銀河戦 JT杯 新人王戦 達人戦 統合スレ 5
開始日時：2008/10/25(土) 15:40
終了日時：2008/10/25(土) 17:10
棋戦：ＪＴ杯将棋日本シリーズ
戦型：矢倉
場所：大阪市中央体育館
先手：森内俊之九段
後手：森下 卓ＪＴ杯覇者
*過去の対戦成績は森内19勝、森下10勝。前局は昨年度のＪＴ杯決勝、力戦相矢倉を森下九段が後手番ながら勝利を収めている
▲７六歩
*森内九段の今期成績は12勝12敗
*森内九段は先に行われた「こども将棋大会」をじっと熱心に観戦していた
△８四歩
*森下ＪＴ杯の今季成績は8勝14敗
▲６八銀 △３四歩 ▲６六歩 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩
▲４八銀 △４二銀 ▲５八金右 △３二金 ▲７八金 △４一玉
▲６九玉 △５二金 ▲７七銀 △３三銀 ▲７九角 △３一角
▲３六歩 △４四歩 ▲６七金右 △７四歩 ▲３七銀 △６四角
▲４六角
*脇システムの誘い、関西の脇八段が独自のアレンジを加え連採した事からこの名前がついた
△５三銀
*脇システムは変化によっては詰みまで研究されている変化もある、その為か脇システムから外れる
*こちらに上がれば後に銀矢倉に組み替えるのが▲脇ー△西川戦(2002年 銀河戦)等で前例のある形
▲７九玉 △３一玉 ▲２六歩 △９四歩 ▲９六歩 △２二玉
▲２五歩 △４二銀右
*銀矢倉に組み替える動き
▲８八玉 △４三銀
*銀矢倉
▲１六歩 △７三桂 ▲１五歩 △６二飛
*ここで封じ手。予想は▲２六歩、▲６八角、あるいは１筋の香車を動かす手など。森内九段が手を封じている間、舞台下から頑張って覗き込もうとする子供に「見えるか？見えへんやろー(笑)」と井上八段が笑いを誘うという微笑ましい場面も
終了日時：2008/10/25(土) 17:10
棋戦：ＪＴ杯将棋日本シリーズ
戦型：矢倉
場所：大阪市中央体育館
先手：森内俊之九段
後手：森下 卓ＪＴ杯覇者
*過去の対戦成績は森内19勝、森下10勝。前局は昨年度のＪＴ杯決勝、力戦相矢倉を森下九段が後手番ながら勝利を収めている
▲７六歩
*森内九段の今期成績は12勝12敗
*森内九段は先に行われた「こども将棋大会」をじっと熱心に観戦していた
△８四歩
*森下ＪＴ杯の今季成績は8勝14敗
▲６八銀 △３四歩 ▲６六歩 △６二銀 ▲５六歩 △５四歩
▲４八銀 △４二銀 ▲５八金右 △３二金 ▲７八金 △４一玉
▲６九玉 △５二金 ▲７七銀 △３三銀 ▲７九角 △３一角
▲３六歩 △４四歩 ▲６七金右 △７四歩 ▲３七銀 △６四角
▲４六角
*脇システムの誘い、関西の脇八段が独自のアレンジを加え連採した事からこの名前がついた
△５三銀
*脇システムは変化によっては詰みまで研究されている変化もある、その為か脇システムから外れる
*こちらに上がれば後に銀矢倉に組み替えるのが▲脇ー△西川戦(2002年 銀河戦)等で前例のある形
▲７九玉 △３一玉 ▲２六歩 △９四歩 ▲９六歩 △２二玉
▲２五歩 △４二銀右
*銀矢倉に組み替える動き
▲８八玉 △４三銀
*銀矢倉
▲１六歩 △７三桂 ▲１五歩 △６二飛
*ここで封じ手。予想は▲２六歩、▲６八角、あるいは１筋の香車を動かす手など。森内九段が手を封じている間、舞台下から頑張って覗き込もうとする子供に「見えるか？見えへんやろー(笑)」と井上八段が笑いを誘うという微笑ましい場面も
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▲６八角
*16時12分再開、封じ手は▲６八角。じっと渋く引かれ、次の手が難しい
*「渡辺さんならここで△１二香でしょうか」(井上八段)
*ここで長考中の森下九段の持ち時間が切れ、一手30秒の将棋に、さらに1回の考慮時間を使う
*
*＊感想戦で「▲６八角に意表を突かれました」と森下九段
△８五桂 ▲８六銀
*ノータイム
△８二角
*じっと▲５七角と上がりたい
*あるいは▲７七桂とぶつけて桂交換から▲１六角、あるいは▲２四桂といきなり打ち込む手も
*
*ここで森内九段も持ち時間が切れ1手30秒の将棋に
▲７五歩
*しかし思い切った手で行く
△７二飛 ▲７四歩 △同 飛 ▲７六歩
*一見手損のようだが▲７五銀が狙いの一手
*井上「これは格言にある『なんちゃら』の『なんちゃら』ですね」
*千葉「え、わかりません」
*井上「後でわかります」
