子供服の福袋販売は、最近はネットショップでも大流行。しかし、その一方で
トラブルも発生しています。
「いくら何でもひどすぎると思う」と話す神奈川県に住む主婦、高橋尚美さん。
子育てに忙しい毎日、デパートでの福袋はあきらめて、ネットショップで
子供服の福袋を申し込みました。「1万円でアメリカの人気ブランドの商品が
13−17点入る」といううたい文句にひかれたのです。
ところが、届いた荷物にショックを隠せませんでした。福袋にはショーツ、
パンツなど服は5点、小物と1割引券を加えてもわずか7点だったのです。
ショップ運営者に電話を何度かけてもつながりません。そこで、ネット検索を
続けると、同じショップで購入して、「だまされた」と怒っている購入者たちが
被害者のページを作っていました。
運営者のショップは関東の住宅街にありました。アパートの一室です。
運営者は個人のようです。運営者は主婦、その答えは意外なものでした。
「私は被害者だと思う、私の方こそ・・・」(ネットショップを運営する主婦)
運営者の自宅には怒った購入者たちから着払いで返品が殺到していました。
「私はサギで行っているのではなく、かわいい外国の洋服を、少しでも安く
提供できればと思って・・・」
「私の方はあくまでも『洋服や小物12−16点入る予定です』と書いたが、
『13−17点入る』とは書いていない」と、入る予定だとは書いても、入ると
断言していないと言うのです。
「数だけ欲しかった人には申し訳ないが、内容的にかわいいのが入っている
のでお許しいただきたい」(ネットショップを運営する主婦)
言葉のちょっとした違いが大きなトラブルを生むインターネットの世界。
ネットショップでの購入には十分注意が必要です。(一部略)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye1105694.html ※動画URL:
http://news.tbs.co.jp/asx/news1105694_12.asx