●関西オフラインレーシングZ●

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3中村不思議 ◆6p7DxX9696
長いこと外で話していた。震えるほど冷えていた。だから205号室に入ったとたん、急激に
暖かくなって、全身が弛緩してしまった。Tシャツだけは着替えよう、それだけは強烈に念じ
ていたから、部屋に入るなり、オレの白いリュックから新しい着替えと、寝巻き用のジャージ
を取り出して、着替えた。中村ぁ、着替え、あるんか?こすりつけがいった。ある。なんなら、
こすりつけTシャツ、やろか?おまえの臭いのなんかいらないよ。これとはまた別にあるんや。
じゃあくれるんならもらっておくよ。
周囲の目に晒されていても、トランスクスは汚れてないだろうかとか、脛毛はだらしなくちぢこ
まっていないだろうかとか、そんなことはあまり、気にならなかった。福袋で当てたナイキの
ジャージに着替えて、布団の端に座り、壁にもたれるような形になった。なんだか、酔いが
一気に廻ってきたような気がする。女に抱かれて今すぐにでも、眠りたい気もする。しかし、
ビールが差し出されたから飲んだ。窓に面した板の間の椅子には、萎えが座っている。
茶色い髪をもてあそんでいる。ギンガムチェックの赤いパジャマを着ている。赤いパジャマに
目がいった。萎えそれ、パジャマじゃん?あはは、そうパジャマ、てそのままじゃん中村さん。
やっぱりパジャマの腰は、ゴムひもなのだろうか。やっぱりパジャマの裾から手を入れたら、
地肌なのだろうか。
4中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/14 22:25
フランスとコビックの声がうるさい。国際色豊かなのはいいが、もう少し静かにしてくれ、少し
アタマが痛い。話をしたいやつが話し、聞きたいやつは聞いている。猫さんの合いの手、慣れ
ている感じだ。沈黙を作らせない。オレも話そうとしたが、うまく口がまわらない。うっとりは、
ふすまにもたれて、ギターを弾きそうになっている。ギターはない。
オレはもう限界に近い。というより、眠い。急に暖まったからだろう。オレより先に萎えが、私
もう限界、といって帰ろうとした。オレは萎えのパジャマの裾をひっぱって引き止めようとした。
萎えのパジャマの生地の肌触りは、オレの脳に直接的にエロティックな信号を送ったが、
オレはそれを処理しきれなかった。萎えは部屋に戻っていってしまった。フランスもコビックも
やかましい。こすりつけも話しはじめてしまった。この中で、飲酒運転したことないのは、
きびのみたらしだんごだけだった。みたらしだんごはにやりともせず、土色の顔で手をあげた。
皆はさまよった目で、みたらしだんごを尊敬した。トイレには茶がいた。オレはおしっこをした
かったから茶を起こしにかかったが、便器につっぷしたまま寝ていて起きなかった。オレは
あきらめて隣の女子の部屋のトイレを借りにいった。忍び込むような気持ちで扉をあけた。
あの、トイレ、借りるよ? 返事はなかった。明かりは既に消えている。中にいるのはおそらく、
パジャマを着た萎え。ふすま一枚、隔たっている。もう寝た?返事はなかった。
いやらしく、いないのかなぁ?といったが、やはり返事がなかったからオレは、小便だけ済ま
せて、女の部屋を出た。
5中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/14 22:31
フランスとコビックの声がうるさい。国際色豊かなのはいいが、もう少し静かにしてくれ、少し
アタマが痛い。話をしたいやつが話し、聞きたいやつは聞いている。猫さんの合いの手、慣れ
ている感じだ。沈黙を作らせない。オレも話そうとしたが、うまく口がまわらない。うっとりは、
ふすまにもたれて、ギターを弾きそうになっている。ギターはない。
オレはもう限界に近い。というより、眠い。急に暖まったからだろう。オレより先に萎えが、私
もう限界、といって帰ろうとした。オレは萎えのパジャマの裾をひっぱって引き止めようとした。
萎えのパジャマの生地の肌触りは、オレの脳に直接的にエロティックな信号を送ったが、
オレはそれを処理しきれなかった。萎えは部屋に戻っていってしまった。フランスもコビックも
やかましい。こすりつけも話しはじめてしまった。この中で、飲酒運転したことないのは、
きびのみたらしだんごだけだった。みたらしだんごはにやりともせず、土色の顔で手をあげた。
皆はさまよった目で、みたらしだんごを尊敬した。トイレには茶がいた。オレはおしっこをした
かったから茶を起こしにかかったが、便器につっぷしたまま寝ていて起きなかった。オレは
あきらめて隣の女子の部屋のトイレを借りにいった。忍び込むような気持ちで扉をあけた。
あの、トイレ、借りるよ? 返事はなかった。明かりは既に消えている。中にいるのはおそらく、
パジャマを着た萎え。ふすま一枚、隔たっている。もう寝た?返事はなかった。
いやらしく、いないのかなぁ?といったが、やはり返事がなかったからオレは、小便だけ済ま
せて、女の部屋を出た。

