自転車購入相談スレPart38

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821ツール・ド・名無しさん
高ければいい、という人が多すぎますね。
走行性能(ここでは短距離(20km以内)の巡航速度)
におけるコストパフォーマンスについて、

1万円→3万円: 30%アップ
3万円→6万円: 15%アップ
6万円→15万円: 5%アップ
15万円→60万円: 5%アップ

以上のような具合なんで、6万円くらいまでは、
コストに対するパフォーマンス加速度の勢いがいいので、
初心者でもそれくらい出してもいいですが、
6万円を超えると、コスト増分に対するパフォーマンス伸び率が
どんどん悪化し、ほとんどパフォーマンスが伸びなくなります。

車やオートバイであれば、コストをかければかけるほど、
エンジンが強くなりますので、少なくとも直線番長にはなれます。

自転車の場合は、エンジン(心肺脚)が短期的には固定ですから、
ロスを減らす、という方向でお金を使うだけですので、
6万円くらいのラインを超えるとコスト効率が非常に悪いのです。

この、エンジンが価格弾力的か、エンジンが固定か、という点は
非常に大きな違いです。

自転車の場合は、お金を出せば速くなれる、というのは大間違いです。

ここで、100km以上の長距離を頻繁に走ったり、レースに出たりするような人は、
この最後の10%を埋める為に何十万円も使う意味もありますが、
街乗りがベースで、たまーにサイクリングで遠出するくらいの人
なら6万円くらいで十分です。