京都八幡木津自転車道線 (桂川自転車道) 17

こんにちは。
貴重なご意見多数ありがとうございます。中には場当たり的な中傷コメントもありますが、概ね良識的なご意見と受け止めています。
自分では気づかなかった点も発見でき、いろいろ勉強になったと思います。
その上でまとめとして自分の見解を述べさせていただきたいと思います。
まず問題の動画については、多くの方が指摘されている通り、並走行為は確かに行儀が良くないと思います。
おそらく当の本人は自転車道だから並走はしても良いという意識があったのだと思いますが、話に夢中になって対向者が来ても左へ寄ろうとしないのはマナー違反に違いありません。
すれ違う人に不愉快な思いをさせてしまったのなら恥ずかしいことです。
しかしこのような気楽な集まりで特に身内に対してはなかなか面と向かって注意しにくいという雰囲気もあり、誰も注意できなかったことはご理解いただきたいと思います。
それはよほど人徳がなければ難しいです。
今回のポタの場合、特に主催者というものはなく、自発的な集まりだったのでなおさら統率に欠ける面はあったと思います。
今後の対応ですが、当人には並走をしないよう注意を促します。
ただ私は当人とは初対面であり、若輩者の私が注意しても聞いてもらえるかどうかわからないので、お友達であるcancan氏を通じて注意していただけるようお願いするつもりです。
またこのような動画を何の配慮もなく掲載してしまったことは深く反省しております。

事の発端は最初のforest氏の書き込みが明らかに挑発的と取れるものであったことに対して、
自分が迷惑を被ったわけでもないのに他人のブログの動画に匿名で難癖を付けるとは何事かと私が感情的に反応してしまったことにあります。
要は言い方の問題で、もう少しトゲのない言葉であれば「はいすみませんでした、今後気をつけます」とお互い気持ちよく終わっていたかもしれません。
面識のある相手であれば多少言葉足らずでもお互いに理解し合えますが、
まったく顔の見えない相手であるからこそわずかな言葉の綾で感情的なニュアンスが変化します。
ただそのことについてforest氏を糾弾するつもりはありません。すべては大人げない態度を取った私の不徳の致すところです。

もう一つ本題とは直接関係ないですが、さまざまな意見があることを承知の上でネット上での匿名性について私の見解を述べさせていただきたいと思います。
結論から申しますと、私個人としては昨今のような匿名性ばかりが強調されたネット社会は決して健全なものとは考えておりません。
今から10年以上前、インターネットの黎明期には実名かつメールアドレスも公開の上で議論することが暗黙の了解となっておりました。
それはお互いの所在を明らかにすることにより責任ある議論が展開できると考えられるからです。ところが昨今では個人情報に対する考え方が厳しくなり、
スパムメールが氾濫するようになったことからそういうことがだんだん難しくなってきました。そこで匿名性だけが肥大化して独り歩きする結果になってしまったわけですが、
そこではブログオーナーと一投稿者という関係では立場上大きな隔たりが生じます。メールアドレスすらない匿名の相手は何のリスクも負っていないわけで、
言いたいことだけ言って都合が悪くなればいつでも逃げることが可能です。それではフェアな議論は期待できません。
特に双方とも匿名の掲示板ではお互いに責任を負っていないのですから、最後は罵倒暴言に至ってしまうことは当然の成り行きでしょう。
すべてをオープンにすることが必要とは思いませんが、匿名性だけを追求していくとネットの可能性を自ら狭めてしまうことになると思います。

実りのある議論をするためにはある程度の情報公開は不可欠であるというのが私の考え方とご理解下さい。
最後になりましたが、今回の件で不快な思いをさせてしまった関係者の皆様、ならびに読者の皆様に深くお詫びいたします。
特に同行した皆様に多大な迷惑を与えてしまったことを反省しています。
今回の件ではとんでもない醜態をお見せしてしまいましたが、決していつもこのようなことをしているわけではなく、皆さん良識ある大人ばかりです。
そのことだけはどうか誤解しないで下さい。また私自身も影響の大きさを自覚し、いろいろ勉強になりました。
これにて本件は収束させたいと思いますので、しばらくしてコメントを閉鎖させていただきます。また問題となった動画は当人の名誉のため、
近日中に削除することをお許し下さい。forest氏ともサイクリスト同士として話し合えば理解し合えるものと信じています。
最後はサイクリストらしく気持ちよく終わりたいです。

アクセス者のIPはすべて記録されております。
特にコメント者のIPは完全に特定されております。
万一脅迫、個人情報漏洩などの犯罪行為を行った場合、警察当局に通報いたします。