>>27 の続き
俺は運転席のシートに飛び乗った、シートに座った瞬間に彼女の
甘い香水の香りがした、急に彼女と親密な関係になった気がした。
(俺)そういえば、お互いまだ名前聞いてなかったね
(女)○○かおり、かおりって呼んで!(俺)○○達也、達也って
呼んで下さい(女)は〜い達也さん(俺)は、はい、かおりさん
(女)クスッ・・・
車は日本海を右手に見ながら進んだ、ここも結構なワインディング
ロードが続く、途中の入り江でライダーがテントを張ってた、(女)
わぁバイクがイッパイ、達也さんもキャンプするのぅ(俺)ああするよ
(女)楽しそ〜〜私もやりたいっ!(俺)海辺のキャンプはいいぞ〜
そうして俺は、ルームミラー越しに今朝までいた入り江のキャンプサイト
をずっと眺めていた。
続く