自転車での恐怖の思い出

このエントリーをはてなブックマークに追加
726ツール・ド・名無しさん
一般の公道で100km/hも出たら、怖いで済まない。
何かトラブったら即死、横から何か出て来たら巻き添えにしてやはり即死。
閉鎖された見通しのいいコースなら何とかなるかも。
 
ロードで舗装路を下って、推定で5〜60km/hほどで仲間を追い抜いたら、
ブレーキの効きが悪くなってて(ホイール換えたの忘れてた)、
コーナーでコースアウトして茂みに突っ込みそうになった。路面は砂が浮いてて無理なハングはできそうにない。
マヂ死ぬ、と思った。
一瞬の間に、仲間に迷惑かけるなとか、バカやっちまったとか、自転車メゲるなとか、親にも会社辞めたのバレるな(会社辞めた直後だった)とか、
色んな事が頭をよぎった。一番高い自転車に乗ってなくて良かった、まで思ったw
(仲間もコーナーに激突すると思ったと言ってた)
その瞬間、魔法のように右足をひねってクリートを外し、砂で滑るギリギリまで車体を傾けながら、
ガードレールを蹴って体勢を立て直し、反対車線からフラリと立ち上がってコースに戻ったヲレがいた。
自分でも信じられなかった。恐怖と安堵感でちょっと涙出てた。
仲間は「さすが乗り慣れてるヤツは違うな〜」と感心してたが、
もうそんなモンじゃなかった。
それ以後、下りでバカはしなくなった。