【100マイル】ロングライドレポート3【160km以上】

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224ツール・ド・名無しさん
【感想】
江別あたりで曇りというか霧っぽくすらあったのが、道の駅三笠を過ぎたあたりから晴れてくる。それに伴って湿度がぐんぐん下がるのが体感できる。
日にあぶられてジリジリ灼けるが、走っていると汗は乾いてしまう。北海道はこうでなくては。

美唄市(ビバイシ)光珠内(コウシュナイ)から直線道路日本一区間29.2kmの始まり。少しアップダウンがあり29.2km先は見通せない。
左手のピンネシリ山系の山々の上にモコモコと入道雲っぽい白い雲が見える。まだまだ夏の雲だ。

丸加(マルカ)高原展望台の、ラスト1kmは急傾斜(ルートラボによると9%)。時は正午。汗が滴る。
展望台からはピンネシリ山系、暑寒別(ショカンベツ)山系をバックに石狩川流域の沃土が一望できる。しかし、木陰ひとつない。
ハードライドwの後はたんぱく質の補給が必要である。道の駅たきかわで合鴨丼を補給。
スイカを切ったのを売っている。でも、今まで冷房の効いた食堂に居たのとスイカが常温なのとで感動が薄い。orz

復路は南西方向基調である。つまり、午後の一番気温の高い時間帯に真正面から直射日光を浴びることとなる。
道の駅奈井江の日陰でソフトクリームを舐めていると、そよそよと風が吹いてくる。本当に涼しい。だが日なたは灼熱である。
道道139へ入る。信号はずーっとない。とともに、補給はおろか休憩ポイントすらない。
次の休憩ポイント北村が遠い。かいた汗はそのまま白い結晶と化す。

北村の池のほとりでの休憩と、日が傾き日陰が出来たことで回復する。
見上げれば夕焼け空にウロコ雲。夕方には秋が近づきつつあるのを感じる。
北海道の大きな空がオレンジに染まり、やがてバイオレットを経てブルーにグラデーションするのを堪能する。