の話でも辛いんじゃないか。
334 :
326 :2005/05/18(水) 22:15:08 ID:yON0p+tG
>>330-331 漏れなんかの話を書いても良いのかな?
今は昔と違って書き手さんが多いから、少し躊躇してしまうよ。
その時の恋人話となってくると、ちょこっとしか話が無くなって来るのですが問題無いかな?
>>332 スマン、実は漏れは昔に少しだけこのスレで語らせてもらった事がある。
その時は色々とあって導入部分しか書けなかったのだが・・・(´・ω・`)
>>333 辛くは無い。傷はもう癒えますた。
335 :
258 :2005/05/18(水) 22:17:42 ID:WP7fduTH
とりあえず、2nd Loveまでの話をまとめてみました。
3rd以降はまだ手を付けていないので、実際にはもう完結している話が
一部未完扱いになってます_| ̄|○スマソ ガンガリマス
また、ひとつのまとまった話は小分けにせず1ページに全部収めてます。
ttp://www.geocities.jp/bikelovestory/ >>295-296 提案ありがとうございます。
しばらくは一人でやっていこうと思います。
こういうまとめみたいな作業するの、好きなので…orz
336 :
774RR :2005/05/18(水) 22:19:58 ID:YqdHgV4o
そうやって息切れすることが多いから、ぼちぼちやってくんな。 手伝いが欲しいときは募集するといいさ。
337 :
774RR :2005/05/18(水) 22:49:27 ID:IQYF5b6F
>335 ごてごてしてなくてシンプルで見やすいです。 完結orNotの情報もGoodです。 お疲れ様です。
338 :
774RR :2005/05/18(水) 23:22:23 ID:mUUhgFxS
339 :
774RR :2005/05/18(水) 23:27:10 ID:2BIcW0Qj
>>335 おつかれさま!スッキリしてて見やすいです。
340 :
774RR :2005/05/18(水) 23:34:51 ID:R/b9Zfy1
>>335 禿げ上がる程乙。
完成が楽しみだ、大変だろうけどガンガレ。
341 :
774RR :2005/05/18(水) 23:44:28 ID:ArIrn5wU
342 :
774RR :2005/05/19(木) 00:09:18 ID:D0q7Y11B
>>335 乙彼!!
大変かも試練が、マターリとガンガレ!!
343 :
サボテン :2005/05/19(木) 00:50:00 ID:Z6irFUte
>>283 からの続き
朝起きると直美ちゃんは寝息を立てながら、俺の胸にくっついて眠って
いた。もう朝日が見えていた。直美ちゃんが今日帰ると思うと、ちょっと
寂しい気分になった。そのままぼーっとしていると、直美ちゃんが起き出
した。直美ちゃんは「おはよう・・・」と、大きなあくびをした。「おは
よう。よく眠れた?」直美ちゃんは少し笑顔で頷いた。二人ともなかなか
布団から出ようとしなかった。俺は直美ちゃんを抱きしめた。直美ちゃん
も、俺をぎゅっと抱きしめてきた。しばらくそうしていたら、直美ちゃん
がふいに起きあがった。「ご飯たべようか・・・」少し泣いていたように
見えた。「何食べようか」俺は、あまり喋る気になれずそれだけ口にして
起きあがった。
その日の朝は、珍しくご飯を炊いた。電気炊飯器はもちろん無いので鍋
で焚いた。おかずは、日本の食料品を販売しているスーパーで買った納豆
と、みそ汁に卵焼きや永谷園のお茶漬け。自分は久しぶりに日本食を食べ
たので日本で食べるより美味しく感じた。目の前には直美ちゃんが座って
いて、俺の汁茶碗にみそ汁をよそってくれていた。こんな朝が毎日来れば
なぁ、と思いながら湯気の向こうの直美ちゃんを見ていた。「日本の食べ
物って、こっちの方だと値段はどうなの?」さっきの泣いていたような表
情は既に消えていて、いつもの直美ちゃんの顔に戻っていた。「日本で買
うより2割くらい高いかなぁ。だから日本食たべるのは滅多にないよ、い
つも節約生活だからw」努めて明るく答えた。直美ちゃんと話をしている
うちに、自分もいつもの自分に戻っていた。直美ちゃんには、人を明るく
させるような力があるような気がした。
一息ついてお茶を飲んでいた。日本で言えば、朝食を食べて朝の連ドラ
を見ている時間帯だ。直美ちゃんイスから立ち上がり、トランクケースか
らデジカメを取り出して、外の景色を撮っていた。その後ろ姿を見ている
と、急にシュンとした気持になった。なぜそんな気持になったのかはよく
分からなかった。
つづく
344 :
サボテン :2005/05/19(木) 00:50:32 ID:Z6irFUte
俺もイスから立ち上がり、直美ちゃんの隣に立った。俺の顔を下から覗 きこんで来た。「写真撮ってあげるね」直美ちゃんはそう言って、俺をデ ジカメで撮っていた。「これでまたいい思い出できたね」直美ちゃんはそ 言って、またテレビを見始めた。俺はテレビを見ている直美ちゃんを見て いた。抱きしめたい衝動にかられ、気付いたときはイスから立ち上がって 直美ちゃんのそばにいた。横からそっと抱き寄せてみた。直美ちゃんは短 く、えっと声を出した。俺はかまわずそのまま抱きしめた。俺は不覚にも 涙を流していた。男の癖に情けない・・・。そう思いつつも涙は止まらな かった。直美ちゃんは、肩に腕を回してそっと抱きしめてくれた。余計に 涙が止まらず、声をあげそうになった。「どうしたの??」と直美ちゃん が心配そうに聞いてきたが、答えることが出来なかった。「泣けばすっき りするよ」一言優しく俺に言った。俺はさらに泣いたが、声をあげるのは 必死に耐えた。好きな人の前で、みっともない姿を見せたくないと思って いたからだ。もうわけがわからなかった。 しばらく泣いていた。生きてるうちにこんなに泣いたのは、父や母が亡 くなった時以来だったと思う。そして、俺は直美ちゃんから離れた。「ご めん。みっともないとこ見せちゃったな」俺は恥ずかしそうにそういうと 直美ちゃんは俺の肩を叩いて言った。「良く泣いたね〜、スッキリしたか な?」笑顔の直美ちゃんを見ると、目に少し涙を浮かべていた。ただ笑顔 で答えるしかなかった。 飛行機は夕方なので、それまで少し時間がある。二人で何をしようか相 談した。「いつも外にいたから今日は部屋にいようか?」と直美ちゃんは 俺に言った。俺もそれがいいと思った。それなら誰にも邪魔されることは ないし、二人だけで話しをすることもできる。「取りあえず、コーヒーで も淹れようか?インスタントだけど」なんだか吹っ切れた明るい自分がそ こにいた。 つづく
345 :
サボテン :2005/05/19(木) 00:51:50 ID:Z6irFUte
コーヒーを作っていると、直美ちゃんがキッチンにやってきた。「いい ことしようか?」と言って、ニヤニヤしていた。「いいことって?」と聞 くと、腕を引っ張ってイスに座らせた。「絶対にこっち見たらダメだから ね」そう言われて黙って、壁を見ていた。何やらカチャカチャとコーヒー カップをいじってる音が聞こえる。「こっち向いていいよ」と言われたの で、恐る恐る後ろを向くと、直美ちゃんはコーヒーカップを二つ持って立 っていた。「どちらか一方のカップには、塩が入ってるよ。どっちを選ぶ ?どちらかを選んで余った方を私が飲むよ」賭みたいなことをしようとし ているようだった。俺は迷わず右側の無地のカップをってに撮った。「そ れでいいんだ?知らないよどうなっても、本当にそれでいいんだよね?」 と直美ちゃんはしつこい。俺は引かずそれをグッと飲んだ。普通のコーヒ ーだった。と言うことは、余った方に塩が入っている。「やらなきゃ良か った・・・」と、直美ちゃんはコーヒーを見ながら言った。「食べ物を粗 末にすると罰が当たるよ」と、俺は飲むように促した。直美ちゃんは顔を しかめながらカップを傾けた。「あ、意外に飲める!!」と、直美ちゃん が言うので、俺も一口飲んでみた。苦塩辛くてとても飲めた物ではなかっ た。「だまされてやんの〜」と意地悪っぽく直美ちゃんは笑っていた。 つづく
346 :
サボテン :2005/05/19(木) 00:53:54 ID:Z6irFUte
ちゃんとしたコーヒーを飲みながら、バイクの話をした。仲間で今度ツ ーリングに出かけようという話だ。直美ちゃんは、落書き帳にペンで持ち 物や、目的地をサラサラと書いていった。「晩ご飯はどうする?」いつに なるか分からないツーリングの計画を、二人でまじめに考えていた。でき れば二人で行きたいと思ったが、口には出せなかった。だけど、いつかは 必ず生きたいな、と心の中で思っていた。「暇があれば私たち二人だけで も行きたいね」直美ちゃんが少し照れた感じで言った。びっくりした、俺 の思ってることが伝わったのかな?そう思いにやりと笑っていた。「何? どうしたの?」不思議がる直美ちゃんが、キョトンとした顔で俺に聞いて きた。「いや、俺も同じこと考えてた」となるべく爽やかに言うつもりだ ったが、恥ずかしくて照れくさく話した。「本当?じゃ、絶対行こうね!」 と、直美ちゃんは今にもツーリングに出かけるかのような調子だった。 つづく
347 :
サボテン :2005/05/19(木) 00:54:55 ID:Z6irFUte
そうこうしていると、昼を回っていた。昼食をとるために部屋から出る ことにした。「何食べる?私はラーメン食べたいなぁ」と直美ちゃんは言 っていた。ラーメン屋なら知っているところがあったので、そこに行くこ とにした。日本企業の海外駐在員がよく食べに行く店だから、それなりに 美味しいよ、と自信を持って直美ちゃんにすすめた。「楽しみだね、まさ かロンドンでラーメン食べられると思わなかった」ととて喜んでいた。 昼の混む時間を過ぎていたので、ラーメン屋はすいていた。店員がやっ てきて注文を英語で聞いてくる。「何がいい?チャーシュー麺が美味しい よ」と直美ちゃんにすすめると、直美ちゃんは店員に向かって「チャーシュ ーメン ワン!プリーズ!」と注文していた。店員にちゃんと伝わったらし く、直美ちゃんは満足げな表情をしていた。「イギリスの人にラーメンの 注文を英語で聞かれるのもなんか面白いね」と、ロンドンのラーメン屋が 気に入ったみたいだった。「日本がこいしい?」と聞かれた。恋しくない と言えば嘘になる。最初の頃は言葉が通じないために枕を濡らしたことも あったし、日本人と言うことでスキンヘッドの人に因縁を付けられたりした 時もあった。「恋しいよ。それで寝ながら泣いたこともある」と正直に話し たら、直美ちゃんはまじめな顔で「もしかして結構泣き虫?今日の朝も泣 いてたし・・・」と心配そうだった。「そうかな?でも、夜寝るときネガ ティブな想像して横になるとよく眠れるよ。泣き疲れて寝るような感じで ね」と言うと大笑いされた。「なんか分かるような気がするw」と直美ち ゃんは、大笑いした後目を伏せた。きっと直美ちゃんも何か思い当たる節 があるんだろうなと思った。訳を聞くと空気が重くなりそうになったので やめた。いつかきっと、訳を聞いて元気づけてあげたいと思った。 つづく
348 :
サボテン :2005/05/19(木) 01:00:22 ID:Z6irFUte
最近胃がビリビリと痛むので、胃カメラで診てもらったら潰瘍が 出来てましたww そんな理由でちょっと書き込めませんでした。 待っていてくれた方すいません。みなさんもご自愛ください。 とりあえず、明日。 おやすみなさい。
349 :
774RR :2005/05/19(木) 01:16:02 ID:sQ5SAXWo
z
350 :
774RR :2005/05/19(木) 01:17:50 ID:kKJL+69m
>348 直美たんとえっちはしないのだろうか? 体に気をつけてください。お疲れ様でした。
351 :
774RR :2005/05/19(木) 01:55:25 ID:fnJwssIa
>>335 久しぶりに懐かしい話が読めたよ
書き手さん達、今幸せならイイナぁ
352 :
774RR :2005/05/19(木) 03:06:03 ID:6a9+Svjh
サボテン氏乙。 無理しないで下さいな。
353 :
774RR :2005/05/19(木) 05:43:01 ID:UiusE2zU
サボテン氏乙。 こっちのは義務じゃないんだからストレスにするなよ
数日の休みがとれたので、ソロキャンプにいってきますた。 やっぱ旅はいいですね、癒されますね^^ 俺も今年の夏は久々に北海道行く事にしました。 続き↓ 梅雨が来た。 雪国の短い夏に向けた産みの苦しみの時期、俺はいつもの年より100倍暗かった、 原因は無論彼女の事。 悩みの種はズバリ『彼女は人妻なのでは?』 だった、そう考えると全ての辻褄が合う、 彼女の行動、言動、静かな場所が好みだと常々言っていた事までが疑わしい、 人込みが嫌いなのではなく、俺と一緒になのを見られるのはまずい人達の目から隠れるためでは・・・ それに当時女性と付き合った経験がほぼゼロだった俺がこんな事を言うのは何だが、 彼女の女としての立ち居振る舞いは、なんつーか、年齢に比して成熟しすぎているような感じがした。 その後も会うたびに、今度こそははっきりさせるぞと意気込むのだが、 ・・・話せない、もし彼女が『隠しててごめんね、もう終わりにしましょう』等と言ったら俺はどうする? 某競技に打ち込んだ高校時代にはインターハイや他の大きい大会にも出場した、 どんな大舞台でも臆したことはない、 その延長で仕事にも打ち込み、ある程度の評価はされていた。 だが彼女を前にすると、俺は単なる低能筋肉馬鹿だ、今考えてもまったく情けない。 だがやがて夏が来て、俺にとっては唐突なある事が起こった。 続く
355 :
774RR :2005/05/19(木) 13:58:17 ID:kKJL+69m
>354 な、な、な、何が起こった?
356 :
774RR :2005/05/19(木) 19:13:45 ID:S1WlIA9K
続きはいつ〜?
357 :
258 :2005/05/19(木) 21:27:40 ID:cKyoWA+Y
今3rd Loveをまとめています。 で、ちょっと質問があります。 SRVさんという方の話は読み手からのレスもけっこう付いているのですが、 最初に「聞いてください、バイクと関係ねぇですが」と断り書きがあります。 実際、バイクにまつわらない恋愛話のようです。 こういう話も載せていくべきですか…?
358 :
774RR :2005/05/19(木) 21:37:38 ID:r66dGO7Y
>>357 「バイクにまつわららない」と注釈付きで載せてもいいんじゃないかと。
てかおれは読みたいw
359 :
774RR :2005/05/19(木) 22:24:14 ID:kKJL+69m
>357 やってもらう立場としては強くいえないけどできれば入れて欲しいな。 ほんの少ししかバイクに関わらない話も容認されてきたわけだし。 >358氏の言うように注釈入れるなどして。
360 :
774RR :2005/05/19(木) 22:59:55 ID:tBR7eJKP
些細な突っ込みにとことん粘着したあいつか。 嫌いなので載せなくていい。
361 :
774RR :2005/05/19(木) 23:05:41 ID:e+xvKwJN
>>357 個人的には要らないや
でもまぁ載せてくれても読みたくない人は開かないから問題ないのでは?
乙です
362 :
774RR :2005/05/19(木) 23:40:08 ID:OFbQll4o
正直、バイクにまつわらないのならスレ違いだから載せるべきではないのでは? そういうのを見たい人は恋愛板に行ったら良いワケだし。
363 :
774RR :2005/05/20(金) 00:13:14 ID:g2zU/oj1
でも、あまりにも話が膨らまないようなら書いて良いと思います。
364 :
774RR :2005/05/20(金) 00:18:34 ID:MLhF3TUG
>>357 個人的には載せて欲しいです。
バイクに関係してなくてもこのスレで語られた物なら載せても良いかと・・・
読みたくない人は飛ばすはずですし
365 :
774RR :2005/05/20(金) 08:38:20 ID:BHB7b2BN
恋愛話を読みたいのなら、恋愛板に行けって。 こんなトコより面白いのが、いくらでもあるよ。 ここは「バイクにまつわる恋愛話」スレ 以上!
366 :
774RR :2005/05/20(金) 10:08:09 ID:+BC884ko
まぁまぁ、そんなに邪険にしちゃダメだよ。 しかし、バイクに関わらないならココやまとめサイトに載せる必要は無いと思う。 次の方ドゾー
367 :
774RR :2005/05/20(金) 11:04:10 ID:dBoEGmmd
>>347 ラーメン屋はあのカラオケボックスの近くの裏通りの奴か。ピカデリー付近の
368 :
774RR :2005/05/20(金) 19:24:21 ID:0EsO+vgB
なんか荒れそうな雰囲気だから管理人さんに一任しましょう。
369 :
358 :2005/05/20(金) 20:35:22 ID:auZjAPvf
あらあらなんか荒れてきてるっぽいorz
読みたいっていったがまあ
>>368 に同意だ。
で、バイクにまつわらない話があってもなくてもおれは文句言わない。
>>258 おまいの判断に任せるよ。
ただ、載せるのなら注釈は入れといた方がいいと思うけどな。
370 :
774RR :2005/05/20(金) 23:32:49 ID:v3Wf09mW
タイガー、タイガーアリガタイガ− ふぃんき悪いけど小話でよければ書こうか?
371 :
774RR :2005/05/20(金) 23:41:40 ID:kEYNR3yt
>370 頼みます
372 :
774RR :2005/05/21(土) 08:31:10 ID:AqGPBZKq
373 :
774RR :2005/05/21(土) 08:59:54 ID:slVpNO7X
>>258 生ログがあるのなら
それもうpお願いします。
374 :
774RR :2005/05/22(日) 01:16:25 ID:ZAZsszvQ
375 :
774RR :2005/05/22(日) 06:31:57 ID:rYkFn4vT
>>370 タイガー、タイガー、ジレッタイガー orz
よろしくお願いしますorz
376 :
774RR :2005/05/22(日) 10:14:55 ID:4EzJYcVX
このスレが最近、静かな事について
377 :
774RR :2005/05/22(日) 10:41:03 ID:t80qGfIl
賑やかな時もあれば、静かな時もあるさ。 マタ〜リと書き手さんを待ちましょうや。
378 :
774RR :2005/05/22(日) 13:53:34 ID:4EzJYcVX
荒らしの前の静けさ・・・なんつって!
379 :
774RR :2005/05/22(日) 15:26:39 ID:8Mjkooqf
嵐じゃなくて荒らしが来るのかよ。 それ勘弁なw
380 :
774RR :2005/05/22(日) 19:59:37 ID:ZAZsszvQ
マターリしてるね。期待を募らせて書き手様を待ってますぞ。
夏が来た。 とはいってもその年は毎日雨ばかりだったな、思うようにバイクに乗れないイライラ、忙しすぎる仕事、 そしてもちろん彼女に関する心配事、とにかく欝だった。 そんなある八月の雨の日、俺は彼女とドライブに出掛けていた。 その日は珍しく、人の集まるデパートに買い物しに行きたいと言い出す彼女。 今までそんな事は一度も無かった、『え・・・・?』と馬鹿みたいな反応をする俺。 何故かいつになく明るい今日の彼女、一緒に手を繋いで並んで店内を歩き、あれこれ見て回って結局何も買わないw 出会って以来初めて、と言っていい普通のデート。鬱な気分はいつまにか消し飛び、 心行くまで楽しみながら俺は、もしかして彼女が人妻なんてのは俺の嫉妬から来る勘繰りに過ぎなかったんじゃないかな、などと楽観的な事を考えていた。 楽しい時間はあっという間だ、いつもなら彼女が帰ってしまう時間が近くなって来たとき、さりげなく彼女が言った。 『ねえ、これから私のアパートに遊びに来ない?』 なんと初めて部屋に誘われた、やはり彼女は人妻などではなく、今まで都合が悪かっただけなのだ! と、瞬時に都合よく解釈した俺、もちろん『行く!!!』と即答した。 続く。
382 :
774RR :2005/05/23(月) 03:19:45 ID:l9p92RdI
>381 4yen
383 :
774RR :2005/05/23(月) 09:15:46 ID:1q4Vf6Zb
>『ねえ、これから私のアパートに遊びに来ない?』 (;´Д`)ハァハァ
384 :
774RR :2005/05/23(月) 20:21:41 ID:IAz5RNlg
で、彼女の子供たちを紹介されるわけだな。
385 :
774RR :2005/05/23(月) 21:45:51 ID:l9p92RdI
壺の品評会だな、買わされたことがあるからわかる!
386 :
774RR :2005/05/23(月) 21:55:13 ID:T/RTPEKk
いや、教材の販売だと思うぞ。買わされたことがあるからわかる!
387 :
774RR :2005/05/23(月) 22:16:10 ID:9DPIMAeE
おまいらばかだなあ、絵画に決まってるじゃないか。買わされたことが(ry
388 :
サボテン :2005/05/24(火) 00:27:32 ID:y8/uDIXL
ラーメンを食べ終わり店を出ると、空が曇っていた。雨が降りそうだった ので、アパートに戻ることにした。歩きながら色々な話をした。バイクの話 がメインだった。未だにタンデムの練習をしてると聞いたとき、一体誰と練 習してるのだろう?と嫉妬めいた考えがうかんだ。恥ずかしくなって考える のをやめた。日本に帰ったら、直美ちゃんとバイクで走りたい。何度、そう 思っただろうか。思いはつのるばかりだった。 途中、スーパーでお菓子や飲み物を買い込んでアパートに帰った。飛行機 の時刻を考えると、あまりゆっくりはしてられなかった。何もやることが無 かったから二人でオセロをしていた。「何でそんなに弱いの!?だから、最 初に角取らなきゃ!」と、何度も言われた。将棋ならそこそこだが、オセロ はからっきしだった。「そうそう、そこに置けばこことこおがひっくり返る でしょ?」と直美ちゃんは丁寧に熱く教えてくれた。 オセロに飽きて、ラジオを聞きながらぼーっとしていた。直美ちゃんはト ランクの中を確認していた。なんだか口寂しく思いコーヒーを淹れた。「コ ーヒーここに置くよ」と、直美ちゃんの隣にコーヒーを置いた。直美ちゃん は、少し元気がなかった。イギリスが気に入ってたから帰るのが惜しいんだ ろうなと思い声をかけた。「今度は、俺も旅行でイギリスに来たいな。一緒 に行こう」と言うと、直美ちゃんはにっこりと笑い頷いた。 窓の外を見ていると、直美ちゃんが後ろから抱きついてきた。二人ともそ のまま、何も喋らず沈黙が続いた。俺も抱きしめたくなり、後ろを振り返っ て、直美ちゃんを抱いた。「なんか帰るの嫌だな、ずっとここにいたい」と 泣きそうな声で直美ちゃんが言った。「今度は二人で来よう。まだ俺も見て ない所がいぱいあるから」直美ちゃんは俺の胸に顔を隠しながら、頷いてい た。そうして、しばらく抱き合っていた。そして、直美ちゃんが俺の唇にキ スをした。キスをしたままどれくらいの時間が流れただろうか?キスをして る間は何も考えられなくて、ただ直美ちゃんの暖かい唇の感触を感じていた だけだった。 つづく
389 :
サボテン :2005/05/24(火) 00:28:01 ID:y8/uDIXL
直美ちゃんは、俺の唇に届くようにつま先で立っていたらしく、疲れてき たのか二人一緒にその場で転んでしまった。「ごめん、何かムードぶち壊し だね」と直美ちゃんが、泣きながら笑った。そして、また座ったまま抱き合 った。そして何度もキスを重ねた。が、それから先に踏み込むことは無かっ た。きっと、直美ちゃんが日本に帰った後寂しくなってどうにかなってしま うような気がしたからだ。 しばらく座ったまま抱き合っていた。直美ちゃんは眠そうに目をトロンと させていた。壁の時計を見ると、そろそろ立たなければならない時間になっ ていた。「そろそろ時間だよ」と言うと直美ちゃんは頷いて、渋々と俺に絡 めていた腕を解いて、立った。「今度は日本で会おう!」と元気に俺の肩を たたいた。 直美ちゃんの重いトランクを持ち、部屋の外へ出た。直美ちゃんは元気な 表情だったが、どこか翳りがあるような気がした。そして、階段を下りて外 へ出た。さっきよりまた曇っていた。こんな天気の日に別れるのは辛かった が、何とか無理矢理元気を絞り出した。別れは辛いけど、また日本で会える し、手紙のやりとりだって出来る、と自分に言い聞かせながら歩いた。 つづく
390 :
サボテン :2005/05/24(火) 00:28:28 ID:y8/uDIXL
空港に着いて、まだ少し時間があったから喫茶店で少し休んだ。「来る時 はワクワクしながら空港の中歩いてたけど、帰りはやっぱり辛いよね」直美 ちゃんはアイスティー(ミルク?)を飲みながらポツリとつぶやいた。「だ よね。修学旅行で帰るときの雰囲気と似てるよね」俺が話すと、直ちゃんは 「あぁ、分かる分かる!」と元気になった。それから少し修学旅行の話をし ていた。 そして、喫茶店を出た。出たところで直美ちゃんが俺の手を引っ張って言 った。「ねぇ、ここで別れよう。なんか、最後まで二人でいると泣き出しち ゃいそうだから・・・」と、もう今にも泣きそうな顔だった。俺は最後まで 見送ろうと思っていたが、俺も涙がこぼれてきそうだった。「わかった。そ れじゃ、気を付けて帰ってね。今度は日本で会おう。」出来るだけ泣かない ようにと思ったが、ポロリと流れてしまった。「泣かないでよ、私も泣いち ゃうから」と直美ちゃんは手で目を押さえた。俺はトランクを床に置いて直 美ちゃんを抱きしめた。そしてキスをした。人目は気にならなかった。外国 だということもあっただろうが、本当に他はどうでも良かった。「じゃ、日 本でね。手紙書くから。バイバイ!」最後に直美ちゃんは笑顔を見せてくれ た。俺も、笑顔で見送った。 つづく
391 :
サボテン :2005/05/24(火) 00:28:50 ID:y8/uDIXL
さっきまで、二人で歩いてきた道を、今度は自分一人で歩いていた。確か に寂しかったが、日本で会えると思うとそうでもなかった。外は雨が降って いるらしかった。売店で傘を買って外に出ると、結構強く降っていた。今度 は相合い傘もいいかな。と、一人にやけた。 にやけながら歩いていると、ふと空しくなった。黙々と歩いた。むなしさを かき消すように、ばしゃばしゃと水たまりも関係なく歩いた。途中で、どうで もよくなり傘をゴミ箱に捨てて、濡れながら帰った。 アパートに帰り、ぐしゃぐしゃのまま部屋に入った。やはり、傘を差せば良 かったな、と思いシャワー浴びた。シャワールームの片隅に、見たことのない シャンプーが置いてあった。直美ちゃんが忘れていったものだった。それを見 てまた寂しくなり、やけどをするくらい熱いシャワーを浴びた。シャワーから 出ると、暑くて喉が渇いた。普段口にすることの無いビールを冷蔵庫から取り 出して一気に流し込んだ。すぐに、脈拍が上がり息が苦しくなる。それもかま わず、また一口飲み込んだ。苦さに耐えられず、一人顔を歪ませていた。 気付くと、部屋はすっかり真っ暗になっていた。時計は夜の9時半になってい た。酔い潰れてパンツ一枚で寝転がっていた。明後日から仕事なのに、俺は何 をしているんだろう?そう思いながら、Tシャツを着て机に向かい、日記帳を 開いた。昨日までは楽しいことが書かれていが、その日は寂しさを書かなければ ならなかった。それでも、意外にすらすらと書けるもので、ページは3ページに なっていた。 日記帳を閉じて、ベットに潜り込んだ。今日の朝まで直美ちゃんが寝ていたベ ットに入ると、直美ちゃんのぬくもりを感じようと布団を抱きしめてみた。情け ないことに匂いまでかいでしまった。そして、直美ちゃんのぬくもりを探しなが ら眠った。 つづく
392 :
サボテン :2005/05/24(火) 00:31:52 ID:y8/uDIXL
こんばんわ。間を空けてしまい申し訳ないです。友人が亡くなったので 葬式の準備や色々と忙しかったものでなかなか書けませんでした。 きょうはここまでです。 おやすみなさい。
393 :
774RR :2005/05/24(火) 00:45:27 ID:uRzSJM7L
乙です
394 :
774RR :2005/05/24(火) 00:53:02 ID:i+qyrRnw
乙!
395 :
774RR :2005/05/24(火) 00:53:57 ID:fEPqol09
>>サボテン氏 なんだか誰かの小説の雰囲気に似てるなぁ 躁鬱な空気を持ってるw 楽しみながらよませていただいてます。 がんばってください。
396 :
774RR :2005/05/24(火) 01:20:21 ID:LVqg6AMG
英国に住んでるらしい彼氏を持つ娘に片思い中です。。 彼女もこんな恋をしているんだろうか、ああ、なんか切ないなぁ・・・
397 :
774RR :2005/05/24(火) 01:40:21 ID:XvA/FJH/
>>サボテン氏
乙です!読んでるとなんか切なくなるけど、すごく楽しみにしてるよ。
つC
>>396 くわすく
398 :
774RR :2005/05/24(火) 01:48:46 ID:2EmzeuRq
乙。 >>396 詳しくせつなく、頼む
399 :
774RR :2005/05/24(火) 23:52:07 ID:XYaKm/Vc
浮上紫煙
400 :
774RR :2005/05/25(水) 00:27:44 ID:f8iMNAqW
400get まとめ人お疲れさま
401 :
774RR :2005/05/25(水) 01:10:33 ID:iVW5SusC
4
402 :
774RR :2005/05/25(水) 05:47:22 ID:4w4FB2f6
ねえ、ちょっと聞きたいんだけどさ 次郎って人の最初の彼女が40前の脂ぎった奴と結婚した理由は何だったの?
>>402 他のサイトによると、
「彼女はオヤジが母と結婚する前、中国からの留学生の女性との間に生まれた
子で、彼女を生んですぐ事故でなくなったそうだ。当時無職だった親父は困って
子供の居ない従姉の叔母さん夫婦に彼女を預けたそうだ。叔母さんは若い時に
病気で子宮を摘出していたのでオヤジに自分から申し出たらしい。俺は彼女の
戸籍謄本を見た事があるので始め信じられなかったが、戸籍上、養親子関係を
分からなくする特別養子制度という制度があって、彼女は4歳の時にその制度を
利用したそうだ」
…という話があるそうですが、現在編集中の4th Loveまでで本人からの
そういった書き込みは出てきていません。今後出てきたらまた編集します。
404 :
774RR :2005/05/25(水) 08:54:41 ID:jc6hvlFD
>>403 その他サイトのURLきぼん
書き込みのあった当時からこのスレを見てる人間としては見てみたい
405 :
402 :2005/05/25(水) 20:52:23 ID:4w4FB2f6
>>まとめ人さん レスサンクス。 いつもご苦労様です。 …でも、それでなんでおっさんと結婚しなきゃならなかったんだろ?
