★事故った体験 ヤバい体験と対策 12★

このエントリーをはてなブックマークに追加
7ツール・ド・名無しさん
Q、全損、経済的全損した自転車が保険屋から減価償却算定されたんだけど…
A、時価(中古市場価格)、修理費用の低い方で賠償となる。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/js_20100319120508811532.pdf
 (最高裁S49.4.15) 減価償却は企業会計に使われるもので、個人の物品には適応されない。 
 入手困難などで現状復帰が困難、市場価格が不明などで見込まれる損失が分かりにくい場合、 
 価格算定のひとつの方法であり、被害者側がソレを認めない限り棄却される。 
 減価償却の計算方法にもよるが、一般的には中古市場価格の方が高い。
 中古市場価格の算定方法に気をつければ、購入価格を大幅に割ることもないだろう。 
 減価償却で押してくる保険屋も裁定機関入りすると、シレッと認める。ほぼ勝てないから。 

Q、中古市場価格がわからない。
A、車両事故のガリバーレッドブックと異なり、そのものズバリの車種があることはまれ。
 ネット展開しつつ実店舗を複数保有する店を検索して
 同年度のフレーム、同グレードのコンポ、ホイールの完成車から平均値を算出。
 参考にしたページは事故日からなるべき早く魚拓しておく。
 ただし、購入後1ヶ月程度の事故の場合は購入金額を時価と同視できる。

Q、メガネ、サングラスやヘルメットを減価償却されたんだけど
 装身具(メガネ、サングラス、入れ歯、補聴器など)は"全額弁償が原則"。(赤い本2010上 p.33)
 これらは人体の一部であるとされるため、物損対象外の自賠責ですら5万まで出る。
 ヘルメットは減価償却を主張される場合がある。
 しかし基本的には衣服とセットで5万程度なら示談レベルでも全額を支払わせるべき。
 ヘルメットはたとえ外観に損傷がなくとも、一度の事故で廃棄となる。根拠は以下
OGK ヘルメットは一度の衝撃で、もう使えない…
http://www.ogkhelmet.com/about/maintenance/