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名無し名人:
米長会長将棋連盟の暴君で愛弟子の常務理事も逃げ出した
週刊新潮 平成24年1月19日号
05年以来、ワンマン会長として将棋連盟に君臨する米長邦雄・永世棋聖(68)。その愛弟子で、常務理事として“暴君”に仕えて来た中川大輔八段が、
昨年末、連盟から逃げ出すように突然辞任、棋界にさざ波を引き起こしている。
その異変が起こったのは12月21日午後3時過ぎ。連盟内の会議室で役員会が始まってすぐのことであった。
「中川君がいきなり“一身上の都合により常務理事を辞めさせていただきます”と辞表を取り出したのです。米長会長にさえ事前の相談はなかったらしく、全員がただ驚くばかりでした」
連盟関係者が明かす。
「“これは辞任願いではなく辞表です。出す以上は引っ込めるつもりはありません”と決意は固かった。
米長会長も身を乗り出して翻意を促し続けていましたが、やがてかける言葉も無くなり、5時近くになって、ついに辞任を認めることになったのです」
役員会で語られた“辞任理由”については厳重な緘口令が敷かれたが、今回の中川八段の決断に“思い当たる節”のある連盟関係者は決して少なくなかった。
「彼の辞任理由は、端的に言えば“師匠とはいえ、これ以上ついていけない”という意思表示でしょう」
あるプロ棋士が言う。
「元々、中川君は古武士のような一本気な性格ですが、それが災いし、07年に理事に就任してからは“米長のポチ”と呼ばれるほど師に忠実に従ってきた。
連盟から独立した日本女子プロ将棋連盟(LPSA)に対する米長会長の異様な嫌がらせは有名ですが、そのお先棒を担がされたのも彼だった。
たとえば、昨年秋のこと。LPSAの女流棋士の息子が連盟の奨励会三段リーグで好成績を挙げ、本来なら無条件で四段(プロ棋士)昇格となるはずが、
米長会長らがこの母子を呼び出し、中川君に“母親がLPSAのメンバーだから、そちらでぷろになったらどうか”という恫喝、嫌がらせを負わせたのです」
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名無し名人:2012/01/11(水) 22:40:28.23 ID:zgIW0DhY
渦巻く「批判」の矢面に
禍根はそれだけではない。連盟では近年携帯サイト「日本将棋連盟モバイル」開設など電子事業を積極的に推進してきたが、それを巡って執行部への疑念・批判が渦巻いてきた。
将棋界の有名ブロガー「寅金」さんこと茂山俊一氏が言う。
「数年前、米長さんとサクセスという会社が将棋ソフトの著作権侵害で訴えられ、結局、謝罪して800万円を支払うことになった。米長さんは全額をサクセス社に支払わせたが、その後が問題です。
連盟が携帯サイトの立上を3000万円というかなりの高額で発注した先がこのサクセス社で、しかも米長さんは息子をサクセス関連の仕事に就かせている。
この疑惑は棋士総会でも追及されましたが、その矢面に立たされたのが中川理事でした」
1月14日にはニコニコ動画(ドワンゴ社)をスポンサーに、将棋対局ソフト「ボンクラーズ」と米長会長の対決が予定されているが、
「この対局はドワンゴ社から1000万円が支払われます。連盟は、設営費などを含む金額で、米長会長に渡る対局料が1000万円というわけではないと説明していますが、では会長はいくら受け取るのか全く説明がない。
中川君はこうした疑惑や不満に晒され続けていたのです」(別の棋士)
一連の騒動について米長会長の言い分を聞きたいところだが、連盟広報から色よい返事は得られなかった。
とはいえ、中川八段の親しい棋士仲間によれば、
「1月27日、会員棋士に対して行われる定例の報告会で辞任理由を全てぶちまける腹づもりのようです」
米長会長、危うし!?