芹澤博文九段を今、考える

将棋を愛し、酒を楽しみ、中原を見守り、加藤、大山を嫌悪し、谷川の
才能を絶賛し、羽生を最後まで認めず、連盟改革を叫んだ男、芹澤博文。
この男が存命であったなら、今の棋界はどうなっていただろうか。

現役時代は知りませんが,文献で読むにとても魅力的な棋士ですね｡藤沢秀行と親交があったとか.

高柳師匠をこの男ほど困らせた人はいないでしょう。

才能はあったかもしれんが、酒で潰して寿命も縮めた。

実戦譜を見ても、綺麗な棋譜で筋もシャープ、天才の名に偽り無し。

アイ・アイゲームに出ていましたね。
ところで、米長とは仲は良かったの？

予言がことごとく外れたね。
でも面白い人。

観戦記イイよ。大崎もぶっ飛ぶくらいだよ。編集出版を激しく嬉ボンヌ。

>>6
>ところで、米長とは仲は良かったの？

米長・内藤とは仲よかったね。悪いのは加藤・大山。芹澤の将棋は美しいんだ。
加藤のような糞ねばりや大山が多用した威圧的盤外戦術を忌み嫌った。
芹澤が生きていれば、林葉なんぞにひっかかることはなかったと思う＞中原

羽生を認めてなかったのが謎。
羽生も若い頃はクソ粘りだったらしいが・・・
「きれいな将棋」をふっとばしそうな予感がして、
脅威を感じてたのかな？

　ある意味弟弟子の安恵七段と好対照

私の家の近所に住んでおられました。
名人位を絶対とし、しかも長く在位することを絶対と考えられていた方ですから、
七冠を制したとはいえ、名人位だけに固執しない羽生さんとは
生き方が違ったのかもしれません。丸山さんをどのように
評価なさるか、生きておられたら聞いてみたかったですね。
山口瞳さんの書かれた芹沢氏への文章は、心打たれます。
芹沢氏の愛した、渋谷の１０９横の飲み屋は、今改装が進んでいます。
これも生きておられたら、どんな感想を持たれるか。
厳しいが、優しい方でしたね。

丸山将棋を認めることは絶対無かったと思う。

芹澤九段は晩年、週刊将棋で「羽生の将棋はコピー将棋」と酷評していたことがあ
りました。それと同時に「内弟子経験のない」「人間として面白みに欠ける者」の
将棋など絶対に認めないということじゃなかったのかなと思いますね。芹澤がB1だ
ったかB2だったか、上がってきた谷川と対局する際に、酒を断ち、体調をベストに
万全の体制で望み快心譜を残した。本気になると負けないという感じだったな。

羽生ほど面白い人間もいないと思うが

>>15
芹澤からみれば「ただの無礼な若造」だったのではないかと。

羽生を買わずに、安部を買っていたね。
怪しい手を指す人はダメ。全盛期の中村あたりもきわめて低評価。
攻め将棋＆くそ粘りしない＆明解な手を指すが
芹沢に好かれるための必要条件。

唯一のプロ棋士になった弟子ですよね。経緯とかはあるのでしょうか？佐藤義先生。

芹沢は人生に美学を求めるタイプだね。だから谷川をかっていた。
「将棋に人生経験は関係ない。将棋はゲーム。」というハブは美学を脅かす存在だった。

酒と男の美学と人生。

そういう意味では、升田と共通する面はあっただろうし、升田もハブを嫌っただろうね。

>>17
×安部　○山　阿部

>>20
山をつけんでいい

>>19
羽生は升田が生きている時に、会いに逝きました。
嫌ってません。
升田は、芹沢が嫌った加藤を評価していたように、
才能のあるものを愛したのでそういうことはない。

>>21
突っ込む時はしばらく間をおきましょう
自作扱いされます

加藤が唯一敬愛していたのが升田だったらしいね。

>>24
朝日嘱託の先輩・後輩だからね。

>>22
升田も最晩年は好々爺だったろうからね。
若いときだったら、ハブと「ゴミ」「ハエ」問答になったかも。

>>9（芹澤が生きていれば、林葉なんぞにひっかかることはなかったと思う＞中原 ）

　芹沢が喰っていたか？（わら

あぼーん

>>27
>芹沢が喰っていたか？（わら

マジ書きすると、芹澤は林葉なんぞ最初から軽蔑していたからそういう
ことはありえない。中原の「世間知らず」をちゃんと戒めてやったであ
ろうということさ。米長が破門した段階で林葉は終りだった。あの程度
の棋力であれば将棋部の三、四段なら林葉に充分勝てた。当時の女流棋
士のレベルはそんなもんだったよ。それを世間がわからず、そのことに
林葉は思い上がった。それだけのこと。

　良スレａｇｅ

別スレでも言ったのだが、芹澤の観戦記をまとめて読みたいんだ。
雑誌に書いたものなどが、いろんな本に載ってるけど、まとめて
読めるものがない。講談社あたりがまとめてくれないかなぁと
思う。文芸文庫がいちばんふさわしいと私は思っている。あの
名作群をまとめてゆく意志を持った編集者はいないのかなぁ。

