R134周辺地域5 【横須賀 三浦 鎌倉 湘南 大磯】

このエントリーをはてなブックマークに追加
529ツール・ド・名無しさん
深夜、ラザルの王獣舎の隅でエリンはイアルの傷の具合を診ていた。
小さな灯りの下、エリンは顔を彼の肩に近づけ、丁寧に消毒をしていく。
幸いなことに傷は化膿することもなく、順調な回復ぶりであった。
剥き出しになったイアルの肌をエリンの切り揃えられた髪がくすぐる。
消毒薬の臭いに混ざってかすかにエリンの汗の匂いを感じ、イアルは思わず
顔を苦しそうにゆがめ、そむけた。
「ごめんなさい。痛かったですか?」
エリンの問いにイアルは無言で首を振った。
その横顔をエリンは悲しそうに見つめる。
二人が王獣舎で起居を共にするようになってからしばらく経つ。
エリンがリラン達の世話をする間、イアルは暗い眼をしてぼんやりとして
過ごしていることが多い。
その身にまとった孤独と悲しみに、エリンはかけるべき言葉もなく、ただ
そっと見守ることしか出来ずにいた。
かつて自分がジョウンの家で母を思い一人で泣いていた時のように、彼にも
一人で孤独と向合うことが必要ではないのか、と考えてのことだ。
だが、ジョウンと母ソヨンのことを思い出し、エリンの胸は痛んだ。
彼らとの別れは余りにも早く、唐突過ぎた。
まだ伝えたいことが、まだ聞きたいことが沢山あったというのに……。
今を逃したら、きっと後悔することになる。エリンは心を決めた。
手を止めたエリンに訝しげな顔を向けたイアルにエリンは声を振り絞った。
「イアルさんは、死ぬつもりなんですか?」
かつて、自分が投げかけたのと同じ問いにイアルは言葉を失い、不安そうな
エリンの緑の瞳をただ見つめ返した。
「……わからない。おれは死ぬべき時を誤ったのかもしれない」
エリンの肩越しに、身を寄せ合ってくつろぐリラン達に目を向ける。
あの時、真王の楯になって命を落としていたら、こんな苦悩を味わうことも
なかっただろう。だが、皮肉なことに彼は生き抜いてしまった。
イアルの命を救ったリラン、リランの命を救ったエリン、そしてエリンに
2度も命を救われたイアル。
陰謀と王獣に結ばれて出会った不思議な因縁にイアルは思いを馳せ、静かに
エリンを見つめた。
530ツール・ド・名無しさん:2009/07/30(木) 00:39:13 ID:???
そしてフォロンへの奉仕も終わったわけではない。滴り落ちそうな唾液とフォロンの先走りの混ざった液体を舌先で受け止める。
そのまま裏筋をつつ、となぞりあげた。
フォロンのソレがぴくっと反応する。一層大きくなった感もある。
彼女は再度頬張るとぎこちなくも顔を上下させた。
ちゅぷ、ちゅぷと一定のリズムでコーティカルテの口とフォロンの肉棒の繋がっているところが音がする。
フォロンのそれは今の彼女の口には少々大きく、舌や頬の内側を擦るように動く。
「ん、んっ、ん、ん」
歯を当てないよう注意する余裕は彼女になかった。
自分の秘処で生じる甘美な刺激と、フォロンに内緒で淫らなことをしているという背徳が彼女の脳髄をとろけさせる。
冷静な思考など働かず、もっと……もっと、と飽きない欲求が彼女を動かしている。
いつしか彼女の秘処を責める指が二本に増えていた。
人差し指と中指が内部の襞を、よりキモチイイところを探るようにうごめく。
彼女の意思というよりは、指自身が勝手に動いてしまう、といった方が近いだろう。
二本の指が奥へ奥へと侵入してくる度に、彼女は切ない吐息を漏らすしかない。
一方、フォロンのソレも彼女の喉の近くまで犯していた。もっとも、こちらは彼女の意思でである。
くわえ込む時は柔らかく、離れる時は口をすぼめ吸いあげる。段々と慣れてきたコーティカルテは巧みにソレを責める。
フォロンの反応の間隔も短くなってきていた。
「んぁ、んっ、んっ」
鼻に抜けるような声をだしてしまう。自分の限界も近い。
彼女は指の動きが更に加速させた。未だ味わったことのない感覚へと。

「ん、く……んん〜〜〜〜〜〜!」

声を我慢することなどできなかった。

それほどまでの、悦楽の奔流。

息を吸おうとするもフォロンのをくわえているため、結果的に強烈な刺激をフォロンにも与えることになる。
「ぷはっ、はぁ、はぁ……うっ!」
ビクッとフォロンの肉棒が跳ねたかと思うと、白濁した液を吐き出す。
勢いよく飛び出したそれはコーティカルテの頬を、髪を、服を汚した。
「はぁ、はぁ……」