330 :
327:
ではフォーク取り付けボルトから。
フォークを仮固定して左右の突出し量を合わせます。
通常フォーク取り付けボルトは二本×四箇所ですね。
ボルト全体とネジ穴を掃除&脱脂します。
トルクレンチで規定値の三割程度でボルト二本を締めます。
次は六割、最後は規定値で締めます。
五割→規定量でも大丈夫です。
ボルトにグリスを塗る方法なら三割→五割→七割です。
規定値で締めていませんが、グリスを塗ると摩擦抵抗が少なくなるので
これでもすでに余計目に締まっています。
グリスを塗る利点は締め付けトルクのバラツキが少ないところです。
どちらの方法で締めるかはS/Mを参考にして作業して下さい。
これを四箇所行います。
正立はどちらでも良いですが、倒立はグリスを塗らない方が良いです。
倒立は下側のブラケットを締め過ぎると動きが悪くなるからです。
331 :
327:03/09/30 20:07 ID:zFYfDmFo
次はフォークの芯出しです。
TZR250の正立フォークは
アクスルシャフトをねじ込んで左右のフォークを固定するタイプでしたよね?
フェンダー、スタビライザーは固定&仮付けしないで作業を始めて下さい。
ホイールを組んだ後では取り付け出来ないのであれば、
片側のフォークに仮固定して下さい。両方を繋ぐ形にしてはいけません。
アクスルシャフトを手だけで締めます。工具を使って締めません。
フロントブレーキを掛けて5〜6回ストロークさせます。
これは、動きが滑らかになるところを出す為です。
フォークを押し縮めた状態でアクスルシャフトを締めます。
この時にブレーキレバーに何かしら巻き付けて
ブレーキが効いたままの方が作業はやり易いです。
やり辛いのならフォークを伸ばしたままでも良いです。