阿久津流急戦矢倉

後手矢倉の有力な手段の阿久津流急戦矢倉

▲７六歩 △８四歩 ▲６八銀 △３四歩 ▲６六歩 △６二銀
▲５六歩 △５四歩 ▲４八銀 △４二銀 ▲５八金右 △３二金
▲７八金 △４一玉 ▲６九玉 △７四歩 ▲６七金右 △５三銀右
▲２六歩 △８五歩 ▲７七銀 △５五歩

手順参考
http://shogijoseki.blog85.fc2.com/blog-entry-41.html

┌──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┬──┐
│▽香│▽桂│＿＿│▽金│＿＿│▽玉│＿＿│▽桂│▽香│最終手は
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤★☆で表記
│＿＿│▽飛│＿＿│＿＿│＿＿│▽銀│▽金│▽角│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│▽歩│＿＿│＿＿│▽歩│▽銀│▽歩│＿＿│▽歩│▽歩│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▽歩│＿＿│＿＿│＿＿│▽歩│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│▽歩│＿＿│＿＿│☆歩│＿＿│＿＿│＿＿│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│＿＿│＿＿│▲歩│▲歩│▲歩│＿＿│＿＿│▲歩│＿＿│
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成歩−!と
│▲歩│▲歩│▲銀│▲金│＿＿│▲歩│▲歩│＿＿│▲歩│成香−杏
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成桂−圭
│＿＿│▲角│▲金│＿＿│＿＿│▲銀│＿＿│▲飛│＿＿│成銀−全
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤成角−馬
│▲香│▲桂│＿＿│▲玉│＿＿│＿＿│＿＿│▲桂│▲香│成飛−龍
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
手数：22手まで

手順中、△５三銀右に▲５七銀右として急戦回避する方法もあるにょろ


個人的には渡辺新手△３三銀に対して▲７九角△７三角▲７五歩でどうするのかよくわからない

じゃあ、僕は山田茂樹監督のスマタで！！！

まず郷田流から話はじめろや

康光新手もあるよ

郷田が名人戦で使わなかったのは、研究が間に合わなかったのかね。
こないだ順位戦でみっくん相手にやって勝ってたけど。

これやられると、どうすればいいか分からないなー

将棋世界2007年12月号付録の阿久津講座と2009年3月号の木村講座が資料でしょうか

木村講座は2009年2,3月号でした、すいません

この戦法後手からどうやって攻めたらいいのかわからない。
教えてエロい人。

普通に組んでたら先手から責められるだけの展開になったりするからね。
先手の角が働いてない瞬間に動くっていうのは道理だね。
なんだか飛車先不突きも咎めてるって感じもするね。
ところで、とある小学校にあまり目立たない女の子がいたそうです。
そんな彼女ですが、一年に一回の学芸会の劇で主役に大抜擢されました。
念願の女王役になれた女の子は、とっても楽しみにしていて練習も一所懸命
やっていました。
毎日遅くまで居残って練習していたのでお母さんもたいそう心配していたそうです。
ある日、その女の子はいつも通り長いセリフの多い女王役の練習を終え、
暗くなってから家路を急いでいました。
その途中、横断歩道を渡ろうとしたその女の子は車に轢かれて死んでしまいました。

そんな痛ましい事件があったあと、その横断歩道に歩道橋が架けられました。
元々危険な横断歩道と言われていたのもあったかもしれません。
ともかく、その後は一人の犠牲者もなく、安全な道へと生まれ変わりました。

ただ、その歩道橋には奇妙なことが起きるのです。
その歩道橋には「この歩道橋は、安全のために作られました。」という看板が
取り付けられていたのですが、何度付け直しても文字の一部が消えてしまうそうです。
安全の二文字の上の部分が。

