701 :
695:
激指9 & core i7 950 を使ってます。
(ハイスペックパソコンを買ったのの理由の一つは、激指の強化でした。)
当方棋力は24で二段位です。
検討モードで思考時間をみてみたら、
ハイパースレッディング OFF で、六段思考終了まで15〜20秒くらい
ハイパースレッディング ONでは測ってないけど、印象では同じくらいでした。
ただ、”棋士と7番勝負”で対戦してみると、二枚落ちレベルで
いきなり意味のない攻めをしてきたりして、読み切れていない印象。
windows7 ガジェットの CPU & MEM meterII でCPU使用率を見てみながら
指していたら、CPU使用率がせいぜい50〜60%位しか使っていない感じでした。
使用スレッド数を4に絞ったらCPUを使い切るかと思って激指を設定してみたところ、
8スレッドのうち、CPU使用率が0%のものまで出て、明らかに8スレッドのときより
劣る感じです。
ハイパースレッディングをOFFにしてみたら、4コアほぼ100%まで使い切るようになりました。
対戦した感じでも、ずっと強くなった印象です。2枚落ちはなんとか卒業できましたが、
飛車落ちだとほとんど勝てなくなりました。
(次に続く)
702 :
名無し名人:2010/01/30(土) 23:35:52 ID:Tuve3WNA
core i7出たての頃に、激指の作者にメールでハイパースレッディングの効果について問い合わせたところ、
以下のような返事が返ってきました。
『激指に向いたCPUについてのお問い合わせですが、
まず、我々はcore2 Quadもi7も手元に持っておりませんので、
きちんとした比較はできません、申し訳ありません。
一般論で言うと、core i7はcore2 Quadより並列計算が遅くなりにくい
ハードウェア構成になっていますので、同クロックであれば
おそらくi7の方が速い場合が多いと思われます。
ハイパースレッディングが有効かどうかは予測が非常に難しいです。
2000年頃にPen4で実験したときには、ハイパースレッディングを使うと
明らかに遅くなっていましたが、i7では構成が大きく変更されていますので、
正直に申し上げて「やってみないとわからない」ところです。
ハイパースレッディングがマイナスになる場合でも、
BIOSでoffにすることも可能ですし、激指の設定で並列度を4に指定することで
ある程度マイナスを避けることも可能かもしれません。
厳密な話はやはり実際の機材で実験してみないとわからないのですが、
ご参考になれば幸いです。』
結局、人柱になってcore i7 を買って試したところ、ハイパースレッディング
を使うと遅くなるという結果になりました。
なぜかはわかりませんが、勝手に予想してみると、
ハイパースレッディングを使うと、スレッドごとの能力のピークが上下するので、激指がCPUの
能力を過小評価してCPU能力を使い切らないのではないかと思います。
そんなわけで、私にとってはハイパースレッディングは無用の長物となり、常にOFFで使うことになりそうです。
core 2 quad は持っていませんが、core 2 quad 3GHZ でも、同等の棋力になるかもしれません。