JR西日本(大阪市)の駅員ら69人が昨年11月から9カ月間にわたり、集積回路(IC)を組み込んだ運賃精算可能な乗車カード「ICOCA(イコカ)」のデータを改ざん、運賃を払わず乗車していたことが16日、分かった。
同社の事情聴取に大半は「カードの使い勝手を試すためやった」と話したが、12人は「運賃を浮かすため」と“キセル”を認めた。だまし取った運賃は計約10万4000円にのぼるという。
JR西によると、イコカは昨年11月に導入。これまでに約152万枚発行したが、一般利用者の不正は見つかっていない。関係者の不正利用発覚で、同社のモラルや職員管理体制が問われそうだ。
引用元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040916-00000173-kyodo-soci