http://103bicycle.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-6c0e.html 自転車ライト考 2
2輪、ノイズ、SK 103
前のエントリーで、
交通マナーの基本は、「弱者優先であること」以前に「相手の立場を考えること」であると思う。
と書きました。
* 強い立場の人が弱い立場の人を思いやるのは当たり前。
たとえば、雨の日にクルマを運転していて、歩行者がいるのに速度を落とさず通過して、水溜りの水を跳ね上げたりしていませんか??
* でも、弱い立場にあるからと言って、横柄な態度は問題ありです。
たとえば、自分ひとりしか渡らない横断歩道で、クルマが何台も待っているのに、本を読みながら周りの状況を考えずにゆっくり渡ったりしていませんか??
どうも、この辺の話になってくると、自転車だけじゃなくなってきますが基本は変わら
ないと思います。
以前、手賀沼CRを早朝(まだ真っ暗な時間帯)走っていました。
もちろんこちらは前照灯も尾灯も点灯して、自分の存在をアピールしながら走っていま
した。
すると、突然目の前にランニングしている人が現れました。
いえ、おそらく随分前からまっすぐ走っていたのでしょうが、ライトはおろか反射材す
らついていない暗い色合いのウェアを着ていたため全く存在に気づかなかったのです。
弱者優先を考えれば自転車を運転しているこちらが避けなければいけません。しかし、
存在に気づくことも出来なければ、本来「自転車」と「歩行者」を棲み分けしてこのよう
な危険性を下げようとしている道路にもかかわらずそのランナーは自転車道路(と言って
いいのかな?むしろ優先道路?)を走っていたのです。
寸前で接触することは避けることは出来ましたが、非常に怖い思いをしました。もちろ
ん朝の手賀沼でもライトをつけて歩いている人はいるのです。全員にそうしろとは言いま
せんが、せめて、「交通強者が弱者を守ることが出来るように」目立つ服装をするなりと
いう工夫をして欲しいと思いました。