◆小径車&折り畳み車 総合スレ◆PART 15

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携帯自転車について、今回開発した縦型最小自転車は駐輪場に置くことなく
人と一体に行動ができる折り畳み自転車である。通勤時は交通渋滞をさけ、
乗り継ぎの多い人にはこの自転車で近辺をすいすいと走ることができ目的地
には遅れることもない。無公害で人にやさしく、美容によく、ダイエットにもなる。

現在は、自転車の盗難も数多く危ない時代になったが、この携帯自転車は
自分の目の届く所に置くため盗難の心配もなく、街並みの景色を見ながら
楽しく通勤、移動ができる。今後は旅行のお供に飛行機移動も可能となる。



この折り畳み自転車は携帯することを当初から考え、赤ちゃんを乗せている
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ベビーカーの様な手軽に移動できる物を作ることが目的であった。
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折り畳みの形状としては縦型が理想的で持ち運びに最適である。
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いかに少スペースで縦型になるか、この一点が非常に難しく苦労した。
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日本市場においても今後は各社一層、携帯自転車の開発が進むことと思う。
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平成14年度 「新商品・新技術開発研究」 (財)自転車産業振興協会
杖式折り畳み自転車の開発 (株式会社坂本製作所)
http://www.jbpi.or.jp/14dev_new/06.html
891かみさま:04/01/06 10:37

考えてみろ、本格的な輪行なんてロードを分解したってできる、
いや本格的なればこそ本来ロードしかありえないのに、
タイヤが小さく、走るときには無駄でしかない折り畳み機構をつけた
折り畳み自転車をあえて選ぶというのは、それはもうすでに
走りより手軽に運ぶこと、つまり行動範囲を広げることを選んでいる
としか言いようがないんだよ。そういう存在意義を見極めなくちゃ。
折り畳み自転車は、いくら走りがよくても自宅から走っていたら
限界があるという諦めが出発点で、電車などの交通機関を駆使して
目的地に行っちゃってから余裕こいて目的地を堪能するという、
アクロバティックでいさぎよい開き直りが、その美学のすべてなんだよ。
走ることにこだわるかぎり、そういったストイックさの行き着く先は、
ロードしかありえないわけで、「走ること」を「行動範囲を広げること」に
置き換えてはじめて、そこで折り畳み自転車が優位にたつわけだろ。
ぶっちゃけた話、折り畳めたとたん、走りの差なんてものは、
交通機関ひとつで、簡単に乗り越えられちゃうわけで、そうなったらもう、
折り畳み自転車というのは、自転車という小回りの利く性質の乗り物で、
交通機関と交通機関のギャップをいかに埋めるか、ということしかないと、
おのずと導かれるはずだろ。そうすると、交通機関での移行において、
その障壁が少なければ少ないほど、ギャップを埋めることが現実的、
日常的なものに迫り、いまだ多くの者が垣間見ぬ「新しい行動パターン」
が開拓される可能性が開けてくるわけだろ。
考えてもみろ、走りがいいことと乗る楽しみは必ずしもイコールではない。
小さいタイヤでも案外走るもんだなという実感があれば、それはそれで
ひとつの充実なんだよ。こういうことは一度走ることを追求した者こそ、
案外実感することだったりもするんだよ。だったら折り畳み自転車に
おいて、走りの差というものが一体どれほどのものだ? 走りの差より、
体験の質だろう。折り畳み自転車において、走りの差を追求することほど
矛盾を秘めたものはないと、そろそろわかるだろう。
892かみさま:04/01/06 10:38

そしたら原点に戻って、自転車の仕組みを考えてみろ。いくら体重が重い
やつでも、車輪で転がれば、歩くよりは断然楽だろ。自分の体重を自分の
脚で歩いて運ぶより、自転車に乗って転がれば、体重があろうと進むだけ
進むだろ。それが自転車の本質だ。もうわかるだろ? 折り畳み自転車の
本質に一番近いんだよ、畳んだまま転がせるトランジットコンパクトは。
折り畳みと言っても自転車だ、転がすものをわざわざ担いで持ち運ぶのは、
案外負担になるものだ。階段くらいなら問題ない。見えるところに終わりが
あるわけだから、あそこまでならと気持ちの準備ができる。すると、
不思議と疲れはたまらないものだ。ところが立ったまま転がせないと、
改札からホームまでなかなか下ろせなかったり、いちいちかがんだり
持ち上げたりで気も滅入るし、思わぬ疲れがどっとでるんだわ。
そんなことで余計な消耗を強いられると、いくら走りがよくても、気楽さから
言ったらどうだ? プラスマイナスゼロどころか、せっかくの休日が
体感的にマイナスで終わる恐れすらあるだろう。バリバリスポーツやってる
と言い切れるマッチョならごり押しすればいいよ。でも折り畳み自転車
ユーザーの大半は ヘタレなわけで、だからこその折り畳み自転車なわけだ。
893かみさま:04/01/06 10:38

トラコンを見落としていた人には受け入れがたい事実かもしれないけど、
やっぱり経験した者にしかわからない否めない実感なんだよ、これは。
思わぬ遠回りをしてしまったら、後続の他人には同じ遠回りをしてほしく
ないと思うのが、当然の人情だろ? だからこうやって親切にもほどが
あるほどに書かざるをえないわけだ。トラコンならヘタレでも輪行が
続くんだよ。続くことこそが出だしで一番重要なことだろ? 自転車って
のはつまるところどれだけ使い倒すか、そこから得た充実感の蓄積だ。
トラコンを堪能して、いずれ他の折り畳み自転車で趣味に走るかもしれ
ないとしても、トラコンでほんとうの輪行の醍醐味を知らないまま、輪行が
大変だってやらなくなって終わったら、醍醐味を知る者としてもったいない。
よーく読めば読むほど、考えれば考えるほど、ある意味トラコンを知らずに
折り畳み自転車の本質を語れないことがわかるだろ? トラコンの世界を
知らないことにはどうしようもないし、知っちゃったらもうあとには戻れない
くらいの、強烈な「輪行革命」がそこには待ち受けているわけだよ。
トラコンはアルファでありオメガ、入口であり終着駅でもあるわけだよ。
3万円だよ? 買っちゃいなよ。それと引き換えに手に入る世界は
あまりにも広い。君次第だ。
894(承前):04/01/06 10:41

このグッドニュース(福音)の結論は、以下の通りのものである。

即座に畳んではそのまま転がせ自立するうえで、
自転車として最低限の走行性を保つ、
その”絶妙なバランス下”にあるのは、この自転車しかない。
フレームのこれ以上ないシンプルさと、
折りたたんでスタンドさせたときのその独特の佇まい、
「それ自体が機能性を体現している」ところが魅力である。
それはまた、「折り畳み自転車の本質」をも体現している。
そう、真に機能するものは、
どのような見掛け倒しのデザインより美しい。

もっとも重要なことは、いつもシンプルだ。
もっとも重要なことは、「あまりに近すぎて気づかない」ところにある。

もしそれに気づいた場合、目下早急に、それを検討することである。

輪行挫折防止委員会