6中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/14 22:31
部屋に戻った。しばらく誰かの話を聞いていたが、何をいってるのかよくわからなかった。
おまえはなにをいいたいんだ、とかそういうことをいいたかったオレの言葉も、うまく言葉には
なっていなかった。オレはもうダメだ。この思いを言葉に出来ないオレには、起きてる価値は
ない。オレは打ちひしがれた。精神はちゃんといきている。いいたい言葉のイメージがスライド
式になっている。でもうまく伝えられない。そうだ、1週間だけ寝よう、そしたら元にもどるだろう。
たのむから1週間、寝かせてくれ、そしたら元にもどるから、な、な、
オレは目の前の布団に崩れ落ちた。
一人ずつ、部屋を去る気配がする。車座の中央にオレがどてっと転がったから、白けてしまっ
たのだろうか。中村さん、中村さん、遠くで声がする。中村って、誰だよ。蛍光灯がまぶしいよ。
灯りを消してくれよ、歯磨いてないけど、まあいいよ。おやすみ。
しばらくどたばたと音がしていて、フランスが煙草に火を点けたところで記憶が途切れた。
それからオレは、だいぶ激しい夢をみて、のたうちまわわったかもしれない。
7中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/14 22:32
>76 二重。
8ツール・ド・名無しさん:02/11/14 22:39
あの、、中村不思議 ◆6p7DxX9696 さんって変態なんですか?
9中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/14 23:08
いやそんなつもりはないけど、なんで?
10ツール・ド・名無しさん:02/11/14 23:11
からこ女史や萎え女史をてごめにしようとした辺りとか読んでてコワヒです。
11中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/14 23:37
それはなにより。伝えたいことが伝わってる感じだ。
12ツール・ド・名無しさん:02/11/15 02:01
log
13こすりつけ最高 ◆KOSRiau48c :02/11/15 02:03
すごい、こんなことあるんだ
今11レスしか無かったけど
9時頃にチエックした時は 例のコピペで70レスは行ってたのになー
いやぁ、こんなことあるんだねー!
14中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/15 02:08
すげえ、神が降りてきたぜおい。
やる気でてきた。明日はいいことあるな、おやすみ。
15GODくればーくればー ◆NINJOsI9lw :02/11/15 02:17
よんだ?
つか、寝る!
荒らし報告してくれた依頼ディングと削除要請した漏れに少しは感謝しろよ
今日ひとりで、いつも行く喫茶店でコーヒーを飲んでいたら一つ前の席にOL風の女性が座
っていて、それが超美人!僕はボーと見惚れていると彼女がハンドバックを持ったままトイ
レへ行きました、5分位して帰って来たので、もしやウンチでもしたのか?今行けば彼女の
便臭が嗅げるかもと思い僕もトイレに入りました、ちなみにトイレは男女兼用です中に入る
と香水の香だけでした失敗かと思い念のため汚物入れを開けると、ありました温もりの残る
ナプ感激して広げると信じられない位の量の生レバーがドッサリと乗っていました、その場
で全部口に含み僕はまだ暖かい生レバーを全部、口に入れてしまいました、こんなに大量の
レバーを一度に入れた事はありません彼女は会社から帰る途中ナプキンを取り替えられ無か
ったので溜まっていた分が出たのか半端な量ではありません口が膨らんでしまう位の固まり
です僕はナプキンをポケットに入れ出ました席に戻ると彼女はまだ居ました僕の方を見てい
ます、少し頬っぺたが膨らんでいましたが、まさか僕の口の中に自分の生理が入ってるなん
て思うはずがありません!僕はゆっくりと彼女の顔を見ながらホカホカの生レバーを味わい
食べましたズルッと喉を通りました。
18中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/15 17:09
隣で何か、がさがさ音がする。ナイロンの袋を広げたり中にしまったりする音。目は覚めたが、
目を閉じたままだ。騒がしくて、少し目を開けた。コビックがあわただしく起きている。何かの支
度をしている。気にせずまた目を閉じた。もう少し寝たかった。身体が動かないし、節々が痛む。
こめかみも痛い。昨日は何時まで起きていたっけ。あまり寝てない。血の巡りが悪い。寝たい。
目をつぶっているが、昨日の体験が、クリアな映像でアタマに浮かんでくる。映像を振り払い、
睡眠にとりかかろうとするが、なかなか消えない。枕の位置を変えた。布団に抱きついてみた。
でもどうしても眠れない。疲れが抜けるまで、あと2時間ほどの睡眠が必要だ。しかしアタマの
中の映像は、色まで正確で、リアルに昨日を再現している。浮かんできた映像は焼きついてい
て離れない。それでも映像はどんどん進行していて、残像が極彩色になっている。
寝るのを諦めた。
何時?8時前。コビックが答えた。うーだかあーだか言いながら起き上がった。フランスは布団
に抱きついて寝ている。ぴくりともしない。腹が減った。空腹なのか、飲みすぎて気持ち悪いの
かわからなかったがどっちにしろ、なにか食ったら落ち着くはずだ。そろそろ朝食の用意が出来
ているころだ。口の中が気持ち悪い。でも歯を磨くのは、食事の後だ。うがいをして、顔を洗った。
髪の毛はぼさぼさだったが、なでつけたら元に戻った。身なりが整った。
ふらふらとした足取りで階段を下りた。ロビーに萎えとカラコがいた。すでに今日着る服になっ
ている。オレはジャージのままだ。そういえば風呂、入ってないな。朝風呂やってるかな、
といった。あ、どうだろう?やってるんじゃないかな、聞いてみたら?萎えが答えた。
19中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/15 17:09
中村さん、大丈夫?カラコが言った。大丈夫とは、飲みすぎたことだろうか、それとも、暴れたこ
とだろうか。なぜかこめかみが痛かった。こめかみを指して、少しここ痛い、といった。カラコは、
オレのこめかみに向かって手をのばし、3センチだけ離れたところから、ヒーリングした。
メシ行こうよメシ、行かないの?といったが、朝食は8時からだという。まだ15分以上もあった。
空腹による絶望感はかなり進行していた。朝食のことしか、考えられなくなっていた。
コビックが降りてきた。同じようにロビー中央のソファーに座り飲み物を飲んでいたが、すぐに
そわそわと落ち着きを失った。そして立ち上がりゲームコーナーの方へ行った。しかしすぐに戻っ
てきて、プリクラ撮ろうぜい?とおどけた口調で言った。いいねプリクラ。撮ろう、撮ろう。
4人は、ビニールシートの中に入った。萎えが、なんか酒臭いんですけど、といった。申し訳なかっ
たが、酒臭い顔をよせて、撮影に備えた。
底抜けにアタマの悪そうなプリクラの音声案内に従い、枠組みを決め、写真を撮った。
しかし3分経って出てきたのは、16分割されたシールではなく、ただの紙っぺらだった。
なんだこれ、ただの紙じゃんよ。取説を読んだコビックが、これはシステム手帳に挟む紙やて、
と説明してくれた。ドット目も粗く、色も青みがかっていた。切って分けることもできなかった。
