ライト製品総合スレッド(LED/ダイナモ/ハロゲン等)Part7

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これ、外出?

ペダル軽〜く無灯火「追放」 調布の会社が発電機考案 /東京

 灯火してもペダルが重く感じない自転車の発電装置を、
調布市深大寺南町3丁目の電子機器会社「あき電器」=古池祥克社長(71)=が、考案した。
「自転車の無灯火走行をなくし、交通安全に役立てたい」と、この夏の商品化を目指している。

 あき電器は67年創業で社員は8人。大手電機メーカーから自動制御機器などの設計・製造を請け負っている。
3年ほど前「無灯火自転車が多いのは、灯火させるとペダルが重くなるから」と、社内で話題になったのを機に、自転車の発電装置を研究。
昨年夏、低電力でも光を放つ白色発光ダイオード(LED)を利用した発電装置を開発した。

 従来、自転車の発電装置は、コイルと磁石が一体。
新製品では、前輪のスポーク(金属の棒の部分)に磁石板(幅約2センチ、長さ10センチ)を3枚つけ、
車輪と一緒に回転させ磁場を変化させる。これに、ライトに取り付けたコイルが反応し、発電するしくみ。白色LEDが光る。

 発電装置とタイヤとが触れないため、従来の発電機のようなペダルを踏んだときの抵抗感はほとんどないという。
重さは全体で260グラムで、電池もいらない。同社は「マジ軽(かる)ライト」と名付けた。

 古池社長は「夜の運転で、無灯火自転車が近づいてハッとすることがある。
ペダルに負担がないライトは高齢化社会にも合うのでは」と話している。

(朝日新聞5/12朝刊東京面)