*井上八段の予言
*
*ここで森下九段２回目の考慮時間を使う
△５五歩 ▲７五銀 △５四飛 ▲５五歩 △同 角
*井上「森内さんの方が固いですからねえ」
*千葉「え、なにがですか」
*井上「すいません(笑)私の日本語がおかしいですわ(笑)」
*千葉女流の天然ボケと井上八段のトークが冴えわたる
▲４六銀 △８二角 ▲５五歩
*全面抑え込み。森内九段の抑え込みと森下九段の捌きの勝負
*16時12分再開、封じ手は▲６八角。じっと渋く引かれ、次の手が難しい
*「渡辺さんならここで△１二香でしょうか」(井上八段)
*ここで長考中の森下九段の持ち時間が切れ、一手30秒の将棋に、さらに1回の考慮時間を使う
*
*＊感想戦で「▲６八角に意表を突かれました」と森下九段
△８五桂 ▲８六銀
*ノータイム
△８二角
*じっと▲５七角と上がりたい
*あるいは▲７七桂とぶつけて桂交換から▲１六角、あるいは▲２四桂といきなり打ち込む手も
*
*ここで森内九段も持ち時間が切れ1手30秒の将棋に
▲７五歩
*しかし思い切った手で行く
△７二飛 ▲７四歩 △同 飛 ▲７六歩
*一見手損のようだが▲７五銀が狙いの一手
*井上「これは格言にある『なんちゃら』の『なんちゃら』ですね」
*千葉「え、わかりません」
*井上「後でわかります」
*井上八段の予言
*
*ここで森下九段２回目の考慮時間を使う
△５五歩 ▲７五銀 △５四飛 ▲５五歩 △同 角
*井上「森内さんの方が固いですからねえ」
*千葉「え、なにがですか」
*井上「すいません(笑)私の日本語がおかしいですわ(笑)」
*千葉女流の天然ボケと井上八段のトークが冴えわたる
▲４六銀 △８二角 ▲５五歩
*全面抑え込み。森内九段の抑え込みと森下九段の捌きの勝負
△５三飛
*飛車が窮屈になる。
*井上「森内さんの抑え込みは凄いですからね、柔道の山下のような抑え込み、古いか(笑)」(会場の子供に対する気遣い)
*他にも、大駒操作の奨励会員に「使って悪いなー」と気遣う井上八段
*千葉女流が「森下先生と言えば自陣桂が有名ですよね」とエピソード披露
▲８六歩
*「これがさっき言ってたやつですわ、『桂の高跳び歩の餌食』」
△４五歩 ▲３七銀 △７七歩 ▲７九金 △５五角
*矢倉は攻めると桂損とかしやすいが、拠点作れたり食い破れるとバランスがとれている
▲８五歩
*依然として形勢不明
△同 歩 ▲７七桂 △５六歩
*千葉「これは『なになに』の『なになに』ですね」
*井上「え、『敵の打ちたい所に打て』かな、それ位は言うてもええんちゃうかな(笑)」
*
*しかし一見『敵の打ちたい所に打て』のこの手だが実際は恐ろしい狙いを秘めた一手
*
*ここで森内九段3回目の考慮時間を使う
*
*＊森内九段は、ここでは大分良いと思っていた様子
▲４六歩
*井上「今日の森内さんは果敢」
*
*森下九段、1回考慮時間を使い残り2分
△７四歩
*一発叩いてから…
▲同 銀 △６六角
*これが狙いの鬼手！
*井上「うおー！！森下さん若いですねー」
*森内九段ここで四回目の考慮時間
*
*＊「優勢気分が吹き飛びましたね、実際はここでも少しこちらが良いと思うんですが、この後があんまり良くなかった」
*飛車が窮屈になる。
*井上「森内さんの抑え込みは凄いですからね、柔道の山下のような抑え込み、古いか(笑)」(会場の子供に対する気遣い)
*他にも、大駒操作の奨励会員に「使って悪いなー」と気遣う井上八段
*千葉女流が「森下先生と言えば自陣桂が有名ですよね」とエピソード披露
▲８六歩
*「これがさっき言ってたやつですわ、『桂の高跳び歩の餌食』」
△４五歩 ▲３七銀 △７七歩 ▲７九金 △５五角
*矢倉は攻めると桂損とかしやすいが、拠点作れたり食い破れるとバランスがとれている
▲８五歩
*依然として形勢不明
△同 歩 ▲７七桂 △５六歩
*千葉「これは『なになに』の『なになに』ですね」
*井上「え、『敵の打ちたい所に打て』かな、それ位は言うてもええんちゃうかな(笑)」
*
*しかし一見『敵の打ちたい所に打て』のこの手だが実際は恐ろしい狙いを秘めた一手
*
*ここで森内九段3回目の考慮時間を使う
*
*＊森内九段は、ここでは大分良いと思っていた様子
▲４六歩
*井上「今日の森内さんは果敢」
*
*森下九段、1回考慮時間を使い残り2分
△７四歩
*一発叩いてから…
▲同 銀 △６六角
*これが狙いの鬼手！
*井上「うおー！！森下さん若いですねー」
*森内九段ここで四回目の考慮時間
