断食・瞑想の「仏陀少年」、再び姿消す=ネパール
3月11日12時9分配信 時事通信
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【こぼれ話】断食・瞑想の「仏陀少年」、再び姿消す=ネパール
【カトマンズ10日】ネパールで、飲まず食わずで長期間瞑想にふけることから「仏陀の化身」として話題になっていた少年が、再び姿を消した。後援組織の一員が10日、明らかにした。
この少年はラム・バハダール・ボムジャン君(17)。少年は15歳のときに食物や水を断って長期間の瞑想を行ったといわれて「仏陀の生まれ変わり」として有名になり、多くの人々が
見物に押し掛けた。その後、昨年3月に「騒がしくなりすぎた」として突然姿を消したが、同12月に現れ、再び瞑想を開始していた。
後援組織のメンバーによると、今回、ボムジャン君は師匠の僧侶に、他の場所で瞑想を行うと言い残して、8日夜にバラ地区の瞑想を行っていた場所からいなくなったという。
再び現れて瞑想を開始してからは、少年に疑問を抱く人も増え、集まってくる人は少なくなっていた。また、当局は見物料が入金されていた銀行口座を凍結していた。
床下遺体、中国から帰化の知人を殺人容疑で再逮捕へ
東京都多摩市で昨年12月、元都職員前島忠夫さん(66)の遺体が自宅床下から見つかった事件で、死体損壊遺棄容疑
で逮捕された知人で、中国から帰化した金田洋子被告(40)(詐欺罪などで起訴)が遺体発見の直前、「前島さんの家を
手に入れたい」と周囲に漏らしていたことがわかった。
前島さんは妻や息子と死別して数年前から一人暮らしだったため、警視庁多摩中央署特捜本部は、自宅の合鍵を持つなど
親密な関係になった金田被告が前島さんを殺害後、自宅を乗っ取ろうとしたとみて、12日にも殺人容疑で再逮捕する。
調べによると、前島さんは昨年10月上旬ごろから、多摩市連光寺の自宅周辺で姿が見られなくなった。同12月21日、
前島さん宅に出入りしていた金田被告と、内縁の夫の近藤順一被告(64)が、前島さんの年金34万円を銀行から無断で引
き出したとして詐欺容疑などで逮捕され、前島さん宅の台所床下から、切断された前島さんの遺体が発見された。