407 :
774RR :2005/05/26(木) 00:00:15 ID:ZJYMpDwd
連れから前に俺が書き込んだ話がまた話題になってると聞いて来ました。 このスレは時々まとめて読んでました。 書き込みをするつもりはなかったんですけど、406のサイトを見たら特別養子制度って 1988年施行って書いてあって、手元の書籍に当たってみたら確かに民法第4篇第3章 第5款って昭和62年に追加されたんですね。 でも、確かに彼女の戸籍謄本には「養女」とは書いてなかった。それは間違いないです。 これはどういうことなんでしょうか? おばさんは親父の従姉だから、おばさんの実子なら全く問題ないはずですよね? 彼女の母親って人の写真も去年親父の実家で見ているんですよ(ソックリだった)。 もう聞ける人もいないし、今更追求する訳にもいかないけど。 わけわかんないですよ。
408 :
405 :2005/05/26(木) 02:56:38 ID:idETOmKF
>>まとめ人さん なるほど、納得しました。ありがとう。
409 :
774RR :2005/05/26(木) 15:06:16 ID:1gQa3oJE
>>406 なるほどそこにありましたか
感想欄にあったリンク先も見てきました
最初の書き込みから体験談は見ていましたがリンク先の方は未見でした
>>407 養女と書いてなかったことについて個人的な結論はこうです
「産婦人科医の知り合いがいてカルテと出生届を偽造してもらいそれを役所に届けた」
これだけでも戸籍謄本に書いてなかった理由は十分だと思います
こんな感じで真実は親戚中だけに封殺して世間上は実子としていたのでしょう
余談で昔授業で習ったことなのですが結婚してる夫婦同士の子供でなければ表記が長男や長女にはならないようです
例を出すと未婚の母の子供は、男や女とだけ表記されます
410 :
774RR :2005/05/26(木) 21:42:53 ID:PRPpMF9b
ょぅι゙ょ…(*´д`)ハァハァ
411 :
774RR :2005/05/26(木) 23:03:20 ID:n22Y/kqr
|....,,__ |_::;; ~"'ヽ | //^''ヽ,,) | i⌒" | ∀`) < 誰もいない きのこるならいまのうち |⊂ | ノ _,,,......,,__ /_~ ,,...:::_::;; ~"'ヽ (,, '"ヾヽ i|i //^''ヽ,,) ^ :'⌒i i⌒" |( ´∀`) < きのこ のこーのこ げんきのこ ♪ |(ノ |つ | | ⊂ _ ノ ""U _,,,......,,__ /_~ ,,...:::_::;; ~"'ヽ (,, '"ヾヽ i|i //^''ヽ,,) ^ :'⌒i i⌒" (´∀` )| < エリンギ まいたけ ブナシメジ ♪ ⊂| (ノ | | | ヽ _ ⊃ .U"" | | ミ | ミ サッ! | ミ |
412 :
774RR :2005/05/26(木) 23:10:08 ID:tF1q3ajb
壁|Д゚)ジー
413 :
774RR :2005/05/27(金) 06:56:57 ID:GDXBrAD4
|∀・)ニヤニヤ
414 :
774RR :2005/05/27(金) 10:33:23 ID:Izos83fN
今週は書き手さん忙しいみたいだね。
415 :
774RR :2005/05/27(金) 13:31:01 ID:HTEUADtW
わたしま〜つ〜わ、いつまでもま〜つ〜わ〜♪
416 :
774RR :2005/05/27(金) 15:34:57 ID:FIas+LCe
417 :
774RR :2005/05/27(金) 16:59:20 ID:gFvwEsEq
チームで出会いがあり、彼氏が出来ました 今までで一番心の底から「好き」だと思えます バイク買ってよかったw 運命ってやつかな
418 :
774RR :2005/05/27(金) 17:33:16 ID:glgSqLYY
419 :
774RR :2005/05/27(金) 18:28:52 ID:27j0y70U
>>417 詳しく、エロク 切なく書いて
420 :
774RR :2005/05/27(金) 18:33:59 ID:0nZMKM9P
エロい話はスレ違い。
421 :
774RR :2005/05/27(金) 18:35:22 ID:2xoP8eQo
>>417 もしかして、あっちのスレのねーさんかい?
てことは、彼が振り向いてくれてってこと?
もし、そうなら本当にオメデトサーン
422 :
417 :2005/05/27(金) 19:07:51 ID:+saoeZSW
え?初めてかきこんだよ… しかもエロなことしてないから何も書けないよごめんね
423 :
774RR :2005/05/27(金) 20:12:23 ID:lCdCJz4E
>>417 いや、ここはエロじゃないから。
詳しく
424 :
774RR :2005/05/27(金) 20:19:37 ID:DTnCnHrA
>>417 + +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワク
(0゚∪ ∪ + テカテカ
と__)__) +
425 :
421 :2005/05/27(金) 21:27:20 ID:2xoP8eQo
>>422 >>エロなしねーさん
ありゃりゃ、失礼すますた。
エロなし、全然オケですよ。
是非とも詳しく。
この渇きをなんとかしてください。
426 :
774RR :2005/05/27(金) 21:29:56 ID:AuQi6gbX
>>714 …そのステキな彼とやらの出会いを熱く語ってよ〜
私なんか…サッパリorz
427 :
sage :2005/05/27(金) 21:35:39 ID:sRJf8Amp
元バイク乗り・既婚♀。 やっぱりバイク乗りの彼が忘れられない。 自分でも最低だと分かっているが、 (夫は勿論大事だけど)未だ彼を想っている。 またバイクに乗りたいけど、手元にバイクがあったら 街中でもツーリング先でも、彼を探してしまうと思う。 きっと、ばーちゃんになっても彼のことは大好きだと 変な確信がある。 ここ読んでると、いろいろ思い出して切なくなる。
428 :
774RR :2005/05/27(金) 21:43:01 ID:s9ii/97R
まだ付き合いが浅いのでとくに内容ないけど… バイク仲間が欲しいと思い、バイク雑誌にある「仲間募集」を見てチームに入りました 顔合わせで一番気があったのが今の彼氏(Aくんとします)でした。 ノリもいいし一緒に居て楽しいし友達として何度か遊んでいました。 でも私にはそのとき彼氏がいました…。その人はアンチバイク乗りで 私がバイクに乗ることを良く思っていなく、チームに入ったことを話すと 「チーム内に男がいても仲良くなるな」や「バイクに乗るなんてオタクみたい」 と、とにかく反対していました。 4年間付き合っていましたが、色んな擦れ違いが生まれて結局別れてしまいました 「もう恋愛はしたくない…」と思っていたのですが、Aくんとバイクをいじっているときに 突然「おれと付き合わない?」と言われました。そのときは付き合うとか考えられない状態なので 断りました。今考えると恋愛で傷つくのが怖かったんだと思いますが… けれど何度か遊んでいるうちに、私にも恋愛感情が生まれ「自分の気持ちにも正直になろう」 と思い、今度は私から告白しました。 今では仲良くやっています。私も今までの恋愛は偽者?って思うくらいAくんの事が好きです ハタチの生娘のたわごとでしたorz
429 :
774RR :2005/05/27(金) 21:52:45 ID:nricir+x
>>ハタチの生娘 (;´Д`)ハァハァ
430 :
774RR :2005/05/27(金) 21:57:43 ID:/ov6Saqe
4年も付き合って処女だったのか? いや、別にいいんだけどさ…今時珍しいなと思って。
431 :
774RR :2005/05/27(金) 22:03:50 ID:GxDJdgdP
>>430 言葉のあやじゃないか?普通に考えて生娘ってのは違う希ガス。
別にどっちでもいいけどねw
しかし甘酸っぱいなあ(*´∀`)
432 :
428 :2005/05/27(金) 22:23:30 ID:J68EgGDc
「小娘」と変換したつもりが「生娘」になってた!失礼しました… でも今でも元彼のように、いつか別れがくるんじゃないかな〜って弱気な自分がいます 元彼と別れてから三ヶ月も経ってないから完全に傷は癒えていないんだろうけど… まぁそんな事考えてたら前に進めないので開き直ろ。。 バイクの楽しさを教えてくれてありがとう、これからも仲良しでいようね!
433 :
774RR :2005/05/27(金) 22:24:14 ID:DTnCnHrA
434 :
774RR :2005/05/28(土) 00:13:07 ID:7Hf2R+/s
ハタチはお肌もビューティフル(*´д`*)ハァハァ
435 :
774RR :2005/05/28(土) 00:43:22 ID:LJ1EDTRL
○ , ○>
/ ̄'☆ ) ←
>>1 / > /
☆をダブルクリックするとかめはめ波が出るぞ
みんなで
>>1 をやっつけよう! (煽りじゃなくて)
注)設定とか環境のせいで正常にかめはめ波しないときがあります
436 :
774RR :2005/05/28(土) 09:59:07 ID:RHbWd/i8
>>421 そのねーさんって誰?
あっちって恋愛板か?
437 :
774RR :2005/05/28(土) 10:04:37 ID:E/ReOBGp
>>427 性別は違うけど同じですね
お互い結婚もして子供も居るけど、心のどこかにまだ元彼女が居ます。
失恋の傷は時間とともに消えて行ったけど、中の存在は一生消えないんだなと思う。
438 :
774RR :2005/05/28(土) 10:37:13 ID:cOQS6+uP
>>427 そんなもんじゃねーか?
簡単に忘れられる付き合いをしてたわけじゃなく
真剣に相手を思ってたんだろ?
きっと、相手もたまに同じ気持ちになる事もあると思うよ。
しかし…たまに思い出す程度にしとき。
モマエには家族が居るんだから、今は家族を中心にガンガレや〜
過去を美化しすぎないで今を大切にしてちょ(´・ω・`)v
439 :
774RR :2005/05/28(土) 10:41:51 ID:cOQS6+uP
>>428 >「チーム内に男がいても仲良くなるな」
>「バイクに乗るなんてオタクみたい」
↑
コレって、ちとヒドイなぁ(TДT)
自分の価値観を押し付けるのイクナイですよね。
きっと、その他にも自分に合わせろ的な事が色々とあって
ダメになっちゃったんですかね…
しかし、元彼と別れて僅か3ヶ月で今彼…
ちと立ち直り早い気も(゚A゚)ゴクリ・・・
でも、元彼よりも今彼の方が幸せになれるならその方がエエと思います。
頑張れ!生娘…じゃなくて小娘
,r=''""゛゛゛li,
_,、r=====、、,,_ ,r!' ...::;il!
,r!'゛゛´ `'ヾ;、, ..::::;r!'゛
,i{゛‐'_,,_ :l}..::;r!゛
. ,r!'゛´ ´-ー‐‐==、;;;:.... :;l!:;r゛
,rジ `~''=;;:;il!::'li
. ill゛ .... .:;ll:::: ゛li
..il' ' ' '‐‐===、;;;;;;;:.... .;;il!:: ,il!
..ll `"゛''l{::: ,,;r'゛
..'l! . . . . . . ::l}::;rll(,
'i, ' ' -=====‐ー《:::il::゛ヾ;、
゛i、 ::li:il:: ゛'\
゛li、 ..........,,ノ;i!:.... `' 、 ∧__∧
`'=、:::::;;、:、===''シ゛゛'==-、、,_`'(`・ω・´) グッジョブ!!
`~''''===''"゛´ ~`''ー( ))
u~u
440 :
774RR :2005/05/28(土) 10:56:36 ID:cOQS6+uP
>>437 >>427 と同様に真剣だったから心の残るんだろうね。
そっと過去を思い出して、
どうしてあの時…どうしてあんな事を…
どうして…どうして…どうして………
何て思いにふけってませんか?
忘れたくても思い出してしまう…そして傷つく…その繰り返し。
上手くは言えないのですが、そこに確かな安らぎの時間(幸せな時)
があったからいつまでも思い出すような気がします。
しかし、モマエは男です。人の親です。一家の大黒柱です。
ツライかもしれませんが…歯を食いしばって頑張って行きましょう!
(分別のある方だから、そこまで追い込まれてはイナイと思うけれど)
∧∧
/⌒ヽ) ∬
i三 つc□ ふ〜。。イイ恋したいな
〜三 | みんなガンガレ
(/~∪
三三
三三
三三
堅い絆にぃぃ
思いを〜寄せて〜〜
語り尽せぬぅぅぅ
青春の日々〜〜 (・ω・)ノ
441 :
774RR :2005/05/28(土) 11:07:39 ID:cOQS6+uP
……朝っぱらから、俺は何説教クサい事言ってるのだろうm(_ _)m さっき、トイレに行ってる時に神さんがモニターを見たらしく… 【ちょっと!あ〜た!? 昔の女が忘れられないの?】 と言われてしまった。 そんな事は無いさぁぁぁぁ。と行った返したところ 壁|ェ`*)<私は…あんたしか見えないよ だってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!! キ タ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ヽ\ // ,、_,、 。 ゜ (゜jゴ)っ ゜ (っノ `J
442 :
774RR :2005/05/28(土) 11:39:32 ID:AUTrzocI
443 :
774RR :2005/05/28(土) 13:32:58 ID:AdhU+2QZ
で、ID:cOQS6+uPは今セックル中華? 俺様が休日出勤しているというのに、セックル中なのか? ガンガレ。
444 :
774RR :2005/05/28(土) 15:09:18 ID:jAJ8b7hR
体が火照るわぁ
445 :
774RR :2005/05/28(土) 15:50:34 ID:i+XFhfNi
悪いが書かせてくれorz これはいい奥さんですね
446 :
774RR :2005/05/28(土) 22:26:24 ID:iA8rrbje
男爵氏っておわったの?
447 :
774RR :2005/05/28(土) 22:52:36 ID:RZ5stUKU
448 :
774RR :2005/05/28(土) 23:03:17 ID:c/iRzQK1
2泊3日で忌もうと探しでつか〜? 漏れ道民ですが。
449 :
774RR :2005/05/28(土) 23:23:46 ID:7Hf2R+/s
今頃の
>>440 を音声だけでお伝えします。
440「今日はヘルメットしなくていい?」
奥さん「・・・うん。いいよ」
450 :
774RR :2005/05/29(日) 00:07:43 ID:mX8UIJvS
ワロスw
451 :
774RR :2005/05/29(日) 00:22:05 ID:Nzy2ZKPW
>437
亀ですが、
>>427 です。
>中の存在は一生消えないんだなと思う
すごく分かります。夫や妻とは別なんですよね。
>438
過去を美化してるんですかね。
色々事情があって話し合いの末分かれたので、
仕方ないと諦めてはいます。
今は目の前の子どもを中心にしてガンガります。
ありがとう。
452 :
774RR :2005/05/29(日) 00:34:38 ID:91Hy5V29
漏れは常にノーヘルさ。 右手が嫁だが。
453 :
774RR :2005/05/29(日) 00:41:45 ID:y1l19IEU
454 :
774RR :2005/05/29(日) 00:50:04 ID:+IBJajl3
俺の場合。 パターン@:ノーヘル、右手が彼女 パターンA:ヘルメット着用、右手は邪魔 @が普段で、Aがたまーに。
455 :
437 :2005/05/29(日) 08:46:49 ID:SYtNmJBb
>>451 好きだけど別れたってやつですか?
俺の場合はお互い好きなんだけど別れた
もうね嫌われてあるいは嫌いになって別れた方がどんなに良かった事かとその当時思いましたね
今はそんな気持ちはありません
元彼女に望むことはいつまでも幸せであってほしいただそれだけです。
456 :
774RR :2005/05/29(日) 12:01:19 ID:WskrzLXp
>455 好きなのに別れなきゃいけない理由って何なんでしょうか? 家柄?
457 :
774RR :2005/05/29(日) 12:09:08 ID:r43dz1Rk
>>456 他にも遠距離で会えないのはツライから
いっそ別れた方がお互い気が楽とかもあるね。
458 :
774RR :2005/05/29(日) 18:52:54 ID:BNuhyUKu
>>441 俺もそんな嫁さんがいいなぁ
>>457 ほんとそうだと思う、現在遠距離3ヶ月目の今日この頃
459 :
774RR :2005/05/29(日) 19:49:40 ID:UuYtZXa6
先日、竈山ー神前間で始発の500列車を運転中にタヌキの親子を見ました。 いくら田舎とはいえ、プライスカットの裏手の島精機の工場建設?の工事をしている場所だったのに。 早朝から何かのほほんとさせてもらいましたよ。(*^∀^*) なんかここの板荒れてるみたいですけど、電車みたいにのんびりいきませんか?
460 :
774RR :2005/05/29(日) 19:56:27 ID:r43dz1Rk
アメリカンみたいにのんびりいきましょー!
461 :
774RR :2005/05/29(日) 20:16:35 ID:+IBJajl3
V-MAXでのんびりいきましょー!
462 :
774RR :2005/05/29(日) 23:00:51 ID:jmI/OKMu
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ┌┐ . .. | | ♪ ヽ \ . . . | | ♪ i ヽ \ . . | | (゚Д゚ ) |. . .. . | | ⊂| υ | . . | | i i | . . .| | ヾ_,ノ _⊃ . . . | | ∪" , . | | Now bananing..... | | (暫く、バナナでお待ちください...) | |___________________|
464 :
774RR :2005/05/30(月) 17:30:00 ID:uxL7b5Pt
>>463 そろそろFCRにちょうどいい季節なので復活キボンヌ
465 :
438〜441 :2005/05/30(月) 20:36:30 ID:Vss85ZFM
>>442 良き妻ですm(_ _)m
>>443 連絡遅れましたが、その時間は…してました(爆)
その日は夜も含めて3発程抱きました。
詳しい内容はご勘弁を(*´ェ`*)ノ
>>444 ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
>>445 m(_ _)m
>>449 いや…初めからつけないの(*/▽\*)
466 :
438〜441 :2005/05/30(月) 21:01:21 ID:Vss85ZFM
>>451 しっかり家族に愛情を注いで頑張って行きましょう!(お互いにね)
>>458 なんだなんだぁぁぁぁ?弱音吐くのかぁぁ?
きっと彼女も不安でいると思うから、今夜電話してやれ!な!?
俺の時は、当時携帯電話が出たバカリの頃(10年前…)で
今みたいにコマメに連絡が取れなかった…
(´・ω・`)<当時ポケベルとかいうものが流行ってたなぁ
週に2・3度の公衆電話からのラブコールそれが日課だった…
今は、あの頃よりも連絡はとりやすいと思うから
モマエは自分に自身をもってガンガレ!
【漢】なら弱音吐かずに歯食いしばって頑張れや!
,r=''""゛゛゛li,
_,、r=====、、,,_ ,r!' ...::;il!
,r!'゛゛´ `'ヾ;、, ..::::;r!'゛
,i{゛‐'_,,_ :l}..::;r!゛
. ,r!'゛´ ´-ー‐‐==、;;;:.... :;l!:;r゛
,rジ `~''=;;:;il!::'li
. ill゛ .... .:;ll:::: ゛li
..il' ' ' '‐‐===、;;;;;;;:.... .;;il!:: ,il!
..ll `"゛''l{::: ,,;r'゛
..'l! . . . . . . ::l}::;rll(,
'i, ' ' -=====‐ー《:::il::゛ヾ;、
゛i、 ::li:il:: ゛'\
゛li、 ..........,,ノ;i!:.... `' 、 ∧__∧
`'=、:::::;;、:、===''シ゛゛'==-、、,_`'(`・ω・´) 根性見せろや!!
`~''''===''"゛´ ~`''ー( ))
u~u
467 :
438〜441 :2005/05/30(月) 21:02:05 ID:Vss85ZFM
長文失礼しましたm(_ _)m
468 :
774RR :2005/05/30(月) 22:28:34 ID:/H3Qm2SZ
>>467 ・・・・やるな(´∀` )
いや、何か好感が持てたので。嫁さん大事にしてくらさい。
ちくしょう、漏れも結婚して優しい嫁さんが(ry
469 :
774RR :2005/05/30(月) 23:57:54 ID:2vIEP3Du
俺も結婚しようかと思ってる。でも相手がいないことに気付いた。
470 :
774RR :2005/05/30(月) 23:59:07 ID:YTeL7V/T
最近付き合いのできたバイク屋さんのイベントに参加していた女性ライダー 笑顔が可愛かった… それだけ 他の常連さんと話してたから、特に用事もないしね 2回ほど、一言位話したけど 萌えてしまったよ 名前も何もわからないけど、たまに思い出しまうす
471 :
774RR :2005/05/31(火) 00:02:44 ID:VLvzGZVh
>>456 漏れは好きだけど性格が…というか、好みが合わない、というのがあった。
お互いに間違いなく好きだったはずなんだけど、会うと喧嘩しかしなくなっていってしまった。
で、好きは好きなんだけど、合わないよね…って分かれたことがある。
彼女はバイクが大嫌いだったしなぁ…。
>>457-458 漏れは会えないことはあまりツライと思わない派。
ジョシに、「なぜ親友は1年くらい会わなくても親友なのに、恋人は駄目なのだ?」と質問して、「女が分かってない!」てオコラリタことがある…。
>>465 3発抱くって…3回抱く、か、3発抜く、にしてください。
>>469 紹介しようか?
472 :
774RR :2005/05/31(火) 00:06:20 ID:XniimHaK
バイク買ってむっちゃ楽しくて毎日走り回ってた。 彼女といるよりも楽しくて、彼女よりバイクの生活をしてた。 そしたら案の定別れたorz
474 :
458 :2005/05/31(火) 00:43:06 ID:rKI2Rald
>>466 電話はまめにしてるさ!
しかし、言葉ってムズカシイ。
彼女の不安にどう答えたらいいのか。
自分の不安をどう伝えたらいいのか。
とりあえずまぁ、がんばるかぁ。
それでいいのか?俺!!
アリガトウ!!
>>471 会えないこと、それが辛いんじゃない。
会えないってだけでつのる不安や不満が辛い。
475 :
774RR :2005/05/31(火) 00:58:43 ID:1tK1ZZpd
>>474 猜疑心が大きくならないようにね
いつまで遠距離恋愛が続くかが不安材料の一つにある
何か目標立てて行動しよう
476 :
774RR :2005/05/31(火) 09:51:22 ID:zriz4Jey
遠距離3カ月♀です。 付き合い出してすぐ彼氏が転勤(ノД`)・゜・ 休日は一人でバイクに乗ってます。バイクがあるしメールも携帯も出来るから思ったほどは寂しくない。 でもやっぱり会いたくて。ちょっとだけでもいいから触りたい。どこでもドアが欲しいーっていつも言い合ってます。
477 :
774RR :2005/05/31(火) 10:04:32 ID:jyUmzNZP
>>458 拙い恋愛経験しかない俺が言うのもなんだが。
会いに逝け!それしかない!
不安や不満を払拭するにはそれしかない。
たとえ会える時間が10分だけだとしても
その為に5時間でも6時間でもバイクすっ飛ばして逝け!
おまいの彼女に対する気持ちが本物ならそれぐらいしてみろ。
彼女喜ぶぞ。
478 :
774RR :2005/05/31(火) 12:09:42 ID:xJJCl31R
好きなら会いに行け。夜しか過ごせなくてもいるだけで十分だから。 しかも、社会人なら1泊2日の旅費は出せるはず。学生の俺だって好きな人のために行けたんだから。 金が揃えば根性の見せどころだよ(`・ω・´)
479 :
774RR :2005/05/31(火) 13:59:03 ID:WQBs5Wao
金曜、有休取って会いにいけ。逢わないと近くの奴にへたするととられるぞ!! 遠距離て言っても海外じゃないでしょ? めんどくさがると俺みたいに後で後悔するぞ
480 :
774RR :2005/05/31(火) 20:22:54 ID:De3GPt9R
東京と掛川じゃ遠距離にならないかな? 3週間に1度くらい会ってるしな。
481 :
774RR :2005/05/31(火) 21:44:37 ID:SrKqaP+e
482 :
774RR :2005/05/31(火) 22:36:08 ID:bbWSqsed
>481 俺と同じこと考えてるな、書き込んでいたらウホッてなるとこだったお
483 :
774RR :2005/05/31(火) 23:41:10 ID:9Dblcrcp
484 :
774RR :2005/06/01(水) 00:05:17 ID:lwwhDmib
このところ枯渇してますね…
485 :
774RR :2005/06/01(水) 00:07:29 ID:dtzVMtys
>>476 ・゚・(ノД`)・゚・
で、モマイとカリシの所在を書いて教えろ。
щ(゚д゚щ)カモーン
486 :
774RR :2005/06/01(水) 00:58:26 ID:SPFTfZvB
連続小説来ない。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
487 :
774RR :2005/06/01(水) 06:35:31 ID:/sv45Glv
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ┌┐ . .. | | ♪ ヽ \ . . . | | ♪ i ヽ \ . . | | (゚Д゚ ) |. . .. . | | ⊂| υ | . . | | i i | . . .| | ヾ_,ノ _⊃ . . . | | ∪" , . | | Now bananing..... | | (暫く、バナナでお待ちください...) | |___________________|
488 :
774RR :2005/06/01(水) 20:12:40 ID:zBByWNar
男爵タン来ないかなぁ〜 キョロ (T∇T Ξ T∇T) キョロ
489 :
774RR :2005/06/01(水) 20:31:56 ID:JYa8Eopr
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ┌┐ . .. | | ♪ ヽ \ . . . | | ♪ i ヽ \ . . | | (゚Д゚ ) |. . .. . | | ⊂| υ | . . | | i i | . . .| | ヾ_,ノ _⊃ . . . | | ∪" , . | | Now bananing..... | | (暫く、バナナでお待ちください...) | |___________________|
490 :
774RR :2005/06/01(水) 22:08:37 ID:g/nvsfeY
期待バナナあげ
491 :
774RR :2005/06/01(水) 22:24:21 ID:nCfHb1jO
漏れも男爵期待age 細切れにしないで一気にガッツーンと終わるとこまで来いって
492 :
774RR :2005/06/01(水) 23:27:59 ID:8crrnikd
│ │ .┌┐ │ ./ / |/ / i | i ●i |●i | | i i────────── /\_ヽ_,ゝ∧∧ / ( ゚Д゚) <暫く、バナナはお待ちください... / ⊃旦 (__)
493 :
サボテン :2005/06/02(木) 01:09:31 ID:jlIyNW40
>>391 からの続き
朝起きると、まだ雨が降っていた。二日酔いで頭が痛かった。飲めもしないアル
コールを無理に煽った結果がこれだ。二度とビールは口にしないと、心に決めつつ
シャワーを浴びる。直美ちゃんの置いていったシャンプーが目にとまり、そのシャ
ンプーを使わせてもらった。直美ちゃんの風呂上がりの時の、いい香りと同じ香り
がした。少しニヤニヤしながら髪をガリガリと洗った。
シャワーを浴びて、喉が渇いた。冷蔵庫を開けると、水しかなかった。取りあえ
ず、それを一気に飲み下した。ふーっと、大きく吐いた息にはため息も少し混じっ
っていたような気がした。テレビを付けると、乳幼児の育て方のような番組が流れ
ていた。いつかは・・・、と妄想が始まった。立派な家に、広い庭。そして、俺と
直美ちゃんと、その子供・・・。そんな妄想をしていたが、プツリとそれは切れて
しまった。楽しい妄想の変わりに、直美ちゃんがいないという寂しい現実に戻って
いた。
何をするわけでもなく、何となくテレビをぼーっと見ていた。そんなことをして
いると、あっという間に昼になっていた。取りあえず、外に出てみた。外はまだ雨
が降っていて、歩道のところどころに水たまりが出来ていた。構わずそれを踏んで
歩いてみる。傘を差してはいたが、あっちの方向に傘をさしていたから、あまり役
には立たなかった。
でも、日本に帰れば毎日のように会えるんだよな、大好きな直美ちゃんと大好き
なバイクで一緒に走れるんだよな。歩いていると、何となく前向きな考え方ができ
ていて、笑いながら歩いている自分がいた。そして、ずぶ濡れのままスーパーで買
い物をした。
つづく
494 :
サボテン :2005/06/02(木) 01:10:11 ID:jlIyNW40
ひとりカートを押しながら、スーパーの中を歩いていると直美ちゃんと買い物を したときのことを思い出した。あぁ、日本でもああやって一緒に買い物できるだろ うか。そう思いながら、色々とカートに商品を入れていく。そう言えば、いつか日 本で、高志と直美ちゃんが買い物をしてる時にバッタリ会ってしまったことを思い 出した。それを考えると少し複雑な気分になったが、考えても仕方ないと思い、そ のまま、忘れてフリをして買い物を続けた。 スーパーから出ると、雨は少し小降りになっていた。傘を少し横にずらしてさし た。ずらした空間には、妄想で生まれた直美ちゃんがいる。そして、自分の脳内で は、相合い傘をしながら二人で話していた。情けなく思ったが、自分に忠実になろ うと、訳の分からない決心をしていた。 そのまま、妄想で生まれた直美ちゃんと歩きながら部屋に戻った。そして、一気 に現実に戻り、また鬱な空気に包まれた。スーパーの袋から、ジュースを取り出し て、コップに注がずそのまま飲んだ。少し、スッキリしたが歩き疲れたのかそのま ま寝てしまった。 起きると夕方の5時半。外は雨はやんでいたが曇っていた。よく眠ったおかげで スッキリした。今度直美ちゃんに手紙でも書こう。そう思いつつ、夕食の準備をし た。準備と言っても、出来合いのものを火にかけて温めるだけだ。それを食べなが ら、明日から再開する仕事の準備をした。 一通り準備はできた。机に向い、いつもの日記を書いた。自分の妄想をニヤニヤ と書き込んでおいた。 明日に備えて寝ることにした。スーパーの帰り道と同じように、ベッドの横は少し だけスペースを残しておいた。直美ちゃんのためのスペースだった。 つづく
495 :
サボテン :2005/06/02(木) 01:10:37 ID:jlIyNW40
次の日はカラリと晴れた。なんだか気分が良くて、自転車を飛ばす。渋滞する遅 い車を次々と追い抜いていく。バイクに乗った気分で走る。 店に入り、いつもよりでかい声で元気よく挨拶する。みんな、キョトンとしてい た。「休みはどうだったい?日本から友達でも?」と聞かれ、直美ちゃんのことを 話した。「なぜ俺にも知らせなかったんだ?君の恋人なのか?」と聞かれ、恥ずか しながら頷いた。「お前は、今日残業だ!」同僚はニヤニヤと笑いながら、俺を小 突いた。それに俺もニヤニヤと笑って答えた。 その日の仕事は、いつもよりスムーズに進んだ。いいアイデアも浮かんだ。なん だか、直美ちゃんが来てから自分が少しだけ変ったような気がした。 昼食を食べていると、同僚達が直美ちゃんのことをもっと聞かせろと俺に詰め寄 ってきた。「写真はもってないの?見せてよ」と言われ、仕方なく財布から一枚取 り出して見せると、みんなからポカポカと叩かれた。嬉しかった。 仕事が終り、また自転車をすっ飛ばして帰った。大家のおばさんに元気よく挨拶 して、部屋に入った。おもむろに、CDをかけた。Room335が流れてくる。やは り明るい気分の時に聞きたい曲だ。以前は、曲と正反対の状況で聞いたが、今回は 違った。ゆっくりとボリュウムを上げる。部屋一杯に音が響いた。隣の黒人の女性 が、「もう少し静かにしてよ」と苦情を言いに来た。素直に謝ったが、心はウキウ キ気分のままだった。しばらくの間、明るくて楽しい、メリハリのある生活が続い た。 つづく
496 :
サボテン :2005/06/02(木) 01:11:51 ID:jlIyNW40
そして、数日後に仕事から帰ってくると手紙が届いていた。直美ちゃんからだっ だ。封筒を丁寧に開くと、中からは便せん三枚と写真が出てきた。手紙には、日本 に帰ってから、寂しい日が少しあったことや、早くまた会ってデートしたいことが 可愛い文字で書かれてあった。それを読んでいると、涙がぽつぽつと机の上にこぼ れていた。ただ、寂しくて悲しくて流すいつもの涙とは違っていた。よく分からな いが、なんだか嬉しくて涙が出ているような気がした。手紙を一通り読んでから写 真を見ると、高志やミカちゃんがこっちに向かってピースしていた。久志だけが何 故か腕組みをして後ろを向いていたのが、面白くて泣きながら笑った。そして、そ の写真を、壁に画鋲で留めておいた。直美ちゃんが一人だけ写ってる写真や、イギ リスで撮った写真は、ベッドに横になったときにいつでも見られるように、ベッド のすぐ横の壁に飾っておいた。 手紙を大事に引き出しにしまって、返事を書こうとした。が、封筒と便箋が一つ もなかった。仕方なく、近くの文房具屋に走った。 夕暮れの歩道をきびきびと歩き、文房具屋に向かった。文房具屋に入ると、いつ もの、店番のお姉さんが、また?見たいな顔で俺を見た。ニヤッと笑い頷いておい た。どの便せんにしようか迷った。無難にピーターラビットにした。いつかもそう だったが、直美ちゃんは意外にも、ピーターラビットが気に入ってるようだったか ら、またそれにした。レジに持っていくと、お姉さんが色つきのマーカーペンを黙 って3本くれた。「これはサービスね」と一言、無表情で俺に言った。ありがとう と礼をして店を飛び出して走って帰った。 部屋に入り、すぐに机に向かって返事を書いた。この時間帯は腹が減っている時 間だったが、気にせず便せんにペンを走らせた。スラスラと書いては、ペンを止め て、考えながら書いた。しばらく寂しくて、情緒不安定だったことや、よく妄想を していたことを書いておいた。そして、せっかくもらったマーカーペンで、便せん の周りを囲んだ。よく見ると、小学生が自由帳に書く様な、意味不明な線がふにゃ ふにゃと走っていた。 つづく
497 :
サボテン :2005/06/02(木) 01:13:59 ID:jlIyNW40
友人が亡くなって、葬式の後の事や色々と手伝いをしていました。取りあえず 落ち着いたので、また書き始めます。 仲のいい友人だったので少し尾を引きそうです。 今日はここまでです。おやすみなさい。
498 :
774RR :2005/06/02(木) 01:49:56 ID:NskDR2al
C円
499 :
774RR :2005/06/02(木) 08:12:28 ID:3Nthvd4T
>>サボテンさん 乙どぅえっす
500 :
774RR :2005/06/02(木) 15:16:12 ID:aG8C+sNw
バイクにまつわる恋愛かぁ。 2・3年前に原付がきっかけになったような恋愛だったのかもしれないけど、よく思い出せないorz
501 :
774RR :2005/06/02(木) 16:39:39 ID:E+UfxB6A
>>500 漏れみたいに、思い出したくないような思い出になるよりは、思い出せない方がマシさ・・・(´・ω・`)
502 :
774RR :2005/06/02(木) 16:47:29 ID:aG8C+sNw
501 思い出させてしまったかもしれないな、スマソ。 漏れのは、いろんな楽しい思い出があるのに思い出せないんだ。ただ今もおぼえてるのはあのときの発言への後悔とつまらん意地をはった自身への憎悪だけ…
503 :
774RR :2005/06/02(木) 17:36:32 ID:E+UfxB6A
>>502 お ま い は 漏 れ か ?気にしてないから、謝らないでくれよ。
自分も意地張ったり、自分に対して後悔ばかりしていたけど、今では彼女に対しての罪悪感ばかりが残ってるな。
漏れの中では終わった事だと時間を掛けて入れ込んだけど、罪悪感だけは消えてない。
楽しい思い出もあるけど、思い出したくなかった事を思い出そうとすると、案外思い出せないもんだね。
504 :
774RR :2005/06/02(木) 17:49:42 ID:hFVtQ8i6
あのー。読んでばっかりでしたがとうとう書きにきました。 携帯から書いても大丈夫でしょうか?
