バイク誕生から現在まで

1909年、島津楢蔵氏により国産第一号となる４サイクル４００ｃｃのバイク
が試作されてからまもなく１００年の時を経ようとしている。
国内に多数存在した二輪車メーカーも競争により淘汰され、現在では国内４メーカー
による二輪業界の覇権が世界的にも有名である。
ある時代にはハーレー・ダビッドソンに代表されるアメリカン・バイクが流行し、
またある時代にはレース業界の活性と相まったレプリカブームを経験した。

古き良き時代、そして現在を存分に語れ。

わからん

ﾆｹﾞｯﾄ

そして伝説へ

>>3
プ

1983年に登場しレプリカブームの火付け役となったスズキＲＧ２５０γ。
ここから先役１０年間に渡り、多くの若者がレースの世界に身を投じることとなる。
しかし、一方で各地の峠で繰り返しバイクのテクニックを磨く、「走り屋」「峠族」と呼ばれる者も
現れるようになり、彼らが起こす事故は社会がバイクに向ける目を厳しいものにした。

￣￣￣￣￣￣￣○￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　O 。
　　　　　　　　　　　　　　　　 , ─ヽ
＿＿＿＿＿＿＿＿　　　　/,/＼ヾ＼ 　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
|＿＿|＿＿|＿＿|＿　　 __（（´∀｀＼　）＜　というお話だったのサ
|＿|＿＿|＿＿|＿＿　／ノへゝ/''' 　)ヽ　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
||＿＿|　　　　　　　 | | ＼´-｀）　/　丿/
|＿|＿|　从.从从　　| ＼__￣￣⊂|丿/
|＿＿|| 从人人从.　|　/＼＿＿/::::::|||
|＿|＿|／//ヽヾ＼　 /　　　::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|／　　　　　　　　＝完 ＝

国内二輪車販売台数は、１９８２年をピークに下り坂で推移し今日に至っている。
それでも、１９８０年代は「ＨＹ戦争」と呼ばれるように、
レースの世界や二輪車販売の世界でも熱い時代が続いていた。
年に一度行われる「鈴鹿８時間耐久ロードレース」も日本全国的いや世界的なイベントでもあった。
１９８０年代から１９９０年代初頭にかけて、モータースポーツは、二輪、四輪を問わず、
競馬中継やゴルフ中継と同じように、週末の民放の昼間の放送枠を占めていた。
モータースポーツ界には、各企業がスポンサーとして企業イメージの向上を図り、
経済界と一体となった華やかな栄光の時代が続いた。
しかし、バブル崩壊とともに、企業の広告宣伝費への出費が抑えられるようになり、
また、若者のモータースポーツへの関心が薄れつつあり、
ビジネスとしてのモータースポーツは衰退の一途を辿っている。
以前、二輪レース界を賑わせたヒーロー的なレーサー達の引退も大きな原因だろう。
１９９０年代も後半に入ると、ウィンドウズ９５の登場とともに若者の関心は
コンピュータの世界へと移り変わった。
パソコンや携帯電話など情報端末が若者の間で普及し、
彼らはそれらの物事へ時間やお金をつぎ込むようになった。
また、二輪をめぐる社会的な規制の影響も大きい。
以前は、将来のレーサーを目指す若者やアグレッシブな走りを追求する若者達の
活躍の場でもあった各地の峠も、段差減速帯の設置や通行禁止などの憂き目に遭っている。
そして、地球温暖化などの環境への配慮から２ストロークエンジンが追いやられるなど、
寂しい状態になってしまっている。
アナログからデジタルの時代へ移行する中、日本人のアナログ的で野生的な感性は薄れつつあるようだ。
栄光の時代よ、さようなら。

age

レプリカブーム期において、各地の峠で行われていたアグレッシブな走りが社会的にはマイナス方向に働いたんだな。
若者の死亡事故の増加、騒音問題などバイクに対する危険で野蛮なイメージが日本の社会に浸透したのはこの時代
だったと言えるのではなかろうか。
こういった背景から、教育委員会などから高校生にバイクに乗せない・乗らせない・免許を取らせないといった
３ナイ運動が全国的に広がりを見せ、ますますバイクは若者の関心から消えていった。
また、この次期に青春時代を過ごした今の３０〜４０代では、バイクに憧れた人間が存在したと同時に、
バイク＝高校で禁止＝危険な乗り物＝不良が乗るもの　などといった図式にとらわれている人も多数存在するだろう。

良スレ期待age

でもバイクの魅力は「野蛮なところ」とか、「ほかの乗り物では味わえないスピード」
って所に隠されてるんじゃないかな〜？
これらを規制したらバイクには何が残ってるんだろ･･･？

