第59期名人戦第7局後・疑惑の投了検討スレ

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603>>572
どこかの記事で読んだ話だが、カスパロフとDeepblueが対戦した時は
Deepblueは対戦会場(公開対局だったのだが)には持ち込まれておらず、
コンピューター室から電話かなにかで次の手を伝え、それをIBMのプロ
ジェクトチームの人が駒を動かす、という方式を取っていた。
カスパロフは6局対戦後、「明らかにコンピューターの思考方法と違う
手をコンピューターが指すことがあった。あれはコンピューター室に
プロのチェス棋士がいてコンピューターの指し手の誤りを時々訂正し
ているのではないかと感じた。コンピューターを対局場に持ち込んで
対局して欲しかった。」と、いうようなことを言っていた。
どういうことかと言うと、カスパロフは最初の1〜2局でコンピュー
ターの癖、というか駒の働きに対する価値観を探るそうだ。その為に
最初の第1・2局では、多少不利になってもそういう判定が出来る局
面にわざわざ導きコンピューターの性格を探り、そのコンピューター
の癖が分かってから本格的に対策を練って勝負するらしい。Deepblue
以前はそれでずーっとコンピューターに勝って来た。
ところが、どういう手のことか具体的に言及しなかったが、Deepblue
の指し手の何手かは明らかにコンピューターが考えて指したとは思え
ない指し手があって、その為作戦の裏を突かれ敗北した対戦があった。
ということらしい。
IBMとしてはもうこれ以上こんな無駄な開発に金を注ぎ込みたくない。
Deepblueが最後の対戦だ。しかし、最後に負けると今までの開発費が
全く無駄になり開発担当者の首も飛ぶ。絶対負けられない背水の陣に
追い込まれたIBMは最後の秘策を用意する。プロのトップ棋士をコン
ピューター室に配置し、コンピューターのミスを正させる。
何十兆円のコンピューター市場のことだからやりかねない。
もうちょっと、コマーシャルっぽくない奴らと対戦してたら、やっぱ
カスパロフの方が勝つと思うよ。