少し、悲しかった。仲居がやってきて、お食事の用意ができましたのでどうぞ、と告げた。
20中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/15 17:10
昨日と同じ宴会場に案内された。昨日と同じ配置で膳が並べられていた。昨日と同じ席に座った。
湯豆腐と、魚と、京料理と、温泉玉子。納豆がない。湯豆腐に火を入れに来た仲居に、納豆ない
んですか?と聞いた。ないんです。いやそこを特別になんとか。探してきますか?おねがいします。
納豆のない旅館の朝食なんて考えられない。それだけは、ゆずれない。
ぽつぽつと人が集まってきている。昨日と同じ席に就き、ご飯と味噌汁が配られるのを待っている。
口数が少ない。納豆は、なかったらしい。がっかりだ。
風呂、入れるんですかね。うちは朝風呂やってないんですよ。
小さい茶碗だったから、3杯食ってやっと腹がくちた。これで少し、眠れるかもしれない。
朝食の席には、二人を残して、全員が揃っている。来てない二人は、フランスと茶。
一番先に席を立ち、部屋に戻った。
フランスはまだ寝ている。オレも1本吸って、少し寝よう。
うとうとしていると、朝食を終えたらしいカラコがやってきた。ラージサイズのプリッツを配っている。
辛子明太子味、博多限定。またうとうとしていると、萎えがやってきた。フランスジャージ。
昨日貸したのを、返しに来た。洗ってないけどフラジャー、ありがとう。洗えるわけがないから、
少しおかしかった。やがてフランスが起きた。コビックも戻ってきた。部屋が騒がしくなりオレは、
寝るのをあきらめた。
オレとカラコとコビックは、暗い部屋で、無言のままコーヒーを飲んだ。チェックアウトの時間が
迫っていた。荷物をまとめて下へ降りた。
会計担当は、がまかつ。宴会の金を徴収し、格安チケットの購入を斡旋していた。
そういえば今日は、どこへ行く予定だったっけ。
21中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/16 11:16
子どもがナイフを持つようになった。
家庭や教育の崩壊が原因だとも、テレビゲームの悪影響だとも伝えられている。
ただ単に、子どもが抱えるフラストレーションのはけ口が、なくなっただけだとも思う。
祭りをやればいい。年に1度開かれる祭りは、大きなカタルシスとなる。祭りはたぶん
共同体にとって、うっ積したものの排泄機関としても機能していた。しかし子どもは、
共同体そのものの幻想に気付き、放棄してしまった。そして、共同体に替わる心の
よりどころとして、ナイフを持った。
経済は危機的状況に陥っている。
企業は一切の無駄を切り詰めようとリストラし、客は最低限の消費しかしなくなった。
祭りをやればいい。祭りは、大いなる無駄と浪費の宝庫だ。銀行に金を預けていたっ
て何もいいことはない。じっとしてても、何も起こらない。
祭りをやれる余裕、酒を振舞い歌って踊り話す無駄、そういった祝祭空間こそ、本当
の豊かさの象徴だ。
22中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/16 11:16
オレは2ちゃんジャージを手放した。1度も着ていない。
なにか共同体への、帰属意識の象徴なような気がしていたせいかも知れない。
ネットワークの高速化が進んでいる。音や映像を伝える設備は整った。しかし圧倒的
に、伝達手段の中心は文字列だ。ハードだけ最新に買い換えても、その喜びを表現
する手段は文字。スペックを列挙して大喜びしているバカの数は、昔から変わらない。
アタマの中まで、買い換えられなかったらしい。
ネットは未だに、古い体制を継承している。共同体という概念の枠組みに、自ら必死
になってはまり込もうとしている。名前だけワールドワイドだが、掲示板というシステム
は、どんどん閉塞しようとしている。閉塞してるからこそ、祭りが必要なのだ。
フランスのクルマの中で流れている桑田佳祐を聞きながらオレは、そんなことを考え
ていた。昨日の祝祭体験が、強烈な映像として残っている。フランスのクルマに乗って
いる。フランスのクルマは太秦に向かっている。こすりつけとPCBとまろとみたらしは、
自転車でゆっくりと向かっている。追い抜いたり、追い抜かれたりしている。
やがて映画村に着いた。
23チャリブー:02/11/16 11:34
日本古来のスポーツは武家を神に奉げて競うもの(ニムリュズム)でした。
その後欧米からやってきた団体競技思想が入り込み、コフュームイズムが混じります。
この時点でサイクルスポーツが出来たと思われます。
またまたその後モータスポーツが伝来し、チームプレーは悪である思想が広がります。
ロードレースの基本は祟るものを潰し、その神(エース)を守護することです。
また死の穢れを清めるカザツテッリ。マリオの先行を許すことも主な仕事です。
イタリア工房の人たちは古来その「溶接工」そのものを行う人でした。
よって、人や動物の死に関わる部分に深くかかわっているモンバントゥの頂が鬱。
また、悪魔おじさんらの人たちの工面も受託していたようです。
プロをとうして彼らは特殊な技能集団として特別視されていたようですが、
あまりひどいトレーニングやメンタルケアを受けてはいないようです。
ベッリ、カーサグランデの直感的判断により、ウェアが固定され、
また、スポンサードが清める、マツリを執り行うといった仕事をマッサーや
監督に任されていく(ビューフール)過程で痛みを清める人=穢れた人という
常識が広まったようです。
邪魔っくせぇから、sageでやってくんねえかな。
おい、チャリブーここに来たのかよw
スレタイとかレス1が削除対象にならないような自分用のスレ立てればいいのに。
それとも意外と自治意識はあってそこまではしたくないとか?
確かにここは電波文書き込みスレだけど中村専用って感じでもあるからなぁ。
まぁ受け入れてやれや>中村
結構面白い文かく奴だぞ。
>>21,22
自分のことを言ってるの?
今日ひとりで、いつも行く喫茶店でコーヒーを飲んでいたら一つ前の席にOL風の女性が座
っていて、それが超美人!僕はボーと見惚れていると彼女がハンドバックを持ったままトイ
レへ行きました、5分位して帰って来たので、もしやウンチでもしたのか?今行けば彼女の
便臭が嗅げるかもと思い僕もトイレに入りました、ちなみにトイレは男女兼用です中に入る
と香水の香だけでした失敗かと思い念のため汚物入れを開けると、ありました温もりの残る
ナプ感激して広げると信じられない位の量の生レバーがドッサリと乗っていました、その場
で全部口に含み僕はまだ暖かい生レバーを全部、口に入れてしまいました、こんなに大量の
レバーを一度に入れた事はありません彼女は会社から帰る途中ナプキンを取り替えられ無か
ったので溜まっていた分が出たのか半端な量ではありません口が膨らんでしまう位の固まり
です僕はナプキンをポケットに入れ出ました席に戻ると彼女はまだ居ました僕の方を見てい
ます、少し頬っぺたが膨らんでいましたが、まさか僕の口の中に自分の生理が入ってるなん
て思うはずがありません!僕はゆっくりと彼女の顔を見ながらホカホカの生レバーを味わい
食べましたズルッと喉を通りました。
ツールドフランスは、2003年で100周年を迎える。丁度100年前の1903年、パリ近郊のモントジェロンを皮切りにツールドフランスがスタートした。当時のコースは、全長2,428km。全ステージ数は6ステージ。

