>>391 ◆棋力:相穴熊の単調な展開で進み、中盤1手間違えただけで一方的に崩壊して
います。なので判断しにくいけど 10〜11級 くらいかなぁ。
迷うところは序盤の▲2五歩(7)と中盤の▲3二と(55)で、ここをどう解釈するか
で判定が変わりそうですねぇ。 なので自信のある方で登録してみては?
◆序盤:
・▲2五歩(7)と飛先を決めすぎるのは良くないですねぇ。 △3三角〜△2二飛から
向い飛車にされて先手が困ります。 なので▲5六歩あたりで妥協して自陣の整備
を優先させたいですねぇ。本譜のように早々と決めるのは初心や低級者クラス
(一部中級者クラスも含む)が多く、筋としてはよくない傾向です。
※某棋書では推奨している箇所があるのですが、プロレベルでの話なのでアマレベル
では上級者・有段者クラスでないと咎めきれないと思いますねぇ。
・このあと双方一目散に相穴熊に組んで持久戦模様の展開ですねぇ。
◆中盤:
・▲3二と(55)ここが敗着かなぁ。 一見筋に見えますが本譜ではこのあと角が
取られる展開で苦労していますねぇ。 なので▲3三とと捨てたいですねぇ。
以下△同桂に▲2一飛成と空成りですが、△5八歩成の攻めには▲2四角
△3二銀▲1一竜△4五桂▲5一角成と決戦に出て勝負型です。
△6八と(62)と金で角を抜かれる展開では先手の作戦負けが濃厚ですねぇ。
◆終盤:
・▲7二竜(89)仕方がない状況とはいえ、馬と差し違える状況では既に作戦負け
の展開です。 やっぱり▲3二と(55)の影響が尾を引いた内容で押しつぶされた
感じですねぇ。
・他は逆転の芽が全く見あたらない一方的な内容なので省略します。