505 :
774RR :2005/06/02(木) 17:57:16 ID:2alVA3fE
ドゾー 私怨!
506 :
774RR :2005/06/02(木) 18:02:02 ID:hFVtQ8i6
では。最初はバイクが絡んできませんがお許しを。。 昔、私はバイクの免許も無くペーパードライバーだったので、彼氏の車の助手席が指定席だった。休みの日には二人でよくドライブをした。 四国に住んでいることもありツーリングのシーズンには手をあげて車を追い抜いていくライダーや、道の駅や観光地でたくさんのバイクを見かけた。
507 :
774RR :2005/06/02(木) 18:04:49 ID:61WozWRh
508 :
774RR :2005/06/02(木) 18:09:26 ID:hFVtQ8i6
私はバイクと、バイクから眺める風景に憧れを持っていた。 「バイクの免許取って遠くに行ってみたいなあ。」と私が言うと、バイクにはまるで興味のなかった彼氏はいつも 「バイクは危ないよ。行きたい所には車で俺が連れて行くよ。」と優しく言った。 そのたびに私は、そうだねーと(´・ω・`)と答えて口をつぐんだ。 今ではあの頃の自分をとても幼く感じてしまう。
509 :
774RR :2005/06/02(木) 18:12:41 ID:2alVA3fE
リアルタイムで つC!
510 :
774RR :2005/06/02(木) 18:16:26 ID:hFVtQ8i6
季節が流れやがて別れがきた。彼は他の女性に心がわりした。 「嫌いになったわけじゃないけどごめん...。」 コンビニの駐車場に停めた車の中で、彼は鳴咽して泣いた。私も泣いた。 色んなことがあったし、お互いに苦しんだが修復はできなかった。 私たちは婚約していたので後の処理は大変な苦労だった。 私は眠れない食べない生活の末、急性胃炎と疲労で倒れてしまった。
511 :
774RR :2005/06/02(木) 18:20:54 ID:hFVtQ8i6
また季節が移り変わり、一年経つと体は元気になった。だけど涙が出なくなってくると悲しみは虚しさに変わった。 旅行に出掛けても、お酒を飲んでカラオケではしゃいでも服を買っても、心にポッカリあいた穴はなかなか埋まることは無かった。 そんな冴えない日々を送っていた夏。私は自分を大きく変えてくれた人に出会った。
512 :
774RR :2005/06/02(木) 18:49:50 ID:D8Gw3f1a
513 :
774RR :2005/06/02(木) 19:07:23 ID:hFVtQ8i6
夕方、私は愛犬のナッツを連れて散歩に出た。 いつもの散歩コースの池のまわりはその年に工事があり、道が舗装されベンチが設置された。私は真新しい屋根のあるベンチに座り、持ってきたペットボトルの水を愛犬ナッツと分け合って飲んで休憩するのが習慣になっていた。 しかしその日、いつものベンチには先客がいた。 ジーンズに白いTシャツを着た男の人。そばには黒いバイクがとまっていた。 隣のベンチに座るのは何となく気がひけたが、ベンチは二つしか無いので隣のベンチに座った。 m(__)mまたまだ続きますが長くなりそうなのでまたあらためてきます。。
514 :
774RR :2005/06/02(木) 19:21:04 ID:e3qGsXY3
515 :
774RR :2005/06/02(木) 19:36:58 ID:hFVtQ8i6
>>514 ありがとうございます。
いい名前が思いつかない...ウーン(;´Д`)考えます
516 :
774RR :2005/06/02(木) 21:09:31 ID:+7Z0bQfz
>>515 んじゃナッツで。
あと、内容的に個人が特定されるような書き込みは注意ね。
愛犬ナッツ(仮名)とかにして。
517 :
774RR :2005/06/02(木) 21:40:40 ID:+NBtjYaK
《今日の国会中継 ジャスコ岡田と小泉総理のまとめ》 岡田「靖国参拝はやめるべきだ!A級戦犯がいるじゃないか!」 小泉「何度も言っている通り、戦没者の慰霊のためにいっている。 A級戦犯のためではない」 岡田「中国の皆さんは内政干渉をしているんじゃないんですよ!靖国参拝のために、 中国が安保理問題で日本に反対し、6カ国協議が停滞しているんだ!」 小泉「(悲しげな顔で)岡田さん、あなた自身は靖国神社に参拝することが悪いと 思っているんですか?それとも、中国が反対するから、靖国参拝に反対するん ですか?」 岡田「シンガポールだって悪いって言ってますよ!総理の靖国参拝が、東アジア共同 体の障害になっているんですよ!!」 小泉「岡田さん、私の質問に答えてくださいよ」 岡田「総理の選択肢は3つある。参拝中止、アジアの皆さんを完全に納得させて参拝 を強行、もしくは総理大臣をやめるべきだ!!」 小泉「靖国参拝と総理辞職を結びつけるなんて・・・。岡田さん質問に答えてくださいよ」 岡田「時間も少なくなってきたので郵政民営化に話をうつしますが」
518 :
774RR :2005/06/02(木) 22:05:29 ID:ViUea9io
全米が泣いた
519 :
774RR :2005/06/02(木) 22:39:45 ID:pt7RYXk6
>518 全米は泣き虫か? あちこちのスレでよく泣いてるよな。
520 :
774RR :2005/06/02(木) 22:57:19 ID:ggZ+O2u7
そんなことより降臨きぼんむage
521 :
774RR :2005/06/02(木) 23:02:32 ID:gRPg9std
俺は熊男さんの続きが気になる…。
待っててくれてる人も居るんですね、ありがとうございます。 ちょうど今書いてましたのでうpします。 続きです↓ 待ち合わせ場所の公園に俺の車を置き、彼女の軽に乗り込み部屋に向かった。その車内では彼女はほとんど口を開かず、会話の無いまま商店街の近くにあると言うアパートに向かった。 なんだか口を開かないと言うより、運転に必死で口を開けないような感じだった。それでも十分程でアパートの前に到着、建物は新築ではないが小綺麗な感じ。 彼女の後に付いて部屋に向かうと、ドアの横に見慣れた250ツアラーが置いてある。間取りは1DKで、いかにもな一人暮らしの部屋。家具はほとんどなく、ベッド、小さな本棚、14型のテレビ、PS2。後は冷蔵庫と洗濯機があるくらい、これで全てのシンプルな部屋だった。 冷蔵庫を開けながら彼女が『ビール飲む〜?』と聞いてきたので、 俺『いや運転が・・』と言おうとして気付く、これは泊まっていってくれと言う事か!? そうだ、そうに違いない! ちらりとベッドを見ると枕が二つ!もう間違いない! こうして止まらない妄想列車に乗った俺、明らかに落ち着きが無くなっていたw つづく
523 :
774RR :2005/06/02(木) 23:57:22 ID:+IAeNBjb
おお、熊男さ〜〜〜ん!
両手に缶ビールを持って、近づいてきた彼女が片方を俺に差し出した。俺はビールを持ったままの手首を掴んで、そろそろと片手で引き寄せる。 妄想の勢いに任せて力一杯引っ張りたい所だが、何せ体格が違いすぎる。壊れ物を扱うように優しく、あぐらを組んだ膝の片方にひょいと顔をこちらに向ける格好に座らせた。 彼女『何すんのよ〜プンプン』などと言っているのだが、顔中で笑っている。ここで初めてビールを受け取り、プルタブをカシュンと開けて乾杯。安い発泡酒だったが、とても美味く感じた。よく覚えている。 そこから暫しの間は、スレ違いなので(ry ・・・・俺の腕枕で微睡む彼女、俺は幸せだった。頭の中からはさっきまでの疑惑など、きれいに忘れ去られていた。 つづく 今日はここまでです、次もなるべく今週中にうpしたいと思います。 おやすみなさい。
525 :
774RR :2005/06/03(金) 00:08:07 ID:dF5quH2L
その略された部分が
支援下さった方ありがとうございます。書きながら名前を考えてきました!。携帯からなのでスローですがお許しをm(__)m
>>513 からの続き↓
男の人は煙草を吸いながら地図を広げて見ていた。ちらりとバイクのほうに目をやると◯◯(北陸)ナンバーだった。
私はペットボトルの水を飲みプラスチックの器にナッツの分も注ぎ入れて飲ませた。遠くに釣り人が見えるだけであたりは静まりかえっている。
そこへいつも会うおじいさんが現れた。おじいさんは柴犬のモモ(仮名)を連れて散歩に来ている。
私はいつものようにおじいさんとコンニチワと挨拶をかわした。ナッツとモモも犬どうしの挨拶?をして尻尾を振って喜んでいる。
「アンタのバイクか?大きいなー。」
おじいさんは男の人に話しかけ、同意を求めるように私にも笑顔を向けた。その時私は初めてその男の人の方を真っ直ぐ見た。
527 :
774RR :2005/06/03(金) 00:38:56 ID:Quy2+NIc
つ@@@@
眼鏡をかけた30代位の男の人は、 「そうですか。」と、照れ臭そうに言った。 それから男の人とおじいさんは話しをはじめた。 北陸から四国までバイクで3日前に帰省したのだけど実家にいてもすることがなくて、盆休みの間にブラブラとツーリングしようと思い、適当に荷作りして出て来たということ、今夜は友達の家に泊まること。おじいさんに聞かれるままに淡々と彼は語った。 私は曖昧に微笑みながら会話には加わらず、モモを撫でたりお手をさせたりしていた。おじいさんが行ってしまい二人だけになると気まずい空気が漂った。
寝る前に置いときますね つC
530 :
774RR :2005/06/03(金) 00:56:58 ID:jYDK6lpA
∧_∧ ( ・∀・)ワクワク oノ∧つ⊂) ( ( ・∀・)ドキドキ ∪( ∪ ∪ と__)__)
531 :
774RR :2005/06/03(金) 01:06:15 ID:yHc4qxnx
>528 リアルタイムに支援!やったぜ!
続き↓ しかし男の人がナッツを撫でると人懐っこいナッツはゴロンと寝転がり 「もっとナデれ」のポーズをしたのでギクシャクとしていた空気はすぐに和んでしまった。 私はバイク乗りに対してどことなくクールなイメージを持っていたが、彼にはシャイで穏やかな雰囲気が漂っていた。見た目を芸能人で言うとV6のイノッチが眼鏡をかけたといった感じだろうか。 「◯◯県(北陸)からバイクって、すごいですねー。」私は自然に話しかけていた。 。。。m(__)m今日はここまでです。またある程度書けたら書きにきます。 支援ありがとうございます!書いて初めてわかる苦労と支援の嬉しさ(ノД`)・゜・
533 :
サボテン :2005/06/03(金) 01:36:17 ID:EHVpBiku
気付くとイギリスにいる時間も残り少なくなっていた。時間が流れるのはとても 早いものだと、改めて感じた。そして、流れた時の中にはいつも直美ちゃんが、い た。大変な修行だったが、ここまで来れたのは直美ちゃんがいたからこそだった思 った。早く直美ちゃんに会いたい、そんな思いが俺の尻に鞭を入れてくれた。 ふと思い立ち、今まで直美ちゃんからもらった手紙を読み直してみた。いつも可 愛い文字で、遠く離れた日本の地元での出来事や、自分が思っていることを会綴っ てくれている。どんどん読み進んでいくと、ある日の手紙から文末に必ず、「愛し てるよ。大好きだよ」と書かれていた。それを見ると、少し恥ずかしくなり、手紙 を机の上に伏せた。自分も必ず、文末には「愛してるよ」と書いてはいたが、他人 に 愛していると言われると、やはり妙な気分になる。 時間を調整して国際電話なるものをかけてみた。直美ちゃんの声が聞こえてくる と、感激した。いつもは手紙のやりとりがメインだったから、久しぶりに聞く声は とても新鮮だった。「元気だった?」直美ちゃんは元気に俺に聞いてきた。もちろ ん元気だったが、上手く話せなかった。人と話すのは意外に大丈夫なのだが、直美 ちゃんと話をするときは、ちょっとだけ緊張する。好きな人の前では、どうしてか 何を話せばいいのか考えてしまう。「日本はどう?暑い?」直美ちゃんは一つ間を 置いてから、「うん、暑いよ。久しぶりに話せてすごく嬉しい」と、しっとりと答 えた。それは自分も同じだった。会いたくて会いたくて仕方なくなってきた。この 思いをどう伝えればいいか、会話しながら考えた。ストレートに伝えよう。そう思 い会話をぶった切って、言った。「会いたくて会いたくてどうしようもない。何か おかしくなりそうだ」本当にストレートだった。直美ちゃんは、え?と小さく声を 出し、静かになった。「私だって会いたいよ、毎日寝る前はあんたのこと考えてる よ」と、少し声を震わせて言った。俺はすでに涙が流れていた。「帰ったら一緒に いつもの峠走ろうな。俺も頑張るから、直美も頑張ってな。」何か吹っ切れて、素 直に言いたいことが言い出せるようになっていた。 つづく
534 :
サボテン :2005/06/03(金) 01:36:45 ID:EHVpBiku
仕事中にバスケットに花を寄せながら、いつも考えることがある。直美ちゃんは どんな花が好きなんだろうと。直美ちゃんはひまわりのように元気だけど、わすれ な草の花のように、可憐な部分もある。帰りにテムズ川のあたりでわすれな草を探 してみようと思った。その日は、ひまわりを使った寄せ植えを五つも作ってしまっ た。オーナーに訳を話すと、「それはそれでいいんだよ。誰かを思って作ると、普 段とは全く異なるデザインに仕上がる。私も妻を愛して、思っているからこそ美し い作品が出来ると思う」オーナーは俺の手を握って熱く語った。この言葉は生涯忘 れることのない言葉だった。(事務所に綺麗にレタリングして飾ってたりします) 帰りに自転車を押しながら、わすれな草を探した。ただの草は沢山あったが、な かなか見つからなかった。雑草の生えていそうな公園や、路地を探してみたがやは り見つけられなかった。だめだったか・・・と独り言を言いながら自転車を押して 帰った。 部屋に帰り、さっそく机に向かった。オーナーが言った言葉を忘れないうちに日 記に書き留めておいた。わすれな草を結局見つけることが出来なかったから、日記 帳に、わすれな草とひまわりの絵を描いてみた。なかなか上手く描けず、何度も消 しては描いての繰り返しだった。時間はもう9時だった。晩ご飯も食べずに、バッ グを肩にかけたままだったのに気付いた。それも無視して、取りあえず描いてみた が、ダメだったので。バイクに乗ってる直美ちゃんを描いてみた。自分で笑ってし まった。クラッチを描くのを忘れていたり、手足のバランスがおかしかったり、表 情が片桐はいりの笑った顔になってしまっていた。捨てようと思ったが、後で見れ ば面白いだろうなと思い、そのまま残しておいた。 ベッドに入り、オーナーが言った言葉を何度も呟いては直美ちゃんを思い浮かべ ていた。が、自分の描いた直美ちゃんが出てきて片桐はいりになっていき、ブッと 吹き出してしまった。その日の夜は、笑ったり考え事をしたりと、妙な夜だった。 つづく
535 :
サボテン :2005/06/03(金) 01:37:22 ID:EHVpBiku
帰国まで2週間を切っていた。直美ちゃんに帰る日を伝えると、直美ちゃんだけ で、空港に迎えに来るとのことだった。当初、みんなで迎えに行く予定だったらし いが、他の連中が気を利かせてくれたのだと直美ちゃんは言っていた。仲間の顔が 思い浮かんでくる。しばらく会ってないから、直美ちゃんの以外の連中にも会いた いなと思った。が、やはり一番会いたいのは直美ちゃんだった。 職場でオーナーや、同僚らがお別れ会を開いてくれた。もう二度とイギリスに来 るなよと冗談を言うヤツや、今度は私が日本に行くからと言ってくれる子、みなそ れぞれの言葉で送り出してくれた。オーナーがよく頑張ったなと言いながら、包み を渡してくれた。包みを開くと、テラコッタの鉢が二つ入っていた。「君と君の恋 人に何か作りなさい」と言われて涙した。他のみんなも色々とプレゼントしてくれ た。俺がバイクが好きだと言うことを知って、グローブをくれる人もいた。その日 は最高な夜だった。 別れを済ませ、ゆっくりといつもの歩道を、自転車を押して歩いた。直美ちゃん と歩いた道までやってくると、直美ちゃんがイギリスに来たときのことを思い浮か べていた。日本の地元には、こんな洒落た場所はないけど直美ちゃんとどこかを二 人で歩きたいな、と考えていた。一緒の時間を過ごした公園を見ながら、いつもの アパートに帰った。 部屋に置いてあったものは、全て日本に送り返していたし、借りた家具や家電も 全て返していたから、部屋の中はガランとしていた。布団も返してしまったから寝 るときは寝袋で寝ていた。唯一残った、備え付けの机で日記を書いた。イギリスで 書く日記も、あと少しで終りだった。最後にと思い、英語で綴ってみた。喋るのは 完璧だが、書くのは少し不安だった。 日記を書き終えると、眠くなりそのまま机に突っ伏して寝ていた。起きると、日 記帳によだれの染みが出来ていた。寝袋に入り、日本にいる直美ちゃんを思いなが ら寝た。もう少しで会える、もう少しで一緒にバイクで走れる。そう頭の中で言い いながら、眠ってしまったようだった。 つづく
536 :
サボテン :2005/06/03(金) 01:39:17 ID:EHVpBiku
本当にあともう少しで終りそうです。毎回もう少しもう少しと言ってるような 気がしますが、本当にあともう少しです。ダラダラですいません。 今日はここまで。お休みなさい。
537 :
774RR :2005/06/03(金) 01:58:43 ID:NHB11qXe
…もうすぐ終わっちゃうのかぁ。 結末を知りたいけど、終わってしまうのが悲しくもある。 花好きのサボテン氏に合わせて、ジャパハリネットのジオラマの花を聴きながら、しんみりと読んでます。 あと少し、頑張って下さい。
538 :
774RR :2005/06/03(金) 02:07:38 ID:9Sie5oWA
サボテン乙。 いつも思うけど、しっとりした文章でいいね。 おれはBGMDefTechだから雰囲気でねぇ・・ 場違いでスマン。
539 :
774RR :2005/06/03(金) 04:12:49 ID:fhIFwfrT
乙です。
540 :
774RR :2005/06/03(金) 06:28:46 ID:QlpUcBjl
ついにイギリスでの話しが終わるのか!? 乙です。
541 :
774RR :2005/06/03(金) 08:30:01 ID:UPCrb6Et
うお、出動前にたくさん投下されてる 帰ってからの楽しみだな
やってました〜
>>532 続きです↓
「夏はだいたいバイクで帰省しますよ。帰省を兼ねたツーリングかなw。まあこの距離ならすごくもないですよ。」
私「へ〜そんなもんなんですかー。」
「ここ、バイクで走ってて煙草が吸いたくなったから何となく停まったんだけどきれいですよねー。」
「工事の前は、草がぼうぼうだったんですよ。私はその時の方が好きだったんですけど。でもベンチがあるのは良いですね。」
私がベンチの背にもたれると、彼も少し遠慮しながら隣に並んで座った。
ナッツを連れているからなのか私は不思議と緊張していなかった。
続き↓ 彼は自分のバイクがZZRという名前であることや、学生時代からバイク好きだったことなどを話した。 「バイクに乗ってみたいけど運動神経が無くてトロいし、原付も乗ったことがないからなあ...」と私が溜め息をつくと 「その気にさえなれば、誰でも免許取れますよ。全然大丈夫。なんなら...試しにオレのバイクにまたがってみますか?w」と言いだした。 私は驚いて最初は遠慮したが、本当は乗ってみたくてワクワクした。 私はナッツの紐を彼に預けて、そおっとバイクにまたがらせてもらい恐る恐るハンドルを握った。 彼は 「せっかくだからエンジンもかけようか。」と、ポケットからキーを出し、エンジンをかけた。ナッツは音に驚いて興奮したのか、跳びはねてキャン!と吠えた。 。。m(__)m続きがありますがまた書いたらきます!
544 :
774RR :2005/06/03(金) 13:50:29 ID:qWuubu1S
∧_∧ ( ・∀・) ワクワク oノ∧つ⊂) ( ( ・∀・) ドキドキ ∪( ∪ ∪ と__)__)
545 :
774RR :2005/06/03(金) 14:32:26 ID:I+m7HeYU
「両手でハンドルもってスタンドを上げて。左手のレバーを一杯まで握って、左足のレバーを一回踏み込む。」 「右手のアクセルの回して、メーターが9のところになるように調節して………パッと左手を、うわっ、なにをすdgJMふじこja ga…
546 :
774RR :2005/06/03(金) 15:01:52 ID:pEbw9ydC
>>543 ZZRキターーーー。
続きを楽しみにしてまつ。
>>545 それやった事あるよ・・・(´・ω・`)
こんばんは。誰か見てくれてるかな?? 543>> の続き↓ 私は生まれて初めてバイクにまたがりエンジンの振動を体に感じた。嬉しくなって気がついたら顔が笑っていた。このまま走り出すことができたらどんなに楽しいんだろうか...。 その後、彼は北海道のツーリングの話をしてくれた。キャンプ道具を積んで夜に出発し船の中で寝る話。ピースサインの話。。 私は北海道に行ったことも無ければテントで寝たこともなかった。ピースサインというライダーの挨拶もその時に初めて知った。 「ツーリングから帰ると遊び過ぎた子供みたいにヘトヘトになる。もういいかげんいい年なんだけど、バイクは降りられないねw。」「今、おいくつなんですか?」 彼は私より11才年上だと言う。年齢よりずっと若く見えたがそう言われてみると低い静かなトーンで話すせいか落ち着いた雰囲気もあった。 日が沈みかけた頃、私は腰をあげた。 「バイク、ありがとうございました。」 。。続
548 :
774RR :2005/06/03(金) 18:14:40 ID:UPCrb6Et
みてるよ
>>548 ありがとう!
続き↓
彼は慌てたように
「こっちこそ。」と立ち上がり財布から一枚の名刺を差し出した。
「もし本当に免許を取ってバイクに乗るんなら、わかんないことがあったら連絡下さい。ちょっとは役に立てるかも。」
名刺の会社は聞き覚えのある会社だった。名刺には
...部...課「○○ 春樹」と書かれていた。(※仮名です)
私はびっくりしたが「ありがとうございます。」と言って名刺受け取った。
春樹さんは名刺の裏に
「会社のメールでもいいけどオレの個人用のも書いとくね。」
と言って携帯番号とアドレスも書いてくれた。私の携帯番号やアドレスは聞いてこなかった。
私は近くの神社のそばに住んでいること、0Lをしていることなどを話した。
。。続
>>続き 「バイクは面白いよー。」別れ際、春樹さんはそう言ってニコッと笑いナッツを撫でた。 ナッツはグローブをした手が気に入ったのか気に入らなかったのか春樹さんのグローブにじゃれて噛み付いた。 「コラッ!...スミマセン(汗)」ナッツを叱ると春樹さんは 「散歩の邪魔してゴメンなー。」 とナッツの顔を両手で包んだ。メットで目しか見えなかったが優しい目をしていた。 黒いZZRにまたがり走り去っていく春樹さんの姿は、あっという間に見えなくなった。私は名刺を手に持ったまま突っ立ってボーっと見送った。 。。まだ話は続きますが今日はここまでです。m(__)m
551 :
774RR :2005/06/03(金) 19:17:09 ID:32GnW5JX
Z!
552 :
774RR :2005/06/03(金) 19:17:40 ID:QjIgse1/
乙!!! 名作の予感。
553 :
774RR :2005/06/03(金) 20:42:57 ID:syUiwzIn
>>冬子 何かいいね…。 そういうの好きだな〜 その後の展開にスゴク期待してます。 焦らず、ゆっくりゆっくり書いてね(・ω・)ノ
554 :
774RR :2005/06/03(金) 22:35:01 ID:M5ZfHQUD
名犬の予感・・・
555 :
ラッシー :2005/06/03(金) 22:58:06 ID:dF5quH2L
わん。
浅い眠りから覚めた彼女は、『ねぇ、泊まってくでしょ?』。俺は即座に『うん!』と答えた、よっしゃ〜初めてのお泊りだ! 翌日は仕事で、職場までは車で1時間半の距離だが気にしない。朝いつもより、早起きすればいいだけの話だ。 それから二人で近所のスーパーに買い物に行き、二人で親子丼を作って夕食。食の細い彼女は茶わんで一杯しか食べなかっが、丼で三杯食った大食いの俺をみてすごいすごいと大喜びしていた。 食後はPS2で対戦格ゲーに熱中、彼女がかなりのゲーマーであることも判明したw 彼女は対戦で負けると、口をへの字にして悔しがる(-へ-#)。まあそんなこんなで夜も更けて、ベッドに入って彼女を腕枕し(ry ・・・んで翌朝、当然の様に寝坊〜遅刻〜居眠りの3連コンボ。先輩や上司に一日中怒られっぱなし、でかい図体を小さくして恐縮していた。 でも心のなかでは(・∀・)ニヤニヤ それからは休み前の晩から泊まりに行き、仕事が始まる日の早朝に帰る生活が始まった。 つづく
週末同棲とでも言えばいいだろうか、そんな生活が始まって一ヵ月くらいたったある日の晩の事。 彼女の部屋でゲームをしていると、どうも彼女の様子が普段と違う。 気になって『どうした?』、と尋ねてみると『ううん・・何でもない』と言う答え。俺は彼女の方に向き直り『何でもない顔じゃねえぞ、何でも聞いてやるから言ってみろ!』と、やや強い口調で言った。 すると彼女は、これ以上ない位言いにくそうにしながら。 彼女『あのね・・・実は言わないで済むのならそうしたかったんだけど』 俺『・・・・』 彼女『やっぱり、熊男さんには嘘をつけない、好きな人に隠し事出来ないよ・・・』 俺『・・・・』 彼女『あのね・・・結論から言うね、・・・・あたし、離婚する事にした』 意外な事に俺は冷静だった、お互いにしばらく口を開かず沈黙が続く。 彼女『驚かないって事は、やっぱり気付いてたのね?』 その質問で沈黙を破った彼女。 俺『まあ・・・ね』 それから、彼女の長い告白が始まった。 つづく
558 :
774RR :2005/06/04(土) 00:44:27 ID:9rfoyyHk
熊男さん つC
みなさん支援ありがとうございます、続きはまた明日以降にうpします。 ではおやすみなさい。 >>四国冬子さん 俺も楽しみにしてますよ! つC
561 :
774RR :2005/06/04(土) 01:49:00 ID:ZNv1Gamh
リ、リアルでとおもたら...。 つC 置いておきます。
562 :
774RR :2005/06/04(土) 04:04:46 ID:1IEAmlhM
カナリ期待age
563 :
774RR :2005/06/04(土) 10:35:41 ID:iXD44hSN
564 :
774RR :2005/06/04(土) 16:40:04 ID:FJXevzMS
コテの呼び捨ては普通でしょ。 とかいいつつ、 熊男さん、冬子さん、乙です。 続き期待してます。
読んで下さってる方、ありがとうございますm(_ _)m呼び捨てもオッケイです〜
>>553 アリガトウゴザイマス!どこを略したり縮めて良いものやら解らなくてどんどんこ長くなってます
(´・ω・`)アラララ
熊男さん、楽しみに読んでます
>>550 からの続き↓
夏の間、何度も春樹さんの名刺を出して眺めたが連絡はしなかった。
街でバイクを見掛けると目で追って春樹さんを思い出していた。
私には免許を取りに行く勇気も、連絡する勇気も、無かった。私は自分に自信が無く、婚約者に振られてからは自分のことが嫌いになっていた。
赤皮のパスケースに春樹さんの名刺を入れて毎日持ち歩いた。
このまま春樹さんのことを忘れてしまえば、名刺はただの紙切れになってしまう。。
続く
9月の終わり頃。会社の所属の課でミスがあった。早くやり直さないと提出期限には間に合わない。 課長は「任せるよ〜頼むよ〜。」 を繰り返しさっさと帰ってしまう。私は連日ひとりでパソコンに向かい続けた。 夜中、会社を出ると芯から疲れきっている。 トボトボと歩いてタクシー乗り場へ向かった。 今年も夏が終わったなあと思いながら空を見上げると月が綺麗だった。 (私、何をやってるんだろう...。) 無性に春樹さんに会いたいと思った。 一度しか会っていないのに、春樹さんの存在が私の中で大きくなっていた。 続
567 :
774RR :2005/06/04(土) 17:16:38 ID:FJXevzMS
つC
10月。私は意を決してATMでお金を下ろし、自転車をこいで教習所に向かった。 お金さえ払ってしまえばもうやるしかなくなる!...そんなヤケに近い気持ちもあったかもしれない。 家族や友達に言わずにコッソリ申し込んだのは、「無理」「危ない」とか言われて気持ちが揺れるのが怖かったからだ。 受付で申込みを終え、順番があべこべなのだけど見学をさせてもらった。 車の免許を取りにきた時はじっくり見たことも無かったが、二輪の教習場は意外に狭く、バイクが大きいように感じた。見たところ転んでいる人はいない。 (こんな難しそうなことがトロい私に出来るのかな??) テニスをすればホームランか空振りばかり。スケートは私だけが最後まで滑れ無かった。。そんなトロい歴史が急に蘇る。 不安にかられた私は、リュックからお守りのように持ち歩いていた春樹さんの名刺を取り出し、春樹さんの携帯アドレスにメールを送った。 緊張して打つのに時間がかかった。 続
続き↓ 【...覚えてますか?冬子です。...(中略)実は今日、ついに教習所に入校しました!緊張して不安だらけです(>_<)...】 返信が無かったらどうしよう...。あれから1ヵ月以上は経っている。ポケットの中で携帯をそっと握った。 10分位するとポケットで携帯がブルブル震えてメールが返ってきた! 【久しぶり!メールありがとう。 やっぱり免許を取ることにしたんだね!そんな気がしてました(^-^)。 心配しなくても必ず乗れるようになるよ大丈夫!...】 春樹さんのメールには靴や服装のアドバイスも書かれていた。 【...転んでも怪我しないような服。ジーパンとか持ってるかな?靴は底が滑らないヤツ。出来れば足首まで隠れる靴がいいね。...ガンバレ!】 帰り道、自転車をこぎながら鼻歌を歌っていた。 止まっていた時間が動き始めたような気がした。 。。m(_ _)m話しは続きますが今日はここまでです。
570 :
774RR :2005/06/04(土) 17:45:05 ID:uQhSRSzf
>四国さん 試演!
