先崎学を語れ【信者専用】【アンチ禁止】

重複スレではありません。
本スレはアンチに乗っ取られてしまっていますので、
ここは、マイノリティである先崎信者のためのスレになります。

先崎の偉大なエピソードを
テンプレとして、 >>2-11 あたりに書いてください

さあ始まるザマスよ！

いやでガンス

行くでガンス

271 ： ◆HKSeNKoUs. ：03/05/22 13:28 ID:7tzAHkIw
第86期順位戦、B級1組。
この「鬼の住処」に今期、最強の挑戦者がやってきた。
2022年4月、史上3人目の女性棋士として四段デビューを果たし、
C2、C1を2期、B2を1期で抜け、その間に新人王戦、NHK杯でも
それぞれ優勝1回。まだタイトル挑戦はないものの、
棋界の注目を一身に浴び、いま最も波に乗っている、
羽生桃花七段、言わずと知れた羽生善治永世竜王の次女である。

今期の羽生は、これまでにも増して好調であった。
竜王戦は3組優勝で本戦入り。準決勝で渡辺明王将に敗れ、
惜しくも挑決進出はならなかったものの、堂々の2組昇級。
NHK杯では準決勝に進出、2度目の優勝へと迫りつつある。
さらに王位戦ではリーグ入り、棋聖戦と王座戦でも
本戦入りを果たすなど、快進撃は止まらない。
そして順位戦でも「鬼の住処」を粉砕。
破竹の11連勝で、最終局を待たずにぶっちぎりの昇級を決め、
A級での父娘対決実現へ向けて、期待は高まる一方だった。

2028年2月17日。B級1組順位戦、ラス前の第12局が、
東西の将棋会館で一斉に行われた。
羽生は最終局が抜け番のため、これが今期最後の順位戦となる。
全勝で昇級に花を添えるかが注目の的であった。
そしてまた、下馬評では全勝の実現が確実視されていた。
この第12局、羽生七段の相手は、ここまで1勝9敗と絶不調で、
すでに降級の決まっている先崎学九段だったからだ

272 ： ◆HKSeNKoUs. ：03/05/22 13:28 ID:7tzAHkIw
2002年春、第60期順位戦でA級から陥落。
その後何度かチャンスはあったものの、ついに返り咲くことはなかった。
かつては「羽生世代」の一角として並び称されていた彼も、
いつしか先頭集団からは引き離され、遅れをとることとなった。
あれ以来ずっと、このB級1組というポジションは変わっていない。
もう一花咲かせるわけでもなく、衰え落ちぶれるわけでもなく。
そうしているうちに、先崎を引き離していった他の「羽生世代」たちも、
次々と第一線を脱落し、彼はこのポジションでその凋落を見守りつづけた。
藤井猛や丸山忠久は10年代前半にA級陥落。今ではB2やC1で降級点を取っている。
森内俊之も2015年あたりからA級とB1を行ったり来たりしていたが、
2023年、第81期でB2へ陥落し、以後B1へは戻って来ていない。
佐藤康光は2018年、第76期のA級陥落と同時にフリークラスへ転出。
2025年に引退し、以後は理事として公務に専念している。
先崎の盟友かつ好敵手であった郷田真隆も、
去年、第85期のB1最終局で、彼自ら引導を渡した。
羽生世代のうち、いまやA級に残っているのは、
世代の主役である当人、羽生善治だけとなった。
そして、B1に残りつづけていた彼、先崎学が、
いつしかこの世代のナンバー2とされていた。
そして今期、ついにこのB1からも陥落が決まった。

こうして迎えた、羽生桃花七段との順位戦。
彼の師匠、故・米長邦雄永世棋聖が残した「米長理論」によれば、
本当に大切な勝負とは、自分ではなく、相手にとって重要な一番であり、
そのような勝負こそ全力で勝たねばならない、という。
だが、これは降級決定者と昇級決定者の対局。
勝っても負けても何の意味もない、まったくの消化試合であった。

273 ： ◆HKSeNKoUs. ：03/05/22 13:30 ID:7tzAHkIw
あっさり負けて、全勝で気持ちよく通過させてやろうか。
一瞬そんな考えが、先崎の脳裏によぎった。
かつて師匠の手をさして「ブタのような手」と評したこともある彼、
アマとのお好み対局で八百長を演ずるなど、
おおよそ「米長理論」に反することばかりを続けてきたような気がする。

対局は羽生七段の先手番。羽生は昨年度の升田幸三賞を受賞した
得意戦法、桃花風車を採用。対する先崎は序盤の指し回しに精彩を欠き、
作戦負け模様で中盤に突入した。

みんな、いなくなった。みんな、消えていった。
かつて彼を置いていったライバルたち。
追い抜いた覚えなどないのに、気がついたらナンバー2。
あのA級陥落以来、再び輝くことのなかった自身。
果たしてその将棋に、人生に意味はあったのか。先崎の自問は続いた。

