357 :
ツール・ド・名無しさん:
ミスタバイク2005.4 P142
ふと気付くと、ロードレース用の自転車がけっこう溜まっていた。
クルマからそれを下ろし、体にピッタリしたレオタードのようなスーツに着替えている。
モッコリ。ムキムキ……中にはポッチャリもいるが、みんなマントのないスーパーマン系統のカッコをしている。
「なあ。オレよ、ガキの頃からずっと思ってたんだけどよ。スーパーマンとか、よく恥ずかしくないものだなあと」
「え……所詮テレビじゃんよ」
記録係・中川マユミがシラッと答えた。
「いや、そうなんだけどさ。ふつうさ、大人ってあんな体にピッタリした服着ないじゃんよ」
「知らないよ。あたしなんか生まれてないから、知らないよ」
たばこの煙をぷうと吐き出す。
「なんか……ああいうのって、モーホーに受けそうだよな。はは!便所の落書きそんなのばっかだったぜ」
珍哉さん、あなたはアウトバーン300q/h時には空気抵抗の大きさを語ってませんでしたか?
1馬力にも満たない自転車では空気抵抗がより影響あるのが想像つきませんか?
他のスポーツのスポーツウェアを見て「恥ずかしい、ホモに受けそう」などとよく書けますね。