春はもりうち

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1名無し名人
春はもりうち。
やうやう白くなりゆく星取り、
少しカレー食べて、
黒星だちたる羽生の細く切れ切れたる。
2名無し名人:2014/03/10(月) 01:59:03.59 ID:IIWrF8Mo
うむ
3名無し名人:2014/03/10(月) 02:01:51.35 ID:1UKA64ca
しゃくれてんなあ
4名無し名人:2014/03/10(月) 02:03:37.55 ID:aPS4NUDH
名文すなぁ
5名無し名人:2014/03/10(月) 02:28:50.59 ID:/ixYLPjY
名スレの予感
6名無し名人:2014/03/10(月) 02:32:29.48 ID:Wfu1+e8j
ちょっとわろた
7名無し名人:2014/03/10(月) 03:00:36.01 ID:8DIfPxyw
文学だな
8名無し名人:2014/03/10(月) 03:03:00.05 ID:q8LcxYAo
流れは完全に森内
9名無し名人:2014/03/10(月) 06:20:28.89 ID:U5Patcud
もりもりモリウンチ。渡辺はソフト。
10名無し名人:2014/03/10(月) 08:03:16.41 ID:/ixYLPjY
糞スレだな
11名無し名人:2014/03/10(月) 09:34:12.75 ID:8JkJQxrU
印象的に、

夏ははぶ
秋はわたなべ
冬はやすみつ

という所かなぁ。
12名無し名人:2014/03/10(月) 12:36:44.99 ID:Z00yUIK/
>>9
         人  
        (;.__.;)  
      (;;:::.:.__.;)
     (;;:_:.___:_:_ :)     
    (;;;::_.:_. .:; _:_ :.)
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 (6 ≡     ' i  |
  ≡     _`ー'゙ ..| < あ、りがとう
   \  、'、v三ツ |
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      ヽ__ ノ
13名無し名人:2014/03/10(月) 17:14:52.25 ID:nY3DjbPA
春は森内 名人は俊之
14名無し名人:2014/03/10(月) 17:23:00.59 ID:aPS4NUDH
>>9
いい年してうんちうんち言って、恥ずかしくないのか。
親が泣いているぞ。
15名無し名人:2014/03/10(月) 17:27:03.56 ID:NpBgQ+Gv
>>11
竜王が森内になったから

春は森内  ※名人
夏は羽生  ※王位
秋は羽生  ※王座
冬は森内  ※竜王

新春の渡辺 ※王将・棋王
16名無し名人:2014/03/10(月) 23:30:21.81 ID:L1VbMMX8
夏ははぶ。
王座の頃はさらなり
棋聖もなほ、モテのおほく獲りちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかに屋敷光りていくもをかし。
馬など獲るもをかし。
17名無し名人:2014/03/10(月) 23:35:12.98 ID:aPS4NUDH
>>16
名文すなぁ。
18名無し名人:2014/03/11(火) 01:14:11.01 ID:7mSqvnI7
秋はわたなべ。
将棋をさして、厠がいと近うなりたるに
嫁のメールを読むとて、三つ四つ、二つ三つなど、通い行くさへあわれなり。
まいて、竜王などのビッグタイトルは、いと大事に思ふはいとおかし。
禁止、困り果てて、森内の往復ビンタなど、はた言うべきにもあらず。
19名無し名人:2014/03/11(火) 01:17:24.98 ID:aS7TkTn2
>>18
名文すなぁ。
20名無し名人:2014/03/11(火) 01:28:08.43 ID:UKQwibtN
終了がちかづいてきたが
21名無し名人:2014/03/11(火) 12:44:49.87 ID:Tb+VmQwJ
冬はとしあき。
Aの降りたるはいふべきにもあらず。
星のいと白きも、またさらでも、ゴキ中に、銀いそぎおこして、超速にもてあそばれるもいとつきづきし。
長い日になりて、ひろゆきゆるびもて行けば、深浦の顔も白き灰がちになりてわろし。
22名無し名人:2014/03/11(火) 14:15:48.98 ID:aS7TkTn2
>>21
名文すなぁ。
23名無し名人:2014/03/13(木) 22:08:52.52 ID:shv1khlO
猛のシステムもついには滅びぬ
ひとえに羽生の前のタニーに同じ
24名無し名人:2014/03/13(木) 22:22:12.18 ID:+D9ZpUp7
一年を14日で暮らすいいオトコ
25名無し名人:2014/03/28(金) 00:04:53.22 ID:38agVUvL
age
26名無し名人:2014/03/28(金) 01:35:13.78 ID:UptI45r1
春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく鉄ヲタ、
少しダイヤ変わりて、青トレおかくれいとをかしたる。
27名無し名人:2014/03/28(金) 02:26:47.26 ID:lhlCd8CI
>>26
名文すなぁ。
28名無し名人:2014/03/28(金) 03:33:09.41 ID:7N4naAcL
野月はゲイ
29名無し名人:2014/03/28(金) 05:10:30.71 ID:2hACkM9U
森内はうむ
30名無し名人:2014/03/28(金) 08:03:27.07 ID:hyJTeoZs
格調高いスレだな
31名無し名人:2014/03/28(金) 09:05:21.61 ID:VVybJg7D
>>1
(現代語訳)
春はもりうちがよい
じょじょに白くなっていく星取り表
少しのカレーを食べながら
黒星がかった羽生が細くたなびいているのを眺める(その景色が良いのだ)
32名無し名人:2014/03/28(金) 09:31:48.33 ID:PHnqhufF


森内
名人戦
椿山荘

カレー

毎年ここまで連想できる
33名無し名人:2014/03/28(金) 12:30:22.05 ID:GvI2x2uA
うむ
34名無し名人:2014/03/28(金) 13:39:20.40 ID:+5SucM9f
森内は春の季語
35名無し名人:2014/03/30(日) 16:31:08.67 ID:WKj9mWwR
やはりそうか
36名無し名人:2014/04/01(火) 11:11:36.45 ID:SaMpcHaK
花は桜木 男は森内
37名無し名人:2014/04/01(火) 11:58:24.35 ID:3Shjjol1
春は一二三。
猫の多く寄り集まりたる。
猫の寝所へ行くとて、一つ二つ、二つ三つなど、餌与えていくもをかし。
まいて猫などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
提訴さへあはれなり。
38名無し名人:2014/04/01(火) 18:13:16.64 ID:wOitf3rD
うむ
39名無し名人:2014/04/01(火) 19:02:00.20 ID:pzHD/QlL
>>37
名文すなぁ。
40名無し名人:2014/04/01(火) 22:09:00.23 ID:AvgyFTpQ
森内そろそろ起きろよ
41名無し名人:2014/04/02(水) 00:40:56.00 ID:CFNw6zKd
国境の長いトンネルを抜けると森内であった
42名無し名人:2014/04/02(水) 00:45:08.82 ID:UQj3x/GP
実は花粉症だよね
43名無し名人:2014/04/02(水) 01:31:40.73 ID:Ivc9Cu05
    _____
  /:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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 (6 ≡     ' i  |
  ≡     _`ー'゙ ..| <あ、やうやうやうたん
   \  、'、v三ツ |
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      ヽ__ ノ
44名無し名人:2014/04/02(水) 23:27:41.42 ID:/Zdr/Wie
禿はわたなべ。
ようようヤバくなりゆく生え際。
少し明かりて、油ぎたるデコの鈍く煌めきたる。
45名無し名人:2014/04/03(木) 01:11:20.85 ID:I0wLEAwn
>>44
いとワロシ。
46名無し名人:2014/04/03(木) 10:33:59.26 ID:FznK8R2Z
もりうちの 光のどけき 春の日に しづ心なく はむの散るらむ