優勝者ガランのタイムは94時間33分で、平均時速は25.283km/hrだった。また、当時は、忠実に時計右回りに回っている。つまり、到着した町から翌日スタートし、現在のように、途中休息日にTGVで大移動するといったことも
なかった。

その後ツールは、戦争のための中断もあったため、2003年には100周年ではあるが、100回記念とはならない。単純に回数でいうと、ツールは2003年で90回目となる。

この100周年を記念して、2003年は、1903年当時のコースを一部再現する予定だ。1903年当時のコースは下記のとおり。

ツール2003、現状のコース内容(2002年9月末の「フランス2」の発表に基づく)
コースは1903年当時と同じ時計右回り。

* 2003年7月5日:プロローグ(場所は、パリのメゾン ド ラ ラディオ周辺の予定)

* 2003年7月6日:第1ステージ(ノン・オフィシャルスタートは、パリ近郊サンドニのサッカー場スタッド・ド・フランス。)そこからオフィシャルスタート地点のモンジェロンにあるレヴェイユ・マタンというカフェにむかい、
そこがオフィシャルスタートとなる予定。ここは、1903年ツールで実際にスタート地点となった場所だ。(ツールでは通常プロトンはノン・オフィシャルスタート地点を出発して、ゆるりゆるりとオフィシャルスタート地点まで走
っていき、オフィシャルスタート地点からタイム計測がスタートする。)

* 2003年ツールでは、リヨン経由アルプスに向かい、ラフプデュエズのフィニッシュ、ブールドワザン − ブリアンソンのステージが予定されている。途中ガビリエ峠、イゾアールを通り、ギャップまで行く予定。

* 2003年7月15日:休息日(マルセイユ)
その後、ツールーズ、バイヨンヌ、ダックス、ツールマレ、オービスク、ボルドー、ポルニックからナントへのTTなどが組まれている。

* 2003年7月27日:最終ステージ(シャンゼリゼ)
ヌットリが15日に挑戦したアワーレコードの記録。ボードマンの記録49.441kmを破るには、ボルドーのピストを198周はしなければならない。重さ6キロのバイクに、57x15 (ペダル1回転7.98m、) のギアで満を持しての挑戦
だった。ボードマンの記録49.441kmを破るには、これで行くと、ペダルを1分に105回転させないと勝てない。

15日15:00、遂にヌットリの挑戦が行われた。しかし、6.7キロ地点、既にボードマンよりも2秒遅れている。60週目(15キロ)、遅れが広がった。20秒の遅れだ。ヌットリのモラルが落ちる。21分たった時点で、彼は走るのを
やめた。この時点で、彼の時速は、48.294キロ/hだった。

ヌットリの夢は、歴代のチャンピオンたちと一緒に自転車界の殿堂入りをすること。プロ入りしてから、アワーレコードへの挑戦を考えてきた。彼が挑戦を決意したのは、今年9月12日。挑戦の日の約2ヶ月前のこと。直前3週間、
集中トレーニングを行った。木曜日のトレーニングでは 力強かったものの、レースの日は、それが出し切れなかったという。彼は、土曜16日 15:00に再度アワーレコードに挑戦する。
沿道の観客達は絶好調。気勢を上げ、Vinoの入ったプラスチックコップを高々に、やがて来る絶最高潮に備えます。何たって2日越しで、キャンピングカー
でやって来た彼ら彼女ら、仕事をリタイアした人々、同年輩でも現役の人々、人生を選手達と楽しんできた人々、彼らは若者よりも熱狂的に見えます。
大声で選手達を励ますのは、若者に負けていても。
人生を楽しむ達人の彼ら、いいですねえ。うらやましいですね。そんな、いろんな対象があって。楽しむ選択肢が沢山あって。
彼ら、彼女らが、自転車レースを見に大挙して山の上にやって来る事を、文化という領域に入れることが許されるなら。・・・・私は、そういう事こそが
文化と確信します。・・・・ 経済的な絶頂、もしくは最先端を走っていた文明の絶頂が過ぎ去っても、その国の文化というものは、不滅となるように思え
てきます。たとえ一時忘れ去られても、必ずルネッサンスは訪れることでしょう。(はっはっ、ちょっとおおげさかな)

