天才トム・リッチー

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121ツール・ド・名無しさん
美しさと機能性を持ち合わせた溶接方法こそ、フィット溶接にほかならない。
これは、チューブ同士の接合部分をいったんTIG溶接した後、その上にさらにロウ材を盛って、ラグレス状に仕上げる方法のことを言う。
TIG強固さと、ラグレスの美しさが融合され、誰をも魅了するフレームに仕上がる。
欠点は作業に手間がかかると言うことになり、TIG溶接とロウ付けという2つの溶接方法を駆使しなくてはならないフィレットは、通常のTIG溶接、もしくはロウ付けだけの場合と比べて、3倍以上の時間が費やされるのだという。
当然高価になるのだが、その価格差を埋めるだけの満足感を与えてくれるだろう。

1.流麗な曲面でチューブ接合部が構成されるのが、フィレットの特徴。
2.まずは、通常のMTBフレームと同様に、TIG溶接によってチューブ同士を溶接する。
3.TIG溶接後、さらにアセチレンバーナーを使って接合部分を加熱
4.ある程度の温度になったらロウ材を溶加させ、接合部を覆いつくすように流し込む
5.ロウ材が均一に回り込んだらフィレット溶接の完成だ。

マウンテンバイク カスタム ファイルより