(現代訳)
光のように神々しい森内名人の春の季節に、どうしてまた桜のように羽生は散っていってしまうのだろうか
47名無し名人:2014/04/03(木) 10:46:38.15 ID:Y7lW6iZa
>>44
名文すなぁ。
48名無し名人:2014/04/03(木) 11:04:04.33 ID:kmmx7KPy
ふかうらの 光のどけき 天童に しずこころなく 花の散るらむ

2014天童桜まつりにやってきた。人間将棋の甲斐先生の将棋を解説していると、
どうして桜は散っているのだろうか、どうして昨年に将棋で負けたのだろうかと
49名無し名人:2014/04/03(木) 16:08:15.28 ID:Y7lW6iZa
>>48
名文すなぁ。
50名無し名人:2014/04/03(木) 16:49:29.14 ID:DK9qbPS2
愛はいくつもの羽生 数えきれない程のハブヲタを 運んできてくれる
51名無し名人:2014/04/04(金) 02:47:04.65 ID:HIyb7v8P
竜王名人の駒の声
諸行無常の響きあり
二日目昼食のカレーの味
盛者必衰の理をあらわす
おごれる羽生も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ
偏に風の前の禿に同じ

竜王名人の駒の音には、
この世のすべての棋譜は絶えず変化していくものだという響きがある。
二日目の昼食のカレーを食べるということには、
どんなに勢いが盛んな挑戦者も必ず負ける(もう勝ちですよ)という念が込められているである。
世に栄え得意になっている羽生も、結局奪取はできず
春の夜の夢で終わるのである。
勢い盛んでやってきた名人挑戦者も、結局は滅び去り、
まるで秋風に吹き飛ばされた渡辺と同じような結末になるのである。
52名無し名人:2014/04/04(金) 02:55:12.99 ID:osa7UNei
>>51
名文すなぁ。
53名無し名人:2014/04/04(金) 13:44:23.02 ID:+zTBqvef
渡辺「成らぬなら 殺してしまえ 我が金将」
羽生「成らぬとも 成らして見せよう 我が金将」
森内「成らぬなら 成るまで待とう 我が金将」
54名無し名人:2014/04/04(金) 15:07:15.81 ID:QsttG8oP
3人とも誤り
将棋連盟はコンピューターの手に落ちた
55名無し名人:2014/04/04(金) 15:26:21.25 ID:nHqvqSUr
       r─‐v'⌒ヽ
    ┌‐' r‐三|三 ゝー┐
    ノzz__j.」ノ日ゝL )\
   r≠ノ_く≦  ≦ミ> (z
   ゞく. }イ:::゚}  {:::゚ト<ヲ 
    >夭. ̄ r_ァ ̄ハ )  タイトル12期の雑魚
   ( !{  `>┬<´ て′   
   そ′ / {└┘ }/^ヽ
        { ヽ__  {_ノ、
       /\ >l/|─ 'O
       |   ‐〇 .|
56名無し名人:2014/04/04(金) 17:48:04.15 ID:osa7UNei
>>53
名句すなぁ。
57名無し名人:2014/04/04(金) 20:58:53.05 ID:OwSsjL15
名人戦4年連続フルボッコされる雑魚

2011 名人戦 ○森内 4-3 羽生●
2012 名人戦 ○森内 4-2 羽生●
2013 名人戦 ○森内 4-1 羽生●
2014 名人戦 ○森内 4-0 羽生●

それが羽生ザコハル
58名無し名人:2014/04/05(土) 08:41:14.40 ID:pT771Bse
師匠譲りの無鉄砲で、奨励会の時から損ばかりしている。
三段に居る時分、激辛カレーを食べて一週間ほど入院した事がある。
なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。
別段深い理由でもない。
将棋会館でカレーを食べていたら、同じ三段の一人が冗談に、いくら威張っても、100倍の激辛カレーを食べる事は出来まい。
弱虫やーい。
と囃したからである。
弟弟子に負ぶさって帰って来た時、師匠が大きな眼をして100倍くらいで入院する奴があるかと云ったから、この次は200倍を食べて見せますと答えた。
59名無し名人:2014/04/06(日) 16:59:50.63 ID:i2iTd1VW
モリスは激怒した。
必ず、かの鬼畜眼鏡の王を除かなければならぬと決意した
60名無し名人:2014/04/06(日) 17:09:03.32 ID:unsy4eSS
>>59
名文すなぁ。
61名無し名人:2014/04/07(月) 01:58:31.84 ID:8ahKCJHr
 鰻は悲しんだ。
 彼は彼の鬼の棲家(すみか)であるB1の外に出てみようとしたのであるが、
頭が出口につかえて外に出ることはできなかったのである。
今はもはや、彼にとっては永遠の鬼の棲家であるB1は、出入り口のところがそんなに狭かった。
そして、ほの暗かった。
強いて出て行こうとこころみると、彼の頭は出入り口を塞(ふさ)ぐファンタの栓となるにすぎなくて、
それはまる二年の間に彼の体が発育した証拠にこそなったが、彼を狼狽(ろうばい)させ且つ悲しませるには十分であったのだ。
「なんたるファンタであることか!」
 彼はB1のなかを許されるかぎり広く泳ぎまわってみようとした。人々は思いぞ屈せし場合、
部屋のなかをしばしばこんな具合に歩きまわるものである。
62名無し名人:2014/04/07(月) 14:25:18.49 ID:le5rQAYa
君はいい友人であったが、君の眼鏡がいけないのだよ
63名無し名人:2014/04/07(月) 15:19:54.56 ID:SLbGaASH
私はその人を常にてんてーと呼んでいた。
だからここでもただてんてーと書くだけで本名は打ち明けない。
これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。
私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「てんてー」といいたくなる。
筆を執っても心持は同じ事である。
よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。
64名無し名人:2014/04/07(月) 16:41:47.90 ID:C1IDbkwt
>>61
名文すなぁ。
65名無し名人:2014/04/07(月) 16:45:40.67 ID:8JPoqj95
>>61
面白い。
66名無し名人:2014/04/07(月) 20:29:26.76 ID:vmdgqS1C
序盤、中盤はすきがない。