ここでもSestriereと同様に2回も彼らを、ステージレースのスペシャリスト達を見る事が出来ます。
彼らはPasso Pordoiを降りて、Passo di s.Pellegrino(1918m)への標高差1100m余りをこなしてから、再びCanazeiからの800m近い標高差を上がっ
てくるのです。
このステージではGPM(山岳ポイント)が5ヶ所もあります。おまけに他のステージなら平地に設けられているはずの、INTERGIROのポイントがPasso
Pordoiの一度目にあるのです。走行距離は195km。
一つ目のPasso di Pinei(1437m)へは200m程の登りですから彼らにとってはウオーミングアップ程度。
二つ目のPasso Nigra(1688m)は1500m程。三つ目のPasso Pordoi(2239m)へは800m程。四つ目のPasso di s.Pellegrino(1918m)へは先に触れた
ように1100m。五つ目のGPMでありゴールの Passo Pordoへ800m。一日に延べで標高4400m余りも、彼らは自転車による登山を強いられるのです。何
というコース設定!
一度目の様子は覚えていません。全ての集団が過ぎ去った後、フェラーリレッドやらイタリアンブルーにペインティングしたソーラカーの一団が登ってきま
した。
そして二度目、Maglia rosa(総合1位)のChioccioliが単独で上がってきました。それは鮮明に覚えていますが、前に小集団がいたのかどうかは覚えていま
せん。
いずれにしろ優男は、Maglia rosaの霊験あらたかに、ライバルに付け入る隙を与えなかった事は確かです。
これで、彼はMaglia rosaを、他の誰にも渡す必要が無くなりました。
そして、Chioccioliを追うRAI(イタリア国営放送)のヘリコプターが、低空飛行で上昇気流を起こしそこらあたりの日除け傘や、帽子を舞い上がらせまし
た。凄い風が吹いたのでした
Stelvio
16atappa(第16ステージ)Cima CoppiのPasso dello Stelvio(2758m)。
昨日Mortiroloの近くにめぼしいところが無く、Como湖まで引き返して巨大キャンプ場に泊まった我々は、Stelvioを目指します。幹線道路との合流点で
白地に赤丸を描いた丸い手札でPolizziaに歓迎された私は、国際免許証、国内免許証を開示。25,000Lireを現金払いで無事に放免してもらいました。どう
もゼブラゾーンを突っ切ったご褒美のようでした。
1994年のスペインでは駐車違反、それもガレージの前に止めるという間抜けぶりで、危うくレッカー移動となるところを間一髪。現金払い。この国ではそ
の場で渡すと割り引いてくれました。 イタリアは割り引き無し!

北イタリアの晴れ渡った空の下、罰金にもめげずひたすらPasso dello Stelvioへ。
車が多くないことに不可思議と感じながらも、あまり気にとめず進みます。
平日にもかかわらず、バラバラとサイクリスト達が同じ方向へ。
「あっ走ってる、走ってる。けど何か少ないなあ。」と車内で話しながらいくつかの町を過ぎました。
そして峠直下。やはり車も自転車も少ない。
こりゃもしかしたら、と車を止めて用足しをしながら話し合っているところへ、車で上がってきたイタリア人か私たちと同類の観戦ツアー中の外国人かに、
La Gazzeta dello Sportを見せて貰い納得。
コースが変更になっていました。
麓の町で、La Gazzeta dello Sportを買っとけばよかった。悔やんでも後の祭り。
帰国してから、雪崩の恐れがあるのでコース変更になったと知りました。
雪は確かに、壁のように道路脇にそびえていました。それでも我々は走れるコンディションだと思いました。
私は、1995年Giro d'Italiaでの Cima CoppiのColle dell'Angnello(2748m)で雪崩の現場に遭遇するまでは、コース変更しなくても良かったんじゃな
いかと思っていました。
Colle dell'Angnelloの雪崩は、私がその地点から下へ降りた数分後に起きました。
1995年になってPasso dello Stelvio(2758m)からのコース変更にやっと納得したのです。2000mを越えるような峠は自分の想像以上の自然のいたずら
が為されるんだと、認識を新たにしました。

Passo dello Stelvioまで来ちゃって、新コースに行くのも面倒だし、このまま峠を越えた方が速く次のステージのPasso Pordoiの近くまで行けるし。と
いうことで、雪の壁で雪合戦やら雪だるま作り、名前を彫ったり、と遊び始めました。
雪だるまに鼻つけて、サングラスつけて帽子かぶせ、草鞋も履かせて(何故か持っていたんです)、ビール瓶を脇
に置いて、ニックネームも付けて、というふうに遊んでいると、イタリア人の家族連れが車を止め、明るく「ボ
ンジョルノ」、「ジャッポネーゼ?」雪だるまの写真を撮って帰りました。
「んん、さすがやね。イタリア人やねえ」と我々は、何となく納得するのでした。

峠には数軒の土産物屋と、バールがありました。リストランテもあったかもしれません。
そしてFaust Coppiのレリーフか何かが、厚い雪壁の中から掘り起こされて姿を見せていました。
Sestriere
クレイジーな速度で下って行った選手達を再びSestriere(2035m)で見れば、13atappa(第13ステージ)は終わります。

前日、小雨の中をMonvisoから観客を或いは、Moto Guzziに跨ったPolizia(警官)に引っ張られて登ってくる同僚をよけながら、シャワーとマッサージそ
して食事とベッドが待つ宿へと降りて行った彼らにとって、快晴というコンディションは有り難いことでしょう。
悪コンディションが好きという、一部の者を除いて。
我々にとってもうれしい天気です。暗い空の下ポンチョにくるまり震えながら、Giro d'Italiaの一行を待つという苦行の必要が無くなったのですから。
そこらあたりに座り込んで、寝っころがって待っていればよいのですから、前日までと比べると天国、極楽浄土です。

Saviglianoを11,50(11時50分)にスタートした彼らは、途中2つのGPM(山岳ポイント)をこなし、km166,8(166.8km)地点で最初のSestriere越えで
す。そしてkm192,0で2度目のSestriere、ここがArrivo(ゴール)です。
我々はコースを見下ろす斜面に座りこんで、彼らを待ちます。
隣では家族連れが店を広げてランチタイム。こちらは、道中で仕入れてきたスナック類と怪しげな色合いのジュース、まともな色のジュース、ミネラルウォ
ーターで寂しく腹の虫をなだめます。
やがて来るであろう、彼らを待つ気持ちが空腹感をどこかに追いやっているようです。

