ttp://mtmt-blog.com/?p=7099 アンチコンピュータ戦略(113)
> > 羽生 昔はね、将棋っていうのは家元制だったんですよ。お茶でいうところの、表千家裏千家
> > みたいなものですけど、「大橋家」と「伊藤家」っていう家元があって、そこから”名人”が
> > 選ばれてたんです。選ばれたら、もう生涯名人。
> >
> > 宮藤 じゃあ、その人が死ぬまで他の名人は出て来ないってことですか。
> >
> > 羽生 というか名人が対局して負けると、要するに家元が負けるってことですから、それはあっ
> > てはいけないことなんですよ。本家が否定されちゃったら大変ですからね。だから名人
> > になったらもう試合はしない。そのままずっと安泰です(笑)。
> >
> > 宮藤 ずっと戦わないって……ええ? すごい世界ですね、それは。
> >
> > (宮藤官九郎『妄想中学ただいま放課後』)
>
> 既に権威の確立した側が、意気さかんな新興勢力に対して、いかに下克上のチャンスを与えずに
> 戦いを避けるか、というのも将棋史四百年の一つの見どころで、その盤外のやりとりまで楽しめる
> ようになったら、上級クラスの将棋オタク、というところだろうか。
これはちょっとヤバいと思った