しかし、終盤になると、なぜかファンタとなるのである。
67名無し名人:2014/04/08(火) 00:22:30.13 ID:CwyNwnUz
I want 歩! I need 歩! I love 歩!
頭の中 ガンガン鳴ってる MAGIC
羽生〜ローテーション
68名無し名人:2014/04/08(火) 02:25:51.95 ID:bj3huevO
>>67
スベってるで。
69 忍法帖【Lv=22,xxxPT】(3+0:5) :2014/04/08(火) 02:35:08.88 ID:IsskSm8u
これはひどい。
70名無し名人:2014/04/08(火) 04:14:02.33 ID:NpMhJSH0
森内俊之は、正当に勝利された棋界における代表者を通じて行動し、
われらとわれらの子孫のために、諸棋士との協和による成果と、
わが国全土にわたつて竜王名人のもたらす恵沢を確保し、
他棋士の行為によつて再び失冠の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、
ここに主権が森内に存することを宣言し、この第72期名人を確定する。
71名無し名人:2014/04/08(火) 09:34:44.52 ID:bCKFx1eB
>>67
駄文すなぁ。

つまらない奴が真似をしてコンテンツが終わるんだなぁ…
72名無し名人:2014/04/08(火) 09:48:48.48 ID:7oZU/Edb
>>67 は悪いお手本として使える。
73名無し名人:2014/04/09(水) 01:01:37.20 ID:QkDDAaWI
10%の才能と20%の努力…そして、30%の臆病さ…
残る40%は……カレーだろうな……
74名無し名人:2014/04/09(水) 01:15:46.33 ID:tjyRcdb6
『この味がいいね』と君が言ったから六月二日はカレー記念日
75名無し名人:2014/04/09(水) 02:03:26.35 ID:/fJGmIdW
『この味がいいね』と君が言ったから六月二日は ‥










野月はゲイ
76名無し名人:2014/04/09(水) 02:43:35.31 ID:bYrNoa5R
タニー曰く、羽生森内は春の季語らしいぞ
77名無し名人:2014/04/09(水) 02:55:32.04 ID:hRpcjN9d
上 てんてーと私

 私はその人を常にてんてーと呼んでいた。だからここでもただてんてーと書くだけで本名は打ち明けない。
これは世間を憚かる遠慮というよりも、その方が私にとって自然だからである。
私はその人の記憶を呼び起すごとに、すぐ「てんてー」といいたくなる。筆を執っても心持は同じ事である。
よそよそしい頭文字などはとても使う気にならない。
78名無し名人:2014/04/09(水) 03:33:50.26 ID:bgG9i7EQ
行く春や
ウティ勝ち
羽生の目は涙
79名無し名人:2014/04/09(水) 03:58:19.78 ID:PfO+u5EM
結局ね、アマタイトルみたいに名人をたくさん作ればすべてが解決するんだよ。
名人とは一人とは限らないのだよ。
毎日新聞主催=名人戦
読売新聞主催=竜位名人戦
朝日新聞主催=朝日名人戦

こんな感じで名人位を増やせばいいのだよ。
80名無し名人:2014/04/09(水) 05:05:41.00 ID:QkDDAaWI
雨にも負けず
風にも負けず
羽生にもナベの禿げしさにも負けぬ
丈夫な棋力をもち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
二日目にカレーと
カツと少しの野菜サラダを食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
会館の四階の高雄の
小さな部屋の上座にいて
東にアタックの25あれば
行って出演してやり
西に小学生名人戦あれば
行ってその子供を泣かし
南に禿げそうな人あれば
行って私の頭を見ろといい
北に夕食休憩あれば
カレーを食べてから、あ負けましたといい
負けの時は涙を流し
勝ちのときは堂々と歩き
みんなに竜王名人と呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしはなりたい
81名無し名人:2014/04/09(水) 14:49:38.39 ID:tHXPsZ+H
>>80
名文すなぁ。
82名無し名人:2014/04/09(水) 21:28:04.99 ID:tjyRcdb6
楚の国に羽生と森内を売り歩く商人がいた。
その商人が、「羽生の攻めはとても鋭いので、どんな堅い囲いでも破れる」と言った。
一方、「森内の囲いはとても堅いので、どんな鋭い攻めでも破れない」と言った。
それを聞いた客の一人は、「じゃあ、羽生と森内を戦わせたらどうなるんだ?」と聞いた。
商人は何も言えなかった…。
83名無し名人:2014/04/10(木) 00:45:33.98 ID:VLonoZLI
つれづれなるままに、相がかり盤にむかひて、金銀散らばりゆくよしなしごとを、そこはかとなく受けきれば、あやしうこそ負けちゃった
84名無し名人:2014/04/10(木) 01:05:56.83 ID:p1bftyim
>>80
既になっとりますがな。
85名無し名人:2014/04/10(木) 12:52:35.14 ID:jf+bcY5O
森内「私は将棋の必勝法を発見したが、この余白はそれを書くにはあまりにも狭すぎる」
86名無し名人:2014/04/10(木) 23:28:07.36 ID:NQ1LoMMI
将棋大賞は、そろそろ決定時期だっけ?
ウンコ最優秀棋士賞獲得の悪寒じゃね
87名無し名人:2014/04/11(金) 00:05:20.94 ID:oTcH7C/l
竜王奪取に王位リーグ入りだろ
いつもの年とはピークがずれている気がするんだよな
88名無し名人:2014/04/11(金) 00:44:40.56 ID:AcsZtvow
温暖化の影響か
89名無し名人:2014/04/11(金) 05:07:51.55 ID:lTq5X0BO
この世をば わが世とぞ思ふ 七冠の 欠けたることも なしと思へば
90名無し名人:2014/04/11(金) 07:48:44.24 ID:XLwpoAZE
彼を知りてカレーを知れば、百戦して殆うからず
91名無し名人:2014/04/11(金) 08:00:45.71 ID:32CYd6UO
昼、食堂でカレーを一さじ、すっと吸って竜王名人さまが、
「あ」
と幽かな叫び声をおあげになった。「負けました?」
92名無し名人:2014/04/11(金) 13:29:36.90 ID:1euKJA8c
『この味がいいね』と君が言ったから六月二日は ‥










