522 :
名無し名人:
「いやぁ、矢内さんが賢明な判断をしてくれて助かりましたよ」
本当に嬉しそうな田中の言葉に、
そこまでニコニコと相槌を打っていた矢内の表情が一瞬こわばった。
独立問題について尋ねると、矢内は一拍おいた後に話し始めた。
こうなるとは思っていなかったこと、残留は後ろ向きでないこと、これからが大変だということ。
駅に着き、改札を通り、階段を上がった。
「やっぱり・・・しばらくはいろいろと言われるよね?」と矢内。
「それは・・・うん。そうだろうね。」迷いつつ答えると、矢内は小さくうなずいてほほえんだ。
>>しばらくはいろいろと言われるよね
とんでもない。お前は未来永劫、仲間とファンを裏切った
人間の屑と言われつづけるのだ。