バカの戯言でした。

最近の暴走族は、バイクではなく車を使用する者が多い。
この流れは昭和５０年代からすでに見られており、昭和５１年度の警察白書によれば、
バイクを使用した暴走族　：３３．３％
車を使用した暴走族　　　：６６．７％
となっている。

では、ここで暴走族について書いておくことにしよう。
多くの人がバイク＝暴走族といったイメージを抱いている現在、暴走族の定義・歴史について触れておく
ことで、これからのバイクの立場をある程度説明できるのではないだろうか。

佐賀市が運営するサイトで詳しく説明されているので、そこを参照されたい。
佐賀市ＨＰ
ttp://www.city.saga.saga.jp/
暴走族について
ttp://www.city.saga.saga.jp/doc/8d46eb4ab41bae9049256b4200375a0d/_t226r4449t888v40gipe114cm228r044gs089dfgghq8h15tv_.PDF

なお、警察庁による暴走族の定義は、

「道路で二台以上の自動車又は原動機付自転車を連ねて通行させ、
又は並進させる場合において、共同して、著しく道路における危険を生じさせ、又
は著しく他人に迷惑を及ぼす行為を行うもの及び一台であっても、爆音暴走やサー
キット行為（急発進、急旋回等）等道路における交通の危険を生じさせ、又は他人
に迷惑を及ぼす行為を故意に行っているもの」

であるとのこと。

>>12氏が述べるように、バイクの魅力は「野蛮なところ」「ほかの乗り物では味わえないスピード」
といったところにあるのは確かにその通りであり、それ故に昭和３０年代には、「カミナリ族」と呼ばれる、
二輪車に乗車した若者の暴走行為が発生したと考えられる。

このカミナリ族から派生したものが現在の暴走族であり、社会通念上、そこには「走り屋」と呼ばれる
峠などのワインディングにおいてコーナリングや速度を競う者も含まれているのが現状と言える。

要するに、「野蛮なところ」「ほかの乗り物では味わえないスピード」に魅力があるとしても、その魅力を
実現する場に問題があったために、バイクに対する社会のイメージがマイナス要素の強いものとなっている
と考えられるのだ。

バイク乗りの意識改革を！　（ここを見ているみなさんには、わかりきったことだと思いますが）

魅力ある乗り物を、危険な乗り物・迷惑な乗り物として社会にイメージさせているのは、他でもなく我々
ライダーなのではないだろうか。

このバイク板では何度も言われていることだが、バイクに対するマイナスイメージってのは少なからず
バイク乗りの利便性の足を引っ張っているのではないだろうか。

マイナスイメージ　⇒　バイク人口の減少　⇒　各種問題解決の遅延
　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・高速二人乗り
ライダー自信のモラル低下　　　　　　　　　　　　　・高速料金
　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・馬力規制
マイナスイメージ増幅の　　　　　　　　　　　　　　　・免許制度
ポジティブ・フィードバック　　　　　　　　　　　　　　・社会的地位
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・盗難に対する警察のいい加減な対応

上にあげたのは極端に単純かした例であるが、このようなことも考えられる。

８０年代のレプリカブーム期には、バイクの「スピード」「危険」といった要素に対する社会の許容と需要が
存在したためにバイクに対するイメージは比較的悪いものではなかった。

>>12氏に言うように、バイクとは野蛮でありスピードを求めるところに魅力がある、とするならば、それは
現在の社会においてはのぞまれるものではない＝社会の許容も需要もない。
（もちろん、一部の愛好家による人気は維持するだろうが）

この現状を見るにつけ、バイクに対するイメージ自体を変えていかなければ、今後日本国内のバイク業界は
衰退の一途をたどることになるのではないだろうか。

なんつーか、マイナスイメージが強すぎる気がするんだよな。
別にもっとウハウハ言いたくなるほどバイクの人気が高まって欲しいってんじゃなく、
もっと社会的地位をあげたいというか。
ガキの乗り物なんて認識を減らしたいつーか。

「バイク乗り」というデカい看板を背負って走っているんだ、と常に意識していれば、変な事は出来ないはず。
と言っても、難しい事ではありません。

「仲間の足を引っ張らない」
「自分で自分の首を締めるような事はしない」

これだけです。

「何をすれば良いのか？」「何をしてはいけないのか？」
それはひとりひとりで考えましょう。

ヒントは「交通の教則」に書いてあります。
殆どの人がちゃんと読んでいないと思いますがためになることが色々と書かれています。
中には少し的外れな部分もありますが、そこは各人で取捨選択しましょう。

俺はこのスレに命の息吹を感じた。
よってageることにする。

良スレage！

http://tokyo.cool.ne.jp/eyerhyme/bike/bikehistory.htm

１年前にもなかったか?再放送?

