【遠くへ】ツーリングレポート スレ2【行こうぜ】

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178 ◆h8m4E3eBeI
自転車とは無関係な板でちょっと話に出してたツーレポ 投下させていただきます
日記形式になっております 
長文で読みづらいものですし文面等おかしいところがあるかもしれませんがご容赦願います

旅の目的は道の人力踏破で観光は余裕があったらついでにって感じです
スタート地点とゴール地点は人力踏破済みであること
既に自走した区間は輪行で端折っていいというルールにしてます
食事はスーパーやコンビニのものがメイン
宿泊方法は費用の問題と予約不要で流動的なスケジュールもOKということもあってキャンプです
旅の日程自体が土壇場で急な変更を強いられる場合も少なくない仕事です
キャンプ道具は山岳用の軽量タイプを使ってます
カメラにハードなアウトドア環境でもイザという時壊れにくいアナカメを使い続けてる事情があるので
証拠写真うp求められても上げづらい環境です
どうしてもといわれればそのうちスキャナーで上げますけど
風呂は温泉や銭湯がある宿泊地では入り
ないところでは公園とかの水道で簡単に洗います
使用車はキャノンデールT2000の2001年モデルで結構いじってます
キャリアはミノウラ鉄のリアのみ
バッグはオーストリッチのフロント・中型パニアでフロントサイドは無し
入らないものはキャリア天板へ 
あと輪行時に駅構内で荷物をまとめて運ぶために
簡易ザックのモンベルのメッシュギアコンテナ50L使用
ギア比、ホイール、タイヤ等を変えてありますが
純正のSTIレバーが壊れたのを機にシフトレバーをバーコンにしたため
煩わしいセッティングから開放されたのが大きいです
ツーリングにすばやいシフトさばきなど必要ない!これで十分
179 ◆h8m4E3eBeI :2007/12/01(土) 20:44:53 ID:???
2007 10/22  岡山→宇佐→別府 晴れ 自走距離105km

今年は秋になったがなんとか旅に出させてもらえた。
家庭の事情から最近自転車旅は年一回一週間程度となっている
去年の北海道とは逆方向で九州へ。
岡山からスタート地点の大分・宇佐まで電車で輪行し正午に着いて自転車組み立てて出発
今日は国東半島一周である R213前半は細かい起伏で後半は平坦になった
スケジュールきつめなので半島内部の寺めぐりなどはできない
距離は普通だがスタートが遅いため初日にしては飛ばした
この半島外周部に特に目の付く観光スポットは見当たらないが
どこか写真はと権現崎から姫島を撮った 止まっている時間を短くして走った
この季節になると日暮れが早い
杵築城が夕日に染まっていたし終盤R10を走ってて別府湾の夜景が美しかった
別府に着いたのが18:30ごろ 公衆浴場はいくらでもある街で適当なところに入る
海辺の公園でテント張る 
180 ◆h8m4E3eBeI :2007/12/01(土) 20:46:46 ID:???
10/23 別府→佐伯 晴れ 自走距離149km

半島二つを一周、走った走った
7:00前に別府を出発し大分を通過し県道22とR197で四国との最短地佐賀関を目指す
県道635の起伏はそこそこで半島先端の灯台まで行く
関鯖で有名な関漁港も通り臼杵に昼過ぎに着いた
ここから佐伯までは別の機会に自走している既走区間のため
体力節約のため電車で輪行 少し休めた
佐伯で自転車を組み立てると15:00前
今日はここまで戻ってくるのでキャンプ装備を駅のコインロッカーに預けて軽装で飛ばす
九州最東端の鶴御崎を目指す
北岸の県道604をガンガン走る かなりの距離だがおおむね平坦
しかし最後の上りが疲れた足にはかなりきつく頂上ゴールって感じだった
岬の灯台に日没前にたどり着いた 灯台脇から下へ歩く九州最東端の碑を見落とすところだった
帰りはトンネル抜けて南岸の県道501を走る
こちらの方が短かくちょっとした峠があったが大したことない
19:00過ぎに佐伯に戻る 駅近くの公園で
181 ◆h8m4E3eBeI :2007/12/01(土) 20:47:52 ID:???
10/24 佐伯→阿蘇(旧一の宮) 晴れ 自走距離105km
これまでは半島一周繰り返しの海ステージだったが今日明日は山ステージだ
佐伯を出るとR10、R502と小さな峠をいくつか越える山間部へと入っていく
距離は長すぎないが起伏はこれまでよりやや多い
原尻の滝を見た 平地の中に突如現れるミニナイアガラ的な滝
落差は大きくないが幅があって存在感は大きい
山間部暮らしなので山なきところでこれほどの滝があるとは驚きだった
あまり多くない起伏の繰り返しを走って岡城跡に行ってみる
「荒城の月」のモデルということだが有料だし時間的余裕もないので入らなかった
竹田市街は歴史を感じさせる古い町並みだった
ここから先はR57を行き阿蘇の外輪山を登っていく
カルデラの外側の勾配はきつくないが荷物多いと楽じゃない
しばらくかかった頂上からはストンと落ちるカルデラの地形
中央にそびえる山に夕日が沈んでいくのを見た
旧一の宮町には温泉浴場があった
運動公園にて FMが入らないのは地形が原因か?