571 :
774RR :2005/06/04(土) 17:51:31 ID:aKk3H3ek
>冬子 結婚してくれ!
572 :
角川 :2005/06/04(土) 19:33:08 ID:Rt5otL0r
>>571 冬子は俺のもんだ、貴様なんぞには渡さん!
573 :
774RR :2005/06/04(土) 19:45:18 ID:6t7OYz1m
喧嘩は良くない。みんなで仲良く分けなさい。 by冬子の乳より
574 :
訂正 :2005/06/04(土) 19:47:23 ID:6t7OYz1m
乳→父
575 :
774RR :2005/06/04(土) 19:57:41 ID:vM/8eZ00
君ら、はしゃぎ過ぎw
576 :
774RR :2005/06/04(土) 20:36:43 ID:lUe4oooG
WW2OLやりつつ支援
>>冬子タソ つC 続き↓ 少しずつ、絞りだすように話しだした彼女。 長い夜が始まった。 彼女『あたしは高校を卒業して、○○○○(社名を言えば誰でも知っている家電メーカー)に就職したのね。それでね、製品の検査をする部署に配属されたの。 入社して1年くらいは、仕事を覚えるのに精一杯。免許を取ってバイクに乗り始めたのは仕事に慣れて、少し余裕が出てきた2年目の春だったの』 俺『今のバイクはその時に?』 彼女『ううん、最初は中古のアメリカンだった。でも凄いカスタムしててね、ぶらさがるようなハンドルでベタベタにローダウンしてたの。 すんごく乗りにくかったから、半年くらいで売って今のツアラーにしたの。イージライダーって映画知ってる?あれに憧れててね(ry』 俺は話がそれて来ても何も言わず、話したいままに話させていた。そんな訳で彼女は、しばらくハーレー・ダビッドソンへの憧れに付いて熱く語っていた。 つづく
578 :
774RR :2005/06/04(土) 21:10:20 ID:pvpUNEGF
OSインストールしてるので携帯から… つC
579 :
774RR :2005/06/04(土) 21:10:39 ID:pvpUNEGF
OSインストールしてるので携帯から… つC
580 :
774RR :2005/06/04(土) 21:13:10 ID:pvpUNEGF
すみません。接続途中で下げ損ねてるのに気付き、中止して再度カキコしたらダブってしまいましたm(__)m うぅ〜…激しくすみませんm(__)m
581 :
774RR :2005/06/04(土) 21:13:29 ID:pvpUNEGF
すみません。接続途中で下げ損ねてるのに気付き、中止して再度カキコしたらダブってしまいましたm(__)m うぅ〜…激しくすみませんm(__)m
ハーレー話が一段落すると、また話が元に戻った。 彼女『でも周りにバイク乗る人が誰も居なくてねぇ、いつも一人で走ってた。バイクは楽しいんだけど、 仲間と楽しそうにしてるバイク乗り達を見てるとちょっと寂しくなったりもしたよ。』 俺『(うんうん)無言で頷く』 彼女『そんなときに、あたしの部署に新人が配属されたの。地方出身の男の子、二つ年下でひょろりと背が高い子。そう、熊男さんと同い年。その子が高校時代に原付乗ってたって言ってたのね、 大きいバイクにも乗りたいとか言っててね。二人でバイクの話ばかりしてたわ、それでそのうち自然に付き合うようになって・・・・それがいまの夫』 俺『・・・・・』 彼女『付き合い初めて、すぐ彼も免許とって。二人であちこち走ったわ、そのまま付き合い初めて何年か経った。』 彼女『んで、一昨年プロポーズされた。田舎に戻って家業を継がなきゃならない、俺と一緒に来てくれって・・・悩んだけど、去年の春結婚してこっちに来た。』 彼女『彼の実家近くのアパートで、暮らし始めたんだけど・・・』 そこからは、特に話すのが辛そうだった。 彼女『楽しかったのは最初だけ、一ヵ月もすると様子がおかしいのに気付いたわ。 私がいる時には携帯の電源を切るようになって、パチンコしに行くと言って頻繁に出掛けるようになった』 つづく
彼女『でも去年の夏に、あいつが風呂に入ってるときに携帯のメールを調べてみたの。たまたま電源切るの忘れてたみたい、 すんなり見れたわ。そしたら出てくる出てくる、浮気の証拠なんてもんじゃないわね。』 彼女『二人の将来を真剣に考えたいとか、奥さんには申し訳ないんだけどとか・・・ なんか浮気って言うより・・・本気で私と別れさせて一緒になりたいみたいだった』 彼女『風呂からあがってすぐに問い詰めたわ、するとあいつ即座に土下座して私に謝ったの。ただの女友達なんだ、 本気になられて俺も困ってる、もう絶対会わないし連絡もしないから信じてくれって私に言ったわ』 彼女『それで、今回だけは許すって事にしたの。でもそれから夫婦仲がぎくしゃくしはじめて・・・また一人でバイクに乗ることが多くなったの、そんな時に一人で道の駅にいる私をナンパしてきた、おっかない顔した大男が熊男さん・・・』 俺『うぅ・・・ナンパのつもりでは無かったのだが・・・』 彼女『いえ、間違いなくナンパされましたw』 つづく
今日はここまでです、次回はまた明日以降に。 明日は用事で朝3時起きなのでもう寝ます、おやすみなさい。
585 :
774RR :2005/06/04(土) 21:48:41 ID:6t7OYz1m
>584 お疲れ様です。 ちなみに俺もナンパだと思います。 ナンパのできない自分には熊男氏が羨ましいです。
586 :
774RR :2005/06/04(土) 22:48:15 ID:FOuE9rQP
熊男のなれそめ何スレ目? どんな莞爾が読みたくなってきた
587 :
774RR :2005/06/04(土) 22:59:56 ID:HpsakSoa
588 :
774RR :2005/06/05(日) 01:24:14 ID:BngInscf
スレの内容と関係ないけど。 「支援」って連続投稿規制を回避するためのものって解釈で合ってるよね? もし、話の腰を折りそうだから連続投稿が全部書き込まれてから レス書こうとか思ってるんだったら、無用な気遣いかな。 いい合いの手あったりすると、話も盛り上がるよね。
589 :
774RR :2005/06/05(日) 04:54:20 ID:YO8/IXyr
>588 おまえ日本人か?
590 :
774RR :2005/06/05(日) 05:55:24 ID:il1aqOfp
つC ウチのマックでは”つ(水)”に見えているんだが (水)の所って本当はなんて書いてるの? 本当に水あげてるだけならゴメン。
591 :
774RR :2005/06/05(日) 06:04:26 ID:R67A5L2d
>>590 まる(図形)の中に4という数字が書かれてる。支援の4という意味みたいでつよ。
マックで見ると機種依存文字に引っかかってしまうんでつね、これも。
592 :
590 :2005/06/05(日) 06:18:14 ID:il1aqOfp
593 :
774RR :2005/06/05(日) 07:36:48 ID:ECuZGDCA
支援の4というか四円って意味じゃないのか
594 :
774RR :2005/06/05(日) 08:23:41 ID:R67A5L2d
>>593 それだ!!!!!Σ(゚Д゚;)
言われてみて初めて気が付いたよ・・・。
595 :
774RR :2005/06/05(日) 09:19:40 ID:4GNt6aTF
金欲しいって書いたらたいてい (・∀・)つI ←こういうレスが付くしな。
596 :
774RR :2005/06/05(日) 09:30:08 ID:EhH7TAyf
>>590 >本当に水あげてるだけならゴメン。
ワラタw
つ(水)
597 :
774RR :2005/06/05(日) 10:10:45 ID:4GNt6aTF
よーし俺も支援するぞ つ(水)
お水頂きます〜 読んで下さってる方、ありがとうございます。続きを書きました。m(_ _)m 他の書き手さん続きを楽しみに待ってます! では続きを...
>>569 続き↓
入校はしたもののバイクに乗ることは簡単ではなかった。(特に私には。。)
驚いたのはバイクの重さ。400ccでこの重さならば春樹さんのバイクはどれくらい重いんだろうと思った。
最初は慣れることで精一杯。エンストしてはフラフラ転ぶ。クラッチは話にならないほど使えない。
怖いと思うとどうしても見てはいけないほうを見てしまう。
8の字の時に8の丸の中に突っ込んで行き、他の人がぐるぐる回っているから出られない事も一度や二度ではなかった(゚-゚;
足は青アザだらけになり、スカートがはける状態ではなくなった。会社の制服はスカートだったが、アザを隠すために黒や紺色のタイツを穿いてごまかした。
私は今更ながらバイクのことを何も知らないことに気がつき、慌ててバイクの雑誌を買って猛然と読み始めた。
乗る事を楽しむ余裕はまだまだ無かったが、乗り方のコツやわからないことを春樹さんにメールするのが楽しみになった。
続
春樹さんに毎日メールした。 【...転んだらバイクを起こすのに時間がかかって、乗る時間が他の人より少ない気がします(T-T)...冬子】 【...腕の力だけじゃなくて腰の右側をしっかり車体に当てて押すようにしたら楽に起こせるよ。女の子は腕の力が弱いから大変だと思うけど要は慣れだよ(^-^)...春樹】 春樹さんは仕事が忙しいらしく家に帰るのが遅い。 私のメールが負担にならないように長めの文を書き、最後におやすみなさいと書いてチャット状態にならないように気をつけた。 お互いに携帯番号を知ってもどちらも電話をしようとはせず、メールだけのやりとりが続いた。 でも私はメールが返ってくるのが嬉しくて、メールがだけで十分満足していた。 まだ話は続きますがとりあえずここまでですm(_ _)m
601 :
774RR :2005/06/05(日) 11:41:12 ID:3gL6fawt
つ(水)
602 :
590 :2005/06/05(日) 12:12:24 ID:il1aqOfp
冬子さんに つ(水) そして俺はイモーン
603 :
774RR :2005/06/05(日) 15:51:41 ID:1x17yYtt
つ(湯)
604 :
774RR :2005/06/05(日) 16:20:51 ID:0lct9/AF
ジャー____ ヘ⌒ヽフ つ/__ o、 |、 ( ・ω・)ノ .ii | ・ \ノ ( □| ・ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
605 :
774RR :2005/06/05(日) 16:28:20 ID:wZgVx5ex
つ【黒や紺色のタイツ】
606 :
774RR :2005/06/05(日) 19:41:28 ID:amA0+GI6
つ(油)
607 :
774RR :2005/06/05(日) 20:13:28 ID:DPG5lE8d
∧_∧ ( ・∀・) ワクワク oノ∧つ⊂) ( ( ・∀・) ドキドキ ∪( ∪ ∪ と__)__)
608 :
774RR :2005/06/05(日) 21:50:20 ID:VGW91yEl
(ーー)_旦~~
609 :
774RR :2005/06/05(日) 23:27:23 ID:553PsN41
つ(ガンジス川の天然水)
610 :
774RR :2005/06/05(日) 23:45:10 ID:JR1+Sr+r
つ(g)
611 :
774RR :2005/06/06(月) 01:24:09 ID:7BQYw5La
612 :
480 :2005/06/06(月) 02:14:21 ID:/zEIg8ZT
掛川から新幹線で帰ってくるといつも思う。 別れる時が辛い。 中距離でも1ヶ月会えないのは寂しい。 そして、バイクに乗りたいと…。 いつかはバイクで会いに行きたいです。 「東京〜掛川ならいつでもバイクで会いに行けるじゃん」って思う人もいるかも知れませんが航続距離が短くて高速に乗れない2スト原二乗りの俺には立派なロングツーリングになりそうです。 近々2スト250かリッターツイン購入を考えてますが、買う前に今のバイクとの思い出作りを兼ねて一度は行ってみたいです。
613 :
774RR :2005/06/06(月) 02:35:13 ID:NccCQBmb
>>612 つ(燃料)
つ(オイル)
つ(メシ)
つ(スレ住人の生暖かい目)
614 :
774RR :2005/06/06(月) 04:32:44 ID:DG8T7rkL
つ(ugokukokoro)
615 :
774RR :2005/06/06(月) 07:56:43 ID:Pe80xfR5
つ(コンドーム
こんにちは〜読んで下さってありがとうございます。
つ(続き)
>>600 から
教習所に通い始めてしばら経った頃。帰りの駐輪場で「冬子姉ちゃん?」と呼び止められた。振り向くと幼なじみのアキオ(※仮名)が立っていた。
一学年下で年がさほど違わないのに小さい頃からアキオは私の名前に姉ちゃんを付けて呼んだ。
「アキオ?ナンデー!?」
地元の高校を卒業して大阪の専門学校にすすんだアキオとはいつしか疎遠になっていた。
アキオとは家が近く、中学まで一緒。親同士が仲が良くうちもアキオの家も共働きだったので、うちの姉妹とアキオの妹の4人でよく遊んだ。
アキオは小さい頃から女の子みたいな可愛い顔をしていて、ささいなことですぐ泣くのがちょっと面倒だったが、他の男のコと違ってアキオは女の子に優しかった。
「オレ東京で就職してたんだけどやめてこっち帰ってきた。」
続
アキオの髪はツンツン立ち、細身のパンツをさりげなく着こなし、手にはシルバーアクセサリーが光っていた。 「なんかアキオ見違えた。お洒落になったね。背もいつのまにか高くなったし。」 アキオ「オレ、車の免許取りに来てんだ。」 私「嘘!?今まで免許なしだったの?..私もペーパーだけど。。」 私の街では大型店は中心から離れた郊外に固まっていて、車を持っていないほうが珍しがられる環境にある。 アキオ「ウルセ〜w、忙しかったし向こうじゃ経費かかり過ぎだし、車無くても困らないもん。...冬子姉ちゃんは?」 「うん。中型バイク。」 「マジで!なんでまた?」 「ん〜何となく...。」 アキオは不思議そうに私を見たが追及もしなかった。 「へぇ〜バイクが好きとは知らなかったな。でもカッコイイ!...あ、二人とも免許取れたらお祝いに飲みに行こうよ。」 アキオはシートからスポンジが飛び出た赤い原付にまたがった。 「これからバイト。そこのビデオ屋でバイトしてるから今度来てよ。」 「うん、じゃあね。」(アキオなんか感じが変わったかな〜やっぱり東京に住むと垢抜けるのかな) 続
618 :
774RR :2005/06/06(月) 15:19:22 ID:zUKVyTsO
C
教習所ではみんながどんどんハンコをもらって行く中、私はカメ並の遅さではあったが徐々にコツを覚えて行った。 しかし慣れてきたと思った矢先、スラロームの最中に派手に転倒。。 怪我も無かったのに、それからはスラロームが出来なくなってしまった。焦れば焦るほど体が硬くなりクランクも一本橋もガタガタと失敗してしまう。コロコロ転がっていくパイロンが憎たらしく思えて自分が情け無くなった。 その日も克服出来ないままに教習を終え、がっくりしながら事務所に寄るとアキオに会った。 「さっき教習受けてるの見てたよ。スンゲーカッコ良かったーやるね♪」 「ちょっとー。こっちは真剣なんだからね〜。」 「ごめん。マジだってば。本当にそう思ったんだってばー、ルパン三世のフジコって感じ?。」 「えーいウルサイわ〜。」 それから二人で家の近くの好み焼屋に行った。 続
ハフハフお好み焼きを食べながら、アレコレ他愛もない話をした。 やはり教習所の話しになり、コワモテの先生の奥さんは元教習生で今もラブラブとかそんな話をした。 私がなかなか上達しないと愚痴をこぼすと、アキオは急に真面目な顔になり 「そっか...。でも冬子姉ちゃん見てたらさ、カッコイイなー頑張るなあーって。マジで思ったよ、オレ。なんていうか必死こいて頑張るってタイプじゃないと思ってたからさ。」 私は何だか急に泣きそうになってしまい、ヘラヘラ笑いながら水を飲んでこらえた。 店を出て何となく私は自転車を、アキオは原付バイクを押して歩き出した。 「アキオは何で仕事やめたの?」 「うーん。オレ、○○(大手通信系列会社)に出向してたんだけどさ...」 アキオはプログラマーをしていたが、あまりの残業の多さや嫌味な上司に嫌気がさし、ノイローゼになりかけたのだそうだ。 「すっげぇビルで、ハンパじゃないの社員の数が。最初は誇らしかったんだけどな...。」 アキオは隣の部署の人が鬱病になった末に自殺をしてしまったのを機に、辞めるとキッパリ決めたそうだ。 「オレ、まだ死にたくないねぇし。」 うちは母親しかいないしな〜とアキオはポツンと言った。 アキオのお父さんはアキオが小4の時、ガンで亡くなった。おじさんのお葬式の日、泣き虫だったアキオが妹のアッコちゃん(※仮名)と並び、目を腫らして参列している姿を私は思い出していた。 家が近づいて分かれ道の角が来た。 「じゃ〜なバイク頑張りなよ♪」 アキオが四国に帰ってきた本当の心のうちを、その時の私は知らなかった。 。。今日はここまでデス。m(_ _)m
621 :
774RR :2005/06/06(月) 16:00:51 ID:tDZtIyIv
新キャラ登場! おもろいぜ冬タソ
622 :
774RR :2005/06/06(月) 16:03:09 ID:6DwDLoO/
つ(水) 激しくZ!冬子さん文章うまいね。
623 :
774RR :2005/06/06(月) 19:16:15 ID:YPpPVcYn
つ(水) 熊男サンも冬子サンも意外な新キャラ登場で予想を(イイ意味で)裏切られまくり。 どっちも読んでて面白いです。
冬子さんの文章、読ませるなあ。 それよか皆の支援が「つ(水)」になってるのにワラタw
625 :
774RR :2005/06/06(月) 21:30:55 ID:VCsnyuXu
紫煙○o。.-y(´Д`)y-.。o○ブハー 冬子さん乙!
626 :
774RR :2005/06/06(月) 21:55:05 ID:niWhkVMu
かなり進みますたねぇ〜まとめサイト 乙です ( ^‐^)_且~~ ( ゚∀゚)∩ カヲルさんの恋愛話 工事中?
>>626 dクス
現在6th Loveを編集中です。
カヲルさんの恋愛話は、話の終わり頃に「まとめサイトにはうpしないでほしい」
という本人の書き込みがありまして、そのレスを見るまで気づかずうpし続けて
しまったわけで…orz
それで、急いで削除したのであんな形になってしまいました。
今はトップページのリストからも削除しています。
628 :
774RR :2005/06/06(月) 22:35:46 ID:huNtXbTz
まとめサイトの管理人も乙!
629 :
774RR :2005/06/06(月) 23:33:50 ID:H/SCn3j7
つ(肉)(肉)(肉) つ(餡)(餡)(餡) 某スレで余ってたので… よろしかったらどうぞ。
630 :
774RR :2005/06/07(火) 02:51:23 ID:o0xbyiQl
つ(酒) ウンウン…最近の燃料はおもしろい(・∀・)
631 :
774RR :2005/06/07(火) 15:51:50 ID:bfogleUj
作者取材の為「冬子の恋」はお休みしますのか?
こんにちは。続行でよろしくお願いします〜。銀のスカG@雪国さん嬉しいです〜m(_ _)m
つ(続き)
>>620 から↓
教習所に通い出して1日置きに春樹さんとメールをやりとりしていた。
私は春樹さんからメールが来ると嬉しくて、携帯を取り出しては何度も読み返した。
教習のことやバイクのことを手紙のような感じで夜に書いて送ると、春樹さんから翌日に返信が返ってくるのがパターンになっていた。
【元気ですか?今日は小雨が降る中の教習だったので急制動が怖かったです(>_<)!
最近は少し落ち込み気味かな...やっとうまく行きかけたのにまた逆戻りして下手になった気がします。。(-.-;)(略)冬子】
春樹さんに今日のメールを送信し、足にベティキュアを塗った。これが乾いたらそろそろ寝よう〜と思いながらバイク雑誌をめくる。
携帯がブルブル震えた。
春樹さんからのメールだった。
【今、電話してもいいですか?春樹】
私は「ちょっと〜☆?」とか「キャー♪!」とか枕に顔をうずめて奇声?をあげながら足をバタバタし、しばらくひとりで興奮した。半乾きのベティキュアはヨレて塗り直し。。
それまで春樹さんと電話で話した事は一度も無かった。
続
633 :
774RR :2005/06/07(火) 16:08:18 ID:0cdGe2bj
つ(水)
毎日メールしているとはいえ内容は色気のないバイクの話ばかり。。 春樹さんは私に「彼氏いるの?」とは聞かなかったし、私も春樹さんに「彼女いるんですか?」とは聞けなかった。 聞いてしまったら今の状態が変わってしまいそうで不安で、怖かった。 もっと正直に言うと、もし彼女がいたとしても、せめて免許を取るまでは知りたくないという少々ズルイ気持ちも、確かにあった。 (...全く。私は何を期待してるんだろ。。しかも◯◯県(北陸)と◯◯県(四国)じゃ簡単に会えもしないのになー。。) 【電話大丈夫ですよ(^^)冬子】 返信を送ってからしばらく、携帯をじっと見つめ続けた(._.;)。携帯がブルブルと震える。 「もしもし。冬子ちゃん?」 「あ、ハイ。こんばんはー。」 あの日と同じ春樹さんの低い優しい声。私の脈がどんどん早くなった。 春樹「ここんとこ落ち込んでるようなメールだったから気になって。大丈夫?」 冬子「あの、スラロームがうまくいかなくて。どうしても下ばっかり見てしまって...」 春樹さんは運転中の目線の話や肩の力を抜くこと、タンクをしっかりと足で挟むことなど丁寧に教えてくれた。 続
635 :
774RR :2005/06/07(火) 16:12:17 ID:0cdGe2bj
つ(湯)
私は雑誌を読んだりバイク屋さんに足を運ぶうちにどのバイクを買おうか、迷いに迷っていた。 春樹「んー、自分の好きなバイクに乗るのが1番だと思うよ。だって冬子ちゃんが乗るんだもんねw? と言うか、それってスゴイ幸せな悩みだよw」 考え過ぎた脳みそに春樹さんのシンプルな言葉がストンと落ちて楽になった。 しかしせっかく電話で話せたのに、会話はやっぱりバイクの話。 免許を取ったらどこに行きたいか...そんな話しをした。鳴◯スカイライン、◯◯岬、淡◯島... まだ免許もバイクも無いのに、私の頭の中は春樹さんと一緒に海岸線を走る絵でいっぱいになる。 「色々ありがとう。長話して春樹さん迷惑じゃないですか?」 「全然。話してるとなんかこっちまで新鮮な気分になるし楽しいよー。」 「私もなんか元気になってきたかも。」 「良かった。冬子ちゃんからのメール楽しみにしてるからね。」 「本当ですか?良かったー。負担に思われてたらどうしようって心配だったんです。明日は教えてもらったとおりにやってみます。」 しばらく話を続けたが春樹さんの声が眠そうに聞こえたのでそれじゃあそろそろ...おやすみなさいと言って電話を切った。 切ってから今度はいつ頃帰えるのか聞けばよかったなと思った。でも電話で話せたことで満足だった。 きっと、免許が取れたらもっと...そう思った。 。。今日はここまでですm(_ _)m
637 :
774RR :2005/06/07(火) 16:16:33 ID:0cdGe2bj
お疲れさま〜 つ(茶) 続きをワクテカして待ってますが、自分のペースでどうぞ〜
ありがとう... ドキドキしながら書き始めましたが温かくて親切だったので嬉しいです。 ごちそうさま m(_ _)m
>冬子タソ 書きながら支援 つ(氷) 今日は暑いので氷にしてみました。
640 :
774RR :2005/06/07(火) 17:17:15 ID:5PEhr2/v
641 :
774RR :2005/06/07(火) 18:31:12 ID:dUJKVFLq
>「ちょっと〜☆?」とか「キャー♪!」とか枕に顔をうずめて奇声?をあげながら足をバタバタ (・∀・)つ(萌)
>「ちょっと〜☆?」とか「キャー♪!」とか枕に顔をうずめて奇声?をあげながら足をバタバタ + + _, ,_ (0@u@) + ワクワクテカテカ (0゜∪ つ(水) と__)__) +
643 :
サボテン :2005/06/07(火) 19:04:03 ID:Vt1NOV8C
>>535 からの続き
いつもの時間に目が覚める。急いで、朝食の支度をする。お湯を沸かしている間
にカミソリでヒゲを整える。そして、手早く歯を磨きつつ頭にジェルを付けて軽く
整える。時計を見ると、あと20分で仕事場に行かなければならない。車道を自転
車で飛ばせばまだ間に合う。急いで朝食を食べて腕時計を見る。ふと、気づきよく
考えてみると、店にはもうやめていたので、行かなくても良かったのだ。それに気
づき急に力が抜けた。取りあえず、朝食をゆっくりと食べた。テレビも何も無いの
で暇だった。取りあえず、湧かしたお湯でコーヒーを入れ直して飲みながら、ラジ
オを聞いた。そのうち、暇に耐えかねて外に出てみた。
自転車に乗ろうと思ったが、自転車も譲ってしまってもう無かった。仕方なく歩
いてブラブラすることにした。いつもと変わりのない歩道と景色、空には真っ白な
雲とぎらぎらと照りつける太陽があった。イギリスで見る、空と太陽ももう少しで
終りだなと考えると、少し寂しい気持になった。
川沿いを歩いていると、ベビーカーを押す若い女性が歩いていた。ベビーカーを
ちらと見ると、可愛い赤ちゃんがキャッキャッとはしゃいでいた。笑顔で見ている
と、母親であろう若い女性は、笑顔で会釈してくれた。それに笑顔で答え、そのま
ますれ違っていった。赤ちゃん可愛かったなぁ・・・。いつか、自分も直美ちゃん
と自分たちの子供と一緒に歩きたいな。そんなことを考えていた。少し恥ずかしく
なり、早歩きでその場を離れた。
つづく
644 :
サボテン :2005/06/07(火) 19:04:29 ID:Vt1NOV8C
近くの売店で、お菓子と新聞を買った。ベンチに腰掛けて少し休んだ。とてもい い天気で暑かった。汗を拭きながら新聞に目を通したが、あまり目新しい記事は無 く、そのまま閉じた。お菓子の袋を開けて、口に頬張る。クッキーより、堅焼きせ んべいがとても恋しかった。直美ちゃんが、お土産にせんべいを持ってきてくれた とうに切れていた。 市内をぐるぐるするために、地下鉄「チューブ」に乗る。席は結構空いていて快 適だった。目指すはシャーロックホームズ博物館だった。しばらく歩いてはみたも のの場所がなかなか分からず、親切そうなおばさんに聞いたらそばまで案内してく れた。丁寧にお礼をして、ホームズ博物館に向かった。入り口で、5ポンド払い中 に入った。直美ちゃんと来たかったなぁ。そう思いながら一人寂しく、中を回って いた。 一通り目を通して、またチューブで帰った。昼過ぎにアパートに着いた。色々外 を回ってみたものの、あまりしっくりと来なかった。そのままベッドに横になって 寝てしまった。 つづく
645 :
サボテン :2005/06/07(火) 19:05:02 ID:Vt1NOV8C
起きると、4時を過ぎていた。何もすることが無かったので、本を取り出して読 み始めた。直美ちゃんが差し入れで持って来てくれた、宮沢賢治の銀河鉄道の夜を 読んだ。直美ちゃんは俺が、宮沢賢治が好きなことを覚えていてくれたのだ。そん な直美ちゃんに思いを寄せながら読みふけった。 ふと、直美ちゃんのことを色々考えた。好きな食べ物は何だろうか、好きな動物 は何だろうか、好きな色は?、好きな男性のタイプはどんな人?直美ちゃんとは中 学の頃からの付き合いだが、今まで友達として、つき合ってきたが、直美ちゃんに ついて知らないことが意外にも多かった。日本に帰ったら、二人とも腹を割って色 々なことを話したいと思った。 時計を見ると、夜の八時過ぎだった。と言っても、外はまだまだ明るい。同僚か ら、プレゼントとして葉巻を数本もらった。言われたとおりに、吸い口のところを 切って、火をつけて吸ってみた。美味いのか不味いのかも分からず、とりあえずは リッチな気分になれた。葉巻をくわえたまま、本を置いて直美ちゃんが今まで送っ てくれた写真を見ていた。直美ちゃんは、どんな写真にもいつも変らない優しい笑 顔で写っていた。そんな笑顔が俺はとても好きだった。そんな笑顔を見ていると早 く会いたいという気持で一杯になった。自分で言うのも恥ずかしいが、胸きゅんと はこんなことなんだろうか?と思った。帰ったら、直美ちゃんの笑顔を死ぬほど見 たかった。そして直美ちゃんを抱きしめたかった。 暗くなると、会いたいという気持は一層強くなった。それを紛らわせようと、煙 草をプカプカと吸った。数口吸うたびに、口の中が気持ち悪くなり水を飲んでそれ を誤魔化した。どうしようもなくなり、冷たいシャワーをずっと浴びていた。その 間は紛れたものの、シャワーを浴び終わると再び心臓が脈を早く打ち始めた。寝れ ば楽になると思い寝袋に入ったが、結局朝まで眠ることは出来なかった。 つづく
646 :
サボテン :2005/06/07(火) 19:05:34 ID:Vt1NOV8C
明日はいよいよイギリスを発つ日だった。朝から、荷物を準備していた。終わった のが、夕方になってからだった。一人イギリス最後の夕食を食べていた。ラジオから は軽やかなポップスが流れていたが、自分は複雑な気分に陥っていた。日本に帰れば 直美ちゃんとも会えるし、バイクで走れる。だけど、イギリスを離れるのも少し辛か った。イギリスであった出来事を思い出しながら、食事をしているとなんだか寂しい 気分になり。泣きたくなってきた。だが、グッとこらえて美味しくない夕食を無理矢 理腹の中に詰め込んだ。 イギリス最後の日記を書いていた。取りあえず今日一日のことを書き終わると、直 美ちゃんに対しての思いを書きつづってみた。スラスラと思った通りのことを素直に 書きつづった。不思議とこうしていると、寂しさは中和されて直美ちゃんともう少し で会える、という気持が強くなり少しずつ明るさが戻ってきていた。書きながら水を 飲もうとして、水の入ったペットボトルを倒してしまい日記帳に水が流れて、濡れて しまった。急いで、来ていたジャージの袖でぬぐうとインクが滲んでしまった。仕方 ないので、自然乾燥させようと洗濯ばさみでカーテンのレールに挟んでおいた。それ をみると、おかしくて笑いがこみ上げてきた。直美ちゃんへの思いを綴った文章はミ ネラルウォーターが消してしまった。しかも読めなくなっていた。だけど、なんがそ のほうがいいような気がした。恥ずかしかったからだと思う。 もう一度トランクの中を確認した。忘れ物はなし、部屋に忘れ物もなし。全てを確 認してから、寝袋に入った。そっとラジオを消すと、外からは時々車が走る音が聞こ えてくる。いつもは気にせず寝るのだが、その日だけは何故かその音が寂しく感じら れた。居たたまれなくなり、ラジオをもう一度つける。少し落ち着いて、そのままラ ジオをつけっぱなしで寝てしまった。朝になると、ラジオは電池が切れたのか音が出 なくなっていた。 つづく
647 :
774RR :2005/06/07(火) 19:20:06 ID:OliJ6zfS
つ(塩)
648 :
774RR :2005/06/07(火) 19:25:55 ID:TPISaNWT
サボテン氏めずらしい時間にキター!!