野月はゲイ
93名無し名人:2014/04/11(金) 18:37:00.13 ID:Z7hYvq9k
>>91
名文すなぁ。
94名無し名人:2014/04/11(金) 19:24:46.89 ID:FF95MHGd
春きたりて、森を内から光然したるは 名人の匂いなりけり
挑戦者現れたりて 4だび跳ね返すは 誠の名人の実力なり
カレーをほうばり、第一声に「あ」を用いるは 名人の風格なり
春は羽生の羽根をもぎとり、秋は竜を退治するは、名人を超え勇者なりけり
95名無し名人:2014/04/11(金) 20:31:29.87 ID:oTcH7C/l
今年は、秋から冬に活動しすぎて冬眠が足りないんじゃないの
96名無し名人:2014/04/11(金) 22:49:05.99 ID:PgK4imSa
春は森下。今季の成績見てみろよ
97名無し名人:2014/04/11(金) 23:14:35.26 ID:NjWS4eS4
丸はつとめて
髪型はいふべきにもあらず
冷えピタいと白きも
またさらでもいと空腹に
火など急ぎおこして
朝からふぐちりたるもいとつきづきし
昼になりて
たくさん食べたるもその後
まんじゅうやかろりぃめいとなりてわろし
98名無し名人:2014/04/12(土) 00:06:57.93 ID:gSaLLV7S
春眠、森内を覚えず
99名無し名人:2014/04/12(土) 00:52:43.06 ID:7xRTMBgy
二階から森内
100名無し名人:2014/04/12(土) 02:35:43.17 ID:sPgAtM8f
つまされたっていいじゃないか にんげんだもの
101名無し名人:2014/04/12(土) 09:09:35.89 ID:gSaLLV7S
井の中の蛙森内を知らず
102名無し名人:2014/04/12(土) 10:56:20.49 ID:I+lI5qID
森内はなにゆえ強いと思う? もともと強いからよ
103名無し名人:2014/04/12(土) 11:30:14.60 ID:gSaLLV7S
>>67
その歌はこうだろ

渡辺ブサイクハゲている
ハゲーローテーション
104名無し名人:2014/04/12(土) 11:40:46.98 ID:XoeIoScF
>>103
ワロタwwwww
105名無し名人:2014/04/12(土) 12:03:12.30 ID:yNY8k8WK
>>103
こうとも取れるぞ

頭の中、穴のアナだけ考える
フカウラーの特製ローション
106名無し名人:2014/04/12(土) 12:10:57.66 ID:XoeIoScF
>>97
名文すなぁ。
107名無し名人:2014/04/12(土) 16:25:47.66 ID:nSHg1qH1
         人
        (;.__.;)
      (;;:::.:.__.;)
     (;;:_:.___:_:_ :)
    (;;;::_.:_. .:; _:_ :.)
  /:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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  ≡     _`ー'゙ ..|
   \  、'、v三ツ |
     \     |
  ピュー ヽ_ __ノ
    =〔~∪ ̄ ̄〕
    = ◎――◎
108名無し名人:2014/04/12(土) 17:38:39.12 ID:Riddh4+2
 からあげの
 みっつついかし
 つましかてば
 はるばるきぬる
 たびをしぞおもふ

丸山九段が夕食に唐揚げを3個増量し見事な勝利を上げるのを見ると
順位戦の長い一日が終わったのだなあと感慨にふけるものである
109名無し名人:2014/04/12(土) 21:52:30.10 ID:w7a07sRO
モリウンコは、あと何年地球上に生存できますか?
110名無し名人:2014/04/13(日) 08:42:23.02 ID:FMs4VAQL
春は森内
ハゲは渡辺
111名無し名人:2014/04/13(日) 08:51:59.39 ID:CQbCud8B
一二三は〜金を〜突く〜〜〜
チョンチョンチョン〜〜〜〜
チョンチョンチョン〜〜〜〜
112名無し名人:2014/04/21(月) 21:05:00.95 ID:clb6MUMk
いみぢうあはれに、おかしけれ。
113名無し名人:2014/04/22(火) 00:45:12.32 ID:8enmOeH4
>>85
なるほど、フェルマーですね
114名無し名人:2014/04/22(火) 01:03:07.35 ID:8enmOeH4
>>58
なるほど、坊ちゃんですね
115名無し名人:2014/04/22(火) 08:15:28.21 ID:8d+7aAm1
>>91
なrほど、斜陽ですね
116名無し名人:2014/04/22(火) 08:28:28.05 ID:FBmn9u7N
>>100
なるほどみちをですね
117名無し名人:2014/04/24(木) 01:50:44.39 ID:0gJV/BA+
春眠森内を覚えず
118名無し名人:2014/04/24(木) 21:56:15.32 ID:KgGLfpxE
ある朝グレゴールザムザが不安な夢からふと覚めてみると、
ベッドのなかで自分の姿が一匹のとてつもなく大きな森内に変わってしまっているのに気がついた。
119名無し名人:2014/04/30(水) 08:13:26.59 ID:MMHp+VRL
良スレなので上げとく…が…このスレの難しいところは、ごく少数のできる人の作品以外は極端にレベルが落ちてしまう点にある。
120名無し名人:2014/04/30(水) 09:09:13.91 ID:qmJA4Kri
自分でネタを作りもしないのに随分偉そうだな
121名無し名人:2014/04/30(水) 09:53:53.78 ID:A/epVgXs
羽生…お前だったのか
122名無し名人:2014/04/30(水) 10:06:07.90 ID:nGM1cKac
宮沢賢治のやつはいつ読んでも名文すなあ
あと個人的には二階から森内がつぼでした。
123名無し名人:2014/04/30(水) 12:08:16.61 ID:bNga+HCP
>>122
両方とも俺だわ
ありがとう
124名無し名人:2014/04/30(水) 15:42:12.41 ID:MMHp+VRL
願わくは
花のもとにて
羽生指南
その如月の
森内のころ
125名無し名人:2014/04/30(水) 17:55:00.74 ID:jym+KHYP
         人
        (;.__.;)
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     (;;:_:.___:_:_ :)
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126名無し名人:2014/05/04(日) 00:43:03.24 ID:UURGNTTx
冬は木村

寒々し日々に年々禿げ散らかるおつむ

滑舌も良くなりて
他人(ひと)の勝負事の良し悪し語るも
いとをかし

頭皮に降り積もりし雪冷ややかに
血の巡り悪くなり一層つるりとなるも
いとをかし
127名無し名人:2014/05/04(日) 14:56:22.15 ID:TNxSC49k
雨にも負けず
風にも負けず
吉田にも加藤一二三にも負けぬ
丈夫な胃袋をもち
食慾はあり
決して怒らず
いつも静かに角交換している
一日に饅頭四個と
ふぐちりと中華フルコースとカロリーメイトと少しのカツサンドを食べ
あらゆる扇子を
大きさを勘定に入れずに
よくお品書きを見聞きし分かり
そして増量定跡を忘れず
タイトル戦の挑決トーナメントの
小さな山の中にいて
東に病気の子供があれば
行って冷えピタを分けてもらい
西に疲れたカズキあれば
行って「お腹すかないの?」と木村の分も食い
南に伸び悩む棋士がいれば
行って友達をなくしてもいいといい
北に感想戦や三羽烏事件があれば
つまらないからやめませんかとニヤニヤし
テレビ棋戦の時は髪を立たし
A級とB級の間をおろおろ歩き
羽生さんに粘る・粘らないアンケをとられ
褒められもせず
苦にもされず
そういう元名人に
わたしはなりたい
128名無し名人:2014/05/06(火) 23:10:42.41 ID:4GDk+0x3
>>124
語呂合わせが上手いね
129名無し名人:2014/05/10(土) 22:25:32.39 ID:f2ThJiJc
名人、失格。
もはや、自分は完全に、名人でなくなりました。
130名無し名人:2014/05/10(土) 22:57:01.25 ID:l09A49wl
森内にしては珍しく空気を読んだな
131名無し名人:2014/05/11(日) 02:01:39.46 ID:3Xp6vaX6
はぶはもりうち
132名無し名人:2014/05/16(金) 08:07:52.02 ID:FNV+mp9W
何が面白くて森内を飼ふのだ。

