111 :
ツール・ド・名無しさん:
あー今日も暑いYO!
早朝起きて時計に気温計がついているのだが気温表示にしようとプラスチックのボタン押したらなんかボタンが溶けたガムみたいになってんの。
ボタンを押した時のグニュッっていう感覚で目が覚めすごく気分の悪い1日が始まった。
指に粘りつくプラスチックを拭いながら朝飯でも作ろうと考える。
突如なぜか喉の強烈な渇きを感じ、台所で水を飲もうとする。
コップに水を入れてしばらくすると泡がでてきてとまらない、どうやら沸騰しているようだ。しかしそんなことには構ってられない。構わず飲み干す。
一体何杯飲んだだろうか、バカみたいに水を飲みまくった。バケツ1杯分は飲んだはずだが体重を測定してみると体重は昨日より5キロは減っている。
減量に苦労していたので気分はいい。朝飯は食わずに朝練に出かける。
最近は高い気温が続いていて景色はまるで月面のようで殺伐とした感じがなんともいえない。日本の四季は本当に美しいと思う。
しばらく走ると走行感の重さに気づく。後をみると長いタイヤ痕が続く。どうやら自分が通ってきた跡のようだ。
タイヤをよくみると接地面がチョコレートのようになっている、凄まじくグリップ力が高くなっているようだ。
これはこれでいいのかと思いなおしまた走り始める。しばらくするとあちこちのベアリングがギシギシ言いはじめた。
オイルが流れ出した跡がある。よくみるとグリスのようだ、どうやら熱で粘度がなくなり流れ出したようだ。
そういえば走りだす前からチェーンが五月蝿かったのはオイルが蒸発していたからなのか。
東の空が白みはじめ朝日が差すとフレームの色が変わり始めた。色が変わるというよりかは薄くなってきた感じだろうか。
しばらくするとアルミの地肌がなんともいえないフレームになる。フレームのデザインに飽きてところだったのでこれはちょうどいい。
バーテープの色も変化して交換の手間が省けた。炭化したようなので軽量化にも貢献してるようだ。
さらに小1時間走り気温がさらに上昇しアルミ部分全体が熱膨張し始めギシギシいいだしたので家に帰った。
暑かったが練習以外でも色々と得るものが多い1日でした。