649 :
774RR :2005/06/07(火) 19:26:50 ID:TPISaNWT
ごめんあげちゃった…
650 :
774RR :2005/06/07(火) 19:27:36 ID:Rs3fEwCe
つC
651 :
774RR :2005/06/07(火) 19:45:05 ID:5NU+n6mg
つ(コーヒー)
652 :
774RR :2005/06/07(火) 19:47:56 ID:DDYD70dT
つ旦~~
653 :
774RR :2005/06/07(火) 19:55:05 ID:5PEhr2/v
>>サボテン氏 なんかこう情景が浮かぶよ 全力紫煙!!
>>648 スレ巡回して戻ってきたらサボテン氏が書いてたからビクーリした。
というわけで
つ(紅茶)
655 :
774RR :2005/06/07(火) 20:42:21 ID:zmi9qbQd
>四国冬子さん >「ちょっと〜☆?」とか「キャー♪!」とか枕に顔をうずめて奇声?をあげながら足 をバタバタ わかるなあ、掲示板で仲良くしてた女の子からメールで会いませんか?と来たとき なんか、PCの前からベットに寝転がり「まじかよ」と叫んでしまった(*´∀`) まあもう5年も前の話しだ。 つC >サボテン氏 っC
656 :
774RR :2005/06/07(火) 21:36:31 ID:qTcJkz56
みんな…良い恋してるんだなぁ 俺なんかorz
657 :
774RR :2005/06/07(火) 22:10:01 ID:sdhLhdcn
こんなスレがあったのか 中学の頃から片思いのあの子の名前が…DQN男爵氏、またつらくなってきたよ。 心の迷いも峠でも行ってブッチギってくるか!よし!
658 :
774RR :2005/06/07(火) 22:14:38 ID:/Yhe2K93
>>656 ○ イ`。自分を磨く努力を怠っていなければ、
ノ|) いつかチャンスはめぐってくる筈さ。
_| ̄|○ <し 諦めないでガンガッてみようや。
!||i|!_| ̄|○!||i|!○| ̄|_!||i|! てかお前は俺かと…いい恋愛したいなぁ…。
サボテンさん乙です、でも終わりが近いと思うと寂しいですよ。 つづき↓ 彼女『女一人でバイク乗ってるとね、男の人に声かけられるなんて事はしょっちゅう。でも連絡先教えたのは熊男さんが初めてだったのよ、なんかこの人いいなあ〜って思ったから。』 俺『光栄ですw』ちょっとおどけて言うと、彼女の表情が少し柔らかくなったような気がした。 彼女『でもその後も夫婦仲は相変わらずね、良く言えば淡々と、でも今考えると惰性で一緒に暮らしてるような感じだったわね。でもその時はね、別れる気は全然無かったの。 ・・・・(言いにくそうに)だって好き合って一緒になって、こんな遠くまでおヨメに来たのよ。』 俺『それはまあ・・・そうだろな』 彼女『だから熊男さんの事は気になってたんだけど、会わないでただのメル友で居ようと思ってた。また会っていっぱい話せば好きになっちゃいそうな気がしたし、 好きになると今よりもっと辛くなるから・・・何より熊男さんに悪いと思ったし、でも結局はこうなってるんだけど(苦笑)。 何より今はぎくしゃくしてても、夫婦でお互いに努力してれば、また昔みたいに仲のいい二人に戻れると信じてたから・・・・』 ここでふと時計を見ると十二時を回った所だった、俺は無言で立ち上がって台所に行った。やかんで湯を沸かし、なんて事無いスーパー産ブレンドのコーヒー豆を取出す。 カフェイン中毒の俺と彼女、かなり濃いめにいれたコーヒーをゆっくり飲んだ。夜はまだまだ長くなりそうだった。 つづく
660 :
774RR :2005/06/07(火) 23:35:16 ID:panhbY1h
リアルタイムで紫煙
661 :
774RR :2005/06/07(火) 23:37:29 ID:yWjWR+0q
大量わくわく >ALL つ(ビア)
カップを脇に置き、再び彼女が口を開く。 彼女『冬の間は何も起こらなかったわ、でも雪が溶けてこれから春って時だったんだけど・・・あたし、見ちゃったのよ。』 俺『何を?』 彼女『日曜だったんだけど、あいつ急ぎの仕事があるから行ってくるって言って出掛けて行ったわ。あたしは一日ゲームしてるつもりだったのだけど、 外見たらすんごくいい天気だったわけ。だからね、寒いの我慢してちょっとだけバイクに乗ることにしたの。』 彼女『冬の間もまめにエンジンかけて整備もしてたからすぐに走りだせたわ、その辺一回りしてすぐ帰るつもりで出掛けたの。 でもホントお日様が気持ちいいんだよね、だからちょっとだけ遠乗りしようと思ったわけ。』 彼女『それでバイパスの入り口の交差点で右折しようとして信号で停まったら、隣の直進レーンにあいつの車が停まってたの。 バイクに乗ったあたしには気付いて無いみたいだった、見ると携帯で誰かさんと話すのに夢中でね。』 彼女『その顔がね・・・、仕事の話しする顔には見えなかったの。あたしピーンと来たわ、だから少し離れて後を付けてみたの。 ・・・・ずっと電話しっ放しで、あたしには全然気付いてなかったみたいね。それから後は予想どおり、ここと同じようなアパートの部屋に入って行ったわ。』 俺はもう口も相槌も何も挟まない、いや・・挟めない。固唾を飲んで、悲しそうに話す彼女の口元辺りを見つめていた。 つづく
支援ありがとうございます、今日はこれで終わります。 続きはまた近日中に、おやすみなさい>ALL
664 :
774RR :2005/06/07(火) 23:45:53 ID:y/g3Kfxu
つC 明日も楽しみにしてまっせ。
665 :
774RR :2005/06/07(火) 23:48:34 ID:panhbY1h
つ(水) お互い寝不足には気をつけような。
666 :
774RR :2005/06/07(火) 23:55:17 ID:b0RXECxh
つ(肉)
667 :
774RR :2005/06/08(水) 00:11:58 ID:7ZLh2+gl
つ(カレー)
668 :
774RR :2005/06/08(水) 00:27:41 ID:ml4R8rxF
つ(内)
669 :
774RR :2005/06/08(水) 00:34:15 ID:wvRNHQuX
つ(ミユキ)
670 :
774RR :2005/06/08(水) 01:44:52 ID:b+MTRITc
つ(酒)
671 :
774RR :2005/06/08(水) 03:04:40 ID:L/iAJYFF
つ(生ハム)
672 :
774RR :2005/06/08(水) 07:01:09 ID:TxDc4NH5
つ(コンドーム、1ダース
673 :
774RR :2005/06/08(水) 12:40:47 ID:BNxmVISG
つ(愛)
こんにちはー。読んで下さってありがとうございます。熊男さんのさっき読みました。次が楽しみ〜
>>636 から続き↓
11月になると仕事が急激に忙しくなり、教習所に通うのが難しくなってきた。
やっとつかんだコツを忘れそうで焦りを感じた。
毎日イメージトレーニングをして、頭の中では教習車のホンダCBに死ぬほど乗りまくり、会社の昼休みにコッソリ会議室にこもってコースを覚えたりしながら、合間をみては教習所に通った。
トロくて人より長く時間がかかったが、ようやくバイクに乗るのが楽しく、面白いと思うようになった。
教習所に通うようになって変わったのは、それまでは不眠気味だったのに、まるで電池が切れるようにぐっすり眠るようになったことだ。
春樹さんと出会った夏から季節は秋になり、空は抜けるように遠くなった。
誰かを好きになると見慣れた風景もフィルターを通したように綺麗に見えたり、胸にせまるように目に映る。
私は会社のビルの窓から毎日見ていた夕焼けも、特別にきれいだと感じるようになった。
夜、布団に入り目を閉じている時、お風呂で湯舟に浸かっている時、バイクのエンジン音が遠ざかっていく時、、、春樹さんのことを想った。。。
今日はここまでですm(_ _)m
675 :
774RR :2005/06/08(水) 14:29:13 ID:EXgc+Mv3
つC
676 :
774RR :2005/06/08(水) 16:23:41 ID:7ZLh2+gl
>>四国の冬タン いっぱい、美味しそうなC円が来てるけど、この季節は食中毒に注意してね。 とか言いながら つ(餡)
677 :
774RR :2005/06/08(水) 19:18:39 ID:l+Rsna4h
つ(餅)
678 :
774RR :2005/06/08(水) 22:54:43 ID:bk/PuIBu
つ(ニラ)
679 :
彼女とツームハムハ :2005/06/08(水) 23:54:08 ID:tR8KTi01
つ(とげ )
つ(小麦粉か何か)
681 :
774RR :2005/06/09(木) 00:39:29 ID:6h5S4ONj
つ(芋)
682 :
774RR :2005/06/09(木) 00:40:02 ID:a6PSqep3
つ(バールのようなもの)
683 :
774RR :2005/06/09(木) 02:59:39 ID:H132KwH3
つ(ワールドカップのチケット)
684 :
774RR :2005/06/09(木) 09:15:33 ID:ROLnYCYW
つ(プライスレスの物)
685 :
774RR :2005/06/09(木) 10:37:27 ID:FLKl/lkz
つ(MVアグスタ)
686 :
774RR :2005/06/09(木) 17:11:43 ID:WDTk6gTF
つ(ここは つ(スレ) なのか)
687 :
774RR :2005/06/09(木) 18:31:37 ID:clu+6x/9
つ(カヲル)
688 :
774RR :2005/06/09(木) 18:48:33 ID:/SfJHqqs
つ(納豆)
誰もいないようなのでお地蔵さんのような気持ちで私が全部ありがたくいただきます。
(´・ω・`)モグモグ
>>674 から
つ(続き)
11月の終わり。ついに卒験。前の晩、春樹さんに電話した。電話で話すのはこれで二度目だった。
電話をするのはドキドキしたが、卒検の前に春樹さんの声がどうしても聞きたかったのだ。
ライン取りが甘くコーナーで膨らみやすい。スラロームのタイムぎりぎり。
...心配はいくらでもあった。春樹さんはひとつひとつアドバイスをくれながら優しく励ましてくれた。
私「春樹さんお父さんみたい...。」
ハルキ「オレ?ひどいな〜。せめてお兄さんにしといてよw」
私「スミマセンお兄さんでしたw!...お兄さん。試験に受かったら、一緒に走りに行ってくれますか?」
...どさくさ紛れにふざけた言い方ではあったが、ほんとは真剣も真剣。
ハルキ「ん!もちろん!ルート考えるのは任せて。明日、落ち着いてやれば絶対受かるから頑張りなよ?」
私「...春樹さん、お正月は...四国に帰ってくるんですか?」
ハルキ「正月ねー、友達に旅行に誘われてて迷ってるんだよね。...だからもし正月に帰らないとしたら、そっちに帰るのはゴールデンウイークか夏休みになるかなー?」
私「......。(明るく)そうなんですか〜。..明日の事考えると今からお腹痛いです。とにかく、頑張ります。。」
(ゴールデンウィーク...と、遠いな(T-T)..)
続
690 :
774RR :2005/06/09(木) 21:12:46 ID:GVhfdeNN
お、リアルタイムはじめてキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!! ガンガってください >>冬子さん つC
試験当日は平日だったので会社を休んだ。 朝から体は緊張でガチガチ。自転車に乗って教習所に向かいながらイメトレをした。気がついたらクネクネ蛇行運転をしていて信号待ちの背広のおじさんに変な目で見られていた。 ...ポケットで携帯が震える。。春樹さんからだ... 【おはよう!ニーグリップ忘れないでね!リラックスしてガンバレ(^-^)v春樹】 う、嬉しい...けど緊張でお腹が痛くなってきた。。(あー試験が終われば...試験さえ、終われば...) 私の試験の順番は最後から二番目。人が試験を受けている様子を見ていると緊張するので見ないでコースを繰り返しイメトレした。 とうとう私の番になり試験が始まった。が、頭が真っ白で試験中のことはほとんど記憶になし。 あるのは途中で一回ふらついて足を付いてしまい危ない!と焦った事だけ。 私は冷や汗を流しながらも無事に完走した。 短い注意説明の後、淡々と告げられる。 「はい、合格です。」その日は全員合格だった。 私はフーッ息を吐いた。 早く知らせなくちゃ...春樹さんに。。。頭の中でZZRに乗った背中を想い、追い掛けていた。 次回は少し日にちをあけます...m(__)m
>>四国冬子タソ つ(支援のような物) >誰もいないようなのでお地蔵さんのような気持ちで私が全部ありがたくいただきます。 (´・ω・`)モグモグ ここにちょっとモエス。
693 :
774RR :2005/06/09(木) 21:42:20 ID:ug/6ai51
>>春樹さん つ(バールのような物)
694 :
774RR :2005/06/09(木) 21:44:49 ID:6h5S4ONj
つ(免許)
695 :
774RR :2005/06/09(木) 21:45:17 ID:XDU9GN5P
お地蔵様にはやっぱりこれか?w つ(団子) お供えしつつ、次回に期待
696 :
774RR :2005/06/09(木) 22:03:54 ID:clu+6x/9
つ(七輪)
697 :
774RR :2005/06/09(木) 22:04:26 ID:HKz2ghnI
つ[恋の片道切符]
698 :
774RR :2005/06/09(木) 22:53:55 ID:IM/tqqt1
>>冬子さん つ(1万円分ハイウェイカードを3枚
699 :
774RR :2005/06/09(木) 23:06:03 ID:krnQw3Qu
>692 同意。 自分は女だけど冬子さんかわいい。
700 :
774RR :2005/06/09(木) 23:07:43 ID:6DLxCx19
つ(赤飯) 冬子さんみたいな女の子は どこにいますか?…orz
701 :
774RR :2005/06/09(木) 23:54:47 ID:/2V+ymKn
>700 ZZRに乗って帰省すると出会えるらしいぞ。
702 :
774RR :2005/06/09(木) 23:55:22 ID:7YGqcCWm
つ(水)
↑以来、えらい変な物をプレゼントするスレになったのねw
>>693 ちょ、それ間違ってるってw
703 :
774RR :2005/06/09(木) 23:58:40 ID:6DLxCx19
>>701 漏れが乗ってるのはRVFだ…
Σ (゚Д゚;)はっ!
だから出会えないのか…orz
704 :
774RR :2005/06/10(金) 00:32:38 ID:bmAM2ma7
>>703 おまいは漏れか!俺もRVFダヨ
ヤパーリ出会えない…
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
705 :
774RR :2005/06/10(金) 00:49:07 ID:uzr/dWAv
CBRじゃ…ダメぽ?orz
706 :
774RR :2005/06/10(金) 04:35:54 ID:PL7cn0pO
少し昔の話を簡潔に話そうか 20の頃DQN臭かった俺は隼でソロツーリング 峠(スカイライン)に入るが次第に外は雨 近くの茶店に雨宿り 店内はおばちゃんと綺麗な女性店員の二人だけ 「あらあら、お疲れでしょう」とタオル渡してくれたおばちゃん コーヒーくれた女性店員さん 何か鬱陶しく話してくる、正直こうゆう女苦手だった 名札見ると見覚えがある名前、思考する 話をしてると中学の時引っ越した好きだった女だった 何とそこで
707 :
774RR :2005/06/10(金) 04:52:19 ID:cqzJkE5Q
骨でもだめぽ...il||li _| ̄|○ il||li
708 :
774RR :2005/06/10(金) 07:25:57 ID:bRKBHsK/
>>707 彼氏持ちの知り合いならいるが
('A`)人('A`)
709 :
774RR :2005/06/10(金) 12:58:37 ID:TwkL8u2s
VTRで現地調達したのが今の嫁ですがナニカ? ちなみにVFR乗ってる時にはストーカーに憑かれた・・・orz
>>706 何とそこで
まで読んだ
>>冬子さん
四国記念紫煙
つ(ジャコ天)
711 :
774RR :2005/06/10(金) 18:24:11 ID:BTO7VGZH
>>711 ネタだろ?
ネタって言ってくれ…
お願いします。
713 :
774RR :2005/06/10(金) 20:28:18 ID:15K66iG5
冬子さんの文章から春樹さんの印象ってちょっと良くなかったけど
>>711 のリンク見てみたらいい人だなって思った。
714 :
774RR :2005/06/10(金) 20:53:36 ID:PIdGcfLb
冬子さんには悪いが・・・・
俺の中での春樹さんは
>>711 になっちまった・・orz
715 :
774RR :2005/06/10(金) 22:47:40 ID:kiH3t7sf
つ(正義成功勝利)
716 :
774RR :2005/06/10(金) 23:16:16 ID:e6iTHGm9
ただの774だけど全体的に失礼。 冬子さん つ(水)
717 :
サボテン :2005/06/11(土) 01:16:50 ID:64GPaWu9
>>646 からの続き
とうとう出発の日がやってきた。待ちに待ったと言うのもおかしいのだが、とにか
く直美ちゃんに早く会いたかったから楽しみではあった。部屋を少し掃除して、寝袋
をアタックザックに詰めて荷物を一つにまとめた。部屋はカーテンも全て取りはらっ
たから、日が差し込んでいた。その日の差し込み具合と、ガランとした部屋を見ると
なんとも虚しい気持に襲われた。直美ちゃんがくれたシャツに着替えてみる。今の自
分はこのシャツを着るのが一番好きだった。それを鏡で見てひとり満足した。
結局出発まで部屋でぼーっと過ごした。イギリスでの出来事を、思いだそうとした
が、何だか鬱な気持になりそうだったのでやめた。ふと、自分のバイクのことが気に
なった。一応、長期保存に備えた整備をしてきたつもりだが心配だった。でも、それ
を直すのもまた楽しみだろうなと思い、自分のバイクを思った。
昼を過ぎた。やることがなかったので、お隣さんに挨拶してこようと思い、部屋の
外に出た。お隣さんの部屋をノックすると、黒人の女性が出てきた。「今日、日本に
帰ることになりました。お世話になりました」と、とっておきの、ごはんですよをプ
レゼントした。「そう、あまりおつき合いは無かったけど気をつけて帰ってね」と握
手してくれた。もう隣に行く、中から出てきたのは普通の学生風の青年だった。何度
か見たことはあるけど、話したことはなかった。「今日、日本に帰ります。お世話に
なりました」そう言うと、彼は片言の日本語で話し始めた。「ニホンに帰りますか?
あなた話したかったけど、なかなかむりでした。今度日本行きますから、その時話ま
しょう」と、笑顔でハグしてくれた。そして、紙切れに名前と住所を書いた物をお互
い交換した。永谷園のお茶漬けをプレゼントしたら、えらく感激していた。以前、日
本で食べたことがあるらしい。これもイギリスでの忘れられない思い出だった。
つづく
718 :
サボテン :2005/06/11(土) 01:17:10 ID:64GPaWu9
そんなことをしているうちに、時間はもう空港に向かわなければならない時間にな っていた。アタックザックを背負い、トランクを片手に部屋を出た。そして、鍵を差 し込み錠を掛けた。ふーっと息を吐いて、階段を下りる。そして、大家さんの部屋に 行き、鍵を返した。「飛行機の中で食べて」とお菓子をもらった。お礼をして、外に 出ると暑かった。 チューブに乗り空港に行くと、同僚らが待っていてくれた。そこで、本当に最後の 別れをした。みんな涙を流しながら、別れを惜しんだ。イギリスでの期間は短かった けど、みんな親友だ。「ナオミによろしくね!」と、一人が言った。俺はそれに、答 えてその場を去った。 つづく
719 :
サボテン :2005/06/11(土) 01:17:32 ID:64GPaWu9
飛行機に乗ってしばらく外を眺めていた。直美ちゃんのいる日本に向かってるんだ なぁ。そう思うと、元気が少し出てきた。バッグから、銀河鉄道の夜を取り出して読 み始めた。何度も読んだが、この話はとても好きだった。 食事の時、いくらかウィスキーを飲んだせいか、ぽーっと顔がほてっているような 気がした。何か音楽でも、と思い備え付けのヘッドフォンをしてチャンネルを回して みるが、どれもつまらなかったのでバッグからMDを取り出して聴いた。いつも聴い ている曲だったが、飽きもせず聴いた。オリヴィア・ニュートン-ジョンのフィジカル が流れてくる。確か直美ちゃんに聴かせたら、とても気に入った曲だった。この曲を 聴くとなんだか、エロい気分になると言っいたのを思い出した。確か、この曲のPV がそれっぽい作りらしくて、とてもエロチックだと言っていたことを思い出した。思い だした自分もなんだか、妙な気分になり曲を飛ばした。ろくな曲も無くヘッドフォンを 外したら、隣のイギリス人男性がMDを聴かせて欲しいというので、MDを貸した。と にかく、やることがない。映画が始まっていたが、これがまたつまらない。せっかく機 内上映なんだから、エアポートシリーズとかタービュランスでも、と不謹慎なことを考 えていた。 少し寝ていたようで、アテンダントがブラケットを掛けてくれていた。そのまま寝よ うと思ったら、隣のイギリス人男性がMDを返してきた。お礼にと、ガムと何故かウェ ットティッシュをくれた。そのまま、寝ようとしたがイギリス人男性がしきりと話かけ て来るので眠れなかった。そして、彼は勝手に寝てしまった。 高志と最初に会ったら何と言おうか。窓から見える真っ暗な空を見ながら考えた。ま た、仲が割れてしまうようなことは絶対に避けたかった。色々考えたが、結局は高志と 会ったときに、状況で判断しようと言うことにした。直美ちゃんは、俺とつき合うこと を快諾してくれたし、高志も手紙では何とも思っていないといった感じで書いてあった が、高志本人を目の前にして話さないと納得できなかった。結局、色々と考え事をして いて眠れなかった。そして、日記を書いて取りあえず横になった。 つづく
720 :
サボテン :2005/06/11(土) 01:18:16 ID:64GPaWu9
結局数時間しか眠れないまま成田に到着。午後の3時過ぎでとても暑かった。色々と 面倒な手続きを終えて、国内線ターミナルに向かった。あと1時間足らずで故郷に帰る。 向こうに着けば、空港では直美ちゃんが待っている。公衆電話で直美ちゃんに電話する ことにした。「もしもし」と、聞き慣れた声が聞こえてくる。この声がとても聞きたかっ た。「今、成田に着いたよ。あともう少しでそっちに着くよ。1時間かからないかもし れない」興奮して、かなり噛んだと思う。とにかく嬉しかった。「もう、空港で待って るよ。お姉ちゃんにも電話してあげてね」と言われた。最近直美ちゃんのことで頭が一 杯で、自分に姉がいることをすっかり忘れていた。そう言えば、向こうにいるときも手 紙を何通か交わして、用があるときだけ数回電話しただけだった。急ぎ電話した。姉よ り直美ちゃん、と思いたかったが唯一の近親者ということを考えると、やはりほっとけ なかった。「今成田着いた」直美ちゃんと電話したとき比べると、素っ気ない自分に気 付いた。「直美ちゃんが迎えに行ってくれるって言ってたから任せちゃった。お寿司と ってあるから、直美ちゃんと一緒に家に来て」と、姉はそれだけ言うとガチャリと電話 を切った。 つづく
721 :
サボテン :2005/06/11(土) 01:18:39 ID:64GPaWu9
飛行機に揺られ一時間弱。やっと故郷の空港に着いた、懐かしい匂いがするとか、そ んな感じはなかったが空から見る、青々とした田んぼや畑を見るとやはり懐かしく思っ た。荷物を受け取って、ロビーに向かうと直美ちゃんが待っていた。あたりをキョロキ ョロして、俺を探してるようだった。気付かれないように横から回り込んで、いきなり 「ただいま」と声をかけたら、びっくりしてこっちを振り向いた。「驚かさないでよ! もう、お帰り!」元気そのものだった。明るい笑顔が、以前にも増して明るかったよう な気がした。その場で抱き合って再会を喜んだ。この瞬間をどのれほど待ったか。会い たくて会いたくて仕方なかった直美ちゃんに、やっと会えた。そして手を繋ぎ外へと二 人は歩き出した。 横では直美ちゃんが笑顔でハンドルを握っていた。横から見ると、また違った表情が 見ることが出来て新鮮だった。「飛行機は混んでいた?」と直美ちゃんが聞いてきた。 「ヒースロー発は結構混んでたみたいだけど、そんなにごちゃごちゃ混んでる訳ではな かったよ」俺は、真っ直ぐ流れる道路を見ながら答えた。直美ちゃんの顔を見て話した かったが、会ったばかりでちょっと恥ずかしかった。「いやぁ、でもやっと会えたねぇ 〜、本当に会いたかったよ」と直美ちゃんはポツリと答えた。「俺も会いたくて会いた くてどうしようもなかったよ」そう答えると、直美ちゃんは左手で俺の肩をポンポンと 叩いてニヤっと笑った。 つづく
722 :
サボテン :2005/06/11(土) 01:19:21 ID:64GPaWu9
会話に行き詰まってしまい、しばらく沈黙が続いた。外を見ていると、段々と眠くな ってきた。そして、数十分くらい寝ていた。はっと目が覚めて「今寝てた!?」と直美 ちゃんに聞いた。「うん、寝てたよ。長旅だったから疲れたでしょ?着くまでゆっくり 寝たら?」と言われたが、少しでも話をしていたかったから、無理矢理目をこじ開けて いた。「そう言えば、姉ちゃんが今日寿司とってあるから、一緒に来いって言ってたか ら、家で晩ご飯食べてかない?」直美ちゃんはえっ?と言った感じの表情をした。「寿 司!?行く行く!」と、寿司に喜んでいた。 自宅に着いた。相変わらず代わり映えのない家だが、日本に帰ってきたんだなと思っ た。「ただいま」といつものように玄関から入ると、姉がやってきた。「おかえり。疲 れたでしょ?」と、これまた代わり映えが無くかつ化粧っけのない姉だった。姉は、少 し涙をためていた。それを見るとなんだか少し複雑な気分になった。直美ちゃんもつら れてなのか、泣き出しそうな顔をしていた。あまり意味が分からず、取りあえずソファ に座り、はーっと息を吐いた。「直美ちゃん、ご苦労様。今日は晩ご飯食べてって。お 酒もあるから」と姉と、直美ちゃんが話しをしているのよそ目に、パソコンを起動して 仕事関係の記録を確かめた。昨日までの記録を確かめていると、直美ちゃんが後ろから やってきて「帰ってきたばっかりなんだから、仕事は少し落ち着いてからしなさい!」 と言われ、苦笑いしながらパソコンから離れた。 つづく
723 :
サボテン :2005/06/11(土) 01:19:40 ID:64GPaWu9
バイクがどうなっているか確かめようと、キーを持って車庫に行ってみた。シャッタ ーを空けると、愛車がそこに鎮座していた。日本を発つときシートを被せて置いたのだ が、シートが取り去られていた。しかも、燃料も半分近く入っていた。セルを回すと一 発で始動した。吹かしてみたが、いつもの通りのエンジン音だった。「なんだ、全然回 るね。すぐにでも走りに行けそうだね!」と直美ちゃんが、エンジン音に負けない、大 声で言った。不思議に思って、家に入り姉に聞いてみた。「あ、あんたがいない間私が 借りてたから。整備はちゃんとしてるからすぐに乗れるよ。昨日まで私が乗ってたから 大丈夫」と言われた。そう言えば姉も大型2輪を持っていることを思い出した。直美ち ゃんがニヤニヤしながら言った。「何度かお姉さんと一緒に走りに行ったよ」と、言っ た。なんだか、のけ者にされたようで悔しかった。 改めてバイクを確かめると、カウルが割れていた。「それは、お姉さんがコケた時の じゃないかな?」と、割れた部分を指して言った。他にも、タンクに傷が付いていたり と、結構痛んでいた。「結構走り込んだからねぇ〜」と直美ちゃんは悪そうに言ってい た。「取りあえず動くから、大丈夫だよ。ちょっと走りに行ってみる?」そう誘ってみ ると、直美ちゃんはうんうん!と答えて喜んでいた。 つづく
724 :
サボテン :2005/06/11(土) 01:21:58 ID:64GPaWu9
さっき、ブレーキパッドを交換して試しに走っていたら雨が降ってきて、マンホール を踏んで思いっきり転んで来ました。皆さんも気をつけて・・・。 今日はここまでです。お休みなさい。
725 :
774RR :2005/06/11(土) 01:51:57 ID:yRnmQhyb
>>サボテン氏 乙でした。体は大丈夫でしたか?お大事に。 おやすみなさい。
726 :
774RR :2005/06/11(土) 03:21:51 ID:JRz65J7V
乙です。梅雨入りですね…
727 :
774RR :2005/06/11(土) 08:38:10 ID:6jCKtLll
乙です。マンホールやりますね。 白線にも気を付けて…お大事に。
728 :
774RR :2005/06/11(土) 08:53:15 ID:3MolUBjJ
姉さんもバイク乗るんだな。姉もちか・・・。羨ましいナ。 何にしても今後に期待!
729 :
774RR :2005/06/11(土) 09:54:43 ID:6DOhlGUe
サボテン氏のバイクって何だっけ?
730 :
774RR :2005/06/11(土) 19:03:33 ID:9W3EPBNu
お姉さんとお知り合いになりたいな。 きっとサボテンさんのように優しい人なんだろうな…
731 :
774RR :2005/06/11(土) 19:57:39 ID:RcJUpza/
サボテン氏長すぎ
732 :
774RR :2005/06/11(土) 20:06:06 ID:9lxt/ATh
サボテン氏、乙。 前から思ってたけど良いおねぇさんだね〜。 紹介してくれw
733 :
774RR :2005/06/11(土) 23:39:42 ID:12QYy6kJ
| | | |∧_∧ |_|´・ω・`) そ〜〜・・・ |桃|o旦 o | ̄|―u' """""""""" | | | |∧∧ |_|・ω・`) |桃|o旦o. | ̄|―u' """""""""" | | | | ∧∧ |_|(´・ω・`) |桃|o ヾ | ̄|―u' 旦 <コトッ """""""""""""""" | | |_| ピャッ! |桃| ミ | ̄| 旦 """"""""""""""""
734 :
774RR :2005/06/12(日) 01:14:33 ID:TTShjHpR
| | | | ∧ ∧ |_| ヽ(´Д`)ノ(((((((((旦~* |桃| / / | ̄| u―u """"""""""""""""""
735 :
774RR :2005/06/12(日) 03:55:23 ID:zYm4WKvh
>>734 落ち着こうぜ。ズレスギw
書き手の方々...