将棋盤の81マスのぬかるみの中では、

脚が大股過ぎるぢゃないか。

髪があんまり多過ぎるぢゃないか。

雪の降る国にこれでは羽織がぼろぼろ過ぎるぢゃないか。

腹がへるからカレーも食ふだらうが、

森内の眼は遠くばかりみてゐるぢゃないか。

身も世もない様に燃えてゐるぢゃないか。

瑠璃色の風が今にも吹いて来るのを待ちかまへてゐるぢゃないか。

あの小さな素朴な頭が七冠王の夢で逆まいてゐるぢゃないか。

これはもう森内ぢゃないぢゃないか。

羽生よ、

もう止せ、こんな事は。
133名無し名人:2014/05/17(土) 16:31:17.33 ID:gSTjYCGU
以前のこと、わたし森内は夢の中で羽生になっていた。

そのとき私は嬉々として羽生そのものであった。

自分でも楽しくて心ゆくままに飛び回っていた。

そして自分が森内であることに気づかなかった。

ところが、はっと目が覚めると、紛れもなく森内そのものであった。

ところで、森内である私が夢の中で羽生になっていたのか、それとも、羽生が夢の中で森内になっているのか、いずれが本当か私にはわからない。

けれども、森内と羽生とは確かに区別があるはずである。

それなのに、区別がつかないのはなぜだろうか?

他でもない。

これが物の変化というものだからである。
134名無し名人:2014/05/18(日) 01:37:39.66 ID:lGp1mZo5
??ん??ん
135名無し名人:2014/05/18(日) 07:00:15.08 ID:5a4g2uA7
羽生の思考

名人戦ではこういう考えが一番危ない

まさに地獄に直結する道

勝ち勝ち勝ちときたから次も勝ちなどという読みはまさに泥沼

嵌っている‥‥‥‥‥‥

すでに泥中首まで‥‥

崩壊路‥‥‥‥‥‥!

せせら嗤われる‥‥

名人戦という魔性に‥‥
136名無し名人:2014/05/19(月) 05:29:34.24 ID:2sAXiR4m
昔、森内が池のそばで将棋を指していました。

ところが手が滑って、持っていた歩を池に落としてしまいました。

森内は困ってしまいました。

歩がないと、将棋が指せないからです。

すると池の中から女神さまが現れて、金将を見せました。

「あなたが落としたのは、この金ですか?」

「違います。わたしが落としたのは、そんなに立派な駒ではありません」

すると女神さまは、次に銀将を見せました。

「では、この銀ですか?」

「いいえ。そんなに素敵な駒ではありません」

すると女神さまは、次に歩を見せました。

「では、この歩ですか?」

「そうです。拾って下さってありがとうございます」

「そうか、あなたは正直な男ですね」

女神さまは感心して、金も銀も森内にくれました。
137名無し名人:2014/05/19(月) 14:15:19.91 ID:b4e56FF0
「あ、」をつけなさいよ
138名無し名人:2014/05/22(木) 08:41:23.75 ID:9wycvkeU
神に問う。無抵抗は罪なりや?
名人、失格。
もはや、自分は、完全に、名人で無くなりました。
いまは自分には、幸福も不幸もありません。
ただ、一さいは過ぎて行きます。
自分がいままで阿鼻叫喚で生きて来た所謂「名人」の世界に於いて、たった一つ、真理らしく思われたのは、それだけでした。
ただ、一さいは過ぎて行きます。
自分はことし、四十四になります。まだ頭髪のボリュームがあるので、たいていの人から、魔太郎より年下に見られます。
139名無し名人:2014/05/22(木) 08:52:01.26 ID:4a4UVV0x
棋士という職業がどんなものなのか私ら外部の者には
全く創造が尽きません名
140名無し名人:2014/05/22(木) 13:53:07.85 ID:Ngs7luZ0
もりうち 棋界をはぶに
141名無し名人:2014/05/30(金) 07:18:00.00 ID:0qTQr9Ur
羽生「私のレートは530000です…ですが、もちろんフルパワーであなたと戦う気はありませんからご心配なく…」
142名無し名人:2014/05/31(土) 07:52:50.50 ID:txIPU/7M
その話を聞いた魔太郎は、その池に行って、わざと歩を池に落としました。

すると池の中から女神さまが現れて、金将を見せました。

「あなたが落としたのは、この金ですか?」

「(落ち着いて)違います。わたしが落としたのは、そんなに立派な駒ではありません」

すると女神さまは、次に銀将を見せました。

「では、この銀ですか?」

「(落ち着いて)いいえ。そんなに素敵な駒ではありません」

すると女神さまは、次に飛車を裏返しにして見せました。

「では、この竜王ですか?」

「(慌てて)あっ、それそれ。拾ってくれてありがとな」

「あなたは大嘘つきですね」

女神さまは軽蔑の眼差しで魔太郎を見て、池の中に戻り、二度と姿を見せませんでした。
143名無し名人:2014/06/01(日) 19:10:26.15 ID:/Cvj9J7c
我々は一人の英雄を失った。
これは敗北を意味するのか?
否!始まりなのだ!

羽生に比べ、我々のレートは30分の1以下である。
にも関わらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か!
諸君!我々の対局目的が正しいからだ!

一握りのエリートが宇宙にまで膨れ上がった将棋界を支配して50余年、宇宙に住む我々がタイトルを要求して、何度羽生に踏みにじられたかを思い起こすがいい。
我々が掲げる、棋士一人一人の自由のための戦いを、神が見捨てる訳は無い。

私の弟、諸君らが愛してくれたウティは負けた、何故だ!