*
*＊「優勢気分が吹き飛びましたね、実際はここでも少しこちらが良いと思うんですが、この後があんまり良くなかった」
▲同 金 △５七歩成 ▲５五歩
*ここで▲５四歩△同歩▲５五歩と抑える手は△６８とで不味い
△６八と ▲同 飛 △６四歩
*飛車の横効きも通す
*千葉「(先手の陣形を見て)自分の息子達がバラバラになった感じですね」
*井上「家族離散ですね」
*この局面で森内九段最後の考慮時間を使う、気がつけば時間でも逆転
▲４八銀 △３八角 ▲５六角 △同角成 ▲同 金 △３八角
▲４七角 △４九角成 ▲５七銀 △８六歩 ▲７八金
*千葉「ファミリーが戻ってきましたね」
△４四銀直
*攻めに厚みを加える銀上がり
▲２四歩
*勝負手気味
*ここで森下九段が４回目の考慮時間を使う
△５五銀 ▲２三歩成 △同 玉 ▲２四歩 △同 銀 ▲５四歩
*９秒で。指した直後、抱えるように頭に手をやる
△５六銀 ▲同 角 △５四飛 ▲８五銀
*「そうされたらちょっとわからんなー」と井上八段もうならせる受け
△５八金 ▲４五角
*すごい勝負手
△５七飛成 ▲６四飛 △４四歩 ▲２五歩 △同 銀 ▲２四歩 △同 玉
*井上「大概、森下さんはとりますね。お、流石森下さん、知らん間に歩が沢山ありますね」
*千葉「５枚で１森下ですね」
▲４四飛
*１６時５８分の局面
*先手は▲３五銀を狙ってどうか
*ここで森下九段も５回目の考慮時間を使い、残りが無くなる
△６八金 ▲８七歩
*千葉「おおー！！」井上「ほー！」
*すごい受けの手、再び両名をうならせる
*ここで▲５四歩△同歩▲５五歩と抑える手は△６８とで不味い
△６八と ▲同 飛 △６四歩
*飛車の横効きも通す
*千葉「(先手の陣形を見て)自分の息子達がバラバラになった感じですね」
*井上「家族離散ですね」
*この局面で森内九段最後の考慮時間を使う、気がつけば時間でも逆転
▲４八銀 △３八角 ▲５六角 △同角成 ▲同 金 △３八角
▲４七角 △４九角成 ▲５七銀 △８六歩 ▲７八金
*千葉「ファミリーが戻ってきましたね」
△４四銀直
*攻めに厚みを加える銀上がり
▲２四歩
*勝負手気味
*ここで森下九段が４回目の考慮時間を使う
△５五銀 ▲２三歩成 △同 玉 ▲２四歩 △同 銀 ▲５四歩
*９秒で。指した直後、抱えるように頭に手をやる
△５六銀 ▲同 角 △５四飛 ▲８五銀
*「そうされたらちょっとわからんなー」と井上八段もうならせる受け
△５八金 ▲４五角
*すごい勝負手
△５七飛成 ▲６四飛 △４四歩 ▲２五歩 △同 銀 ▲２四歩 △同 玉
*井上「大概、森下さんはとりますね。お、流石森下さん、知らん間に歩が沢山ありますね」
*千葉「５枚で１森下ですね」
▲４四飛
*１６時５８分の局面
*先手は▲３五銀を狙ってどうか
*ここで森下九段も５回目の考慮時間を使い、残りが無くなる
△６八金 ▲８七歩
*千葉「おおー！！」井上「ほー！」
*すごい受けの手、再び両名をうならせる
△４三金右 ▲６四飛 △７八金 ▲同 角 △６七銀 ▲３五銀
*いよいよこの手
△３三玉 ▲６七角
*▲３五銀を決めてから一枚剥がす
△同 馬
*この手が詰めろ
▲４四銀打 △２二玉 ▲２三歩 △同 金
*この局面で森内九段投了。先手玉に受けはなく、▲６二飛車成と入っても、簡単に歩で止まる形。
*勝者の森下九段はこれで二年連続の決勝進出、11月22日(土)東京体育館で兄弟弟子の深浦王位と対戦する
まで128手で後手の勝ち
長すぎました、すいませんorz
他に見所は
盤駒を出して検討する人がいたり、子供が多くて和やかだったりですかね
2階席で、人が少なかったですし棋譜が取りにくかったのですが、間違いは無いと思います
しかし間違っていたらすいません
*いよいよこの手
△３三玉 ▲６七角
*▲３五銀を決めてから一枚剥がす
△同 馬
*この手が詰めろ
▲４四銀打 △２二玉 ▲２三歩 △同 金
*この局面で森内九段投了。先手玉に受けはなく、▲６二飛車成と入っても、簡単に歩で止まる形。
*勝者の森下九段はこれで二年連続の決勝進出、11月22日(土)東京体育館で兄弟弟子の深浦王位と対戦する
まで128手で後手の勝ち
長すぎました、すいませんorz
他に見所は
盤駒を出して検討する人がいたり、子供が多くて和やかだったりですかね
2階席で、人が少なかったですし棋譜が取りにくかったのですが、間違いは無いと思います
しかし間違っていたらすいません