っ(水)
736 :
774RR :2005/06/12(日) 15:43:07 ID:ZrIaz1mP
\ イェイッ!! / アータシ サクランボー \ モーイッカイ!! / \ ∧_∧ ∧_∧ / ∧_∧ ∧_∧ )) ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ \ ∩ ゚∀゚)(゚∀゚ ∩ / (゙゙ヽ ゚∀゚)') ('(゚∀゚ /゙゙) ('(゚∀゚ /゙゙('(゚∀゚ /゙゙('(゚∀゚ /゙゙('(゚. \ ⊂) (つ .ノ/ (( \ / ヽ / _∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ \∧∧∧∧ / _((⌒) (___.) (⌒)) ゚ /゙゙('(゚∀゚ /゙゙('(゚∀゚ /゙゙('(゚∀゚ /゙゙('(< さ > /\ ``ヽ_,) (,__,ノ゙´´\ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_< く > ./+ .\________ヽ ('(゚∀゚ /゙゙('(゚∀゚ /゙゙('(゚∀゚ /゙゙('(゚∀゚ < ら > 〈\ + + + + + ゙:、 ───────────────‐< の ん >───────────────‐ ∧ .∧ ヽヽ. < 予 ぼ > トーナーリドウシ アータシ / ヽ / ヽ ) ) < 感 > アーナータートー ノ´,入 サクランボー / `、 / `、 / / <. !!!! > (( ∧_∧  ̄/ ヽ.∧_∧ ./  ̄ ̄ ヽ⌒ヽ /∨∨∨∨ \ ( ゚∀゚)-‐く ,,(゚∀゚ )ヽ l:::::::: l. ) /∧_∧ ∧_∧\ / つ ヽ (/し'-‐し'ヽ__) \::::::::: ○ ○ | / / .(゚∀゚ )(゚∀゚ ) \./ ○ ノ O O } { O O } \::::::: \__/ | / / O^ソ⌒とO^ソ⌒とヽ \入__ノ* ∀ .ノ ヽ ∀ * ,ノ \::::::: \/ ノ // (_(_ノ、_(_(_ノ、_ソ \ `ー--‐'´ `ー-‐'´
737 :
沙耶 :2005/06/12(日) 18:16:20 ID:zuOrIEl3
落着いて!! ( *´∀`)σ)'∀`*)
738 :
774RR :2005/06/12(日) 18:42:04 ID:4MoeAEQK
大塚愛のさくらんぼと聞いて分かった香具師は手を上げて。 ノシ オサーンとか分からなそうな予感。
739 :
774RR :2005/06/12(日) 18:47:03 ID:8vhRFKXS
>738 萌え萌え萌え萌えイクッ
740 :
774RR :2005/06/13(月) 01:36:24 ID:bJLHdklA
】 巛彡彡ミミミミミ彡彡 巛巛巛巛巛巛巛彡彡 r、r.r 、|::::: | r |_,|_,|_,||:::::: /' '\ | |_,|_,|_,|/⌒ (・ ) (・ )| |_,|_,|_人そ(^i ⌒ ) ・・)'⌒ヽ ・・・で? | ) ヽノ |. ┏━━━┓| | `".`´ ノ ┃ ノ ̄i ┃| 人 入_ノ´ ┃ヽニニノ┃ノ\ / \_/\\ ┗━━┛/|\\ / \ ト ───イ/ ヽヽ
741 :
774RR :2005/06/13(月) 01:40:11 ID:OIlYdhwO
>>590 うちも、マックのOSXじゃが。
専用ブラウザーのCocoMonarを使ってる。
これだと、文字化けはしないっすよ。
742 :
774RR :2005/06/13(月) 16:13:13 ID:64UmXTVp
北海道逝きのフェリー予約ゲッツ! 妹もしくはミソラタソのような(;´Д`)ハァハァな出会いを探してきまつ すれ違いスマソ
こんばんは。支援アリガトウゴザイマス!!(´・ω・`)最後まであと3回か4回投下で終わりそうなペースです。
>>691 より続き
合格を春樹さんに電話で知らせようとしだが、今日が平日の午前中だということを思い出してメールを打った。もどかしかった。
【合格しました(T-T)!春樹さんのおかげです。春樹さんがいてくれたので頑張ってこれました。ありがとうございました!また詳しく電話で話しますネ(^-^)冬子】
春樹さんはやはり仕事中らしくメールは返ってこない。私は携帯が気になりソワソワしながら待ち続けた。夜、待ち切れなくて携帯に電話をした。
春樹「もしもし。冬子ちゃん?合格おめでとう!今電話しようかと思ってたところ。受かってよかったね!。今日オレも朝から落ち着かなかったよw。」
私「ありがとう。。もう嬉しくて!嬉しくて!ほんと春樹さんのおかげです。バイク買うから一緒にツーリング行って下さいね。」
春樹「頑張ったもんね。うん、冬子ちゃんよく頑張ったよー。バイク買ったらツーリング行こうね。」
それからしばらくは試験の話や免許の写真などの話で盛り上がった。そして。。
私「そういえば....」
春樹「ん?」
私「...春樹さんって彼女いるんですか?」
私は免許を取ったら聞こうと決めていたことをついに口にした。顔がカァっと熱く、脈が早くなった。
続
とうとう、聞いてしまった。。電話の向こうが一瞬静かになった。 春樹「......。いや、いないよ。」 いないよ...と言う前にあった「間」。。後から思えば私は春樹さんのことを何も知らなかった。。 私「...そうなんですか〜。」(ヤッ...タ〜!!!) 春樹「冬子ちゃんはいないの?彼氏。」 聞いて欲しかった質問キターー!!。ドキドキ... 私「い、いません。彼氏...。」 春樹さんの次の答えを待つ。しかし。。 春樹「そっかぁ。...うん。まだオレよりずっと若いもんなあ...。きっとまだまだいい人が現れるよ...。」 私「(えっ...!!)あ、ウン、そうですよねー。でもいい人いなくってアハハ...」 その後もしばらく話した。でも何を話したのか覚えてない。声を立てて笑った記憶はあるのに内容が思い出せない。 電話を切ってからも「まだまだいい人現れるよ。」という言葉がリフレインしていた。好きな女の子に向かってそんな言葉をかけるひとはいない。。 メールいっぱいくれたし、励ましてくれたし、あの日名刺をくれたから...もしかしたら...なんて甘いことを考えていた気持ちがパチンと弾けた。 続
12月。私は中古の400ccのバイクを買った。春樹さんと同じカワサキということも選んだ理由だったかもしれない。 新しいメットを被りバイクにまたがると嬉しいというより、身が引き締まる思いがした。 初めて走った朝のことは一生忘れない。朝の冷たい空気に響くエンジンの音。 興奮して12月の風の冷たさも感じなかった。走り出せば狭い教習所とは全く違っていた景色がそこには広がった。 バイクに乗るということはどういう感じ(´・ω・`)?。ずーっと知りたかったその思い。 実際に乗ることでしか得られない答え。その答えにやっとたどり着いた。。 しかしそこまで導いてくれた人に告白出来ないままに気持ちは空中分解し、行き場を無くしたまま、また時間が止まった。 読んでくれてありがとうございます〜今日はここまでです。
つ(水)
747 :
774RR :2005/06/13(月) 20:44:42 ID:8AU87Zoq
冬子ちゃんて奥ゆかしい人だなあ・・・ 昨今の図々しいガキ女たちに冬子ちゃんの爪のアカを煎じて飲ませてやりたいくらいだ
>>冬子タソ 冬のバイクは寒いので、温かいの置いときますね。 つ(湯)
749 :
774RR :2005/06/13(月) 21:25:29 ID:zvQx2neb
つ(熱燗)
750 :
774RR :2005/06/13(月) 21:34:24 ID:wIQrg9n/
つ(コロコロコミック)
751 :
774RR :2005/06/13(月) 21:37:42 ID:ZmCoTo/t
>>冬子タン なんか、そんな感じの一方通行の恋、俺にも経験あるな… メールとかばかりだと、自分の想いばかりが先行していく… この後の結果が、俺と同じではないことを祈りつつ つ(グラタン)
752 :
774RR :2005/06/13(月) 21:52:01 ID:AGMI65H3
冬子タン、キテター!(・∀・) ココロに迫るものがある話ダネ… この後ドウナル(´Д` ) つ(水)
753 :
774RR :2005/06/13(月) 23:33:04 ID:TGIKiqk2
>>冬子サソ なんか今回の文章は…身につまされるというか、 やけに心に響いて涙出たよ…。 恋愛する度しょっちゅうこんな切ない経験してきてたし。 まぁ、それだけじゃなく、今心も弱ってるしな…。 辛い過去がフラッシュバックして鬱orz
754 :
774RR :2005/06/13(月) 23:37:50 ID:ENaUO8dX
ここでリアル春樹たんの登場です ↓
755 :
774RR :2005/06/13(月) 23:52:15 ID:jDguEqY/
(´・ω・`) 呼んだ?
756 :
774RR :2005/06/14(火) 00:24:13 ID:CY0no38Q
リアル春樹タソキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
757 :
774RR :2005/06/14(火) 00:37:06 ID:6ooG1HFr
んなワケね〜だろ つ(現金)
758 :
774RR :2005/06/14(火) 00:42:30 ID:CY0no38Q
おはようございます、これから昼くらいまでに昨日まで書いた分をうpします。 続き↓ 彼女『その時はもちろんメチャメチャ腹が立ったわ、でもそれよりも・・・ ああ〜やっぱりもうダメなんだな〜っていうあきらめの気持ちの方が大きかったわ。 今思うとね、あの時あのアパートの前で別れる事に決めてたような気もするわ。』 俺はずっと、彼女の口元の辺りを見ながら話を聞いていた。もちろん俺には、彼女がそんな辛い時期を過ごして居たなんて事は知る由も無かった。 だがそれでも他愛の無いメールのやり取りに一喜一憂していた自分、それが情けなく真っすぐ目を見れずにいた。 彼女『あいつの車の前に立って電話したらすぐに出たわ、車の前を見ろって短く言って部屋の方を見た。 すぐに例の部屋のカーテンが少し開くのが見えて、電話の向こうでなんかバタバタやってるのが聞こえた。』 彼女『それから部屋の前に行ってブザーを鳴らして・・・・後はお決まりの修羅場ね、この辺はあまり話したくないなぁ・・・ごめんね。』 俺『いいよ・・・、話せる事だけで。』 彼女『うん・・・、ありがと』 もう彼女の声は、静かな真夜中でなければ聞き取れない程に小さかった。 部屋の空気は重く、もう彼女に話の先を促すのは酷すぎると思った。 時計を見ると3時少し前、後もう少しで夜が明ける。そう思った時、ふと思い付いた事があった。 つづく
760 :
774RR :2005/06/14(火) 09:51:11 ID:bDCSexei
彼女はいないけどヨメはいる、ってオチ?>春樹タン 自分も時々使う手ではあるが。
761 :
774RR :2005/06/14(火) 13:33:35 ID:glAuYNoN
>>760 >彼女はいないけどヨメはいる
と言うのは欺瞞だっ
ヨメ・ダンナの関係でも彼女・彼氏の関係だよっ!
と以前aikoが言っていた。aiko好きなわけではないが
妙に共感した。共感できるのも漏れが毒だからかナ・・?
駄レススマソ
>>all
つ(水)
続き↓ 俺『なあ、ちょっと車で外に出てみないか?』 彼女『今から?、どこに?』 俺『さあ?、出てから考えたらいいでしょw』 その数分後には車中の二人、コンビニで飲み物とおやつを買い込んで真夜中のドライブ開始だ。 だんだん部屋から遠くなるにつれて、俺も彼女も口数が増えて来た 。 話題はほとんどがバイクの事だった、北海道の真っすぐな道、旅、林道、キャンプ、そしてハーレーの事。 なんとなく山に向かうことにして走っていると、だんだん空が明るくなって来た。 ここいらで一番高い山の中腹ににある駐車場の隅に車を止め、手を繋いで薄暗い遊歩道を歩きだす。 数分で海が見えて素晴らしく、見晴らしがいいはずの東屋に着いた。だが残念ながら、濃い朝霧で何も見えなかった。 俺は霧で濡れたベンチに構わず座り、彼女を片膝に座らせる。彼女はにっこりと笑い、ありがとうと言った。 つづく
763 :
774RR :2005/06/14(火) 21:13:35 ID:XX9EAF7V
リアル紫煙(・∀・)y‐┛~~
つづき↓ その後しばらくは二人とも無言だったが、不意に彼女が淡々とした口調で語りだした。 ・・・その後はもう夫とはほとんど会話が無かった事、そんな中で二人が別れる方向で話し合いを始めた事。 彼女『別れると決めたら、もうあなたの事が気になって仕方なかった・・。 あなたが居なかったらあの時絶対実家に帰って、二度とこっちに来なかったと思う。』 俺『そうだったのか・・・』 彼女『その後はお互いの両親も交えて何度か話し合って、しばらく別居して二人とも頭を冷やせという事になったの。 それで住んでたアパートを引き払ってあいつは実家に、あたしは改めて一回り小さい部屋を借りる事にした。』 俺『それが今の部屋ってわけか・・・』 彼女『あたしってずるい女だよね、大事なことを全部隠してあなたと付き合ってた。 ・・・新しく部屋を借りる事にした時ね、もしかしてこのまま何も話さないで済むかもって勝手な事まで思ってたの。』 俺『・・・・』 彼女『その後は特に何も無かったから、もうあなたも知ってる通りよ。今年中には元の姓に戻るつもり、 ・・・これで全部話したわ。もうあなたに隠し事は一つもない、これからも絶対にしないわ。』 彼女は真っすぐ俺を見て、『いままで隠してて本当にごめんなさい、・・・こんなあたしでも一緒に居てくれる?』と聞いてきた。 俺は今までの疑念が一つ一つ腑に落ちていき、同時に心が晴れ晴れとしていくのを感じてた。 もちろん俺の返事は一つしかなかった、でも照れ臭いので明後日の方向を見ながら小さく頷いただけだったが。やはり何も言わず寄り添ってくる彼女、静かな時間が流れていった・・・。 周りは何時の間にかすっかり朝になっていたが、相変わらず霧が濃くて何も見えない。 彼女と手を繋いで車に戻りながら、そういえばもう夏も終わりなんだなあと思っていた。 つづく
つ(water)
766 :
774RR :2005/06/14(火) 21:30:34 ID:XX9EAF7V
まとめサイトの中の人もがんばってるな〜 SRX氏の話が載ってた! 現在の書き手の皆さん&まとめサイトの中の人 まとめて 紫煙!!! ○o。.-y(´Д`)y-.。o○ブハー
>>766 dクス
SRX氏の話はもうちょっと続きます。
2〜3人後にはサボテン氏も出てきますよ。
個人的には733さんに続きを書いてほしい…_| ̄|○キニナル
768 :
774RR :2005/06/14(火) 22:32:43 ID:BqCKk4Bs
>>まとめ人氏 激しく乙です!仕事早いっすね…。 大分現在に近づいてきてるし、 そろそろ次は春先の書き手ラッシュの辺りなんで超期待っす。 個人的にはヘタレ氏のをゆっくり読み返したいすね…。彼は今頃どうしているか…。
769 :
774RR :2005/06/14(火) 22:48:03 ID:xj88vYM3
中学から5年付き合った彼氏はバイクが大好きで。 後ろに乗せてもらって色んなところに2人で行った。 おかげであたしもバイクが大好きになった。 そんな彼に半年前に振られてしまった。 彼はすぐにサークルの先輩と付き合いだした。 そんなわけで、もうバイクに乗れなくなったわたしは、自分で運転するために免許をとった。 人一倍ちっちゃいわたしは人の何倍も転びながらなんとか免許をとり、今は自分の車を買うためにお金をためている。 暖かくなってきてついついバイクに乗りたくなり、彼の後ろに乗ってしまった。 バイクは楽しいけど、彼の背中を見るのは切なくて・・・。 バイクが好きだったのか、彼の後ろが好きだったのか、分からなくなった。
770 :
774RR :2005/06/14(火) 23:14:59 ID:BYHs8tNo
771 :
774RR :2005/06/14(火) 23:46:00 ID:MApC/YFk
>>769 そんな気持ちになるんだったら乗っちゃダメ!
自分をしっかり持ちなさい(´・д・`)
まさか、元彼に乗られたりしてないだろう…な?
772 :
774RR :2005/06/15(水) 04:34:51 ID:n0C1qSrv
773 :
774RR :2005/06/15(水) 04:43:08 ID:+yfmYT0Q
774 :
774RR :2005/06/15(水) 06:19:48 ID:dLj3ffeq
1〜2行目はともかく3行目がキモス
775 :
774RR :2005/06/15(水) 07:06:29 ID:ik0iXLAg
776 :
774RR :2005/06/15(水) 10:07:33 ID:5RkkHl2K
都合のいい女はもうちょっと自分を持って欲しい。
金づるにされているのに愛されていると勘違い。
セフレにされていることに気付かない。
殴られても付き合い続ける。
こういう女多すぎ。
身内に年頃の女の子がいたら
>>771 のような気持ちにもなるよ。
777 :
774RR :2005/06/15(水) 12:25:04 ID:NTOzsKXJ
>>776 なんで
>>771 がキモいと思われてるか理解できないオマエは
>>771 本人ですか?
一回病院で脳味噌の中身調べてもらえ、キチガイ
もしくは日本語勉強しなおせヴォケ
778 :
774RR :2005/06/15(水) 13:03:00 ID:H+l00P0E
|ω・`)ごめんくださいすぐに失礼しますので。。
支援(水)色々ありがとうございます。ゴチです。
つ(続き)
>>745 から↓
12月の日曜日の夕方。一人でスーパーで買い物していたら近所のおしゃべりで有名なオバサンと目が合った。(あ、嫌な予感。。)
オバサン「ねぇー、聞いたんだけど、冬子ちゃんが婚約してダメになったあの男のコ、先月結婚したらしいわよ。それがねぇ...」
私はオバサンの言葉を遮った。
私「もう、私とは関係ないんです。(笑顔)」
オバサンはハッとしたように、気まずそうに笑いながら逃げるように去って行った。
私はスーパーの中をカートを押して移動し、商品を手に取ったりした。でも心は別の事を考えていた。
婚約していた元カレとは高三の時から付き合った。制服で自転車で二人乗りして帰ったこと。初めて手をつないだこと。彼が免許を取って中古の車でドライブしたこと。バレンタインにトリュフを作ってあげたこと。。
可愛い小さな思い出が浮かんでは消えた。二人だけの思い出。一緒に思い出して笑い合う人はいない。。
スーパーを出ると駐車場のライトに照らされたバイクが私を待っていた。(キレイだな。。)
馬鹿みたいだが本気で自分のバイクに見とれた。たまらなくバイクが愛おしく感じる。
エンジンをかけて走り出す。どこも行くアテがないけど帰りたくない。。
私はアキオのバイト先のレンタルビデオ店を目指して走り始めた。
続
続き↓ ビデオ屋の駐輪場にアキオの赤い原付があった。 厚着してもやはり12月は寒い。バイクを停めて震えながら店に入る。新作のコーナーにアキオの姿をみつけた。 私「アキオ〜」 アキオ「オゥ!いらっしゃいませ。あ、アダルトはあちらですw」 私「アハハ。バカでしょw」 アキオと話していると私はいつのまにか笑っている。。 私「気分がパっと明るくなるような笑えるビデオないかな?」 アキオ「どした?なんかあった?」 私「...まあ。色々ありますわなあw」 アキオはしばらく顔を見つめていたが、どこかに行き、すぐにバタバタと走って戻ってきた。 アキオ「これ。オレのイチ押し!オレ、眠れなかった時、いつもビデオばっかり借りて見てたんだ。何でも聞いてよ♪」 私「へぇー『サボテンブラザーズ』...面白いの?」 アキオ「つまんなかったら金返すってw!...来週飲みに行くか?ホラ、免許取ったし。お祝い。」 私「うん。。そうだね。」 私は来た道よりもずっと温かい気持ちでバイクを走らせて家に向かった。 アキオが優しいのは大人になってもちっとも変わらないないなあと思いながら。。 とりあえずここまでです。今晩時間が出来たらまた来ますデス。。m(_ _)m 熊男さん続きマダかな〜
781 :
774RR :2005/06/15(水) 13:50:55 ID:BhXAwtzg
紫煙
782 :
774RR :2005/06/15(水) 15:09:27 ID:n0C1qSrv
冬子たんキター これはアキオたんが…? いくらでも水ありまつよ (*´∀`)つ(水) しかも絶妙のタイミング、ナイスです
783 :
774RR :2005/06/15(水) 16:57:03 ID:jlSiDqy7
サボテンブラザーズとはw アキオ渋いぞ
784 :
774RR :2005/06/15(水) 18:19:37 ID:zJLCtRHc
785 :
774RR :2005/06/15(水) 19:01:53 ID:5RkkHl2K
>777
気を悪くさせちゃったらごめんね。
マジでどこがキモいのかわからないや
>>774 が言っているように3行目?
誰か冷静な第三者の方俺に教えてください。日本語未熟だけどこんなに
叩かれるとは思わなかったよ。
786 :
774RR :2005/06/15(水) 19:37:05 ID:z4kwsZaH
都合のいい女たしかに居るよね。 都合のいいイベント厨とか、おだてて便利に使うんだよね。本人は幸せ。
787 :
774RR :2005/06/15(水) 19:44:40 ID:5GGEvSqL
>>771 はキモイって思わないなあ、むしろ
>>769 を心配してると思う。
>>776 も的を射ていると思うし、なぜそこまで叩かれるかわからん。
つか、キモイとまで言い放つ頭の中身がわからん。
だって、
>>769 だって懺悔するような内容の文書いてるじゃん?
自分でもわかってるんだよ、いけない事だって。
誰か「なぜキモイのか」を叩きじゃなしに分かり易く説明してくれ。
>>冬子タソ 俺のカキコ何ぞ楽しみにして頂いて、ありがとうございます。 次回はまたちょっと後になりそうですスマソ つ(温泉) 追伸 今年は四国ツーリングに逝くかもです。
789 :
774RR :2005/06/15(水) 20:59:10 ID:vaF18GyP
なんつうのかな?
いわんでも良いことを言う奴ってどうよ?
そんな奴は、周りから見たら引くべ?
それが
>>771 だと思うんだがどうよ?
まぁ、キモイ呼ばわりはどうかと思うが、人としておかしくね?
とまぁ、バイクにまつわるわらない恋愛しか
した事の無い俺は思うぞ。
790 :
774RR :2005/06/15(水) 21:05:11 ID:iuYRxcZg
>>789 >バイクにまつわるわらない恋愛しかした事ない
どっちだよw
|ω・`)あの... 続きを書いてまいりましたが。。お呼びでないですね。また来ますデス... 熊男さん四国は良いトコです。ぜひ!
792 :
774RR :2005/06/15(水) 21:15:31 ID:vaF18GyP
>>冬子タン 待ってたよ!!! つづきかいてくれ〜 おれのバイクにまつわるようなまつわらないような 話は良いからかいてくれ〜 つ(100億)
793 :
358 :2005/06/15(水) 21:18:41 ID:FwK7E2o8
>>791 お呼びじゃないことないよ。
続きキボンヌ
つ(水)
794 :
774RR :2005/06/15(水) 21:18:46 ID:iuYRxcZg
それを突っ込んだ漏れも つ(100億1)
(´・ω・`)ありがとうございます。大金に目がくらんで戻ってきました。。
話しが終わりが近づくと我ながらちょっと寂しいです。。
つ(続き)
>>780 から↓
クリスマスソングが街中に流れ出す頃。ナッツの散歩中にアキオの姿を見かけた。
私「アキオー!」
アキオ「おぉ!」
アキオとは前の週に飲み会で会っていた。免許を取ったら二人で飲みに行く約束は、アキオの提案で飲み会になった。
近所の同じ小学校からの仲間やアキオの妹や妹の彼氏など10人ほどが居酒屋に集まった。プチ同窓会のようで懐かしくて楽しかった。。
私「この前盛り上がったね〜アキオは最後かなり酔っ払ってたけど覚えてる?w」
ア「...おぼろげにw。」
二人でホットの缶コーヒー片手に池の回りを歩きながら、色々な話しをした。話はいつしか恋愛の話になっていった。。
私はずっと心にひっかかっていたことをアキオに聞いてみた。
私「誰かと付き合ったとして、いつかその人の気持ちが変わってしまうんじゃないかとか、アキオは不安になったりとか、ある?」
アキオ「んー確かに絶対に変わらないとは、言い切れないよね...。けどさー先のこと心配してもしょうがないんじゃない。」
アキオの言い方がいつもと違ってそっけない感じがした。
私「アキオは東京で彼女いたの?」
ア「...いない。仕事しか頭になかったから。けど...大阪にいた時はいたよ。」
続
796 :
774RR :2005/06/15(水) 21:32:51 ID:vaF18GyP
+ + ∧_∧ + (0゚・∀・) ワクワク (0゚∪ ∪ + テカテカ と__)__) +
続き↓ 私「もしかして、遠距離になったから別れたとか?」 私の言葉に、アキオの動きが止まった。 アキオ「別れたんじゃなくて.....事故で死んだ。オレの彼女。」 私はハッとして固まった。 私「...ごめんね。知らなくて...。」 アキオ「...違う。謝るなよ。オレ...」 私「無理して言わなくていい。余計なこと聞いてごめん...。」 私は自分に腹を立てていた。婚約が破談になった時、好奇心で話を聞きたがる人がいた。好奇心や下手な同情ほど人を傷つけるものはないと痛いほど知っていた。 だけど今、自分は同じような事をしてアキオを傷つけたのではないだろうか...。 アキオ「いや、冬子姉ちゃんに聞いてほしい。東京では誰にも言えなかったから...。」ポツリポツリとアキオは語り出した。 アキオが大阪にいた頃付き合っていた年上の彼女は、仕事の帰りに車にはねられて亡くなった。ほとんど即死状態だったそうだ。 アキオ「オレ、自分も死ぬかと思ったよ。苦しくて、苦しくて、苦しすぎて...。それで変な話しだけど、なんか自分の中でオレは一回死んだように感じてる。。」 アキオは彼女を亡くしてしばらくは大阪で自暴自棄の生活を送り、大阪を離れ東京に就職したのだった。 私はアキオが車の免許を取らなかった本当の理由をこの時に初めて知った。。 続
続き↓ アキオ「こっちに帰ってきてやっと彼女のことを落ち着いて思い出せるようになったんだ。それまでは思い出すのもつらかったよ。。」 アキオの言葉を聞きながら私は先週の飲み会を思い出していた。 二次会でアキオは、ふざけた曲ばかりカラオケで歌って場を盛り上げた。なのに一曲だけマジメな顔でブルーハーツの「ラブレター」を歌った。 その顔がいつもと違っていて印象に残っていた。。(あの時アキオの目が赤かったのはお酒のせいだけではなかったんだな。。) アキオの話を聞くうちに私は押し込めていた感情の蓋が開いた気がした。 私はアキオに自分のことを話し始めた。婚約していたこと、ずっと虚しい気持ちだったこと。バイクに乗り始めたきっかけの春樹さんの話。告白出来なくてモヤモヤした気持ちも。。 アキオは頷きながらじっと聞いてくれた。 アキオ「オレ、最近思うんだけどさ。好きだって気持ちをぶつける相手がいるってスゲー幸せなことなんだと思う。。 好きな人がいたりフツーに付き合ったりとか。誰もありがたがったりしないし、オレも彼女が死んで自分の前から消えて思うようになったんだけどさ。。 気持ちが変わることは人間だから、しかたないかもしれないけど。大事なことは、今を後悔しないように大切にすることなんだと思う。。 オレ、ずっと免許取ることも彼女を思い出すことも逃げてたけど...。もう逃げんのは、やめたよ。。」 続
続き↓ 私はアキオと話しているうちに涙が止まらなくなり、被っていたニットの帽子を鼻のあたりまで思い切り引っ張った。 しゃがみこむとナッツが心配そうに私に寄ってくる。私はナッツに顔を埋めてまた泣いた。 アキオ「泣くな!ナッツに鼻水がつくだろーがw」 私が泣きながら、えへへと笑うといつもどうりの空気が戻ってきた。 アキオ「オレさー...いや、やめとこw」 私「ナニナニ?言ってよ〜。(鼻声)。」 アキオ「や、、、オレの初恋、冬子姉ちゃんだからな。」 私「!...嘘デショ?」 アキオ「(謎の微笑)」 アキオは片手をポケットに突っ込んで手を振って見送ってくれた。 その姿に小さい時のアキオが重なって見えた。 アキオ、昔は泣き虫だったのに、いつのまにか立場が逆転してる。。 「好きだって気持ちをぶつける相手がいるってスゲー幸せなことなんだと思う。。。」 アキオの言葉が私の頭の中でグルグル回る。 ふられてもいい。ふられてもいいから春樹さんにちゃんと言おう。じゃなきゃ前に一歩も進めない。。 一時停止していた時計がまた動き出そうとしていた。。 今日はここまでです。続きは明日...かも。読んでくれてありがとうございます。。
800 :
774RR :2005/06/15(水) 21:51:56 ID:vaF18GyP
>>冬子タン 乙カレー(*゚ー゚)ノシ せがんどいてなんだけど、自分のペースで 書いていいよ〜
801 :
774RR :2005/06/15(水) 22:07:52 ID:iuYRxcZg
つ(水)
>>800 でも漏れの方が1円多いかんなw
802 :
774RR :2005/06/15(水) 22:55:51 ID:fe5nj0ji
冬子さん 乙です。
803 :
774RR :2005/06/15(水) 23:14:35 ID:Gm+K9L1C
>>789 そうかな?
言わんでも良いことってなして決めつける?
みんなが言わないから言うってのもありえるんじゃないかな?
言わなきゃ通じない事だってあるんジャマイカ
>>冬子たん
ハッピーエンドに期待してます。
つ(ハンカチ)
804 :
774RR :2005/06/15(水) 23:21:17 ID:vaF18GyP
>>803 恋愛に関して言えば、言葉にしなければならない事も
あるだろうが…
まぁ、社会に出ていろんな人の相手にしてると
だんだん判ってくるさ、ただの興味本位の言葉が
相手を傷つけるって事がね。
805 :
803 :2005/06/15(水) 23:34:55 ID:Gm+K9L1C
>>804 壁|ェ`*) <大人じゃ〜〜ん!!