諸君らはこの敗北を対岸の火と見過ごしているのではないのか?
しかし、それは重大な過ちである。
羽生は聖なる唯一の将棋界を汚して生き残ろうとしている。
我々はその愚かしさを将棋界のエリート共に教えねばならんのだ。

ウティは、諸君らの甘い考えを目覚めさせるために、負けた!
戦いはこれからである。
我々の軍備はますます復興しつつある。
羽生とてこのままではあるまい。
諸君の父も兄も、羽生の無思慮な抵抗の前に負けていったのだ。
この悲しみも怒りも忘れてはならない!
それをウティは敗北を以って我々に示してくれたのだ!
我々は今、この怒りを結集し、羽生に叩きつけて初めて真の勝利を得ることが出来る。
この勝利こそ、敗北者全てへの最大の慰めとなる。

棋士よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ棋士!
我々は諸君等の力を欲しているのだ。

ジーク・カレー!!
144名無し名人:2014/06/02(月) 16:42:47.22 ID:DtIBrwTl
或春の日暮です。

唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。
若者は名を森内といって、元は竜王名人でしたが、タイトルを全て失って、その日の暮しにも困る位、憐な身分になっているのです。
何しろその頃洛陽といえば、天下に並ぶもののない、繁昌を極めた都ですから、往来にはまだしっきりなく、人や車が通っていました。
門一ぱいに当っている、油のような夕日の光の中に、老人のかぶった紗の帽子や、土耳古の女の金の耳環や、白馬に飾った色糸の手綱が、絶えず流れて行く容子は、まるで画のような美しさです。
しかし森内は相変らず、門の壁に身を凭せて、ぼんやり空ばかり眺めていました。
空には、もう細い月が、うらうらと靡いた霞の中に、まるで爪の痕かと思う程、かすかに白く浮んでいるのです。
「日は暮れるし、腹は減るし、その上もうどこへ行っても、泊めてくれる所はなさそうだし――こんな思いをして生きている位なら、一そ川へでも身を投げて、死んでしまった方がましかも知れない」
森内はひとりさっきから、こんな取りとめもないことを思いめぐらしていたのです。

するとどこからやって来たか、突然彼の前へ足を止めた、片目眇の老人があります。
それが夕日の光を浴びて、大きな影を門へ落すと、じっと森内の顔を見ながら、
「お前は何を考えているのだ」
と、横柄に声をかけました。
「あっ、私ですか。私は今夜寝る所もないので、どうしたものかと考えているのです」
老人の尋ね方が急でしたから、森内はさすがに眼を伏せて、思わず正直な答をしました。
「そうか。それは可哀そうだな」
老人は暫く何事か考えているようでしたが、やがて、往来にさしている夕日の光を指さしながら、
「ではおれが好いことを一つ教えてやろう。今この夕日の中に立って、お前の影が地に映ったら、その頭に当る所を夜中に掘って見るが好い。きっと車に一ぱいのタイトルが埋まっている筈だから」
「あっ、ほんとうですか」
森内は驚いて、伏せていた眼を挙げました。
ところが更に不思議なことには、あの老人はどこへ行ったか、もうあたりにはそれらしい、影も形も見当りません。
その代り空の月の色は前よりもなお猶白くなって、休みない往来の人通りの上には、もう気の早い蝙蝠が二三匹ひらひら舞っていました。
145名無し名人:2014/06/02(月) 16:50:58.75 ID:DtIBrwTl
森内は一日の内に、洛陽の都でも唯一人という七冠王になりました。
あの老人の言葉通り、夕日に影を映して見て、その頭に当る所を、夜中にそっと掘って見たら、大きな車にも余る位、タイトルが一山出て来たのです。

七冠王になった森内は、すぐに立派な家を買って、玄宗皇帝にも負けない位、贅沢な暮しをし始めました。
蘭陵のスパイスを買わせるやら、桂州の竜眼肉をとりよせるやら、日に四度色の変る牡丹を庭に植えさせるやら、白孔雀を何羽も放し飼いにするやら、玉を集めるやら、
錦を縫わせるやら、香木の車を造らせるやら、象牙の椅子を誂えるやら、その贅沢を一々書いていては、いつになってもこの話がおしまいにならない位です。

するとこういう噂を聞いて、今までは路で行き合っても、挨拶さえしなかった棋士などが、朝夕遊びにやって来ました。
それも一日毎に数が増して、半年ばかり経つ内には、洛陽の都に名を知られた棋士や女流棋士が多い中で、森内の家へ来ないものは、一人もない位になってしまったのです。
森内はこの御客たちを相手に、毎日酒盛りを開きました。
その酒盛りの又盛なことは、中々口には尽されません。
極かいつまんだだけをお話しても、森内が金の杯に西洋から来た葡萄酒を汲んで、天竺生れの橋本が刀を呑んで見せる芸に見とれていると、
そのまわりには二十人の女流棋士たちが、十人は翡翠の蓮の花を、十人は瑪瑙の牡丹の花を、いずれも髪に飾りながら、笛や琴を節面白く奏しているという景色なのです。

しかしいくら大金持でも、御金には際限がありますから、さすがに贅沢家の森内も、一年二年と経つ内には、だんだん貧乏になり出しました。
そうすると人間は薄情なもので、昨日までは毎日来た棋士も、今日は門の前を通ってさえ、挨拶一つして行きません。
ましてとうとう三年目の春、又森内が以前の通り、無冠になって見ると、広い洛陽の都の中にも、彼に宿を貸そうという家は、一軒もなくなってしまいました。
いや、宿を貸すどころか、今では椀に一杯のカレーも、恵んでくれるものはないのです。

そこで彼は或日の夕方、もう一度あの洛陽の西の門の下へ行って、ぼんやり空を眺めながら、途方に暮れて立っていました。
146名無し名人:2014/06/07(土) 20:20:51.30 ID:Ynlw30EY
芥川ですね、わかります
この時代の小説はホントにいいのばかりだよね
147名無し名人:2014/06/07(土) 21:49:53.36 ID:JUywbHEi
昔杜子之という青年が名人を目指してトンキンに上り
そこで香車仙人に授けられた枕で眠ると 
誉子春との激闘の果てに大名人となり皆に惜しまれつつ死んだ
目覚めて見ると、寝る前に火にかけたカレーがまだ煮えてなかった
人の栄枯盛衰は所詮一炊のカレーにすぎないと悟った杜子之は浜に帰って漁師になった
148名無し名人:2014/06/08(日) 06:47:13.63 ID:s6CI2VC7
もう一葉の写真は、最も奇怪なものである。
まるでもう、としの頃がわからない。
頭はいくぶん白髪のようである。
それが、ひどく汚い部屋(部屋の壁が三箇所ほど崩れ落ちているのが、その写真にハッキリ写っている)の片隅で、将棋盤の前に坐り、こんどは笑っていない。
どんな表情も無い。
謂わば、将棋盤の前に坐りながら、自然に死んでいるような、まことにいまわしい、不吉なにおいのする写真であった。
奇怪なのは、それだけでない。
その写真には、わりに顔が大きく写っていたので、私は、つくづくその顔の構造を調べる事が出来たのであるが、額は平凡、額の皺も平凡、眉も平凡、眼も平凡、鼻も口も顎も、ああ、この顔には表情が無いばかりか、印象さえ無い。
特徴が無いのだ。
たとえば、私がこの写真を見て、眼をつぶる。
既に私はこの顔を忘れている。
部屋の壁や、将棋盤は思い出す事が出来るけれども、その部屋の主人公の顔の印象は、すっと霧消して、どうしても、何としても思い出せない。
画にならない顔である。
漫画にも何もならない顔である。
眼をひらく。
あ、こんな顔だったのか、思い出した、というようなよろこびさえ無い。
極端な言い方をすれば、眼をひらいてその写真を再び見ても、思い出せない。
そうして、ただもう不愉快、イライラして、つい眼をそむけたくなる。
所謂「死相」というものにだって、もっと何か表情なり印象なりがあるものだろうに、人間のからだに広瀬の首でもくっつけたなら、こんな感じのものになるであろうか、とにかく、どこという事なく、見る者をして、ぞっとさせ、いやな気持にさせるのだ。
私はこれまで、こんな不思議な男の顔を見た事が、やはり、いちども無かった。
149名無し名人:2014/06/08(日) 10:07:32.89 ID:SpjgCGOT
恥の多い生涯を送ってきました
150名無し名人:2014/06/10(火) 19:46:42.59 ID:LSi+GThl
森内尊師いわく、人生二千局、まだ後七、八百局あると思うと、くさくさする。
別に死にたくはないけれど、それまで生きているのも厄介な話である。
人生二千局ときめたのは、それでは生きたりない未練の命題である。
よほど将棋の楽しい羽生が考えた事に違いない。
戦い続けるのは大義である。しかし投了するのは少々怖い。投了後の事は
かまわないけど、投了する時の様子が、どうも面白くない。
妙な顔をしたり、あ、とか変な声を出したりするのは感心しない。
ただ、そこの所だけ通り越してしまえば、その後は、矢っ張り投了したほうが
得だとおもう。とに角、小生はもういやになったのである。
151名無し名人:2014/06/17(火) 23:14:41.82 ID:xvAvr0PZ
分け入っても分け入っても森内
152名無し名人:2014/06/21(土) 00:05:53.15 ID:KqapbQS+
くしゃみをしても森内
153名無し名人:2014/06/21(土) 00:41:56.82 ID:gjaLGFuP
>>136



