【強くなる】勝負脳を将棋に活かすpart1【勝てる】

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1名無し名人
優勢になったと思った将棋を取りこぼした経験はありませんか?
ベストセラー本になった「勝負脳」を将棋に活かしてみましょう。
2名無し名人:2010/02/12(金) 20:27:29 ID:vLYzANM0
北京五輪の代表選考会に来てくれと頼まれて東京辰巳国際水泳場に行ったとき、
私は北島康介選手の泳ぎを見て驚いた。
残り10メートルで、明らかに世界記録よりも体半分前に出ていたのだ。
「おおっ、やった!」
 思わず私は立ち上がったが、タイムは世界記録に0.43秒及ばなかった。
 北島のタイムを見た全日本の平井伯昌コーチが、日本選手はゴール前が弱いのだと言った。
私は、原因は10メートル手前でもうゴールだと思って泳いでいるのではないかと読んだ。
これを聞いた選手たちは、当然のことだが、自分たちは必死で泳いでいるのにという態度を示した。
 私が、「全力で泳いでいない」と言ったのには訳がある。
脳の機能は「ゴール間近だ」と思った瞬間に低下し、それに伴って運動機能も低下するのだ。
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脳の自己報酬神経群という部位の仕業である。
3名無し名人:2010/02/12(金) 20:30:28 ID:vLYzANM0
結果を求めるあまり能力を発揮できない愚を避けるには、
目標達成の「仕方」にこだわるのがいい。
勝負に懸けるのではなく、達成の仕方に勝負を懸けるのだ。
そして、損得抜きの全力投球をする。
 結果を求めず、達成の仕方に全力投球するとき、
人間は信じられない集中力を発揮する。
ポイントは、「損得勘定抜きに」だ。
損得勘定とは、実は、結果を求める気持ちにほかならないからである。

●point 1:ゴールを決めない
●point 2:コツコツやらない
●point 3:結果を求めない
4名無し名人:2010/02/12(金) 20:32:34 ID:vLYzANM0
自己報酬神経群とは、
その名の通り「自分へのごほうび」をモチベーションに働く部位であり、
この部位が活発に働かないと脳は活性化しない。
 重要なのは、活性化はごほうびが得られたという「結果」によって起こるのではなく、
ごほうびが得られそうだという「期待」によって起こる点だ。
ごほうびが得られた、つまり結果を手にしたと思うと、
むしろ脳の機能は低下してしまうのである。
 集中力を持続するには、この脳の仕組みを利用すればいい。
ゴールの仕方に集中する。あるいは、目標よりも遠くにゴールを定めるのだ。
そうすれば、実際のゴールの手前で脳のパフォーマンスが落ちることはなくなる。
 私は平井コーチに、この脳の仕組みを説明した。
コーチと北島選手が取った対策は巧みだった。
プールの壁をゴールだと思うのではなく、
壁にタッチした後、振り向いて電光掲示板を見た瞬間をゴールだと考える訓練を重ねたのだ。
この私のアドバイスから1カ月後、北島選手は見事、世界記録を塗り替えた。
5名無し名人:2010/02/12(金) 20:35:08 ID:1iIBUNWD
                       _                  _ _ ∩
                    ⊂ヽ ゚∀゚)ヽ    おっ!     ( ゚∀゚ )ノ )))  おっ!
 lll ノ( ゚∀゚ )ヽ lll  おっ!     `ヽ  ヽ' ))            ( 二つ
  ミ、_つ とノ彡             ノ   ノ             ノ 彡ヽ
   (_( ̄)_)              し' ⌒J              (_ノ ⌒゙J

 (\  _ _ /)            _
  \( ゚∀゚ )/   ぱい!     ( ゚∀゚) ミ   ぱい!     ⊂ヽ
    |   |             γ 二つ つ           ((( (_ _ )、    ぱい!
    |   |              {   (                γ ⊂ノ, 彡
    し ⌒J              ヽ,_)ヽ,_)               し'⌒ヽJ
6名無し名人:2010/02/12(金) 20:38:31 ID:vLYzANM0
■ライバルは自分を高めるためのツールと思え

ライバル・ハンセンのことをどのように認識すれば、
北島は脳のパフォーマンスを最大限に高めることができるのか。
私は北島を含めて全員に、こうアドバイスした。

「ハンセンをライバルだと思っちゃいけない。
自分を高めるためのツールだと思いなさい。
そして、最後の10メートルをKゾーン(北島ゾーン)と名づけて、
水と仲間になり、ぶっちぎりの、感動的な泳ぎを見せる舞台だと思いなさい」

つまり、ハンセンとも水とも「仲間になれ」とアドバイスしたのだ。
これなら、脳の本能に反することはない。
結果はご存じの通り、北島は見事金メダルを獲得し、ハンセンは4位に沈んだのである。
7名無し名人:2010/02/13(土) 09:35:21 ID:YQZHRVJ/
将棋で言うと、
脳の機能は「勝利間近だ」と思った瞬間に低下し、
それに伴って手を読む機能も低下する。か。
8名無し名人
>>7
藤井の悪口は許さん