まぁ、色んな人・色んな考え方があるんで
どれが正解かは状況によって各自で判断デツね
806 :
774RR :2005/06/16(木) 00:19:21 ID:NTV75NCH
,!ヽ ,!ヽ、 ,! ヽ _,..ィ´ ̄`)-‐‐‐'' ヽ / ´`)'´ _ !、 ageとくか… / i-‐'´ , ` `! <ここは良いスレでつね lヽ、 / Y ,! ヽ-‐‐/ l . l >‐'´` l ノ ヽ_/ ノ ,ノ o ヽ l _,イ i'.o r┐ ヽ、 ヽ、_ ,..-=ニ_ l ,!-l、 ノヽ、, ヽ ヽ _,.ィ'. ,! 、 `!、 `ー-、_ く´ l ヽ l ,! `! l ヽ、__ノ l `! `! ! l l l. l , l ヽ、 、_ ,ィ ノ l、_,! し' l l `l l
807 :
774RR :2005/06/16(木) 00:19:46 ID:yVuwv7gf
>804
>ただの興味本位の言葉が相手を傷つけるって事がね。
>>777 はここを言いたかったのかな?それともただの(ry
808 :
774RR :2005/06/16(木) 00:46:18 ID:MiIl8xme
まとめサイトの管理人さんいつもご苦労様です
809 :
774RR :2005/06/16(木) 02:36:27 ID:ItAqoIR1
今イイ感じ(と漏れが勝手に思っている)のオニャノコと遊びにいく約束をしました。 バイク一緒に乗ってみない?と言ったら、猛烈な勢いで拒絶されました(´・ω・`) 曰く 「ヤダヤダ!!バイクって恐い ヘルメット被ったりするんでしょ? それも嫌!絶対ヤダ!!!」 もちろん無理に乗せる気はないけど、ショックorz 漏れはどうすればよいでせうか。これ、脈はゼロ? ちなみに彼女、バイクに乗ったことはないそうです。が車は好きらしい… 漏れはクルマは免許すら無し。もうだめp
810 :
774RR :2005/06/16(木) 02:46:09 ID:psXjTxu1
というわけで、漏れはとあるスレで問いかけたことがあるわけですよ。 「大好きな女の子が、バイク大嫌いで、降りて欲しいといわれたら…貴様ら降りますか?」と。 入った即レスが 「冗談じゃない。降りませんよ。」 だった。
811 :
809 :2005/06/16(木) 03:09:36 ID:ItAqoIR1
812 :
774RR :2005/06/16(木) 03:13:44 ID:psXjTxu1
>>811 その次に入ったレスが、
「体の一部だからなぁ…無理だな…。」
だった。
お舞らダイスキ!!って思った。
で、泣いている
>>811 に朗報です。
漏れの彼女(10歳年下、ピッチピチ)は、バイク大嫌い。
前彼にはバイク売らせたらしい<V魔
でも、今は漏れのマジェの後ろにゴキゲンで乗ってます。
ガンガレ!!
813 :
774RR :2005/06/16(木) 03:15:28 ID:psXjTxu1
>>809 てかお舞様のいdに出てるバイク買おうと、現在考えているわけで。
渋りながらも、桶してくれてる。
ガンガレ。
814 :
809 :2005/06/16(木) 03:31:16 ID:ItAqoIR1
>>812-813 ありがとうございます、ガンガりますorz
何とか口説いてタンデムしてみて「あっ、意外と恐くないんだ♪」となればこっちのもだとは思うものの
「やっぱ恐えぇジャネーカ(#゚Д゚)ゴルァ」となったら、そこでジ・エンド。゚(゚´Д`)゚。
さらに不安要素があって、漏れはタンデム童貞なんすよね…
815 :
774RR :2005/06/16(木) 06:30:27 ID:Bg0xTNQN
どうしても女の子を後にのっけないと付き合えないのかね。 タンデムにはリスクがあるから、 バイク好きでもない子をむりやり乗っけるのもどうかと思うが。
816 :
774RR :2005/06/16(木) 07:55:53 ID:izBX4vm6
タンデム批判なら他でやってクレ。 好きな子にバイクを好きになって貰いたいのは悪いことじゃないっしょ。
817 :
774RR :2005/06/16(木) 08:31:20 ID:6orINFkE
ただ、その女の子が知り合い(最悪は前彼)をバイクで亡くしてたりしたら… まぁガンガレ
818 :
774RR :2005/06/16(木) 08:52:10 ID:Bg0xTNQN
バイクが好きになる=タンデムなのか? タンデムそのものを批判する気はないが、 事故が起きたら運転者以上に重傷を負う場合があり、 そうなった場合、自分の身の振り方も覚悟して人を乗せろ、ということ。
819 :
774RR :2005/06/16(木) 08:55:20 ID:ZNPfYswU
>>814 彼女が車○バイク×、
お前が車×バイク○だと、遠出するのが難しくなるなあ。
レディホークって映画思い出した。w
まあ、嫌なもの無理に乗せることは無いのでは。遠出は電車?
とりあえず、お前さんがバイク乗るのに文句言わないなら良いんじゃ?
うちは奥さんバイク乗らんが、文句言わないので特に問題なし。
ただ、自分は車も乗れるのが良いのかもしれんが。
820 :
774RR :2005/06/16(木) 16:50:15 ID:/XqJeaRY
自分の好きなことを一緒に楽しみたいって思うは自然なんじゃない?
無理矢理はどうかと思うけど、いわゆる食わず嫌いもあるし。
興味ないって言われても、実際体験してみたら楽しかったって感じる事は多々あるでしょ。
もちろん不評な場合もあるだろうけど。
好きになってもらうキッカケとしてタンデムしてみるのが一番お手軽なわけだ。
危ないのは確かだからそこは無視できない。
でもだからってそこまで批判しなくても・・・。
ただ、
>>817 の言う場合もあるよね。
そんな事情を言わせるまで、しつこく誘ったりしちゃダメだよな。
821 :
774RR :2005/06/16(木) 17:39:59 ID:BG0KNfmS
>>810 「趣味あたし、じゃダメなの?」て小倉優子に言われたら降りる。
822 :
774RR :2005/06/16(木) 17:56:44 ID:rgHmnXon
バイクが嫌なら俺に乗れ! と言ってヤリまくれ バイクに乗らないでと言われたら じゃあお前に乗らせろと言ってヤリまくれ!
823 :
774RR :2005/06/16(木) 18:00:48 ID:5Ius97oB
もちつけw
バイクに乗らない自分が想像出来ないなあ。
>>800 ワロタ なんかカワイイゾ
824 :
774RR :2005/06/16(木) 18:01:35 ID:pY+yUQef
>>813 な漏れの場合、「一緒に楽しむのは嫌。一人で楽しんで!」ってんじゃなくて、
「バイク降りて!バイク乗らないで!」
だったんだよなぁ。
俺がタンデムでお出かけしたいけど、カノジョが嫌がる、とかじゃなくて。
俺はバイク降りるって選択肢が取れなかったし、彼女はそれを許してくれたっつー恋愛話ですた。
825 :
774RR :2005/06/16(木) 18:03:33 ID:5Ius97oB
あ、カワイイのは
>>801 だった 漏れが落ち着けw
826 :
774RR :2005/06/16(木) 18:19:50 ID:5Ius97oB
お互いが最大限に努力してどうしても合わないなら別々に幸せになれる人がいると思って別れるのも ひとつの道かな。
827 :
809 :2005/06/16(木) 20:05:26 ID:yam8jfvM
なにやらお騒がせしました。 >彼女が車○バイク×、 >お前が車×バイク○だと、遠出するのが難しくなるなあ。 問題はそれなんですよ・・・ タンデムそれ自体が目的、というよりも「足」として 大いに活躍できると考えていたので・・・orz あるところに行きたいのだけれど、漏れは地方都市に住んでるので バイクがないと、近場でもバスや電車になっちゃうわけで・・・ でも指摘されたようにタンデムでの事故はリスクがでかいし 万が一事故っちゃ、本当に洒落にならないし・・・ ウアーン。゚(゚´Д`)゚。 あまりくだらない相談でレス消費するのも申し訳ないので 以後名無しに戻ります・・・
828 :
774RR :2005/06/16(木) 21:11:19 ID:DJQzOoNW
>>827 ウチの奥はバイクにまったく興味なしorz
乗ってみるか?と言っても「べつにいい」という始末・・・
しかしだ!!
一度乗ったら、やみつきになったらしく今ではg乗りヽ(*´∀`)ノ
しかしだー!!
この前、漏れのバイクのマフラー交換してきたら・・・
「ちょっと何で、自分のだけマフラー交換してんの!」(`゚д゚´)コルァァ!!
と怒られた。
こんな、はずではなかった _| ̄|○
829 :
774RR :2005/06/16(木) 21:41:40 ID:psXjTxu1
>>827 いdが変わりつつも
>>813 な漏れだが。
つまりだ、言いたいことは、
> もちろん無理に乗せる気はないけど、ショックorz
> 漏れはどうすればよいでせうか。これ、脈はゼロ?
脈零ってことはあるまい、てことだ。
カノジョはバイクに興味が無いままかもしれない。
興味も理解も示してくれないかもしれない。
はたまた興味も理解もしてくれるかもしれないし、興味なくても理解してくれるかもしれない。
「バイクがきっかけの」恋愛話では無いけど、「バイクにまつわる」恋愛話ではあろう。
しかも現在進行形。
熱く語ってくれ!!
>>828 パーツのお値段もばれちゃうしね…。
二人で楽しめるならイイジャーン!!
830 :
774RR :2005/06/16(木) 22:29:25 ID:llaUBAHO
バイクのカスタム誌でだんながZep1100で奥がZep750って夫婦のバイクが載ってたのを見たことが 奥が1100を負かすためにぼあうp&足回り変更。だんなが対抗してZep1100もチューンと カスタム地獄にはまってたようだ。 最終的に峠 750>1100 高速道路などのハイスピードステージ 1100>750となったらしい。 しかも、その雑誌の状態からまだ弄るとか弄らないとか…
831 :
774RR :2005/06/16(木) 22:42:33 ID:yVuwv7gf
お庭で盆栽をいじる老夫婦を髣髴とさせるな
>809氏 もし俺のレスがきつく感じられたとすれば書き方が悪かったのかもしれない。 すまない。 ただ809氏も認めておられる通り、タンデムは危険が増大することは間違いない。 もし安易に考えているとすれば、と思ってレスしたのだよ。 で、まずはバイクは置いといて彼女と信頼関係を深めていく、ということは出来ないのかな。 その上でバイクに興味を示したら、でどうだろう。 安易なタンデムには俺は反対するが、 809氏と彼女が(ふさわしければ)うまくいけばいいと俺も願っている。 失礼したが受け取ってくれ。 つ(杯)
833 :
774RR :2005/06/16(木) 23:01:06 ID:UuGz/NAq
流れブッタ斬りでなんだが、まとめサイトまた更新されてるね! まとめ人氏乙!過去の書き手さん達の足跡がこんなに早くみれるとは…素晴らしいですな。
834 :
774RR :2005/06/16(木) 23:52:36 ID:P7ECDQ01
>>817 氏の話絡みで俺の最近の状況なんだが…
俺(30)独身、彼女居ない暦一年
最近はもっぱらバイク仲間を集めて、毎週末ツーリングしてる
Nさん(35)既婚、今年いきなり大型二輪を取得、過去に彼氏がバイクで事故死したトラウマ有り…、
出会いのきっかけは、俺がバイク仲間を募集してたところにNさんからのメールから始まった。
ある日、一通のメールが届いた。
『今年に入って大型二輪を取得したんですが、今だにバイクは乗ってない初心者で、今はバイク探しをしてるんですけどお仲間に入れてもらえませんか?』
…と言う内容のメールだった。
俺は、つい最近にも初心者からのメールを貰って、現に乗り方も直で教える事があったので、この手の相手には慣れていた的な事もあり、最初は当たり障りの無いメールでやりとりしていた。
でも、バイクの選び方やジャンル毎の特性を説明している内に、相手もこちらに感謝される様になり、俺も真剣に俺のバイク話に聞き入る相手に興味を持っていたので、会って話をしたいと相手に伝えた処、向こうもそう思ってたみたいですんなり会う事になった。
続く…
835 :
774RR :2005/06/17(金) 00:02:40 ID:NTV75NCH
まとめサイトの中の人乙! サボテン氏の話が出てきたね、 だいぶ現在に近づいてきたが、この辺から 書き手が増えてきたんだよね。 中の人に ( ゚∀゚)つC
836 :
774RR :2005/06/17(金) 01:05:07 ID:lH4wOaOQ
まとめサイトってどこぉー(TДT) スレの上の方にあったサイト行ってみたんだけど、何個かしか話が無い 背景が真っ黒なHPしかなかったよー (携帯のサイトってトコにも行ってみました) 詳しいURL知ってる人居たら教えてぇ〜
>>809 女性がかまってちゃんのバイク嫌いなら厳しいかも…
838 :
834 :2005/06/17(金) 01:28:22 ID:MOJjyH7Z
続き… そして待ち合わせの日曜の夜… 俺とNさんはお互いの居住地の中間にある街の駅前で待ち合わせをした。 合流してからまず俺は驚いた… 基本的にメールや電話だけの相手の顔などは、全く想像や期待 (過去にメル友で過ちが…w) しなかった俺だが、Nさんの見た目の若さと綺麗さに思わずビックリしてしまった… 取り敢えず挨拶を交わし、中々相手の顔を見れない俺だったが…w 俺のバイクに積んできたNさん用に持ってきたメットを渡した。 その後、少し離れたファミレスに移動し、夕食を兼ねて雑談していた。 色々と話をしていたら時間が過ぎてしまったので、俺のバイクで送る事になった。 (この辺は当たり障りの無い会話等なので、割愛させて頂く…) 続く…
839 :
834 :2005/06/17(金) 01:52:43 ID:MOJjyH7Z
そして、Nさんの家の近くにある某店の駐車場に着いた… そこで着いてからも暫く雑談していた。 そして帰り際… 俺『今日は遅くまでありがとうございました! ほんと、時間忘れる程楽しく過ごせて会えて良かったです!』 Nさん「こちらこそこんな遠くまで、しかも遅くまで付き合わせちゃって… でも、私も今日は俺さんに会えて嬉しかったし、凄く楽しかった! 本当にありがとうね!」 その言葉を聞けただけでも俺は送った事が良かったと思っていた。 そして、俺も遅くなるからそろそろ帰ろうとした時に… Nさん「本当に気を付けて帰ってね…」 と言うと同時に俺の手を握りしめた。 俺が突然の事に驚いていると続けて… Nさん「今日は俺さんのおかげで、改めてバイクの楽しさも味わえたんだけどね… でも、でもね… バイクの運転には… 本当に、本当に気を付けて帰ってね… もう、バイクで… 大切な人を失いたくは無いから…」 続く
840 :
834 :2005/06/17(金) 02:22:35 ID:MOJjyH7Z
そう言った後のNさんの手は微妙に震えていた気もしたし、表情も不安そうなのとすぐにも泣きそうな感じだった。 ちなみに… 昔、付き合っていた彼氏がバイクで亡くなってしまった事… 気持ちに区切りをつけて、前々からの念願であったバイクに乗る為の免許を取得した事… その事を聞いていた俺も、突然の事で唖然としていたが… 俺『大丈夫、大丈夫だから… それに、今もNさんの温もりがしっかり背中に残ってるからね!w 特に柔らかい感触がww』 Nさん「もぅ〜馬鹿!w でも、本当に気を付けて欲しいの…」 俺『大丈夫!俺もNさんを悲しませる事はしたくないし、まだまだバイクに乗りたいからね!w』 と、Nさんの手を握り返して笑いながら言った… 俺『それに…』 Nさん「それに…? ん?なぁに?」 俺『いや、続きは帰ってからメールするよw』 Nさん「ずるい!w でも、無事に着いたらメールしてね…」 俺『分かったよ!w メールするのは約束するから、Nさんも早く帰らないとね!w』 と言って俺は家路に着いた… 続く…
841 :
834 :2005/06/17(金) 02:30:25 ID:MOJjyH7Z
無事に着いたので、早速Nさんにメールした。 さすがに時間が時間だから、いつもは夜中に返事がくる事がないのだが、この日はすぐにメールがきた… 「無事に着いたメールを読んで、やっと安心しました… 今日は本当にありがとうございました! それと、改めてバイクの素晴らしさと楽しさを教えてもらった事に感謝です! これからも、こんな私ですがよろしくお願いしますね! でも、バイクに乗る時は本当に気を付けて… あと、最後の一言の答えは… またのお楽しみ♪w」 俺はこのメールと、帰り際のあのNさんの優しさと思いやりに、すっかり勘違いしてしまった… ちゅーか、Nさんは今の俺の精神的にも支えになってしまっている‥ 例え、その相手が手の届かない相手であっても… この関係でもいいから、Nさんとはずっと関わり続けたいと思う今日この頃… まだ続きもあるけど、また話せる事があった時に… 駄文でスマソorz ちなみに家へ着くまで内緒にしてた事は、ここでも内緒にしておきますw
842 :
774RR :2005/06/17(金) 03:16:37 ID:72qmGAz2
>まだ続きもあるけど >ちなみに家へ着くまで内緒にしてた事 2点くわしく!!!!!!!1!!!
843 :
774RR :2005/06/17(金) 06:28:04 ID:JnAJEgZH
コンニチハ!...(´・ω・`)って誰もいないかな。。
今日の分をアップしたら次回で終わりです。
まとめサイト行きました。素晴らしいデスネ!
つ(続き)
>>799 続き
とうとう春樹さんに、電話することにした。告白する、決心で。。
私は溜め息を何度もついてようやく携帯の発信ボタンを押した。もう後戻りはできない。。
私「こんばんは。」
春樹「あー久しぶり。冬子ちゃん元気だった?」
私「はい。今、話しても大丈夫ですか?」
春樹「いいよー。今、帰ってきてちょうど晩メシ食ったところ。コンビニ弁当だけどw」
私「お疲れさまですね。忙しいんですか?」
春樹「そうでもないよ...。バイクの調子どう?」
しばらくは他愛のない話しを続けた。ひとくぎりついたところで私は話しを切りだした。
今日を逃したらもう言えない気がする。
私「話しが、あるんです。」
春樹「...なに?」
目を閉じて覚悟を決めた。
私「あの。一回しか会ってないのに、こんなこと言うとびっくり、するかもしれないけど...。
私、初めて会って名刺を貰った日からずっと春樹さんの事を考えてて、バイクに乗れるようになったのも春樹さんのおかげだしホントすごい感謝してて...何て言ったらいいのか...
うまく言えないんだけど、春樹さんのことが...好きなんです。」
続
845 :
774RR :2005/06/17(金) 13:57:38 ID:MQ0O3aos
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
>>845 あ、アリガトデス!
続き↓
しばらく静寂が続いた。その数秒がとても長く感じる。。
春樹「...気持ちは嬉しい。嬉しいけど...冬子ちゃんとは付き合えない...。」
私「...遠いからですか?」
私はそれだけ言うのがやっとだった。
春樹「いや違う...。言わなきゃいけないことがある。」
春樹さんは、あきらめたように溜め息をついた。
春樹「言わなきゃいけないと思ってたんだけど...。オレ、結婚してるんだ。」
私「......。」
春樹「騙すつもりじゃなかったんだ。なかったけど、いや、やっぱり嘘ついたし騙したんだな、オレ。。」
私「お盆にひとりでバイクで帰えるって聞いたから独身だとばっかり思いこんでた...。」
隠していた春樹さんに対する怒りよりも、結婚してると思いもしなかった自分を情けなく思った。
私は春樹さんのことを何も知らなかった。私にとっての春樹さんはバイクに乗った年上の優しい人。それしかなかった。
春樹「俺がうちに帰ってくるのが遅いのは仕事が忙しいのもあるけど、違う理由がある...。」
続
続き↓ 春樹「うちのヤツは今、入院してる。結婚する前からの病気があってね。専門の病院に移ったからオレの会社から少し遠くなって。だから病院に寄ると家に帰るのが遅くなるんだ...。 オレは一人息子で、うちの親は最初からカミさんが気に入らなくてね。結婚も猛反対。 なんとか結婚したんだけど、会うたびにうちの親が子供の話をするから、うまくいかなくてね。うちヤツは薬のせいで子供が望めないから...。 だからオレは何年も前からカミさん連れて実家へ帰えるのやめたんだ。でもやっぱり親だし。もう親も年だしね...。 オレは少しでも実家に帰る時に気持ちが軽くなるように、ひとりでバイクで帰るようになったんだ。。」 私は春樹さんが、「カミさん」「うちのヤツ」と口にするたびに、チクリと胸の奥が痛んだ。 春樹「冬子ちゃんに会ったあの日は、実は親とケンカみたいになってね。年を取ると同じことを何度も言うんだよね。。 また子供の話を持ち出されてイライラして黙ってバイクで実家を出たんだ。バイクで走れば嫌な気持ちも消えるような気がして...。」 私「それで、私と出会ったんですね...。」 春樹「冬子ちゃんに出会ってから初めてメールもらって、すごく嬉しかった。最初は冬子ちゃんを妹みたいに思ってたけどいつの間にか...。 もし冬子ちゃんとやり直せたら...って勝手なこと思ったりもした...。」 続
続き↓ 私は何も答えることが出来なかった。 春樹「けど、カミさんがね...。」 また電話の向こうがシンとなる。 私「奥さんに私のこと...」 春樹「話してない。けど感づいたのかな。あいつ『離婚してもいいよ。』って。。オレの目を見ずに。そんなの本心じゃないのバレバレなのに...。 ゴメン。こんな話しするつもりじゃなかったのに...。」 私「...私、春樹さんがいなかったら免許、取れなかったと思う。春樹さんと一緒に走りたいから頑張れたし...。けど...」 春樹「オレも冬子ちゃんと走りたい。でも...会ってツーリング行ったりしたら、自分を押さえる自信はないよ。 もっと傷つけてしまうかもしれない。。」 しばらく二人とも黙りこんだ。 私「本当はメールだけでもいいから続けたい。でも、やめます...。甘えてしまいそうだから。」 わざと明るく言った。言いながら自分に言い聞かせていた。そして。。 私「春樹さん元気でね、バイク気をつけて。。」 春樹「うん、ありがとう。冬子ちゃんもね。ほんとゴメンね。。」 私「謝られるとツライなw。でも会えてよかった。。」 春樹「オレも。。」 私「...サヨナラ。。」 電話を切っても不思議と涙は出なかった。これでよかったんだと何度も自分に言い聞かせた。。。 今日はここまでです。次回がラストですm(_ _)m
849 :
774RR :2005/06/17(金) 14:55:53 ID:ww1FBCK4
つ(涙) & つ(ハンカチ)
850 :
774RR :2005/06/17(金) 15:28:18 ID:/0+bmCPR
>>848 昼間から、ちょっぴり泣いてしまった(´・ω・`)
851 :
774RR :2005/06/17(金) 16:23:07 ID:wh9Arc/l
(ハンカチ)⊂
ちょっとお借りします。
自分
>>760 です。
自分で言っといてなんだが
これって切ないよー(´;ω;`)
852 :
774RR :2005/06/17(金) 16:34:47 ID:nMnh7jjh
>>848 い、痛い。
760の通りだったのか。ずるいよなあ、それは。
気持ちはわからんでもないけどな。
853 :
774RR :2005/06/17(金) 16:55:31 ID:514dpzgP
>>冬子さん あ〜切ないな〜 次回でラストか・・・って事は、もう1人の登場人物、アキオが関係してくるのかな? つ(ガンガレ)
>>冬子タソ 日帰りのツーリングで遠くに行き過ぎて、間違いなく明るい内に帰れない俺が家から250`離れた道の駅から半分飲みかけでスマソですけど つ(抹茶)
855 :
774RR :2005/06/17(金) 21:05:34 ID:dJc6sjsE
>>冬子タン 切ないな…みんなにいっぱい持ってきた、使ってくれ。 ハンカチいっぱい持ってきたよー ∧__∧ (ハンカチ)(ハンカチ)(ハンカチ) ( ´TωT) (ハンカチ)(ハンカチ)(ハンカチ) /ヽ○==○(ハンカチ)(ハンケチ)(ハンカチ) / ||_ | (ハンカチ)(ハンカチ)(ハンカチ) し' ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄(_)) ̄
856 :
774RR :2005/06/17(金) 21:36:19 ID:VGS8BxD8
アキオと結ばれるのだけは避けて欲しい。ダメ、ゼッタイ!
857 :
774RR :2005/06/17(金) 21:42:39 ID:t6lq1fO0
ネタバラシするなカス
858 :
774RR :2005/06/17(金) 21:54:39 ID:/yP+CWe7
>>856 マンガやゲームで好きな女性キャラが嫌いな男性キャラとくっつくと
「なんでだよ!○○ちゃんはこんな奴と結ばれても幸せになれない!
それなら俺の方が(ry」とキレるタイプですか?
859 :
774RR :2005/06/17(金) 22:04:42 ID:2ETY5PdF
860 :
774RR :2005/06/17(金) 22:09:49 ID:/yP+CWe7
861 :
774RR :2005/06/17(金) 22:43:13 ID:kadBc3C2
なんだかんだ言っても、みんな注目してるんだな
862 :
774RR :2005/06/17(金) 22:46:37 ID:UELG0Hdn
つ(ハンカチ)⊂ 漏れにも貸してくだちぃ。ディスプレイがかすんじゃって...。
863 :
774RR :2005/06/17(金) 22:54:38 ID:5hTaOuD9
冬子さんの衝撃の一発!! 紫煙
864 :
774RR :2005/06/17(金) 23:06:42 ID:VGS8BxD8
>858 いや、違うよ。こっちが駄目だからあっちっていうのは萎えるだけ。 恋愛漫画は見ないし、ゲームもやらないよ。
865 :
774RR :2005/06/18(土) 00:13:41 ID:yoUFcgkn
親戚だからという理由じゃないんかいw
866 :
774RR :2005/06/18(土) 00:21:07 ID:hKb1Ko62
これは避けて欲しいとかこういうのは萎えるとか、お前だけのために 書いてるわけじゃないんだからさ… 変な注文つける前に、まずは黙って最後まで読もうや。 >>書き手さん全員&まとめサイトの中の人 つ(水)
867 :
774RR :2005/06/18(土) 00:21:59 ID:6f05Rva7
>>866 まったくだ
ただ、途中で書くのやめるのだけはカンベンな!
868 :
774RR :2005/06/18(土) 00:27:22 ID:bNdFC1HO
まあ、書き手さんの書き込みを静かに待ちましょうや。 つ(珈琲)
869 :
774RR :2005/06/18(土) 00:43:27 ID:NyzZSCd/
∧_∧ ( ´・ω・) みなさん、お茶が入りましたよ・・・・。 ( つ旦O と_)_) 旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦旦
870 :
774RR :2005/06/18(土) 00:48:03 ID:JMIl9b3F
冬子、もう俺と付き合えよ
871 :
774RR :2005/06/18(土) 00:57:22 ID:AesWOIYp
つ(らーめん)
872 :
切捨てゴメン :2005/06/18(土) 00:59:25 ID:fD7O5KJ6
>>870 この野郎…この雰囲気の中で平然と言ったな!?
越えちゃイケねーラインを越えやがったな
○
.∵ ○ ノ
':. | ̄
_ト ̄| / >
873 :
774RR :2005/06/18(土) 01:01:46 ID:CkDiVGBH
>>872 殿、
そのいくさ私も助勢致しますぞ!
ヽ
(_● :'. ; ':, ○ ノ
_/> ; :' ○ | ̄
/ > _| ̄| / >
874 :
774RR :2005/06/18(土) 01:10:23 ID:bNdFC1HO
875 :
切捨てゴメン :2005/06/18(土) 01:19:54 ID:fD7O5KJ6
>>873 おぉ!頼もしい…
>>874 ちと、拝借つかまつる
ヽ
(_● :'. ; ':, ○ ノ
_/> ; :' ○ | ̄
/ > y=-_| ̄| / >
876 :
774RR :2005/06/18(土) 01:32:41 ID:VhKCh1P5
ヽ (_● :'. ; ':, ○ ノ _/> ; :' ○ | ̄ / > ε=_| ̄| / >
877 :
774RR :2005/06/18(土) 02:09:55 ID:FYG1q/Iy
878 :
774RR :2005/06/18(土) 02:34:25 ID:dA9s6ul0
ワロタ
879 :
774RR :2005/06/18(土) 12:53:06 ID:JUf5mHk/
最近は読み手が書き手に感謝してるのがよく伝わってくるね
880 :
774RR :2005/06/18(土) 13:19:01 ID:Cqksxa7j
書き手あっての恋愛スレだからな。 読み手として最低限のマナーくらいは守っていきたい。 ところで熊男氏のコテを見るたびに熊先生を連想してしまう 俺はどうしたらいいですか?
881 :
774RR :2005/06/18(土) 13:29:36 ID:dKvQxZJ0
「布団を敷こう。な!」
882 :
774RR :2005/06/18(土) 13:38:29 ID:MMFfT3ZV
>>821 良かったな。一生バイクに乗れるじゃないか。
883 :
774RR :2005/06/18(土) 14:54:01 ID:1cRbXW3W
まとめサイトもついに名無しZ氏が出てきたな。 サボテン氏は仕事忙しいのかな?数スレッドに跨ってるね。 9thから見始めたから懐かしい顔ぶれだ。
884 :
774RR :2005/06/18(土) 19:08:21 ID:/XfY8PWh
>855 ハ・・・ハンケチ・・・
885 :
774RR :2005/06/18(土) 20:59:58 ID:iA7i4uA9
まとめサイトの中の人乙! もうだいぶ、最近の話に近づいてるじゃん! それにしても、過去の話とかで 読んだことがあるはずなのに、いまだに切ない気になるな…。・゚・(ノД`)・゚・。
886 :
774RR :2005/06/18(土) 21:13:12 ID:ptFb1/ne
今年春先辺りのコテハン書き手は良質だったしなぁ。 明るいノリで(一応)ハッピーエンドの 名無しZ氏に、 真面目で一生懸命さが伝わる、でも悲しいバッドエンドだったヘタレ氏、 今も続き期待をもたせられるサボテン氏、 イイなぁ、やっぱこのスレは…。
887 :
774RR :2005/06/18(土) 22:00:13 ID:yFAhpwry
書き手は好き 住人は(自分含め)好きじゃない
888 :
774RR :2005/06/18(土) 22:05:03 ID:5fcnNLqA
>>887 そんなこと言うなよ。
悲しくなるじゃないか、、、、、、、、。
889 :
774RR :2005/06/19(日) 00:14:35 ID:dlZBncki
>>冬子さん 結婚してるんじゃないかと予想してたが 現実になると切ないな つ(ハンカチ) 俺と食べようぜ つ(ラーメン)
890 :
774RR :2005/06/19(日) 01:07:31 ID:Y/XAta3C
冬子さん最終回マダー?
891 :
774RR :2005/06/19(日) 01:23:12 ID:hKQFEZCj
激しくSEX 乳揉みまくって乳首吸いまくる! 最強
892 :
774RR :2005/06/19(日) 02:04:40 ID:xI9jr9rI
最終回 期待大 891よ そんなこというでないぞ。
893 :
774RR :2005/06/19(日) 02:28:31 ID:LSypdhu2
(ハンカチ)⊂ ハンカチください 好きな人を諦める気持ちがすごくよくわかるんです 今日大切な人と別れてきたから
894 :
774RR :2005/06/19(日) 02:34:38 ID:w7LIlxUl
895 :
774RR :2005/06/19(日) 02:36:38 ID:Y/XAta3C
>893 ヤクザ氏(女史?) バイクをからめて詳しく!
896 :
774RR :2005/06/19(日) 07:50:28 ID:Lcm3+AR5
昨晩友人の 「いけめんではないのに、モテる奴」 と合ってきた・・・。 飲み屋に行ったらそいつ、店員の女の子にいきなり 友人「あOOさん、今日はコンタクトなんだ?素顔の方がずっと綺麗ですね。」 店員「・・・・・・。(照れてる)ありがとうございます。」 友人「お世辞だと思ってるでしょ?本気で俺はそう思ってますよ。(真顔で女の子の目を見つめながら)」 店員「・・・・・・。(顔を赤らめて、友人から目線をはずす。)」 俺「・・・・・・・・。(あんぐり。あいた口がふさがらない。」 その後 俺「お前こんなとこで口説くなyo。」 友人「???ん???。口説いてなんかいないよ?本気でそう思ったから言っただけ。」 自然にこんな歯が浮く台詞を、吐ける奴は初めてだ・・・。
897 :
774RR :2005/06/19(日) 09:47:34 ID:vv3JpzRP
898 :
774RR :2005/06/19(日) 12:27:37 ID:9z/ToV/I
>>896 そう言うセリフは慣れれば直ぐに出るもんだよ。
「あ、○○さん。髪型変えたんだ。大人っぽいね。色気を感じるよ(笑」
「えー、本当ですかぁ〜。嬉しい(笑」
本当に思った事を言っているだけだけど、たまに周りの男と俺を比較すると
ちょっと普通じゃ言わないセリフかもって思う。
工3の俺でも言えるからきっと言えるようになるよ|`・ω・)ノ
899 :
774RR :2005/06/19(日) 13:36:13 ID:yKnCYbAe
900 :
774RR :2005/06/19(日) 15:45:20 ID:LSypdhu2
>>895 たいして面白くも無い話ですから控えます
901 :
774RR :2005/06/19(日) 16:32:00 ID:mWrvAwpn
902 :
:2005/06/19(日) 17:30:42 ID:uHt6CSLX
。・゚・(ノД`)
903 :
774RR :2005/06/19(日) 17:45:08 ID:T91mZJkM
。・゚・(ノД`) うわぁぁぁぁん カーチャンスレに張ってもいい?
