先月、エリー水道局の飲料水貯蔵所のそばに、不審な黒いバッグが捨てられているのを従業員が発見。
通報を受け、都市爆発物処理班と危険物取り扱い班が直ぐさま出動した。
各処理班がバッグのX線検査を行う間、水道局からの水の提供は数時間に渡って遮断された。
警察は「黒いバッグを持ってフェンスを登っている少年を見た」という目撃情報があったため、
現場にふらふらとやってきたトロイ・ムージル(18)という少年を問いつめたところ、
「ちょっと病気で・・パンツを汚物(大)で汚してしまったんです。で、友達の家で着替えた後、
汚物にまみれたパンツをバックに入れ、水道局のフェンス越しに投げ捨てました。」と、供述した。
少年の汚物パンツが入っているとは知らず、貯水池は大騒ぎとなっていた。
市警察、FBI、ペンシルバニア州警察、エリー郡保安部、ハズマット危険物専門チーム、
エリー郡緊急管理機関、消防自動車、救急車・・すべての部隊がサイレンを鳴らし、
ブルーの回転灯をフラッシュさせて現場に急行したのである。
その上、貯水池から水の供給も数時間カットされ、エリーの街に住む人々には水の節約令まで出された。
少年のパンツが街中に大変大きな損害を引き起こしてしまった。
ムージル少年は有罪となり、裁判官は90日間の懲役、または、この時迷惑を掛けた緊急機関に
毎月500ドルをこの先10ヶ月間支払う事を命じた。
お金が払えないのなら、すぐに牢獄へ身柄を拘束するということだ。
ムージル少年はその日酔っぱらっており、パンツをフェンス越しに捨てたが、
バッグの中に鍵が入っていたのを思いだし、取りに戻ったところを警察に捕まったらしい。
少年は「まさかこんな大事になるとは思ってもいなかった。」と話している。
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http://azoz.org/archives/000164.html#more