羽生は桃花風車特有の、広く堅い守りから一転、大さばきに打って出る。
馬を作られた上に銀損で、あっさり土俵を割るかに見えた先崎だが、
金底に打った△５一飛の強防が妙手。
ここから巧みな粘りで羽生の寄せを阻止し、戦局は膠着状態となった。

いや、自分だけではない。おおよそ棋士というものすべて、
なにゆえにこんなもので飯を食っているのだろうか。
将棋など、単なるゲームのひとつでしかない。
世の中の人々のやっているような、もっと生産的な稼業というものが
いくらでもあるはずだ。なぜ将棋指しなどという職業が
存在することを許されるのだろうか。

274 ： ◆HKSeNKoUs. ：03/05/22 13:31 ID:7tzAHkIw
時刻はすでに0時を回り、手数は150手を突破、両者1分将棋となっていた。
なかなか突破口を開かない先崎のしぶとさに、羽生が誤った。
△７七歩▲同歩△７六歩▲同歩△７五歩▲同歩△７四歩▲同歩と
4連続の継ぎ歩から△７五桂。７八の歩を吊り上げて空間を作ったために
これが詰めろとなり、これをどう防いでも次に△６七桂不成の角金両取り。
羽生はこの手を見落としていた。

確かに棋士という仕事は、決して生産的なものではない。
だからこそ、棋士には使命がある。よりよい棋譜を残す、という使命が。
「米長理論」？　そんなものは関係ない。
たとえこんな消化試合であろうとも、全力で戦ってみせよう。
理由などない。いや、ただひとつだけある。
先崎学、彼は、将棋指しだからだ。

△４二金打、たったいま取ったばかりの金を自陣に打ち据える、
超激辛流の一手を目にして、ついに羽生七段が駒を投じた。
羽生桃花、B1の全勝突破ならず。

275 ： ◆HKSeNKoUs. ：03/05/22 13:31 ID:7tzAHkIw
そして3月4日、A級最終局。
この期のA級もまた大接戦であり、順位6位の羽生善治永世竜王にも
プレーオフ進出の可能性があったが、
自分より下位の4人がことごとく勝利、自身は敗れるという
不運としかいいようのない展開で、まさかの降級となった。
同日、羽生永世竜王は3月限りでの引退、十八世名人襲名を表明。
愛娘、桃花とのA級対決は幻と消え、また他棋戦でもこれまでに対局はなく、
夢の父娘対決はついに実現せず、夢のままに終わった。

同月17日、B1最終局。
目標としていた父が、目前で降級、引退。さすがの羽生桃花七段も
茫然自失、この日が抜け番であったことは結果としては幸いであった。
その羽生桃花を破った先崎学九段は、あの死闘で燃え尽きたか、
松尾歩九段に対し、51手の短手数であっさり投了。
すでに降級の決まっていた先崎はそのまま引退を表明。

こうして、かつて棋界を席巻した「羽生世代」は、第一線からその姿を消した。
晴れてA級八段となった羽生桃花は、父の引退ショックからも立ち直り、
棋聖、王位、王座を連続奪取。順位戦は怒濤の全勝突破、
続く名人戦も、佐藤天彦名人を4-0のストレートで撃沈。
かつての父を彷彿とさせる、棋神が乗り移ったかのような
圧倒的な強さで、棋界の第一人者として君臨することとなった。

先崎スレのバーゲンセール

登場人物に佐藤天彦がいるのに何気に感動ｗ

羽生も先崎も、娘を棋士にしようとはしないだろうけどね。
今の女流みてみ？研修会Cランクが女流３級なんだってよ。
こんな斜陽な世界、誰も入ってこないよ。

以上、テンプレ作成完了

>圧倒的な強さで、棋界の第一人者として君臨することとなった。

ふーん。そして将来、ひふみん最後の対局で戦うわけか。

長文ｶﾞﾁ読みしたｗ
おもしろかったからいいか

で、何で>>1は応援・観察スレの16局目として立てなかったの？

タイトルなんて、どうでもいいじゃんよ
先崎信者が、だれにも邪魔されずに思う存分にマンセーする場所じゃんよ

アンチが立てたスレだろこれ？
このスレ落ちたら立て直すよ。

もう、立ってる

>>17
そうなの？
先崎の悪口は、どこにも書かれていませんが？

閑散としているね
信者用のスレには、やはり需要が無かったのかな･･･

エッセイストくらいしかないから。

そのエッセイにしてもなあ･･･
昔は割とよかったし、たまにチェックしてたんだけどね

先崎スレは、１つでいい

昔メガネブタ
今だたのブタ