>>31

激しく同意。観戦記にこだわらず、彼の名局といえるものの棋譜や評論などもあわせて希望。しかしこのデフレスパイラルの中での出版は、難しいでしょうね。志のある編集者はいるかと思うが、経営者が「うん」というか。。。志だけじゃごはんは食べられませんからね（哀）

１を捕獲したハンターです。 1=コテハン
このほど何とか１を隔離施設へ送り込む事に成功しましたが、それまでの道のりは長く険しいモノでした。
何より厄介だったのは１から漂ってくる強烈な異臭です。私もガスマスクをつけて決死の覚悟で１に近付いて行ったのですが、
半径５Ｍ内に入るとそのガスマスクも完全に効力を失い、私も何度か命を失いかけました。
怒り狂った私はライフルを使っての遠方からの狙撃を上の方に提案しましたが、
１は人類史上稀に見る貴重なサンプルであると咎められ、私は完全に行き場を失ってしまいました。
１を捕まえるのにはどうしたらいいのか？
半ばヤケになった私はとある下らない作戦を思い付きました。
スズメを捕まえるのと同じ要領で１の家の玄関先に秋葉原で適当に見繕ったグッズを置き、
その頭上に網を仕掛けたのです。私は鼻くそでもほじりながらその場を見守りました。
不謹慎だと思われる方もおられるかと思いますが、いくら１と言えども人間は人間です。
このような稚拙なやり方が通用するはずがないとタカを括っていました。

だが現実は私の想像を超える事態に進展していきました。滅多に外へ出るはずのない１が、
グッズを仕掛けた途端意気揚揚と外へ飛び出して来たでのです。
「ハァハァ…」と呟きながら夢中になってアニメグッズを漁る１。そんな１を捕らえるのに大した手間は掛かりませんでした。
１は現在とある隔離施設で研究員に日々身体を切り刻まれる毎日を送っています。
私は１のそんな姿を見て哀れみの視線を向けると共に今までの苦労は何だったのだろうか
と激しい脱力感にみまわれています。
いっそこの職業から手を洗うのも良い選択なのかも知れません。

芹沢が尊敬した本当の棋士は藤沢秀行です。芹沢の碁を見れば分かります。
「ハメ手一生」、彼の将棋から想像できないシロモノです。

・・・死者の尊厳もあるから伏せるが・・・
米長だって、マスコミだけで知ると凄く格好いい人格者で才能あるスターだろ？
しかしその実体は。。。
ってことだった、ってこと。悲しいよ。。

>マスコミだけで知ると凄く格好いい人格者

芹澤をマスコミだけで知ったって、とても人格者には見えんよ。
名人戦対局場への乱入、晩年の全敗宣言、等々…

>>35よ、芹澤が神格化されるのがそんなに嫌か。
米長を引き合いに出しといて「死者の尊厳もあるから伏せる」
も無いと思うが。はっきり書くつもりが無いなら、最初から
書かねば良いだけの事。

スレをたてる
↓
レスがつかない
↓
自作自演する
↓
無視される
↓
スレ下がりまくる
↓
久しぶりに見る
↓
荒らしの住処になっている
↓
終了

>米長だって、マスコミだけで知ると凄く格好いい人格者で才能あるスターだろ？

そんな事ないと思う。
透けて見えるモンがあるよ・・・

確かに問題はあった。あるイベントに参加したとき、酒を欲しがって困ったし、
ホテルの部屋は勝手に変わるし、競輪場で騒動をおこしたこともある。

しかし、将棋に対する「愛」だけは、この人は忘れなかった。そして名人にな
れないことを自覚させられたとき、愕然としたのだろうと思うね

>37
ｳﾏｰが抜けてるYO!!

人柄の評価はいろいろだろうけど、芹沢の観戦記はとてもいいと思うよ。
特にオレは中原を書いたものが好きだね。何度も読み返したんだけど、
引っ越しで無くなっちゃったのよ。是非出版して欲しい。

前に図書館で著書を探したけど、将棋と関係ない本しか無かった。

芹沢の著書はけっこう手元にあるけど、たま〜に光るものもあるけど、
全般には、非常に底が浅くてｶﾞｶﾘするよ、フツー

>>43が考える、底が深い将棋の本（読み物系）て、例えば何？

>>42　将棋図書館みたいなものはないわけ？
　　　図書室でもいいと思うんだけどね。
　　　もしないなら連盟は設立に剥けて努力すべきだと思う。

　　　天童みたいな街にもないんでしょうか。
　　　

「××(ちょめちょめ)八段の八めん六ぴ」力富書房
読み物としてはいい線いってると思う。
「並八」という表現など、この人にしか許されないような気もする。

競輪選手への訓話のくだりなどには、泣かされる。

もう捨てちゃったけど、本の中に「研究に余念のない著者」という写真があったのには、笑ったね。
あのころ、山田道美九段の研究をボロクソにけなしていたくせに。

山田ファンからみれば、芹沢が、過大評価されるのは、我慢ならない。

山田もせりかもも　どっちも嫌いだ。

（−□з□−）＜よき先輩だった