前スレPart46
http://sports11.2ch.net/test/read.cgi/bicycle/1200341746/ ※ 関連スレ、FAQは
>>2-10辺り
※ 回答はボランティアです、なかなかレスが無くても焦らないように。
※ 初心者向けのスレですのでネタ回答は控えてください。
※ 「完成車は無駄」「セミオーダーで組め」と勧める人がいますが、初心者向けとは言えません。
※ 入門者の方には「ジュラ10」は難しすぎますので、スルーしてください(NGワード推奨)。回答者も極力スルー推奨。
※ メカに凝るタイプの人は出せる予算の範囲内で出来るだけ良い部品が装着されているモデルを
選ぶと良いと言われています。
● 相談者の方は、以下の事項をできるだけ明確に書いてください ●
1.使用目的 (以下から選択)
・ポタリング (半日から1日程度、のんびり流す走り方。距離的な目安は〜60km)
・遠乗り・ロングライド (日帰りでひたすら距離を稼ぐ走り方。距離的な目安は100km〜)
・ツーリング (荷物を自転車に積載して数日間以上走る)
・通勤通学 (服装、路面状況、距離を明記)
・舗装路での競技会 (ヒルクライム、センチュリーライド、タイムトライアル、ロードレース等)
・不整地走行 (ダウンヒル、トレイルライド等)
・BMX ・トライアル
※ 1台であれもこれもと考えるより、最重要目的に絞って最初の1台を購入し、
スポーツバイクを体験してみることをお薦めします。通勤とポタリング、街乗りとロングライド等、
兼用する必要があるかどうかをよく考えて下さい。
ここで検索してもいいかも
http://www.cyclestyle.net/catalog/
●本体購入予算の目安
・ポタリング、通勤→多少の悪路や段差も平気なクロスバイクが一般的→3万円〜
・遠乗り、ツーリング→ロードレーサー、ツーリング専用車→8万円〜
・舗装路でのレース→ロードレーサー →12万円〜
・不整地走行→MTB、シクロクロス→8万円〜
Q.どのサイズを買えばいいですか?サイズで注意することは?
→A. お店で必ず跨ってアドバイスをしてもらった上で買うことを推奨
※サイズの目安
http://www.cb-asahi.co.jp/html/size/road-size.html Q.自転車本体以外で必要なものはなんですか?
→A.
・ライト :ベルと同様に法律で取付義務。良いものを使いましょう。
・ヘルメット :義務付けされていませんが、安全のためなるべく使用しましょう。
・サイクリングウェア :あれば快適です。
・グローブ :あると手と手首や握力に優しいです。
・サングラス、アイウェア :あると目に優しいです。
・シューズ、ペダル :あればより楽しめます。
・空気入れ、インフレーター :自宅用と携帯用を持っていると便利です。
・工具類 :日ごろのメンテ用に必要です。
・ケミカル類 :ルブ、グリスなど用途に応じて持っておきましょう。
・その他 :ツーリング用品 ボトル、替チューブ 携帯工具など
・保険 :自分が怪我したとき、他人を怪我させたときなど必要な 保険を持っているか確認しましょう。
・防犯登録 :一般道路を走行する自転車には防犯登録が義務付けられています(罰則は無し)。
スポーツ車は必要ありませんが、やはり道路を走るものですから登録しておくのが無難です。
※ベル、ライト、反射板は法律で取付が義務付けされているものです。
それ以外のものは各自で判断してください。
また工具などは日々のメンテで必要です。基本的なものは持っておきましょう。
TSマーク取得が保安装備の一応の基準です。同時に保険もつきます。
Q.折りたたみ・小径車が欲しいのですが、お薦めは?
→A.本当に折りたたみが必要なのでしょうか?