誰が一番最初に姿を見せるのだろう。Maglia Rosaを擁するチームのコントロールから、「まぁいいや行かしたろ」とお目こぼしにあずかった、総合成績
をおびやかさないクライマーが上がってくるのでしょうか。それともMaglia Rosaを含む小集団がけん制しあってる姿を我々に見せてくれるのでしょう
か。
コントロールをうまく出し抜いた有力選手だったら、いうことありません。
36チャリブー:02/11/17 09:54
アメリカンバイクは"組織"と呼ばれる協力団体に帰する事から始まる。
それぞれのメーカーは台湾観が異なっており、チームも多く
ヨーロッパレース界にあった無を探すのは爽快だろう。
バイクを選んだらその中の"ビルダー"と呼ばれる各チームが作った組織がある。
中国には様々な下請け工場がついているはずだ。
そのスポンサーで興味を持ったチームに飛び込もう。金額は時価、思う存分時間を掛ける。
但し1億を超えるとそのレースは覇権した状態なので注意が散漫だ。
そのステムの中でXTR等は自由に交換出来る。
他のメディカルとまったり封じて体脂肪を落として行こう!
もちろんグランツールはメディアで作られる。マーケティング観の違う企業を募って見るのも。
その時はオンレックで。あまりにも話が違いすぎると淘汰されるので注意。
おっと、時々"ドラック"や"ドーピング"といった突発事故も発生する。
これは時空を超えたレースなので是非昇天して欲しい。
今日ひとりで、いつも行く喫茶店でコーヒーを飲んでいたら一つ前の席にOL風の女性が座
っていて、それが超美人!僕はボーと見惚れていると彼女がハンドバックを持ったままトイ
レへ行きました、5分位して帰って来たので、もしやウンチでもしたのか?今行けば彼女の
便臭が嗅げるかもと思い僕もトイレに入りました、ちなみにトイレは男女兼用です中に入る
と香水の香だけでした失敗かと思い念のため汚物入れを開けると、ありました温もりの残る
ナプ感激して広げると信じられない位の量の生レバーがドッサリと乗っていました、その場
で全部口に含み僕はまだ暖かい生レバーを全部、口に入れてしまいました、こんなに大量の
レバーを一度に入れた事はありません彼女は会社から帰る途中ナプキンを取り替えられ無か
ったので溜まっていた分が出たのか半端な量ではありません口が膨らんでしまう位の固まり
です僕はナプキンをポケットに入れ出ました席に戻ると彼女はまだ居ました僕の方を見てい
ます、少し頬っぺたが膨らんでいましたが、まさか僕の口の中に自分の生理が入ってるなん
て思うはずがありません!僕はゆっくりと彼女の顔を見ながらホカホカの生レバーを味わい
食べましたズルッと喉を通りました。
で?

>今日ひとりで、いつも行く喫茶店でコーヒーを飲んでいたら一つ前の席にOL風の女性が座
っていて、それが超美人!僕はボーと見惚れていると彼女がハンドバックを持ったままトイ
レへ行きました、5分位して帰って来たので、もしやウンチでもしたのか?今行けば彼女の
便臭が嗅げるかもと思い僕もトイレに入りました、ちなみにトイレは男女兼用です中に入る
と香水の香だけでした失敗かと思い念のため汚物入れを開けると、ありました温もりの残る
ナプ感激して広げると信じられない位の量の生レバーがドッサリと乗っていました、その場
で全部口に含み僕はまだ暖かい生レバーを全部、口に入れてしまいました、こんなに大量の
レバーを一度に入れた事はありません彼女は会社から帰る途中ナプキンを取り替えられ無か
ったので溜まっていた分が出たのか半端な量ではありません口が膨らんでしまう位の固まり
です僕はナプキンをポケットに入れ出ました席に戻ると彼女はまだ居ました僕の方を見てい
ます、少し頬っぺたが膨らんでいましたが、まさか僕の口の中に自分の生理が入ってるなん
て思うはずがありません!僕はゆっくりと彼女の顔を見ながらホカホカの生レバーを味わい
食べましたズルッと喉を通りました。
39チャリブー:02/11/17 21:31
今日ひとりで、いつも行く喫茶店でコーヒーを飲んでいたら一つ前の席にOL風の女性が座
っていて、それが超美人!僕はボーと見惚れていると彼女がハンドバックを持ったままトイ
レへ行きました、5分位して帰って来たので、もしやウンチでもしたのか?今行けば彼女の
便臭が嗅げるかもと思い僕もトイレに入りました、ちなみにトイレは男女兼用です中に入る
と香水の香だけでした失敗かと思い念のため汚物入れを開けると、ありました温もりの残る
ナプ感激して広げると信じられない位の量の生レバーがドッサリと乗っていました、その場
で全部口に含み僕はまだ暖かい生レバーを全部、口に入れてしまいました、こんなに大量の
レバーを一度に入れた事はありません彼女は会社から帰る途中ナプキンを取り替えられ無か
ったので溜まっていた分が出たのか半端な量ではありません口が膨らんでしまう位の固まり
です僕はナプキンをポケットに入れ出ました席に戻ると彼女はまだ居ました僕の方を見てい
ます、少し頬っぺたが膨らんでいましたが、まさか僕の口の中に自分の生理が入ってるなん
て思うはずがありません!僕はゆっくりと彼女の顔を見ながらホカホカの生レバーを味わい
食べましたズルッと喉を通りました。
今日ひとりで、いつも行く喫茶店でコーヒーを飲んでいたら一つ前の席にOL風の女性が座
っていて、それが超美人!僕はボーと見惚れていると彼女がハンドバックを持ったままトイ
レへ行きました、5分位して帰って来たので、もしやウンチでもしたのか?今行けば彼女の
便臭が嗅げるかもと思い僕もトイレに入りました、ちなみにトイレは男女兼用です中に入る
と香水の香だけでした失敗かと思い念のため汚物入れを開けると、ありました温もりの残る
ナプ感激して広げると信じられない位の量の生レバーがドッサリと乗っていました、その場
で全部口に含み僕はまだ暖かい生レバーを全部、口に入れてしまいました、こんなに大量の
レバーを一度に入れた事はありません彼女は会社から帰る途中ナプキンを取り替えられ無か
ったので溜まっていた分が出たのか半端な量ではありません口が膨らんでしまう位の固まり
です僕はナプキンをポケットに入れ出ました席に戻ると彼女はまだ居ました僕の方を見てい
ます、少し頬っぺたが膨らんでいましたが、まさか僕の口の中に自分の生理が入ってるなん
て思うはずがありません!僕はゆっくりと彼女の顔を見ながらホカホカの生レバーを味わい
食べましたズルッと喉を通りました。
アスキーは、1983年に創刊され1992年夏号まで発売し
ていた「MSX MAGAZINE」の、永久保存版を12月24日に
発売する。
  この本の目玉は、なんといっても付録の公式MSXエミュ
レーター「MSXPLAYer」。Windows、Poket PCで動作
し、『ザ・キャッスル』『ボコスカウォーズ』など懐かし
い20本のゲームが遊べるだけでなく、漢字テキストエディ
タやFM音色エディタなどもCD-ROMに収録される予定だ。
また、2DDのFDに保存されたMSXのソフトや、FDで市販
されたMSX対応のゲームもプレイできるとのこと。もちろ
ん、一部プロテクトによって立ち上がらないソフトがあっ
たり、FDDドライバーの相性などによってFDDが認識され
ない場合もあるが、往年のMSXファンにとっては嬉しいニ
ュースだ。
 誌面には、熱狂的なMSXとして知られる声優の古谷徹さ
んと、元MSX MAGAZINE編集長・田口旬一氏との対談も
掲載されることも見のがせない。