バイクという乗り物を一括りにはできない。

かつての、アメリカンブームからレプリカブームへ。そして、再びアメリカンが取りざたされつつネイキッドモデルが流行。
そして、現在のいわゆるスカチューンや、ビッグスクーターモデルの流行へと移行した。

同時に、教習所での大型二輪免許教習の解禁により、リッタースポーツ・リッターネイキッドモデルの販売も伸びを見せたが、
もともと多くはないライダー人口の多くが、大型二輪免許の取得をここ数年で果たしたため、ふたたび成長率は低下している
と思われる。

バイクというものを一括りにはできないという議論にあって、もっとも加熱するのが
「原付はバイクか否か」
という問題ではなかろうか。

もちろん、Ｎチビに代表されるように、ミニバイクレースなどに参戦される車両もあるし、５０ｃｃスクーターでのレースなども
開催されている以上、原付だからといってバイクではないとはならない。

しかし、現在行動を走る原付はどうだろうか？
また、それらに乗る者がライダーと呼べる人種なのか？　俺はそうは思いたくない。

二輪車事故の大半はこの５０ｃｃクラスの原付によるものだし、二輪免許ではなく４輪免許で取得できるものでもある。
同時に、二輪車人口の大半を占めるのも、この原付に乗る人間。

データとか出していきたいな。
まあ、ﾏﾀｰﾘ進行で。

>>23
しかし、現在行動を〜　　　×
しかし、現在公道を〜　　　○

ほぅ、100年（今年で93年？）になるのか、国産単車の歴史は。
そのうちの24年を体験したわけだが、儂の印象ではなんか普通の乗り物に
なっちゃったという感じだ。

最初に友人の原付を買ったときは儂のおかん（今は婆さん）から「勘当する」と
言われた。そのうち乗ること自体はあきらめたのか、「大きいのは駄目」になり
「高速は危ない」（大きいのになったのね）に変わり、親元を離れたあとは帰省
の時に「お金ケチって下走ったら危ないからちゃんと高速で逝きなさい」とな
り、今では「小さいバイクは危ないねぇ」と言うとる。

まあ、何が言いたいかわからんごとなったが、そういうこっちゃ。
この先、どうなるのだろう。

ageておくか。

最近はバイクに乗る人間が少ないため、周りに親しいバイク乗りがいないという人が多いよな。
バイクにちょっと詳しい先輩や、一緒に免許を取りに行ったりする仲間がいるような人は恵まれていると思う。

そして、この現状がバイク社会でのマナーの低下を一層加速させる。
たとえば峠での暗黙のルールや、日常のメンテ、そして走行に関する注意点やマナーなどをそれとなく
教えてくれる人間がいないままに走り出さなければいけないからだ。
もちろん手取り足取り教えるというのではない。それなら教習所で十分。
しかし、その前後にそれとなく上記のような情報が身の回りにあるのとないのとではえらく違ってくるような気がする。

その代わり今はネットがある。

ageだつってんの！

未来へバイクを伝える為にも、バイクの価値を激変させる技術的ブレイクスルーが待たれるね。
あたらしい目的、フォルム。
もっと、はやく、カッコよく、公道上のみんなの憧れになる存在感を回復、発展さえてほしい

中途半端な1がいるスレはここですか？

自分たちの世代は、ガソリンエンジンを積んだ乗り物を楽しむことのできる
最後の世代なんじゃないかと思う。
　四輪車では電動車が普及してきているし、二輪もしかり。
環境のことを考えれば、当然の成りゆきだろう。しかし、我々の求めるものが
そこにあるのかどうかは疑わしい。
　そのような変化の中で、まっ先に淘汰されるのは、市場や個人の生活環境を
制限させない「モノ」からだ。だとすれば、実益よりも趣味としてのバイクは
その対象となる可能性を十分に持っている。生活の中での必要性では無理が
あるとしても、市場が活性化していれば、ガソリンではなくとも
その他の燃料などを使用したモデルが開発される可能性が出てくる。
　長く二輪車を楽しむ為、我々にできることはなんだろう。。。

著しい渋滞を体験する旅に、４輪自動車がどれほど無駄にガソリンを浪費しているのだろうかと考えてしまう。
１トンを超える車体に、荷物を満載するでもなく、ただ一人で乗車している車・・・

>>34
でも４人乗った車と４台のバイクだとバイクのほうが燃費悪いの多いな。

まあほんの、４０年前は箱根もロクにこえられなかった。
そう思うと凄い。

箱根を最初に上り切った車ってどこのメーカーだっけ？
そして、バイクが初めて箱根を登り切ったのはいつだ？

>>34 >>35
うちの車は2700ぢーぜるだが、4人乗って街乗り12km/l、一方単車は1100がそりん
で、一人乗り高速で10km/l。単車乗るたびにガソリンを浪費していることを感じて
しまいます。