余談だがこの日はお気に入りのアニメキャラ画像を小さくプリントアウトしたものを
自転車に貼ってプチ痛チャリを試しかけたがコンビニに寄るのも恥ずかしくて
マップケースで隠せるフロントバッグ上部のみにした
旅の恥は掻き捨て状態でもこうなってしまった小心者ですw
182 ◆h8m4E3eBeI :2007/12/01(土) 20:48:35 ID:???
10/25 阿蘇→諫早 晴れ 自走距離146km
きょうはかなりきつめ 山あり海ありの非常に変化に富んだコース
まずは阿蘇山火口へ向かってR265を上る
勾配はきつくないが荷物の重さと疲れから速度は出ない
草原に牛馬が放牧されていてのどかだった
牛と馬が同じ場所に放牧されているのははじめて見たような気がする
持ってきた水が足りない感じだった
この季節にそれなりの標高のところなら汗はそんなにかかないと思っていたが実際はけっこうかいた
しかも途中には水場や飲み物の自販もなく水不足に危機感を覚えてきた
そんな中ツーリングマップル九州の表紙に写っている山がわかった
かなり上った草千里ヶ浜にレストハウスを見つけて自販もあってほっとした
火口西を目指す有料道路区間は自転車は無料だが歩道へと誘導された
修学旅行の団体と多くすれ違い頑張ってくださいなどと声を掛けられた
そしてついに火口へ自転車で入れるところまでいって少し歩き回った
活火山の火口を間近で見たのは初めてではないがいかにも火口という感じはこれまでで一番
ごつい待避所が噴火のすさまじさを物語っている、展望台の中の部屋は広くない割に回向がビンビビンで面白かった
下りは有料道路の車道部分を一気におりて終わり付近で関係者にばれないように歩道に戻った
頂上入り口のみやげもの屋にちょっと寄ってから一気に下る
麓に下りてからも追い風でR325R57と熊本市内までビュンビュン飛ばす
この方向だと外輪山に切れ目があって峠らしい上りがない
大津の道の駅で土産を買って送り市内では駅と城で証拠写真を撮った そして熊本港へ走る
港に着いたら次のフェリーまで10分ちょいでタイミングは良かった
船は鉄道や飛行機と違い完成車のまま乗れるため分解組み立ての手間と時間が省けるのは助かる
海を渡って島原に着けば16時過ぎ城を写真に撮ってから諫早までR251を走る走る
道はフラットだがラッシュもあってか交通量が多く路肩も走りにくい
悪名高き潮受け堤防もちらっと見た
諫早駅に着いたのが19時ごろ
キャンプできそうな公園はみつかったが風呂屋はなし
183 ◆h8m4E3eBeI :2007/12/01(土) 20:49:25 ID:???
10/26 諫早→(島原半島一周)→諫早 曇り時々晴れ 自走距離144km

今日が一番きついと思う 島原半島一周
日帰り周回コースなので諫早駅のコインロッカーにかなりの荷物を預けての軽装アタック装備に
まずは長崎市方面に向かい日本一周時の既走コースとつなげるが
そのあとしばらく起伏が激しくかなりしんどかった
小浜の前で廃線利用の県道を目立たないのをどうにか見つけて峠を一つはしょった
湯煙立ち込める小浜から雲仙へ上って行く
しかしこれまでの疲れからしんどい
尻が痛くなってつらい 一応パット付きパンツは履いているのだが
それでもどうにか上っていった 雲仙の温泉街でも湯煙を見て硫黄のにほひ
温泉街でサイドバッグ4つ付けたチャリダーとすれ違った
そしていよいよ火口方面の有料道路へと思いきや自転車は通行禁止ッ!
残念だがきつい予定を少しはしょれたというほっとした気持ちもあったりする
昨日上陸した島原へと下っていく
これからは峠らしい峠のないシーサイドラインでひたすら走るが多少は起伏はあった
ケツいてえ!
そしてヘロヘロになり小浜へ戻った
一度通った区間を輪行ではしょれればここで今日の走行は完了ではあるが
バス輪行が実際に可能かは現地で直接聞いてみないとわからない
島原バスターミナルの受付できいてみたらOKでなんと追加料金もなしで迷わずここをゴール地点に決めた!
たすかったあ〜
諫早に銭湯はないようなのでここで市営浴場に入った ここで入っても後は汗をかかずに済む
そのあとバスで輪行 きついスケジュールがかなり緩和された
諫早駅前のバスターミナルで降りて組み立てて昨日の公園へ
ラジオで聞いた天気は日本の多くで雨になるということだったがここ西九州は天気は悪くなくてこれも助かった
今回の旅ではまとまった雨に降られてない
184 ◆h8m4E3eBeI :2007/12/01(土) 20:51:36 ID:???
10/27 諫早→本土最西端→岡山 晴れ 自走距離31km

全国的に雨の予報だが西九州は好天
今日は自走は少なく輪行が多い 最終日で実は今日から漏れは40代だったりするw
30代にーなりたくーなかーったー It was 10years ago today (誰も知らないカルトな歌)
諫早から佐世保、佐々と既走区間は輪行する 
そこから先への本土最西端へは自走で起伏もそこそこある片道10数kmの県道をピストンする
10時までには本土最西端へ着く これで本土の東西南北端を人力踏破達成!
最西端の碑で記念写真を
岬の丘の公園には他の三箇所との姉妹縁組のでかいタイル張りの日本地図があった
10時に間に合ったので駐車場に戻って痛チャリ試した某アニメのDVD実況に参加した
動画対応ウォークマンと携帯でこんな最果てからでも参加できるんだなぁ
それにしても本土最西端は他の3箇所に比べるとなぜかマイナーだよなあ
日本一周した時もここだと知らずに行き損ねたくらいだし
その後は佐々駅まで戻って輪行で岡山に帰った佐世保でカステラと博多でメンタイを手土産に買って

これで今年のチャリ旅も終わりだ今回はまとまった雨に降られなかったのがラッキーだった
自転車もトラブルはチェーンが外れた程度のものしかなく助かった
秋に行ったのは初めてだが夏場の暑さがないのは快適だった
しかし日が短いため遅くまで走るのには向かない ベストシーズンはやはり梅雨入り前だろうなぁ