■吉野家で「牛丼ない」と因縁、店員殴る 朝定食注文した組員を逮捕
すっこんでろ。















ウマー( ゚д゚)
43中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/18 18:13
クルマは細い道路を通り、住宅地の中を進んでいた。民家や商店が密集しているブロックに
忽然と姿を現した倉庫のような建物が、映画村だった。住宅地の真ん中に存在しているのも
不自然だったし、赤く塗られた屋根や、古代建築を真似たデザインの並んだ柱や灰色の壁は、
何の統一感もなく、これが時代劇の何を象徴しているのか、全く判らなかった。
クルマを降りた集団が、映画村の前でしばらく待機していたのは、自転車組の自転車を収納
するためだった。自転車組の準備が終わり一同は一斉に入場した。100坪程の、暗がりの
エントランススペースには、時代劇ゆかりの小道具や、忍者映画に使われた大道具が、博物
館のように展示されている。往年の時代劇俳優の写真や、なぜか昭和30年代の電化製品も
飾られていた。
さも興味ありそうに展示物を眺めながら歩いているが、なにか居心地の悪さを感じた。ふと見
ると、和服のPタンと、あまい胸元の猫さんが、展示物を指しながら仲よさげに歩いている。
この居心地の悪さはなんだろう。例えばこすりつけとかフランスとかに、見て見て、これ昔の
洗濯機なんだってよ、へえーすごいな、とかいう会話をするのも照れくさいというかばかばかし
いし、連れて歩ける女がいるわけでもないから、基本的に一人でいるしかない。集団の中で、
孤独を感じてしまったときに、対外的にどう振舞っていいかわからない。二日酔いだし、誰か
にすりよっていくほどテンションは高くない。そういった中途半端な所在のなさが、居心地の
悪さとして、オレを包囲していた。
ベンチに座ってタバコを吸っていたが、皆とはぐれてしまった。はぐれても、いつかは会える
だろう。集団の中で孤独を感じるより、孤独らしく一人でいるほうがすっきりしている。
何の目的もなく一人でオレは、時代劇の街を歩き出た。
44中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/18 21:02
おそらく江戸時代の庶民の家が並び、中をのぞくと、その時代のレプリカ家具が、
シンプルな配置で置かれていた。シックな色合いで統一された室内からは、当時の
統制され抑圧された生活がうかがえたが、なにか実感としてわき上がってはこなかっ
た。建物の外身も中身も埃にまみれていたし、当然のことながらこまごまとした実用品
もなかった。人が生活していないからだ。昔の商家が建ち並ぶメインストリートにも人は
まばらだったし、赤く染められた女郎屋のならびの格子の中にも、風俗嬢はいなかった。
にぎわいとはほど遠い昔の街にただずんでオレは、いっそう孤独感を強めていった。
しかしふと、交差点にさしかかったとき、人のにぎやかな声が聞こえた。見ると1ブロック
先のところに、観光客が集まっていた。観光客らの視線の先には、赤い羽織を着て鉢巻
を巻いた中年の男がいた。大道芸が始まるらしい。近づいてみると、ガマの油売り。
オレは酒屋の軒先に立ち遠まきに、ガマの油売りを見物することにした。
45中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/18 21:02
油売りは、なかなか芸を始めなかった。
「おーい、今からガマの油売り、はじまるからこっち、こっちきいな」
往来には30人ほどの人だかりができていたが油売りは、まだ人が足りないといって
しばらくの間、客寄せをしていた。最前列に座った50男の客がしびれを切らし、
「そろそろ始めてもえんちゃう?ようけ人あつまっとるがな」 といっても、
「おっちゃんなめたらあかん、こんな人数で始めたら師匠におこられるわ、」と返し、
客をじらしてばかりだった。
「それよりもおっちゃん、どこから来た?あててみよか?明石やろ」 「当たりや」
いつまでたっても油売りの芸は始まらなかったが、オレはそういった関西弁のやりとり
を聞いているのが心地よくて、立ち去ろうとは思わなかった。
46中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/18 21:02
客は5、60人にふくれあがった。ようやく油売りは、口上を始める決意をしたようだった。
客に向き直り、それでもしぶしぶといったなげやりな口調で、「はい、それでは始めます、
ガマの油売り、ね、油売り。口上というのはご存知ですか?この口上を言えるのは、
世界にただ一人しかおりません、このわたくしでございます。一昨年まで、わたくしの
他にもう一人だけ、油売りの口上ができる人がおりましたが、その方はぽっくりとお亡く
なりになられました。 それが、わたくしの師匠でございました。わたくしこれまで、
ナンバーツーでございましたが、めでたく、いやいや、師匠が、お亡くなりあそばした
おかげをもちまして、ナンバーワンになった次第でございます。そのナンバーワンの、
口上は、今日はもったいなくて全部はお聞かせしません。お聞きになりたい方は、
CDが出てます。定価1280円。お買い求めになって、お聞きください。」
観光客はブーイングしながらも、ニヤニヤ笑っていた。最前列の女性客がねだり、