昔、森内が池のそばで野糞をしていました

ところが手が滑って、用意していた便所紙を池に落としてしまいました。

森内は困ってしまいました。

紙がないと糞が拭けないからです。

すると池の中から口裂け女が現れて、紙を見せました。

「師匠、落とし物です!」

よく見ると、その紙は段位認定証で、竜王名人 森内俊之 と書かれていました

「あ、ありがとう。君にもあげよう。多い日も安心だし、あ」

森内は糞がついた紙を口裂け女にあげました
154名無し名人:2014/06/21(土) 00:44:52.35 ID:XS++KmYE
夏はもりうち
155名無し名人:2014/06/21(土) 01:35:08.59 ID:GvoXdpX9
100年後はモリウチ


あ、異星人に贈呈する人体標本として
156名無し名人:2014/07/02(水) 09:15:06.17 ID:OP9znhYN
人間同士の対局に期待するのは強さではなく
もしもソフトでカンニングしてたとしても
去年までは明確に禁止されていなかったんだから文句言われる筋合いない


つまりそういうことか!
無敵の羽生

         人
        (;.__.;)
      (;;:::.:.__.;)
     (;;:_:.___:_:_ :)
    (;;;::_.:_. .:; _:_ :.)
  r-─| -・=H=・- |
  |り|  ー一( )ー一'|
  ー l    〓   l
    ヽ、____ノ
異星人に贈呈する人体標本としてモリウチ ドラマ性
157名無し名人:2014/07/08(火) 19:01:05.59 ID:/8eYaHaD
「おちこんだりもしたけれど、私はもりうちです。」
158名無し名人:2014/07/08(火) 19:02:01.57 ID:/8eYaHaD
「モリウチとは、こういうことさ。」
159名無し名人:2014/07/08(火) 19:02:32.88 ID:/8eYaHaD
「モリウチだってがんばってるんだよォ」
160名無し名人:2014/07/08(火) 19:03:03.64 ID:/8eYaHaD
「トンネルのむこうは、森内の町でした。」
161名無し名人:2014/07/08(火) 19:03:36.91 ID:/8eYaHaD
「森内になっても、いいんじゃないッ?」
162名無し名人:2014/07/09(水) 20:19:34.05 ID:8ZKlVFNs
紅を弥生に包む昼酣なるに、春を抽んずる紫 の濃き一点を、天地の眠れるなかに、鮮やかに滴たらしたるがごとき女である。
夢の世を夢よりも艶に眺めしむる黒髪を、乱るるなと畳める鬢の上には、玉虫貝を冴々と菫に刻んで、細き金脚にはっしと打ち込んでいる。
静かなる昼の、遠き世に心を奪い去らんとするを、黒き眸のさと動けば、見る人は、あなやと我に帰る。
半滴のひろがりに、一瞬の短かきを偸んで、疾風の威を作すは、春にいて春を制する深き眼である。
この瞳を遡って、魔力の境を窮むるとき、桃源に骨を白うして、再び塵寰に帰るを得ず。
ただの夢ではない。
糢糊たる夢の大いなるうちに、燦たる一点の妖星が、死ぬるまで我を見よと、紫色の、眉近く逼るのである。
女は紫色の着物を着ている。
静かなる昼を、静かに栞を抽いて、箔に重き一巻を、女は膝の上に読む。
女は顔を上げた。
蒼白き頬の締れるに、薄き化粧をほのかに浮かせるは、一重の底に、余れる何物かを蔵せるがごとく、蔵せるものを見極わめんとあせる男はことごとく虜となる。
男は眩げに半ば口元を動かした。
口の居住の崩るる時、この人の意志はすでに相手の餌食とならねばならぬ。
下唇 のわざとらしく色めいて、しかも判然と口を切らぬ瞬間に、切り付けられたものは、必ず受け損う。
女はただ隼の空を搏つがごとくちらと眸を動かしたのみである。
男はにやにやと笑った。
勝負はすでについた。
舌を頭に飛ばして、泡吹く蟹と、烏鷺を争うは策のもっとも拙なきものである。
風励鼓行して、やむなく城下の誓をなさしむるは策のもっとも凡なるものである。
蜜を含んで針を吹き、酒を強いて毒を盛るは策のいまだ至らざるものである。
最上の戦には一語をも交うる事を許さぬ。
拈華の一拶は、ここを去る八千里ならざるも、ついに不言にしてまた不語である。
ただ躊躇する事刹那なるに、虚をうつ悪魔は、思うつぼに迷と書き、惑と書き、失われたる人の子、と書いて、すわと云う間に引き上げる。
下界万丈の鬼火に、腥さき青燐を筆の穂に吹いて、会釈もなく描き出せる文字は、白髪をたわしにして洗っても容易くは消えぬ。
笑ったが最後、男はこの笑を引き戻す訳には行くまい。
「哲郎さん」と愛生が呼びかけた。
163名無し名人:2014/07/10(木) 08:28:40.45 ID:eAgcMnbE
悲劇はついに来た。来るべき悲劇はとうから預想していた。
預想した悲劇を、なすがままの発展に任せて、隻手をだに下さぬは、業深き人の所為に対して、隻手の無能なるを知るが故である。
悲劇の偉大なるを知るが故である。悲劇の偉大なる勢力を味わわしめて、三世に跨がる業を根柢から洗わんがためである。
不親切なためではない。
隻手を挙ぐれば隻手を失い、一目を揺かせば一目を眇す。手と目とを害うて、しかも第二者の業は依然として変らぬ。のみか時々に刻々に深くなる。
手を袖に、眼を閉ずるは恐るるのではない。
手と目より偉大なる自然の制裁を親切に感受して、石火の一拶に本来の面目に逢着せしむるの微意にほかならぬ。

