KERKER(US)について語ろう!

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なんだトーシロばかりだな。
色々あるから代表的な物に絞っておく。

一式戦、隼2型乙、推力式集合排気管採用 。つまり何本も束ねてある。
零戦52型、推力式単排気管。つまり気筒当たり一本。>>45のはこっちね。

これ以前からすでに排気管のデザイン自体がエンジンや機体性能に影響する
事は知られていた。そして試行錯誤が繰り返されていた。まあ当然だな、
飛行機ってのはつまるところ流体に関する学問の集大成だからな。

だからこの世界の近くにいた人間なら、別に正確に現在のバイクの排気管と
同じでなくても、束ねたりすることの影響などの情報やヒントは知っていた
わけだ。集合管どころかターボやフュエル・インジェクションを始め車の
多くの技術がこの時代の航空機に載っていたものだし。

あ、ディスクブレーキも航空機出身だな。ディスクっつーか油圧ブレーキの
システム自体だってそうだしな。2ポットやら3ポットキャリパーなんてのも
昔から航空機に付いていたものだ。

昔、ホンダのおやじさんはINS(慣性航法装置)まで車に載せようとしてた。
でもボックス開けて一言、「こらいかん。こりゃ芸術品だ。とても車にゃ
載せられない。」で終わったそうな。(w
空飛ぶ精密機械だったINSは当時の日本の製造技術ではとてもじゃないが車に
載せられる値段にもサイズにもなりえなかった。もちろんそれだけの精度も
出せるはずもなかった。