【大磯から】国道R134周辺地域レ3【横須賀まで】

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221ツール・ド・名無しさん
4話を見たので少しだけ語る

冒頭からギャグ路線を意識した入りになっているのだが、ざんげちゃんといいなぎのアイドル化宣言といい
これまでの1〜3話のベクトルがてんでバラバラな為に唐突感が先に立ち笑えない。置いてきぼりの視聴者のさびしさだけがつのる
どうせなら構成をもっと捻り、2話くらいでなぎにアイドル宣言させておけば、もっと早くに視聴者の興味を掴み方向性も示せただけに残念だ

存在感の薄い部室でのヲタクのアイドル講義はもっと作りこまないと笑えない
宮崎・押井・庵野氏をモブで懺悔させるという寒いシーンがあったが、その押井氏の演出と比べるのも恥ずかしいほど笑えない
彼を出せば、押井節独特の長セリフと比較されるに違いない、と容易に想像出来ると思うが想像力が無いのだろうか
劣悪な偽ブランド商品を本物と言い張るくらいに恥ずかしいシーンだった。創作者としてのプライドがあるのかと、こんこんと問い詰めたい
アイドルの分類?変遷?その浅薄で笑いもない、ただ長いだけのセリフにどんな意味があったのか、少しは考えてみるべきだ

ざんげちゃんがからまれてるセリフは、キチンと演技指導しないとセリフが際どいだけにいやらしさだけが鼻につく
「ざんげちゃんとお呼び下さい」とはどこかで聞いたことがあるセリフだが、この監督はギミックを勘違いしてるのではないか
上で述べた著名な監督たちを揶揄するシーンといい、自分がやってる事をルーカスが黒澤映画のオマージュ演出をしたのと同じレベルだとでも思ってるのか
己の力量・評価を客観的に受け止める努力をしないと、周りからは失笑・苦笑・嘲りを買うだけになってることにそろそろ気付いた方がいいと思う

作画も3話以降目に見えて劣化してる。今回は食事シーンも多く、作画力・日常での笑いを目指してるなら絶好の機会だった
しかし、なぎの変な味覚という絶好のネタをドブに捨てたような作画・演出には、やはりどこに力を入れるべきか全くわかってないと言わざるを得ない
リスのように小刻みにパンをつつく作画など滑稽なだけだ
TVに出てるざんげちゃんのセリフと仁たちをもっとシンクロさせて、作画で見せ場を作る演出もあっただろうに

結局4話まで見てわかったのは、監督業も出来ない、およそ創作とは無縁の素人のパロアニメだったと言う事か