悲劇は喜劇より偉大である。
これを説明して死は万障を封ずるが故に偉大だと云うものがある。
取り返しがつかぬ運命の底に陥って、出て来ぬから偉大だと云うのは、流るる水が逝いて帰らぬ故に偉大だと云うと一般である。
運命は単に最終結を告ぐるがためにのみ偉大にはならぬ。
忽然として生を変じて死となすが故に偉大なのである。忘れたる死を不用意の際に点出するから偉大なのである。
ふざけたるものが急に襟を正すから偉大なのである。襟を正して道義の必要を今更のごとく感ずるから偉大なのである。
人生の第一義は道義にありとの命題を脳裏に樹立するが故に偉大なのである。道義の運行は悲劇に際会して始めて渋滞せざるが故に偉大なのである。
道義の実践はこれを人に望む事切なるにもかかわらず、われのもっとも難しとするところである。
悲劇は個人をしてこの実践をあえてせしむるがために偉大である。
道義の実践は他人にもっとも便宜にして、自己にもっとも不利益である。
人々力をここに致すとき、一般の幸福を促がして、社会を真正の文明に導くが故に、悲劇は偉大である。

問題は無数にある。
居飛車か振飛車か、これは喜劇である。
名人か竜王か、これも喜劇である。
人間かコンピュータか、これも喜劇である。
矢内か清水か、これも喜劇である。
カレーかうどんか、これも喜劇である。
すべてが喜劇である。
最後に一つの問題が残る。
――生か死か。
これが悲劇である。
164名無し名人:2014/07/11(金) 07:22:02.23 ID:dehbk5NY
すなわち「地球外の知的生命はどんな格好をしているのか?」という問題である。
対立は自然に二つの派に分かれた。
――ひとつの派は、もしそのような生物が存在するなら人間型に違いないと主張し、もうひとつは、人間とは似ても似つかぬ生物と信じて疑わないのだ。

前者の論点はこうである。
二足二手、そして体の最高部に主要感覚器というデザインは、じつに基本的かつ賢いもので、これを超えるデザインはそう考えられない。
もちろん、四肢の指が五本でなく六本だったり、皮膚や髪の色が変だったり、顔の感覚器官の配置が独特だったりする小さな差異はあるだろう。
だが高等な知能をもつ地球外生物――ふつう、ETと略される――のほとんどは、ヒトとたいへんよく似ていて、暗い照明の下や遠くからではうっかり見過ごしかねない。

こうした擬人的な思考法は、別の生物学者グループの嘲笑を買った。
彼らは宇宙時代の真の申し子であり、過去の偏見にとらわれないのを身上としていた。
その一派はこう指摘した。
人体というものは、永劫の年月に偶然がつくりあげた何百万もの進化の選択の結果である。
そうした数え切れぬ決断のどの瞬間をとっても、発生学のダイスがちがった目をだす可能性はあり、なかにはよりよい結果もあったかもしれない。
なぜなら人体は、その場しのぎの決断の奇怪な集積物であり、機能を変えるように強いられた器官ばかりでできているからだ。
しかも、すべてが成功したわけではなく、虫垂みたいに、あれば災いを招くだけの無用な器官さえある。
165名無し名人:2014/07/11(金) 07:23:43.82 ID:dehbk5NY
しかし森内は、もっと異様な見解をとる論者たちがいることを知った。
この一派は、真に進化した生物が、有機的な体を持つ必要があるとは信じていなかった。
科学知識が進歩するにつれ、遅かれ早かれ生物は、自然が与えたもうた肉体という住みかから逃れでるだろう。
ひよわで、病気や事故に絶えずつきまとわれ、ついには避けられない死へとみちびく肉体などないほうがいい。
自然の肉体がすりきれたら――いやそれどころか、すりきれないうちに――金属やプラスチックの部品と取り替え、そうして不死をかちとるのだ。
しかし、脳は有機組織の名残として、しばらくとどまることになるかもしれない。
機械の四肢をあやつり、あるいは電子の五感――盲目的な進化ではとうてい得られない鋭い微妙な感覚――を使って、宇宙の観察を続けるだろう。

地球でさえ、その方向へ何歩が進みはじめているのだ。
長生きできないと宣告された何百万もの人びとが、人工の手足、人工腎臓、人工肺、人工心臓のおかげで、いま幸福で活動的な暮らしをしている。
この方向に、行き着く先はひとつしかない。
――それがどんなに常軌を逸したものであろうと。

最後には、脳さえ消えてゆくだろう。
意識の着床する場として、脳は必須のものではない。
そのことは電子知性の発達が証明している。
精神と機械の対立は、やがて完全な共生という永遠の妥協で終わるかもしれない……

だがそれが終局だろうか?
神秘主義に傾いた少数の生物学者は、さらにその先へ進んだ。
多くの宗教にある信念を手がかりに、彼らは精神もいつかは物質の束縛を逃れるだろうと推測した。
ロボット身体も、血と肉の身体と同様にたんなる踏み石であって、やがては人びとが遠いむかし“精霊”と呼んだものに至るのかもしれない。

そして、そのまた向こうに何かがあるとすれば、その名は神のほかにあるまい。
166名無し名人:2014/07/12(土) 10:47:16.82 ID:uoBLBCcL
森内さん 森内さん
お腰につけたキビダンゴ
一つわたしに 下さいな

やりましょう やりましょう 
これから羽生の征伐に
ついて行くなら やりましょう

行きましょう 行きましょう
あなたについて どこまでも
家来になって 行きましょう

そりゃ進め そりゃ進め
一度に攻めて攻めやぶり
つぶしてしまえ 羽生が島

おもしろい おもしろい
のこらず羽生を攻めふせて
分捕物(ぶんどりもの)をえんやらや

万万歳 万万歳
お伴のナベやナメカタは
勇んで車を えんやらや
167名無し名人:2014/07/17(木) 22:52:03.89 ID:7N64ESpL
森糞さん 森糞さん
お尻につけたプチウンコ
一つわたしに くださいな

あげましょう あげましょう 
これから羽生のバッシング
一緒にやるなら あげましょう

やりましょう やりましょう
羽生を叩く 角将の正体は
森糞さんだと 知ってます
168名無し名人
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