【キャノンボール】東京⇔大阪を1日で走る 29走目
排ガスや有害粉塵だらけの車道で激しい有酸素運動を行うキャノンボーラーの肺内部に取り返しのつかないダメージを与える有害物質
【一酸化炭素】血液中のヘモグロビンと結合して、ヘモグロビンによる各組織への酸素の運搬作用を阻害する。
人体の場合、一酸化炭素…ヘモグロビンが10%以上になれば自覚症状がでる。20%になれば頭痛、めまいその他の中毒症状を発し、60%に及べば死亡する。
心臓機能や循環器の障害、貧血症の人、子供は一酸化炭素に対する感受性が強いので中毒の危険性が大きい。
(100ppm)
【窒素酸化物】目の角膜を刺激し、呼吸に急速な喘息性の症状を与える。
(一酸化 25ppm二酸化 5ppm)
炭化水素 オレフィン系炭化水素と二酸化窒素の混合物は紫外線により、オゾンを生じ、眼の角膜を刺激するほか農作物や植物に害を与え、
またスモッグ発生の要因となる。黒煙に付着して、浮遊する多環性炭化水素は発癌性物質がある。
フォルムアルデヒド眼や呼吸の粘膜を刺激する。
(5ppm)
【亜硫酸ガス】粘膜を刺激し気管支炎、喘息をおこす。慢性的には血管抵抗の増大、肺性高血圧をおこし肺性心となる。
(5ppm)
【鉛化合物】微粉は肺の深部に吸着して血液に吸収され、赤血球の成長を阻害すると考えられている。
なお、4エステル鉛は特定劇物取締法に指定されている毒物で、気散して皮膚に付着し吸収される。(150g/m3)