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HOTEL MICURAS :
うっすら輝く夕陽が 渚町の相模灘に落ちていく
賑わう熱海の駅前には 現在も千客の旅情で溢れている
十一月の熟れた誘惑が 作務衣の奥まで沁みた時
親水公園にある恋人の聖地で 愛の花火が浮かんで消えた
風に燃える陽炎みたい空と海の偶像
秋のSun-Beachをバックに 欲望がJin-Jinと疼く
二人の肉欲が嗚呼燃え上がる To me
愛・・・私に今日も 求めては舐めるでしょうか
海を見ながら口づけした 晩秋の 大月ホテル
海より眩い情熱が 金色の月光に染まる頃
大黒崎あたりのラブホにゃ 冬の始まりを涙が告げた
晩晴堂に眠る蘇峰のように ここは奥の理想郷
さらば情愛の舞台よ 駅の発車メロディが響く
E217が 嗚呼 到着する For Tokyo
愛 371のように 消えゆく運命でしょうか
海を見ながら 口づけした 晩秋の HOTEL MICURAS
今でも忘れないWho Oh Oh 涙の 西熱海ホテル
So I Love you