>>11
なんか良い話だね。

怖い話だなぁ。

安全の二文字の上の部分が

この日本語だと句読点が消えるってことにならないか

ウとヘが消えるだろ？
つまり女王が残る

これ阿久津流なのか
山崎流だと思ってた

>>16
｢女王のために｣なだけに、か

郷田の立場ねーなｗ

さいきん魔太郎が新手を多く出してるから
渡辺流になるかもよ。阿久津もうかうかしてられん。

開始日時：1987/05/18
棋戦：NHK杯
戦型：矢倉
先手：羽生善治
後手：永作芳也

▲76歩 △84歩 ▲68銀 △34歩 ▲77銀 △62銀 ▲48銀 △42銀
▲78金 △54歩 ▲56歩 △32金 ▲69玉 △41玉 ▲58金 △74歩
▲66歩 △53銀右▲67金右△55歩 ▲同歩 △同角 ▲26歩 △54銀
▲25歩 △33銀 ▲79角 △64角 ▲68角 △52金 ▲79玉 △44歩
▲88玉 △43金右▲46歩 △31玉 ▲47銀 △73桂 ▲36歩 △22玉
▲37桂 △94歩 ▲96歩 △14歩 ▲16歩 △93香 ▲56銀 △92飛
▲55歩 △同銀 ▲65歩 △56銀 ▲64歩 △67銀成▲同金 △64歩
▲83角 △82飛 ▲74角成△85桂 ▲45歩 △95歩 ▲同歩 △97歩
▲24歩 △同銀 ▲86銀 △77歩 ▲同桂 △69銀 ▲57角 △58歩
▲68金 △77桂成▲同銀 △59歩成▲66角 △55歩 ▲86銀 △65金
▲39角 △58と ▲69金 △同と ▲25歩 △33銀 ▲24桂 △同歩
▲同歩 △31桂 ▲41馬 △24銀 ▲23歩 △同金 ▲25歩 △同銀
▲24歩 △同金 ▲25桂 △27歩 ▲同飛 △23歩 ▲52銀 △42金打
▲43銀成△同金 ▲52銀 △32銀 ▲43銀成△同銀 ▲42銀 △同飛
▲同馬 △25金 ▲41飛 △79銀 ▲97玉 △13玉 ▲25飛
まで119手で先手の勝ち

これ渡辺新手△３三銀じゃないの？

>>20
△54銀と△85歩が違う。
今見ると後手が得な進行だね。
それと△33銀の方は奨励会三段時代の阿部健次郎の手
という話が割と知られていると思うけど
やっぱり渡辺新手と言われることが多いのかな?

矢倉中飛車ってやつかな

郷田流とどう違うの？

阿久津流郷田流山崎流渡辺流矢倉中飛車

研究が進めば、羽生名人もタイトル戦で指すかも知れません。

康光流現代矢倉３にものってるらしいけど買いですか？

にきょくしかのってないよ

変わりゆく現代将棋２巻が来年早々に出るから
それ待ちだな

羽生が長い年月立ってるので加筆したって言ってたから

阿久津流はかなり前から似た形があったよね、中原米長時代の年間にあったよ

それはともかくこの戦法は俺の主力戦法になっていて勝率高え！ 平均レート100上がったんさぁ

で、ずばりまた流行りだした理由と順は？
郷田が昔よく採用してたが
阿久津も奨励会の頃それ有力だと思って勝ちまくってたらしいし

29だがプロの間で全般的に急戦が流行っているからだと思う

持久戦になっても銀矢倉に変化できたりとか奥が深いです

阿久津流が解説されている本てある？
デカい書店探してもなかなか見つからん

将棋世界２００７年１２月号の付録
将棋世界２００９年２，３月号
康光流現代矢倉〈3〉急戦編

↑39す！
漁ってみるぜ

阿久津流が郷田流と違うのは▲２五歩に△３三銀と受ける手
この手が発見されたことが再流行のきっかけになった、と思われる

△３三銀は阿部が発見した渡辺新手だろ？

渡辺新手？

急戦矢倉うざい後手番のくせに
トガメ方が分からない

悪手でない限り咎められんと思うが？

タイトル戦にもでる戦型を咎めるには羽生より香一本くらい強くないと無理だろうな

将棋世界のイメヨミでも取り上げられてたけど
33銀の局面は先手お手上げ状態みたいだな
今年度矢倉の採用率減ってるのは先手がこれを嫌ってるんだろうね
横歩角換わり志向が強い

一手損角換わりと横歩取りは後手主導の戦型
つまり矢倉を避けてるのは先手ではなく後手ということになる
阿久津流と矢倉率の低下は大きな関係は無いだろう

阿久津が開発し、有名にしたのは渡辺なので、別名は”薄毛矢倉”でおｋ？

この前、R戦で阿久津流にフルボッコされた
どーにかしたいが・・・

>>42
おk。

>>42
阿久津以前から指されてるよ

阿久津より郷田が先にさしてたんじゃね

いや、昭和63年の将棋年間を見ると大山が真部に似た形の急戦矢倉をやっている
更に小野修一がそれを真似して現在の形とほぼ同じような仕掛けに進化させているね

△５五歩▲同歩△同角とする急戦自体はもっと前からあったと思う。
大山名人も1948年の土居戦で指してる。

そんな昔からあったんかよw

一時期、郷田が連採して勝ち星を稼いだから郷田流
近年、阿久津が連採して勝ち星を稼いだから阿久津流
指し方、発想自体は昔からあったし、縁台将棋でもおっさんが思いつくレベル。

ここの住民なら当然知ってる常識だと思っていたんだけどね

そうなんだよね、△８５歩を決めての五筋交換は郷田がよく指してた。
そのころと何が違うんだが全然解説がないなｗ単に忘れられてるだけか。

先手の５手目で、攻め筋を変えるのが阿久津流ではないか？
将棋世界の付録だと、５手目７七銀だと、８五歩をきめる必要がないので、
６ニに飛車を転回して攻める順が紹介されている。

ＮＨＫ将棋講座テキスト２月号で先崎が解説してた
この急戦をやりたいが為にプロでも相矢倉が増えそうな気配だってよ