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172ツール・ド・名無しさん
★NY、「支払ったチップ少ない」と論争

 海外旅行の際、一体チップをいくら払ったらいいのか、戸惑った経験のある人も
多いと思いますが、アメリカ・ニューヨーク州では、レストランに支払ったチップの
額が少ないとして逮捕された男性をめぐって論争が起きています。
 ニューヨーク州の観光地レークジョージで、「支払ったチップの額が少ない」と
逮捕された男性がいます。男性は家族や友人ら9人で夕食をとるためレストランに
入りました。
 レストランのチップは普通15%から20%程度だと言われています。彼らはここで
ピザを食べました。 ところが男性らはこのピザの味に満足しませんでした。そこで、
チップを10%しか残さなかったのです。この店では、6人以上の団体客には18%
以上のチップの支払いを求めていて、メニューにも明記していました。
 その時たまたま外を警察官が通りかかります。店主の妻は警察官に男性客らが
チップを支払わなかったことを伝えます。男性は子供たちの目の前で、サービスの
対価を支払わなかった「サービス窃盗容疑」で逮捕されたのです。
 「チップとは贈り物であり、任意のものですよね。警察官に『こんな事でばかげているが、
私は間違っていない』と言いました」(逮捕された男性)
 ところが逮捕から10日後、ニューヨーク州の裁判所は、「チップの支払いは任意」で、
店が18%のチップを設定していても、支払いを強制することは出来ないとして、
男性を無罪としたのです。
 「店には謝罪を求めます」(逮捕された男性)
 「屈辱だったし、子供たちも不安な思いをさせられたわ」(逮捕された男性の関係者) 
 レストランのオーナーはこう反論します。」
 「悪い事は何もしていないね。メニューにチップの支払いが明記されている時、客には
『気に入らない』と店を出るか、食事をするかの選択肢がある。 これはチップで生活を
支えているウエートレスにとっては死活問題だ」(レストランのオーナー)
  逮捕された男性は、謝罪と裁判にかかった費用の賠償を求め、店側を訴える準備を
進めていて、チップの支払いをめぐる法廷闘争はまだまだ長引きそうです。

TBS NEWS-i http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline1037080.html