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山々をつなぐスカイラインへふらりと出かけた。
ふもとへつくと早速渋滞。そうそう、ここは神社があるので
お参りの車でいっぱいになるんだった。坂道発進でエンスト×4イモσ('A`)σジャン
さて神社も抜けスカイラインへ。次第に日も傾き寒くなってくる。
周りには先日の残雪もちらほら。。。って、おやおやなんだか増えてってませんか?
「押し通る!」
(ここまで来たんだから…)(行程も半分は過ぎてるし…)(これまで結構道は
乾いてたから残りも…)というセコイ根性を出した自分。所々の難所を思い浮かべ、
行くも帰るも同じと判断して進むことを決断。
……私がアフォでした('A`)。
83 :
2/2:05/01/02 22:11:07 ID:bdZ1JN0s
轍は氷結、脇は新雪、ゆるい登りに逆落としの下り。通行車は皆無で街燈なし。
右に4回左に3回コケ、汗と起こすので体力は消耗し、ビキニカウルは割れ
ブレーキペダルシフトペグは曲がりブレーキレバー先端破損、左ステップは
どこかへ吹き飛ぶ。
新雪にスタックしアイスバーンにスリップし、足を着きながらでは後輪
ブレーキが使えないので半クラで制動し、ロック寸前でコントロールする
微妙なクラさばきに神経をすり減らし、操作不能からこけるまでの数秒間の恐怖に
幾度となくおののく。
そして極めつけの恐怖は、リザーブタンクでここにやって来た自分のおろかさ。
やっとのことで山を下りガソリンを入れ高速つかって帰り着き、
約束の帰宅時間を大幅に過ぎて家に帰ったのち、夕食を迎えながら
突然いまさらに涙を流してしまったよ。
ああ、つらかった。
でも、元はと言えば自分のアホさが呼んだ事態なわけで、かつ怪我もない、
大事故でもない、人にそれほど迷惑を掛けたわけでもない、時間があれば
やがては脱出できる話、というわけで、すべてが終わった今、あらためて
こういって笑うことが出来るぞ。
イモσ('A`)σジャン