あぁ、晴れたら本気で多摩川行きてヘな10kcal

ちと古いが府中市平成15年第２回定例会（第10号）
*手塚歳久
　数年前、自転車優先ではないといった観点から、旧サイクリングロードが“府中多摩川かぜのみち”と名称変更になりました。
しかしながら、相変わらず自転車の通行が多く、かなりスピードを出して通行する自転車も見受けられます。
通常のスピードで通行する自転車は問題ありませんが、相当危険を感じるほどスピードを出して通行する自転車があります。
自転車以外でも、高速で通過する手動式の三輪車のようなものも時々見かけます。市民の方からも、危ない、怖いといった声がたくさんあります。
事故に遭ったという声もございます。府中市もこれまで看板や路面表示で「歩行者優先」や「ゆっくり走ろう」と対策を講じているのは承知しておりますが、利用者に十分徹底していないように思います。
　そこで、多摩川かぜのみちが市立公園になったことでもありますので、改めて自転車等の速度制限、高速通行の禁止に精力的に取り組んでもらいたいと願っているところでございます。
　以上のような観点から、以下、質問をいたします。
　ア　サイクリングロードから“府中多摩川かぜのみち”に名称変更した経緯を教えてください。
　イ　かぜのみちの平均通行者数はどのくらいですか。歩行者、自転車、ジョギング等でお伺いいたします。
　ウ　自転車等のスピード通行を危惧する声がありますが、どのように把握しておりますか。
　エ　かぜのみちが市立公園に位置づけられたことでもあり、速度制限・通行規制等できないですか。
　オ　市民が安心して通行できる公園となるよう、最善の対策をお願いいたします。お考えを伺います。
*宮寺忠康環境安全部長
　次にイの、かぜのみちの平均通行者でございますが、府中多摩川かぜのみちの通行量につきましては、市道幹線道路における車両のように定期的な調査は行っておりませんが、
健康センター南側の地点で簡易な調査を行った結果、平日午後の１時間当たり歩行者は40人、ジョギング10人、自転車160台。このうちスピードを上げて通過した自転車は20台でございました。
なお、週末の市民健康センター付近は、平日に比べ大変多くの市民が利用していることは明らかで、やはりスピードを上げて通過する自転車は１割程度と考えております。

続く