※ここをよく読んで考えて下さい。
http://www.cso.co.jp/chishiki/fdb003.html ・ホームセンターやディスカウントショップなどで売られている1〜2万円程度の
安価な折りたたみは粗悪品ですのでおすすめできません。間接部が破損、変形しやすく危険です。
・車に載せるにしても輪行するにしても折りたたみ小径車である必要はありません
通常のスポーツバイクなら前後輪を工具なしで簡単に着脱できるので車載や輪行も容易です。
自転車としての性能は当然ながら通常のスポーツバイクの方が優れています。
・折りたたみ・小径車はタイヤ径が小さいので、変速段数よりもギア比(1回漕ぐと何M進むか)に着目しましょう。
折りたたみは機構上、チェーンホイールやスプロケット交換ができないものが多いです。
また、比が同じでもタイヤ径が小さいほうが損失が多く、長距離には向かない特性があります。
・フルサス折りたたみに関してはルック車と同じように考えてください。安価なものはほとんどが粗悪品です。
・「折り畳み所要時間〜秒」という情報は鵜呑みにしないほうが良いでしょう。
・折りたたみ自転車のルックスやギミックに魅了を感じる人が多いのも事実です。
しかし、ほとんどの場合同価格帯ならば折りたたみ機能が無い物の方が
パーツやフレームの質は高くなる傾向があります
(折りたたみの機構にコストがとられるので当然ですが)。
●タイヤについて (ロードバイクのタイヤには各種の規格があります)
・ロード(MTB)だからパンクしやすい(しにくい)ということはほとんどありません。
・タイヤにはスリック(溝が掘られていないもの)とブロック(凸凹)があります。前者は舗装路用、 後者は不整地用です。
・タイヤの太さ・重さ・表面形状は加速や制動力に関係しますが、最高速度にはあまり影響しません。
そこに到達する時間と、最高速に到達し維持する為のエネルギーが異なるだけです。
・タイヤが細ければ細いほど素早い加速が可能です。登坂時の疲労も少なくなります。
・タイヤが太いほど加速は鈍くなりますが制動力に優れ、また一定速度での巡航は楽なようです、
・空気圧管理と抜重(段差で体重を一気にタイヤにかけない技術)をすれば、
どのタイヤがパンクしやすいということはありません。ただし、溝があるタイプのものは、
経年劣化で溝からひびが入ることがあります。
700*20C、700*21C チューブラータイヤに多い。軽いので加速・登坂に優れる。
700*23C 最も一般的なロードレーサーのタイヤ。良好な路面の通勤に使用可。
700*26C、700*28C クロスバイクに多い。そこそこの加速があり、多少の悪路もこなせる。通勤バイクの定番。
700*32C、700*35C ブロックパターンのタイヤも多く、不整地走行にも向く。ツーリングに好適。
・MTBのタイヤに関しては、どろはけ性能や、マッドコンディションでのグリップ、
耐久性等さまざまな種類があります。目的に応じて交換してください。
・街乗りにMTBを使いたい方は、タイヤをスリックタイプに変えることでかなり巡航性が向上します。
●ドロップハンドルについて
・見た目で不安に思う方もおられるようですが、ドロップハンドルは長い長い自転車の歴史の中で
改良されつつ生き残ってきた、非常に優れた形状のハンドルの一つです。
・舗装路を淡々と走り続ける場合、ドロップハンドルは最善の選択肢です。ただし都心部のように
小回りや段差越を要求される場合、フラットバーハンドルの方が適しています(バイクメッセンジャーを見よ)。
・個人差はあれ、購入後1〜2週間でドロップハンドルにほぼ慣れると思います。
・どうしても不安な場合には補助ブレーキという部品を装着することも可能です。シクロクロスレースでは
必須の装備であり、格好が悪いなどということはあまり無いと思われます。
・小さい手でも使いやすいタイプのドロップハンドルも増えてきています。完成車付属のハンドルで
手がブレーキに届かない、などということがあれば簡単に交換できます。
・ドロップハンドルへの不安を吐露するだけのレスは不毛なので控えてください。
●ブレーキについて
・シマノで言えばティアグラ以下のブレーキは、本格的な競技会での使用では危険と言われています。
競技会での使用を前提とするのであれば、購入時に差額を支払って105以上に換装するか、最初から
105以上の部品で組んである自転車を購入してください。
・完成車で多く採用されているテクトロの低級ブレーキは、非常に利きが悪く、基本的に交換することをお勧めします。
誤解を招かないように書いておくと、テクトロのブレーキにも良いものはあります。命を預ける部品ですので、良いものを選んでください。
●クランクについて
・15万円以上もするような自転車はギア比の設定がそれなりに高くなっていますので、入門者ではすぐに
乗りこなせないこともあります。また、なるべく軽いギア比で高い足の回転数(毎分90回転以上)を保つ
走り方(疲労が少ない)は、ある程度練習しないと身に付きません。足に自信がある方でなければ、
「コンパクトクランク」や「トリプルクランク」が装着されている自転車で入門した方が良いかもしれません。