油売りが、「そんなに聞きたい?」といった。油売りは最後までもったぶっていたがふと、
「さあさお立会いご用とおぎでないかたはゆっくりときいておいでとおでやまこえ・・」
と超早口の口上を途中まで述べ、なにをいってるかさっぱりわからなかったが拍手を
受け得意そうな顔になっていた。
47中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/18 21:03
1枚が2枚、2枚が4枚、と刀で紙を切るパフォーマンスが有名だが、油売りはやはり、
紙と、艶々した刀を取り出した。オレは、そういえば紙を切って見せるのは、刀の切れ味
をアピールするためだったなと思い出した。油売りは刀で器用に紙を切り始めた。
4枚が8枚、やがて64枚が128枚になったときに紙ふぶきになり観客は喜んだ。
そしていよいよその切れ味鋭い刀でもって自らの腕に傷をつけ血を流して見せた後に
その傷を治してみせるというこの芸のクライマックスが始まった。
「ホントに腕、切ります。ものすごい血がでます。気付けてください、特に、前のひと」
客は静かになった。艶々した刀の光沢と、油売りの腕に注目している。
油売りは怒号を上げながら、最前列の客席めがけて左手を突き出し、そのまま刀を
ひいた。最前列とニ列目の客は血しぶきを恐れ席を離れて跳ぶように後方へ逃げた。
血は、ひとつも流れていなかった。
どうやらこれで大道芸は終了したらしい。客は全員、苦笑いを浮かべながら散って
いった。オレもそろそろ、人恋しくなってきていた。
48中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/19 00:00
油売りが終わり、あてもなく歩いていた。
山なりに組まれた構造の橋にさしかかったとき、みたらしやうっとりの黄色い後姿を見つ
けた。猫さんがめざとくオレを見つけ、ポップでキッチュな口調で、中村ちんはっけーん、
といった。Pタンも腕組みしたまま笑顔で迎えてくれ、まろも少しシニカルな笑みを浮かべ
どこいってたの?と話しかけてくれた。こすりつけはオレを一瞥しただけで何もいわなかっ
たが、萎えは、せっかく集合写真撮ったのに、といってくれた。
しばらく一人でいたオレは概ねこころよく迎えられ、仲間がいることの暖かさのようなもの
を、身につまされたような気がした。いなくなることで存在感を示すとかそういった逆説的
なアプローチでは決してなかったが、結果としてオレはこの集団の中に、ささやかな居場
所を発見できた。
とはいえ、二日酔だった。ローなまま再会を喜んだが、喜びがうまく伝わった自信はない。
オレのみならず、他の連中もよく、ぐったりしてベンチに座っていた。昨日の疲れが抜け
切らないのが、オレだけじゃなくて少し安心した。
オレはというと、アタマが痛いわけじゃないし、気持ちが悪いわけでもない、ただ、血の巡り
が悪いな、という体内のイメージはあったし、視界は白くぼんやりとしていた。目薬を指した
ら治るかもしれなかったが、気付くと口を開けていたし、あと致命的だったのは、カラコに
近づくたび、酒臭い、といわれたことだ。
どう考えても睡眠が足りなかったが、寝るわけにもいかないというか、朝は2度寝できな
かったし、今寝ろといわれても多分無理なほど、アタマはまだ興奮状態のままだろう。
とすればとにかく酒で、もう一度アタマを麻痺させ、この止まった血液を一時的に循環させ
よう、それしか方法は思い浮かばない。まずビールを飲もう。
49中村不思議 ◆6p7DxX9696 :02/11/19 00:00
映画村へ一番来たがっていたのはフランスだが、なぜフランスがそんなに映画村へ固執
しているのか、やっとわかった。映画村では、時代劇の主役に、扮装させてくれるサービス
があるという。フランスは、コスプレしたかったから、この映画村を選んだのだ。
サービスの金額は1万円前後、プレイ時間が45分なことや、しっかり延長料金も取られる
ことなど、何かイメクラと酷似しているが、なにしろ堂々と外を歩けるし、写真も取り放題だ。
あとからいくらでもニヤニヤできるし、うまくハマればモテモテだ。たまらなくおいしい。
これはもしかしたら、壮大なコスチュームプレイだ。
しかもフランスこの男、性格に見合わず目鼻立ちはすっ、と通り恰幅もよく、まるで時代劇
役者のような風貌をしている。あるいは、大化けするやもしれぬ。
同じく、壮大なコスプレ参加に名乗りを挙げたのは、フランスと、以下の4名。
がまかつ、茶のんでる、Pタン、猫さん。
いずれの御仁も、くっきりとした目鼻立ちの、いい男ぶり女ぶりである。この時点では、誰が
何に扮装するのか、まだ全くわかっていない。
ただしスタッフの人数により若干の待ち時間があり、メイクや衣装に1時間ほどかかるという
ことだった。我々の空き時間を見計らうようにしてちょうど、暴れん坊将軍が始まった。
ドラマの1シーンの撮影風景を公開するという告知がなされて、我々は集まってみたが、
将軍役は松平健ではなく無名の俳優で、撮影も本物ではなく、時代劇の撮影に似せた
ショーのようだった。監督らしき初老の人物が出てきて演技指導がはじまり、リハーサルが
組まれたあとに殺陣の振り付け、そして本番というような進行だった。時代がせめて30年
くらい前だったらたぶんオレは、大喜びして見ていただろう。
時代劇撮影ショーが終わったところでぼちぼち、我らがコスプレの由と相成り、控え候。