904 :
774RR :2005/06/19(日) 17:46:45 ID:T91mZJkM
。・゚・(ノД`) うわぁぁぁぁん 。もうあったoraごめんなさい。
905 :
774RR :2005/06/19(日) 17:53:37 ID:rnMGckHq
906 :
774RR :2005/06/19(日) 19:09:19 ID:MBYlE9Zx
今日も300キロ走ってきた。 でも、福島の山ん中じゃ すれ違っても軽トラくらい……orz
コンバンハ!(´・ω・`)遅くなってゴメンナサイ
ちょっと長めですが今日で最後なのでどうかお許しを。読んでくれる全ての方々アリガトウゴザイマシタ。。
つ(最終回)
>>848 続き
春樹さんとの12月の最後の電話の後、私は携帯の番号も、アドレスも変えた...。
変えなければ決心が揺らいでメールをしてしまいそうだった。。それから、
もしかして連絡があるかも...と、どうしても期待してしまう日々が辛かったからだ。。
まだ寒い三月、私は一人で一泊の傷心旅行ならぬ傷心ツーリングに出掛けた。
私は春樹さんと一緒に走りたかった岬を目指して走った。。
そこに何が待っているわけではない。でもどうしてもそこへ行きたかったのだ。
春樹さんには、もう二度と会えないのだろう...。そう思うと、走りながら涙が溢れた。。
拭いても拭いても流れ落ちる涙。。しかしシールド越しに春の日に照らされ、涙は次第に乾いていく。。
岬に着き、空が少しずつ染まって太陽が沈むまで私は海を眺め続けた。。
バイクに乗れるようになったのも、今、ここでこの景色を見ているのも、みんな春樹さんと出会ったから。。。
私は心の中で春樹さんにアリガトウ.....と呟いた。。
...それから、私はツーリングクラブにも入らず、週末になるとひとりでバイクで走った。天気の良い日に一人でのんびり走るのは心地良く、心が癒されていった。
しかし走っていて綺麗な景色に出会うたびに、誰かとこの景色を眺めることが出来たらいいのになあ...と思っていた。。。
続
908 :
774RR :2005/06/19(日) 19:21:12 ID:MBYlE9Zx
続き 六月の早朝、携帯電話が鳴った。眠くて無視していたが電話はひつこく鳴り続ける。寝ぼけたまま仕方無く携帯に出た。 私「...ハ..イ」(怒) アキオ「おはよ!ちょっと窓開けて外を見てみ?」 私「ふぇ?(つД`)〜」 カーテンを開けると、バイクにまたがった得意そうなアキオが手を振っていた。 私「!?」 現状が飲み込めないまま階段を駆け降りて玄関から走り出た。 アキオ「おはよ!免許取っゾ!じゃじゃーん!(免許証を見せる。しかも大型...)どうよ?オレの愛車は♪」 寝癖のついたボサ髪で立ち尽くす私。。 私「うそー...」 『バイク』よりも『オートバイ』という言葉が似合いそうな単車...。磨いたらしく、朝の光に照らされてピカピカ光っていた。 私「こ、こういうの、アキオ、好きなんだったっけ..?」 アキオと目の前のバイクが結びつかなかった。 アキオ「オレ、昔、いとこの兄ちゃんに借りて『バリ伝』読んでたからなw。 これ、教習所通ってる時にバイク屋で一目ぼれして頼み込んで安くしてもらったんだよね。 ジャケットとか色々買ったから今月もう金がねーよw。」 私「....。.....ばりでんって...ナニ?」 アキオ「いいからいいからw。タイヤの皮むきに付き合ってよ。15分待つから、その寝癖を直してツーリングの用意してきて下さいw」 この日からアキオと私は二人で走りに行くようになった。。。 続
続き アキオが地元の会社に再就職し、私と休みが合うようになっていたので、週末は二人でよくツーリングに行った。。 ある時、山道を走っていると突然雨が降って来た。 峠道はコンビニどころか雨宿りする場所も見当たらない。雨はだんだん強くなり土砂降りになってきた。 私は夏の雨なのですぐに上がるだろうと思っていたし、レインウェアを持って来ていなかった。 前を走っていたアキオが突然、道の脇にバイクを停またので私も慌てて脇にバイクを寄せて停まった。。 アキオ「コレ、着な。」 アキオは持っていたレインウェアを私に差し出した。 私「いいよいいよーw」 私は笑いながら押し返そうとしたが、アキオはレインウェアを私に押し付けた。 アキオ「いいから!...さっさと着ろ。」 アキオは雨音にも負けまいとするかのように強い口調で言うと、さっさとバイクに戻っていく。。 私はアキオの少し大きめのレインウェアを着て走った。。 雨はその後すぐに止んだが、この時から私はアキオを意識するようになっていったと思う。。 その夏はツーリングだけでなく、アキオの妹や妹の彼氏と4人で花火を見に行ったり、アキオと友達たちみんなで海に泳ぎに行ったりした。にぎやかで、楽しい夏が過ぎた。。 私はアキオが私のことをどう思っているのか気になっていた。 そして『その瞬間』は突然やってきた。。 続
911 :
774RR :2005/06/19(日) 19:39:11 ID:3LkrJXSE
>>冬子タソ つリアルC 。・゚・(ノД`) ・゚・。
続き 九月。二人で海沿いに走りに行った。バイクを停めて岩場に降りることにした。 足場が悪かったのでアキオは私に 「気をつけな。なーんかトロいから転びそうw」 と言いながら手を差し出してくれた。 「ありがと。」 私はアキオの手を支えに岩場を降りた。 しかし岩場を降りてもアキオは私の手を離そうとはせず、そのままゆっくり歩き出した。 (*´`)......。私はアキオの手を、そっと握り返した。。 手を繋いだまま、二人で黙って浜を歩いた。アキオと二人でいて、それまでで一番ドキドキしていた。 浜辺のコンクリートの階段に二人で座る。 アキオ「夏の終わりって毎年寂しいなー。」 私「...そうだねー。祭のあとって感じ。。」 あまり人気がない場所なのか、季節が過ぎたからか、人影はない。 アキオ「...オレさあ、もう誰も好きになれないかもなーとか思ってたんだけど..すごい大事にしたい人が、出来たんだよね...。」 私はうつむき加減にコクンとうなずいた。 「冬子...」 アキオは初めて私の名前を呼び捨てで呼んだ。そしてぎこちない手つきで私を抱き寄せた。。 私の唇に、アキオの唇が、重なった...。。。 長いキスの後、唇が離れるとお互いに目を合わせ、照れて苦笑いした。 アキオ「大事にする。泣かさない...好きだから。。」 私「ワタシも...。」 続
913 :
774RR :2005/06/19(日) 19:45:47 ID:jVoVEdxz
ドウナル (´Д`≡´Д`) ドウナル
続き 翌年、◯◯寺にアキオと初詣に行った。元旦もだいぶ過ぎていたので参拝者は少ない。 ロープウェイで上に登る。山上は雪が残っていて寒かった。 たくさんの仏さんが並んだ参道を手を繋いで歩く。 「この仏さんたちみんな顔が違うねー。」 などと言い合いながら真っ白な雪道を踏み締めて歩いた。 お参りを済ませて元きた道を歩き出すと、アキオが雪をぶつけてきたので、じゃれ合うように雪をぶつけあった。 私「こんなところで遊んでたらバチが当たりそうだからやめようよーw」 また手を繋いて歩き出す。 アキオ「なあ、冬子...」 私「ん?」 アキオ「...オレと一緒に住むか?」 私「...いいよ。」 淡々としたプロポーズだった。 アキオ「じゃ、いいものあげるから手を出して。」 そう言うとアキオはキンキンに冷えた指輪を、私の手の平に乗せた。 ラッピングも箱もない剥き出しの指輪。。びっくりして嬉しくて目がうるんだ。 私「アリガトウ...。」 その時に見たアキオの笑顔。アキオの後ろに広がる真っ白な雪。この瞬間をずっと覚えておこうと、私は懸命に目に焼き付けた。 私たちはその年、籍を入れ結婚した。いつかは二人で四国遍路をバイクで廻ろうかと話している。アキオの亡くなったお父さんと それから亡くなった彼女にも、幸せにやってますと伝えたい。。。 これで私の話は終わりデス。温かいレス、励ましをありがとうございました。 (ノД`)・゜
915 :
774RR :2005/06/19(日) 19:52:37 ID:zZGLjFDE
オメデトウ! お幸せに!! つ(花束)
916 :
774RR :2005/06/19(日) 20:05:00 ID:yL21zthO
冬子サン、乙。いい話でした。 ハッピーエンドでよかったですね。 ところで、冬子/春樹/アキオ、 夏はナッツ?
917 :
774RR :2005/06/19(日) 20:15:57 ID:jVoVEdxz
全米が泣いた
花束ありがとう そうです!名前に気がついてくれてアリガト。 ナッツ(仮名)はもうバアチャンで最近太り気味ですが今も元気です! 沢山レスもらって本当に嬉しかったです。今日で名無しに戻りますが楽しみに読み続けます。 >熊男さん名無しで支援しますネ!
919 :
774RR :2005/06/19(日) 21:19:41 ID:ydIwx3yh
>>918 最後の最後まで涙ぐませやがって!!謝罪と(ry
・・・それはまぁ冗談にしても、乙彼ですた(´∀` )
最後の最後で、そうきたかーって感じになったのは、ここだけの話(w
920 :
774RR :2005/06/19(日) 21:22:23 ID:yKnCYbAe
冬子サン ∩ ( ⌒) ∩_ _ /,. ノ i .,,E) ./ /" / /" ./ / _、_ / ノ' / / ,_ノ` )/ / ( / good job! ヽ | \ \ 良い話をありがとう!!
921 :
774RR :2005/06/19(日) 21:41:47 ID:Y/XAta3C
>916 気付かなかった・・・ >918 親戚っていとこ同士ってことでOK?いとこはいいよね。
922 :
774RR :2005/06/19(日) 21:50:07 ID:Of1NkiFD
久しぶりに見にきたらなんだなんだチクショー。いい話っぽいじゃねえか。 春樹さんとの出会いあたりから読み返してくる_| ̄|○
923 :
774RR :2005/06/19(日) 21:59:17 ID:9bJ9IxKk
>冬子 。・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆。・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆ 。 ◇◎。: ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ O☆☆。∂: (´∀` ) < 乙&おめ :∂i:☆ \⊂ \_______  ̄ ̄ 。・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆。・:*:・°'★,。・:*:♪・°'☆
924 :
774RR :2005/06/19(日) 22:02:52 ID:MBeNyh10
で、ケコーンしてから何年経つんだと聞いてみたい俺。
925 :
774RR :2005/06/19(日) 22:16:08 ID:W7ZrRiXH
>>冬子タソ 乙!&オメ!
926 :
774RR :2005/06/19(日) 22:19:59 ID:Lcm3+AR5
テスト
927 :
774RR :2005/06/19(日) 22:21:32 ID:bo3ooemZ
\ \∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!! \ /三√ ゚Д゚) / \____________ \ /三/| ゚U゚|\ \ ,,U (:::::::::::) ,,、,、,,, \オーーーーーーーッ!!/ \ //三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧ 1000ゲトー \ ∪ ∪ ,,、,、,,, ( ) ( ) ) ∧∧ ≡≡≡ \ ∧∧∧∧∧ ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧ (゚ー゚*) 、 ≡≡≡ < 千 > ( ) ( ) ( ) O┬Oc )〜 ≡≡≡ .< 取 > (*)ι_/(*) ≡≡≡. < 予 り > ―――――――――――< 合 >――――――――――――――― < 感 戦 > ∧_∧ い、今だ1000ゲットォ!! < !! の > 1000ゲットしますた ( ´Д` ) .∧ ∧ =- /∨∨∨∨∨\ /, / (゚Д゚;) ≡=- / \ (ぃ9 | ⊂┯⊂) ≡=- / \ / /、 (ヽ\ ヽ ) ≡=- ./ \ / ∧_二つ し\J =- /今だ!1000ゲットォォォォ!\ . /  ̄ ̄ ヽ (( ̄(◎) ≡=- / ∧∧ ) (´ \ / /~ ̄ ̄/ / . / ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´ ;;;≡.\ )⌒ _ ノ / ./ /  ̄ ̄ (´⌒(´⌒;;.\ \ | / ( ヽ .し \__つ
928 :
冬子さんお幸せに :2005/06/19(日) 22:24:54 ID:wxpdzbFK
>>冬子タソ おめでとう(・ω・)ノ 何だか、ドラマのような出会い…ドキドキするような恋… そして切ない別れ… 最後は、ちょっぴり嬉しく切ないハッピーエンドでしたね とにかく2人仲良く頑張ってね コノコノォ( ^∇^)σ)゜ー゜)プニッ
929 :
774RR :2005/06/19(日) 22:41:21 ID:fLLh94ks
彼氏が刀じゃないことを祈ってる・・・
930 :
774RR :2005/06/19(日) 22:47:46 ID:mWrvAwpn
そういえば、次スレって立ったのか?
931 :
774RR :2005/06/19(日) 23:13:03 ID:vAbuSx6b
いくらなんでも次スレにはまだ早いだろう… 過去の流れを見るとスレ立ては970〜980くらいでちょうどいい。
932 :
774RR :2005/06/19(日) 23:13:23 ID:w7LIlxUl
冬子タソ激しく乙。 なんか…画面がぼやけてきたでつよ(;つД`) とにかくGJ!!
933 :
774RR :2005/06/19(日) 23:50:09 ID:6GmT5X1W
934 :
774RR :2005/06/19(日) 23:58:02 ID:w7LIlxUl
935 :
774RR :2005/06/20(月) 00:05:19 ID:JWNlnvgN
>>918 冬子タソ
素敵な話、乙ですた(*´ω`*)つ(花束)
937 :
774RR :2005/06/20(月) 00:55:38 ID:m1ExCob+
一晩で書きたいと思って書き込んでいます。 自分の気持ちや感情を曝け出して ここに書くことでうまく自分の位置を確認したい なと。 独り言みたいな感じになるかもしれないですが・・・
938 :
774RR :2005/06/20(月) 01:13:14 ID:BEVis3WS
939 :
元鈍感 :2005/06/20(月) 01:29:47 ID:tamw64e5
えと・・・俺も書いてイイ? また荒れるかなぁ・・・。
940 :
774RR :2005/06/20(月) 01:35:12 ID:cdN++I50
さあ来い。 いや、来てください。
941 :
774RR :2005/06/20(月) 01:36:57 ID:jb2p842h
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 荒らしはスルーすればよろし
942 :
774RR :2005/06/20(月) 01:43:50 ID:nuvkiHAB
ここは書き手さんあってのスレですから、反対する理由が見つかりません。
943 :
774RR :2005/06/20(月) 02:09:35 ID:Ut1STtL5
冬子さん、感動しました。 ここに書いてくださり、ありがとうございました。 またひとつこの板に伝説が加わりましたね。 ぼくも冬子さんのようにロマンチックで、でもせつない恋をしたいなぁ。
944 :
774RR :2005/06/20(月) 04:13:44 ID:3/plcoB4
冬子殿、むちゃくちゃよかったずらー(とnoま)
945 :
774RR :2005/06/20(月) 10:50:06 ID:9Se8XKJg
鈍感野郎さんがキター!( ´∀`)
946 :
774RR :2005/06/20(月) 11:41:03 ID:mHprYauj
>>939 「元」鈍感って?????以前の書き手さんなの?
今は敏感ってことか
947 :
774RR :2005/06/20(月) 12:17:41 ID:zBCAEc/V
まとめスレを見るよろし。
948 :
774RR :2005/06/20(月) 12:23:03 ID:zBCAEc/V
ところで次スレのテンプレ、まとめサイトは新しい方の名前&アドレスを載せないか? 最初のサイトはもはや放置状態だからなぁ…。
949 :
774RR :2005/06/20(月) 12:23:47 ID:ljv2PoV7
1184 名前: 元祖もとやん 投稿日: 2000/06/21(水) 06:23 実際あったらどういちごさんはどう思うのだろう。 「あんだ このデブ!」とか?ぷぷ やせとこう・・・ 1198 名前: 元祖もとやん 投稿日: 2000/06/22(木) 13:18 おれ はは好きだなあ・・・ 1208 名前: 元祖もとやん 投稿日: 2000/06/23(金) 11:43 おー おんなじ日だ!!!! 会えるかな いちごさんと!!! ダイブしてすっとんだ下にいちごさんとか。 ぷぷ そんときゃ ごめんなさい。 1213 名前: 元祖もとやん 投稿日: 2000/06/26(月) 06:19 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 ふたりで単車乗ってラーメン食いに行ったら おいちいでしょうねえ。うん。
950 :
774RR :2005/06/20(月) 12:25:09 ID:ljv2PoV7
けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。 けっこうラブラブだよねー いちごさん。 おいちいでしょうねえ。うん。
951 :
青い翼 :2005/06/20(月) 12:51:38 ID:SSvswxvk
冬子さんオメ! 私も子供が落ち着いたら相方を後ろに乗せて四国遍路を回りたい。 鈍感野郎さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
952 :
774RR :2005/06/20(月) 14:11:20 ID:gn4JlaM0
冬子サンおめ〜! できれば冬子さんとアキオのバイクの車種を教えて〜
953 :
774RR :2005/06/20(月) 15:03:37 ID:EZvxLDjv
冬子サン ZZR? アキオ カタナ? と予想。
954 :
774RR :2005/06/20(月) 15:14:36 ID:4Bw9lgGi
955 :
774RR :2005/06/20(月) 19:20:53 ID:JWNlnvgN
バリ伝の主人公と同じバイク?
956 :
774RR :2005/06/20(月) 20:18:43 ID:7/npcD/G
無粋っつーか、本人が「今日で名無しに戻ります」と書いてるんだから いちいち呼び戻すようなレスはやめようよ。 過去の恋愛スレでも、せっかくいい終わり方だったのに名無しに戻ると 言った本人が何度も出てきて書き込み、結局ぐだぐだになった事が あったじゃないか…。 思い出は一番いい形で残そうぜ。 ちなみに元鈍感さんは「名無しに戻る」とは発言してないんで書いてオケよ。 いやむしろ書いてくださいお願いします…_| ̄|○キニナル
957 :
774RR :2005/06/20(月) 22:45:08 ID:b0Zztvpp
>>956 なに仕切ってんの?出てこようが引っ込もうが本人の勝手だろ。
お前のスレか?
そんなこと言ったら、みんなの感謝に対するお礼が言いたくても出てこれなくなるだろ。
958 :
774RR :2005/06/20(月) 22:55:14 ID:3HItcHd/
スレ違いじゃなきゃなんでも書いていい希ガス
959 :
774RR :2005/06/20(月) 23:09:16 ID:5ESvRq7F
960 :
774RR :2005/06/20(月) 23:35:24 ID:Go+0sF/i
961 :
774RR :2005/06/20(月) 23:42:05 ID:jS2vNkaH
テンプレに入れたらいいんだよ”書いていいですか?って聞かないでください!”って。 ここを見てる人からしたらみんな書いて欲しいんだから聞く必要なんか無いし、 書くなって人はこのスレにこなきゃいい。奥ゆかしさは日本人らしくていいとは 思うけどこのスレでは荒れる原因だと思う。過去にいきなり書き始めている人が何人も いるけど実にスムーズに進行してきたよ。
962 :
774RR :2005/06/20(月) 23:45:06 ID:+YSVpXfh
>>961 禿道!
ここのスレは書き手が居てナンボだとおもわれ。
963 :
774RR :2005/06/20(月) 23:46:24 ID:A8MeKfRY
>>冬子さん ああ、よかった ハッピーエンドだったんですね つ(花束) あ〜俺にも浮いた話しないかなあ ( ´ー`)y-~~~
964 :
774RR :2005/06/21(火) 06:05:25 ID:tsd/wKg5
話を書きたい人は「書いていいですか」とか聞かずに書けばいいと思う。
みんな読みたくてこのスレ見てるわけだし。でも一度「名無しに戻ります」と
言ったらもう出てこない方がよさそうなのは同意。
>>956 は名無しZ氏の件
なんだろうが、確かにあれは見ていて悲惨だった。
965 :
元鈍感 :2005/06/21(火) 08:18:44 ID:VK5XJFwd
その後、段々と加奈ちゃんとの接点は段々と増えていった。 もちろん、デートなんてモンじゃない。 ただ、買い物に付き合ったり付き合ってもらったり、その帰りに食事に行く程度。 俺にとっては、妹と買い物に行く感覚かな? でも、その度に加奈ちゃんは極上の笑顔で対応してくれた。 そして用事が済んだ後は、必ず顔文字一杯のメールをくれた。 正直当時は、俺が美樹のことを考えていることを隠すので精一杯で どうしても、加奈ちゃんと美樹をダブらせてしまう・・・・ 最低なのは分かっていたんだけど、どうしようもなかったんだ。 ある日俺は、レジを打ちながらカップル達の対応をしていた。 昔の楽しい時期を、思い出しながら・・・。この後加奈ちゃんと 食事に行くって言うのに、サイテーだ>>俺 その食事の席で、「付き合おう。」 って言うつもりだったんだ。 何時までも過去を引きずってても仕方ないしね。 その時のことは、はっきりと覚えてる。 でも俺はリラックスしすぎて無意識に、普段加奈ちゃんに言わない話し方を してしまったんだ。 加奈ちゃんの事を ”お前” って そしたら、今までニコニコしていた加奈ちゃんの顔が急に曇ったね。 で、泣きながら 「鈍感野郎さんの目に、私は映っているだけ?私を通して貴方は、 前の彼女さんを見ているの? 私は前の彼女さんの代わりなの?こんなんじゃ、悲しすぎるよ・・・・。」 こう言われた訳だ・・・。
966 :
774RR :2005/06/21(火) 08:54:12 ID:WX7ZoH3P
女性は鋭いね こっちは隠してるつもりでも、見抜いていたんだ
967 :
774RR :2005/06/21(火) 09:47:36 ID:3XBQs/w6
鈍感さん つ(水) 書きたい人は好きな時に書けばイイジャマイカ。ただし頼むからラストまで書いてホスィ!冬子タンは厨を完全にスルーして書ききってGJ!厨はスルーでつ。
968 :
774RR :2005/06/21(火) 16:45:44 ID:xIykWt8r
>>965 >最低なのは分かっていたんだけど、どうしようもなかったんだ
うん、最低ジャン。その状況ならたとえ自分でどう誠実ぶったって
相手は当然「キープかよ・代わりかよ」って思うよ。
優しさの皮をかぶったエゴイストめ。
どうしようもない?んなの、都合いい言い訳ジャン。
ハッキリ振れよ。もっといいのは相手から振るように
もっていく(そのほうが相手側のダメージが少ない)
オマイみたいヤシは大嫌いだよ。
そしてアナタは(漏れよりはるかに)すばらしい人間だから
僭越ながら応援しています。 敬具
969 :
774RR :2005/06/21(火) 20:03:55 ID:ghO3PXH2
ど、どこを縦読み?
970 :
774RR :2005/06/21(火) 23:04:28 ID:MmnqM+z/
でもさー 人間なんて弱みがあるし、痛みを どうにか消したいと思うものさ。 それが前向きであれば、どのような 感情であれある程度肯定するべきだと は思う。 ただ痛みを忘れてはダメだが 痛みを糧にできる鈍感氏には 好感は持てる。
971 :
774RR :2005/06/21(火) 23:24:02 ID:gq4j2n7U
所詮捉え方しだい。
972 :
774RR :2005/06/22(水) 00:26:00 ID:GwipLNC0
おいおい、しばらくこのスレ来てなかったら 鈍感さん来てんじゃん!? 俺が初めて泣いた恋愛話を書いた人だ
973 :
774RR :2005/06/22(水) 00:37:10 ID:ViVyDJek
>>970 それ、浮気する奴がよく使う正当化と同じ。
974 :
774RR :2005/06/22(水) 10:19:38 ID:BpS+/4o9
鈍感さんの気持ちもわかるわ。 自己嫌悪も含めて(つД`) 複雑な恋人持った事無い椰子にはワカラン気持ちだと思われヽ(`Д´)ノ
975 :
774RR :2005/06/22(水) 15:44:18 ID:a2YFJDEp
>複雑な恋人持った事無い椰子にはワカラン ↓ 自分には分かる これが他人を見下した傲慢な態度でなくてなんだというのか。
976 :
774RR :2005/06/22(水) 17:03:59 ID:rWWyoGGv
ま、これでも飲んで 落ち着け つ(冷コ)
977 :
774RR :2005/06/22(水) 19:55:11 ID:pDf6vwdh
>974 かっこわるいコメントだなって思ったらすぐに >975 で代弁されてた。ワロス
978 :
774RR :2005/06/22(水) 20:01:09 ID:CQajnCxs
979 :
元鈍感 :2005/06/22(水) 20:02:57 ID:nQhp7gq8
まぁ、批判されるのも分かる。多分当時の俺に今、出会ったらぶん殴ってると思うしね。 先に言っておきますが、さらに情けない状態になっていきます。 その夜は罪悪感で一杯で、翌日のバイトに行くのが怖かった。 「どうやって謝ろうか?」「顔をあわせたらどんな態度を取ろうか?」 そんなんで一杯だった。 いくら悩んでも結局朝は来る。仕方なくバイトに行くと、加奈ちゃんは普段と変わらない態度で と接してくれた。 「休憩時間に謝ろう」 なんて思っていたんだが、言い出せないまま加奈ちゃんのバイトが終わってしまい 加奈ちゃんは帰ってしまった。 「これで終わりかな?」 なんて思っていると、携帯にメールが・・・。 「昨日はごめんなさい。私は子供なので、自分の感情が抑えられませんでした。 本当は直接謝りたかったのですが、どうしても言えなくて。 また、バイト仲間としてでもいいので、今まで通り遊んでください。」 みたいな内容。 本当は自分が悪いのに、加奈ちゃんの優しさに付込んだ返事を打つ俺。 内容は、 「気にしないで。俺も悪いんだから。」 俺も悪いんだけど、お前も悪いんだぞって言うのを含ませてる。 最低。 もう少ししたら、バイク出てきます。少し待って下さい。
980 :
774RR :2005/06/22(水) 20:14:51 ID:2xQ7T/LN
981 :
774RR :2005/06/22(水) 20:46:11 ID:pNGN5MZi
_ρ_ / ⊥ \ |____| | ̄ ̄ ̄ ̄| \__人__/ _ρ_ / ⊥ \ パカッ |____| ||(,,゚Д゚)¶ < 埋立てにきますた。 | ̄(ノ ̄ ̄| \__人__/ U"U _ρ_ / ⊥ \ パクン |____| | ̄ ̄ ̄ ̄| \__人__/
982 :
774RR :2005/06/22(水) 21:03:31 ID:pNGN5MZi
∧ ∧ (・∀ ・) <ねえ次スレ立ったんでしょ? ノ( )ヽ < > ∧ ∧ ヽ(・∀ ・)ノ <1000獲り合戦やろうよー! (( ノ( )ヽ )) < >
983 :
774RR :2005/06/22(水) 21:04:42 ID:gTVt7k95
\__人__/ ll ω
984 :
774RR :2005/06/22(水) 21:13:14 ID:pNGN5MZi
(;´Д`)<そんなことをしてはいけない ( V) ><
985 :
774RR :2005/06/22(水) 21:56:15 ID:BlacCnXP
☆ チン マチクタビレタ〜 マチクタビレタ〜 ☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ___\(\・∀・) < 1000まだ〜? \_/⊂ ⊂_ ) \_____________ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | 恋愛話 |/
986 :
774RR :2005/06/22(水) 21:59:02 ID:h8aIYX4e
987 :
774RR :2005/06/22(水) 22:24:05 ID:ohHU4l62
恋の季節よ〜 ♪
988 :
774RR :2005/06/22(水) 22:28:13 ID:pNGN5MZi
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴ……!! ,,、,、,,, /三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,, /三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,, ,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, //三/|三|\ ,,,, ,,、,、,,, ∪ ∪ ,, , ,,,, ,,、,、,,, ,,、,、,,, ,,,,, ∧_∧ うまいモナー,,,,, 、 ,,,,,, ,,,,,,,, ,,,,, ,,, ( ´∀`)___,,,,___ ,, ∧_∧ ゲンキニ シテルカナ・・・___,, / ̄ ( つ日ヽ ∧_∧ ( ) / / (__)) (´∀` ) ( ) ∧_∧∧_∧ / マターリモナー ∧_∧∧_∧ドーゾ (日ノ ) | | | ( ´∀`) ´∀`) ( ´∀`) ´∀`) ((__) ,(_(_) (○)⊂ ) つ日⊂ ) モーナー ―(つ⊂ ) つ⊂ )―――――――――――ヽ|〃(⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒)グーグー
989 :
774RR :2005/06/22(水) 22:28:46 ID:pNGN5MZi
,,、,、,,,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \∧_ヘ ,,、,、,,, 俺一人で行くか…… > / \〇ノゝ ,,、,、,,, ,,、,、,,, ________/ /三√´д`) /三/| ゚U゚| \ ,,、,、,,, ,,、,、,,, ,,、,、,,, U (:::::::::::)∪ ,,、,、,,, ,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,,, ,,,,, //三/|三|\ トボトボ ,,,,, ∧_∧ うまいモナー,,,,, 、 ,,,,,, ∪ ∪ ,,, ( ´∀`)___,,,,___ ,, ∧_∧ ゲンキニ シテルカナ・・・___,, / ̄ ( つ日ヽ ∧_∧ ( ) / / (__)) (´∀` ) ( ) ∧_∧∧_∧ / マターリモナー ∧_∧∧_∧ドーゾ (日ノ ) | | | ( ´∀`) ´∀`) ( ´∀`) ´∀`) ((__) ,(_(_) (○)⊂ ) つ日⊂ ) モーナー ―(つ⊂ ) つ⊂ )―――――――――――ヽ|〃(⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒) (⌒)(⌒)グーグー
990 :
774RR :2005/06/22(水) 22:32:44 ID:q6hm95ya
ほれ
991 :
774RR :2005/06/22(水) 22:45:33 ID:oagOr/A6
1000
992 :
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994 :
1000 :2005/06/22(水) 22:47:08 ID:BlacCnXP
1000kmの旅を愛車と終えた夜 ―― 一杯の熱い珈琲が 次の旅へと 想いを走らせる。 。, .゚。 + ☆。,゚. o 。+ 。゚., ゚. o * 。 ゚。 ゚.。 ゚。 +゚ 。 ゚ ゚ ` .゚ . . ゚. . ゚ . ゚ . , . . 。 . , 。 ゚ 。゚ 日 (*'∀`)ノ ∫ ○ ∠〆〜_-ワ 人_',ヘヘ へ.aノ人 《*)ゞ≦0《*) ‐''"´''""゛'"`''"´'''"″"''"`''""''"`''"`'"`"'``'‐
995 :
774RR :2005/06/22(水) 22:47:58 ID:FSZS6CKQ
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996 :
774RR :2005/06/22(水) 22:49:57 ID:Nnwijyuj
うめ
997 :
774RR :2005/06/22(水) 22:50:25 ID:Nnwijyuj
梅
998 :
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996
999 :
774RR :2005/06/22(水) 22:50:58 ID:Nnwijyuj
宇目
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埋め
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