並木橋通りアオバ自転車店 アオバスペシャル16台目

自転車啓蒙漫画 2011年06月18日23:16
啓蒙」
辞書によると、無知蒙昧（むちもうまい）な状態を啓発して教え導くこと、 とある。
最近アオバに対し「自転車啓蒙漫画である」と紹介されることが多い。
こう言ってくれるってことは、中身を読んでくれたからだろうし
それ自体はとてもありがたい。
内容の一部を教則本として出すべきだって言ってくれる人もいる。
うーーーーーーーーーーん
褒めてくださるのはとても嬉しいんですが・・・・
アオバは基本、娯楽漫画である。　交通教則本ではない。
そこには僕個人の主張が込められている。
「こうであってほしい」ってね。
教則本は「こう決められてるから守りなさい」が基本で
「何でそう決められているのか」かが不明瞭だ。
僕は漫画というスタイルで、そこらへんをより生活に密着させて
紹介しているだけだ。

当然それに対する反発意見もあるだろう。
漫画なんぞで説教垂れるな、　オマエは何様だと思ってんだetc・・・
でもそれこそが僕の望むものだ。
僕の意見が１００％正解で、みんな守りなさいっていうのは
傲慢な思い上がりに過ぎない。
どんどん不満をぶつければいい。
「俺はこう思う」って意見はすごく大事だ。
しかし、ただ僕のいうことが何から何まで気に食わないって輩は
はっきりいって無視だ。
相手にするだけ時間の無駄だと思う。
僕は漫画家であって、自転車文化人　では無い。
「自転車」というキーワードを、いろんなスタイルで
どこまで漫画に使いこなせることが出来るのか。
それが商売だ。